豚か狼か
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お知らせ&雑記

お知らせ
01 /09 2019

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 神馬耶樹先生の『マトイ・ナデシコ』!!


 当ブログでイチ推ししておりますが、この度オビコメントを書かせていただきました!!書店で見かけましたら是非!!あと、コミックサイト『Z』でお試し読みあります!!




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 最近は自転車ブームなんでよくすれ違いますが、やっぱりラピエール少ないなあ…。

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きらら系の方向性          原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
08 /17 2018


 きらら系…という言葉がマンガ読んでいる方にも定着したと思う。


 自分が、きららを読み始めたのが『ひだまりスケッチ』が一巻出た頃だったかな?ここから『きららと言えばアニメ化!!』になったような気がする。実際、その間にもアニメ化には『ラノベ』とか『なろう系』というようなムーブメントもありましたが、いまだにきらら系からのアニメは多く排出されている。



 そんな、きらら系に最大級の貢献をしているのが『きんいろモザイク』なんですが、この作品の経過を見てみると『きらら系の方向性』を作ったな~という感じもありますね。



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 キャラクターを掘り下げる!!



 『きんいろモザイク』という作品を考えた時、やはりこの要素は外せない。この要素がとことんまで突き進むのがこの作品の特徴だし、きらら系だと思うんですよね。



 一般に女の子がいっぱい出てくる作品というのは、悪く言えば『使い捨て』というのがあるんです。自分はそういうのがすごい嫌いで、それこそ読者を馬鹿にしている…と思うのですが、『きんいろモザイク』の領域までキャラクターを探求する作品は珍しいし、それが『きらら系』でもあるんですよね。




 今回は 穂乃花 が主役でしたが、ご存知のように彼女は最初『女生徒A』の立ち位置でした、それがこんな感じに成長したのは『きんいろモザイク』ならではですね~。マンガというのはつくづく生き物なんだと痛感します。





 

チャンピオン37+38合併号の感想

今週のチャンピオン
08 /17 2018


 最近よく考えるのが『普通にマンガ読む人に届くには?』というのがある。



 ぶっちゃけると『商業誌に載っているレベルのマンガはほぼ全て高水準』という認識である。なんだけど『普通に読んでいる方』に『届ける』というのがいかに難しいかを感じるなあ。その中で『マウンドの太陽』はすごい手応え感じているんですよね。確かに「ちょっとマンガにうるさい方」にはストーリー展開は普通に感じるのですが、作中の『躍動感』は『普通にマンガ読んでいる』方に受けると思っているんですよ。




『弱虫ペダル』~別記事にしました。



『フシケン』~別記事にしました。



『ビースターズ』~別記事にしました。



『浦安』~別記事にしました。



『ヒマワリ』~別記事にしました。



『鬼コメ』~別記事にしました。略称コレでいいかな?



『六道』~飯沼が主人公だとこのマンガは俄然面白くなるな。少数派かな?



『マウンドの太陽』~別記事にしました。



『入間くん』~別記事にしました。



『ジュニオール』~野球部はこれからどうなっちゃうの…という方を心配してしまう。



『吸血鬼すぐ死ぬ』~けっこういい話だと思うんだけど…こういう話もたまにはあっていいよね。



『週刊少年ハチ』~やはりというか『でもマンガは読めない』という構造上の短所があらわになっちゃったな~。これからも水戸黄門の印籠みたいに使われるのか?あと『学校に対する非難の目』という世間の動きはどうなったのだろう……俺、こういうのすげー気になるんですよ(気にしない人は気にしないと思うけど)。描いちゃった以上はアンサー必要だと思うんですよね。まさか『ハチのマンガでみんな納得した』ってマンガでもありえないと思うし。


 あと、このマンガって何でこんなに『苦しい』を連呼して叩きつけるんだろ?プロとしてやっていくのは甘いコトじゃない…それは現実を知らない…とでも言いたいのだろうか?だったら俺はその現実を否定したい。少なくとも俺はマンガに対して『そこまで思ったコト無い。マンガには感謝しかない』って思考なんで。『何?お前らいっちょまえに苦しんだポーズしてんの?』みたいに見えちゃうんだよなあ。俺のそういうマンガ家マンガに対してガチなトコロはダメなトコロでもあるんだけど。




『アカトラ』~別記事にしました。



『開田さん』~今回はストーリーよりも


 メガネを外したんでよく見えない感がかもし出されている方に気が行ってしまった(汗)。



『チョウソカベ』~もうすぐ着地だと思うんですが、二巻以降がアナウンスされてない…。せめて電子書籍で。



『フルット』~別記事にしました。




 次回は『ヒマワリ』が巻頭カラーか~。『クローバー』からドラマの部分で大きく変わっちゃって、これが面白いんだけど、どうやら全体的に受け入れられた…と考えて良いのかな?



