不良マンガ
それは主人公はもちろん、ケンカ相手のライバルも魅力的でなくてはならない。それは会社における『派閥』みたいなもので、ライバルもまた理想の上司みたいな立ち位置になるだろう。または主人公とのケンカを経て人間的に大きく成長するなど。
もちろん『こういうヤツは嫌だな』というのも重要だ。その比率は作品・作者の采配が独特になってくるのだが…
早くもチンカス野郎登場!! いや~やっぱり平川哲弘先生のヤンキーマンガは
こうでなくては!!俺って『ブッ殺していい人間』を描かせたら平松伸二先生が最強だと思っているんですが、平川先生も勝るとも劣らないと感じてます(まあブッ殺されるほどでもないけど)。
ポイントは『いるよな。現実世界にもこういうの』というサジ加減である。
『クローバー』の初期でも幼馴染のケンジが借金を理由にやりたくもないケンカさせられていて、ハヤトが
クローバー札束パンチで成敗する話がありましたが、この『ナインピークス』でものっぴきならない事情があるようで。
そういえばバイクでスズキGT380出てましたね~。このバイク、この時代ですでに化石なんですが、この頃はまだ2スト車(作中でも描かれているようにカン高い音と白煙モクモク)もそれなりに走っていたんだよな~。なんか平川哲弘先生って2スト三気筒エンジン好きだよな。これはMVX250Fが出るかもしんない(出ねーよ)。