 読者コーナーに『トリガートリガーハッピー』が載るってのも狂っている…。自分もお気に入りの作品で切り抜き保存しております。何で連載にならなかったんだろ?同期の梅田阿比先生の『人形師いろは』という突き抜けた存在があったとは言え、コチラもかなり良い作品なんですよね…。



 

古い価値観                平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
08 /16 2018
 最近はよく書いてますが、それほどまでに『無限のリヴァイアス』という作品は衝撃的であった。


 特に『何もしねえくせに主張ばかりしやがって、しかもそれで何かをしたつもりでいやがる!勘違いすんなっ!なんにもしてねえんだよっ、お前等は死んでんのと同じだ!そんな奴らが偉そうに命令たれるなっ!俺は勝手にやらせてもらう、文句は言わせねえ、いいなっ!』


 …というセリフがスゲェ心に響いた。確かに『個人の変えられるものなんて微々たるもの』であるんだけど、それを『黙ってもやってくる明日に流されていい思考停止の理由にはならない』というコトでもあり、思考停止の否定…というコトでとても納得いくものでした。



 昨今、ネットやSNSで目にするのが『日本は外国と違って』…『これが日本のダメなトコロ…』みたいな論調に迎合している向きを感じるというコト。そのコトに対しての賛否はそれぞれなんだけど『思考停止してないか?』というコトに対しての危機感はあるなあ。古い価値観なんだから『いらない』とか『時代に迎合してない』とか切り捨てるのもまた思考停止なんじゃないでしょうか?




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 『ヒマワリ』で描かれている価値観は割と旧態依然としている…とは感じる。が、それが無価値かって言えばそうじゃない。むしろ積み重ねた厚みがあって説得力を感じるし、ここ最近読んだマンガの中ではトップクラスに感じてます。



 これはやはりベテランである平川先生の思考経験が反映されている…と感じる。



 今思うと『これが実は重要だった』というのが、ルミエール結成時に『各々はキチンとトレーニングしていた』というのがあって、凡百のマンガだったら『これだけ努力したから褒美が与えられる』という展開になったと思うんですよね。


 でも『お前ら、いっちょまえに落ち込んでんの?』というセリフに繋げたのは『古い価値観』という気もする。ここから『なぜもっと努力しないといけないのか?』『何かを成すための覚悟はあるか?』という展開に繋げ、さらに『フウライとの一件』で『自分たちはまだまだ甘い』というドラマは説得力を持たせるものでした。


 で、ここから『自分たちは何をしたら良いのか?』という考えるコトに繋げている。


 龍生の場合だと『アイドルになる為にマンガを封印する』→『それでも甘かった』→『バックダンサーという仕事を腐らず軽視せずにやらなくちゃ』→『まずはフウライのイベントを成功させなくちゃ?』→『自分にできるコトは?』→『特技を活かしてウケが良いビラを作って見よう』


 …という『考える』を実行している。過程の中で考えるってプロセスを重視している作品だな~と感じます。俺はこの『古い価値観』に対しての『思考』をプラスさせた平川先生のドラマにとても納得しているので支持したい。



 それによって今回は『目に見えるカタチで成果が出てきた』というコトなんですが、結局『何かを成す』というのはそういうコトだと思います。マンガの主人公は『なんだかんだ言っても才能がある。恵まれている』と集約されます。じゃないと話がいつまで経っても動かないからね。『アンパンマン』のやなせたかし先生を若い頃からマンガ化しても一向に開花しないし。



 だけど才能以上に『考えること』は重要なんです。









  

変わらない変えられない             板垣巴留『ビースターズ』  

週刊少年チャンピオン
08 /15 2018



 『修羅の門で描きたかったのは殺人拳だった。活人拳も確かに良いが、作品として殺人拳を描きたかった』



 …みたいなコトを作者・川原正敏先生は言っていましたが、自分がその作品に最も惹かれる部分でもある。自分は『根っこは変えられない』と思っているので、そういうのが『変えられる』という作品がイマイチ馴染めない。変わらないというのはさ強さでもあり、弱さでもある。



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 主人公・レゴシはその『肉食獣としての根っこ』から離れたがっている。これが物語の核心でもある。が、話が進むほどに『なれません。諦めろ』と語られているようにも感じる。


 そして、それを受け入れたのはリズでもあった。今回彼は『あれは結局自分の都合の良い解釈』としている。これは避けられない呪いみたいなもんだ…と。



 が、その先の『希望』みたいのを描くのも作品の役割だと感じます。



 レゴシは修行の中で何を感じ何を得たか?



 …ここら辺が描かれているのが作品の希望に感じる。マンガに於いてのアンサーってのはやっぱり肝心だな。そして、難しい。




ドラマと見せ場の協力            水森崇史『マウンドの太陽』

週刊少年チャンピオン
08 /14 2018



 マンガというのは主人公に目的があって、それを乗り越えていくプロセスが楽しいのですが、結果『どうしてもスタンドプレイ』になりやすいという構造上の問題点も出たりする。



 そりゃそうだ。


 主人公が頑張りつつも、なんだかんだで周囲が解決したらシラけるコト請け合いである。ウルトラマンは怪獣を倒せる『ほぼ唯一の存在』と言ってもいい。隊員が毎回倒していたら存在意義がなくなる(ちなみにあんまり知られてないが初代・セブンはかなり倒している)。




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 『マウンドの太陽』二巻で掲げたこのセリフは『ドラマを盛り上げるものだ…とばかり思っていた。スポーツマンガの主人公チームは強豪に立ち向かっていけるのは団結力というのが武器なのだから。その団結力がドラマを生み出して読者をアツくさせる。まして、死んだ…というコトが機能しているキャラクターだけに尚更である。



 が、これはどうやら『嬉しい勘違い』というコトになりそうだ。




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 何ィ?連動したチームプレイで攻略している!!



 …このマンガ、随所でコレが見られる。スポーツマンガでこの手の演出はあんまり見た記憶が無い。体面上は『チームプレイ』ではあるものの、どこか『連動してない』と感じていたし、マンガとは『そういうものだ』と思っていたのですが、このマンガの魅力はこういう部分もあるな~。



 やっぱり、今のチャンピオンで『マウンドの太陽』は脅威の存在だ。こういうマンガを読みたがっているヤツはかなり潜在していると感じる。


なんやて?            西修『魔入りました!入間くん』

週刊少年チャンピオン
08 /13 2018



 マンガに於けるヒロインは『普通』と称されていても『美人』『顔立ちが良い』『かわいい』と並以上に設定されるのは当然のコト!!ヒロインがマジでブスなのは『無敵超人 ザンボット3』の特権だ!!しかもブスペアなんて呼ばれているからブスヒロインが二人だぜ!!



 ……まあ、だからこそ最終回の『わたし、ブスだから…』というセリフが光るんですけど。





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 クララ、実はスタイルがメチャ良かった!!



 登場時からだんだん背が縮んで、コミカル体型になっていたので心配しましたが『実はスタイル良かった』というのが今回の驚きだ!!



 …というのも対抗馬ヒロインのアメリが『実はコッチが本命馬なのでは…?』というぐらいにスペックをガン上げしてしまったからだろうな……。自分としてはクララ派なんで(単行本を読むと作者もアメリのハイスペックに危惧してる?)、なんとか食らいついて欲しいトコロです。


渡辺航・弱虫ペダル・第506話『今泉の願い』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
08 /12 2018


 『弱虫ペダル』のアニメなんですが予感した通りに『今回の放映中にインハイの決着つかなかった』というのはかなり悪手だったと思うんですよね~。ここら辺、はすでに十分過ぎるほどに長くなっているのでいい加減決着つけても遅いぐらいだったのですが、チャンピオン誌のコチラは一向に終わる気配が無い。



 さら予感した通り今年中に終わるか怪しい……からほぼ間違いなく終わらないというのがほぼ確定した。その長い試合に編集者・マシリトが『一年も試合やってんの?』とケラケラ笑ってましたが、『弱虫ペダル』は5年ぐらいやってない…?え?ひょっとしてそれ以上になる?なぜ?



 それでも面白ければ良いのですが、『なんか去年のインハイと展開変わらない?』と感じられて、Amazonレビューなどを読んでみてもかなりその声が目立つ。



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 でも、結局ラストは坂道と山岳の横並びなんだよな…。




 …というのもおおむね分かっちゃっているのもツライ。ただこれは『仕方ないコト』でもある。レースをマンガやドラマに落とし込もうとするとリアルにしたら『納得しない』という流れになっちゃっうのよ。



 例えば2001年(だったか?)のWRC(世界ラリー選手権)最終戦で三菱ランサーがトップだったのに『路面の除去してなかったオイルによってスピンしてリタイア』で、トヨタ・カローラが総合優勝獲れる…というコトになった。で、主人公チームがそのトヨタだったら当然読者は納得しない。アクシデントの無いバトルでないと。


 が、ここでドラマがある。総合優勝目前、ラスト400mを残してカローラは止まってしまった。結果、三菱が総合優勝を果たした。で、これで主人公チームが敗北してもやはり読者はモヤモヤが残るだろう。




 ワンツーフィニッシュにしてしまうとどうしてもモヤモヤが残る。それが可能だとするならば『坂道・今泉・黒田・山岳が横並びでゴールの結果の写真判定』みたいになってしまう。そもそも自転車競技はマンガとは相性悪いのにここまで面白く描けた渡辺先生がスゴイとも言えますが。



 ただ、ここまで展開を固定にしているのは不思議と言えば不思議なんですよね。鳴子など目が見えなくなるまで一緒という……。



暴力の意味             いづみかつき『鬼のようなラブコメ』

週刊少年チャンピオン
08 /12 2018



 まず最初に『現実世界での暴力は良くない』という常識は書いておきます。



 が、その暴力の中には『言葉の暴力』というのがあって、それを振りかざすヤツは心底軽蔑する。これも常識として認知したい。しかし、この『言葉の暴力』というのはタチが悪い。なぜなら使っている側が『アタマが良い』『社会的立場が上』『安全圏に居る』という者が好んで使う。さらには『ルールを作っている側』であったりもする。



 それらを持たない者の抵抗は『暴力しかない』というのも確かに在る。この現実世界には確かに存在するイヤな構図だ。



 だから『フィクションに於ける暴力はどんどんやってほしい』と思う。そこに正しさを感じられる暴力はフィクションなら全然アリだ。




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 よく描けている。



 俺が求める暴力はまさにコレだ。やはりラブコメ主人公は『こうであってほしい』とすら感じる。フニャチンの日和見主義など全く面白く無い。主人公・赤志は『対抗する言葉を持たない』から殴って解決である。そしてそこには正しさを感じるのです。



 そして、その振るうコブシは世界の全てが反対しても、大切な一点の為に使っちゃうようなワガママさが自分は好きです。先週も書いたように自分は『恋愛感情はワガママ』と思っているトコロがあって、だからこそそういうマンガの主人公はケンカが強いってのは嬉しいものです。



 理不尽に対して持っているものがコブシだけで、そこに正しさを感じるならば今後もガンガン殴り倒してほしいものです。この主人公、気に入ったよ。



目に力            齋藤勁吾『アカトラ』

週刊少年チャンピオン
08 /11 2018



 マンガキャラクターで一番大切なのは『目』だと思ってます。



 コイツにパワーが宿っている作品は割り増しの面白さに繋がるな~。




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 『リアルな絵柄に憧れているので、少しずつ勉強してます』



 …というコメントが今週載りましたが、ちょっとだけ危惧するものがある。『アカトラ』といったらキャラの目力に自分は感じていたから。特にヒロインであるヒバナの宿しているものは大きい。



 これを読まれている方も経験あると思いますが、『うまく説明できないけど、昔の絵柄のが良かった』はマンガあるあるだ。かの名作『きまぐれオレンジロード』も作者が病気で休載し、再開をキッカケに『ちょっとキャラを大人びた感じにしよう』と試みたら、あんまり評判良くないので直したというのがあった(しかもネットの無い時代に)。



 読者というのは勝手だし、作者の思惑とは違うものでもあります。




 ただ、やっぱりリアルタッチに移行するに従って、ウリである『目力』が無くならないといいな~とは思うんですよね。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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