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01 /09 2019
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第三回・百本組手!!①        星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』

週刊漫画TIMES
09 /28 2016

 さて、今回も始まりました『解体屋ゲン』の百本組手です!!


 最初は『空手バカ一代』のようなイメージでしたが、やってみて分かった。





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 どっちかと言えば、フクイタクミ先生の『百足(ムカデ)』だわ。このマンガ、100人の賊に馬頭丸ただ一人が挑むというものなんですが、全三巻で駆け抜けるように次々ブチ殺してますが、敵がどれも『もっとひっぱれるだろ』というような感じの個性派ぞろい。一晩の出来事ですが、全30巻とかでも問題なくいけそう。



 『解体屋ゲン』も一話一話が濃厚だからコイツは手ごわいぜ…。






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第201話・沈む集落~今回の仕事は田舎のダム始動予定地であった。ロクさんの腕で公民館を移動するのだ。このテの話は住民が反対しまくるのが相場であるが、ここではほぼ賛成である。


 現場の旅館は地味ながら素晴らしいもので、ダムをキッカケになくなるコトをゲンたちは寂しく思う。


『所感』~そういえば草津行く途中に八ッ場ダムというトコロがありまして。一時期、年イチで通っていたのだが、全く何も進展しなかったなあ。


 ヒデのオタクの妄想を見てみると、上の世代が『アニメ・ゲームに夢中になると現実と妄想の区別がつかなくなる』というのが本当だよなと思えてしまう。と言ってもVR技術の進歩でそういうのも可能なのが近づきつつあるなあ。





第202話・沈む集落(中編)~旅館に訪ねてきたおばあちゃんのお願いをついつい人情で引き受けてしまうゲン。それをキッカケに次々とお願いがやってきてしまい、やがてその不満は『役所が悪い!!』という方向にいってしまう。何か良い手立ては無いか…?


『所感』~ゲンが最初にお願いを聞いてしまうのは『まあ、このぐらいならいいか』という人情だと思うのですが、こういう曖昧なトコロにあるサービスというのは世の中を円滑に回すものだと感じてます。が、どういう訳か『自分もやってくんなきゃ不平等』から『アナタはやる義務がある』とか抜かすヤツは自らの首を絞めている自覚が無い。個人的に『同人誌即売会のスケッチブック』はそうならないでもらいたいですね~。



第203話・沈む集落(後編)~ゲンは閃いた。この旅館をこのまま水没させるのも惜しいし、地域住民の問題を解決させる策を。


『所感』~今回の配信から『解体屋ゲン』を読まれた方も居ると思いますが、このアイディアからの逆転というのが『解体屋ゲン』たる所以だろう。


 今回は旅館と介護問題を同時に解決させる…というものでしたが、世の中『こういう考え方』が大事だったりする。生きていれば様々な問題に直面するけど、直面しちゃダメなんですよね。横から簡単にすり抜けられる場合もある。





第204話・サンタがたくさん~有華はサンタコスしてはりきっておられます。ゲンさんの年末はサンタで決まりだね!!


『所感』~ジョージ富田!!


 むしろポックンはコッチの方にビックリだよ!!登場当時はキレイなホリエモンみたいな印象でしたが、回を追うごとに人情味を増してきたなあ。長期連載というのはキャラが思わぬ変化をしますね……。


 男はみんなサンタコスが好きですが、女教師もバニーガールも女子高生も巫女さんもみんな好きなんです。男の子ってヤツは美人な保健室の先生にメチャクチャに犯されたいという願望を全員持っているのです。一人の例外も無く。



第205話・仕事収め~仕事収めで正月休み突入…と思ったら緊急の仕事が入ってしまった!!シロアリによって損壊寸前の鳥居をなんとかする!!いやいや、初詣に間に合わせろとか無理ゲーだぜ!!どうする!?


『所感』~読みながら『本当にどうするんだよ…』と思ってしまった。マンガというのはアンサーが大事でぶっちゃけ読者のほとんどは『間に合うに決まってんじゃん』と理解しながら読んでいる。読みたいのは『結果の如何』でなくて『どのように切り抜けるか?』なんですよね。


 ……しかし、この回のこの発想はまるで無かった!!



第206話・男の復権~最近、女性陣の立場が強まっていることに危機感を感じてきたゲンたち。『俺たちがいなければ現場は回せない』とアッピールするコトを思いつきますが…?


『所感』~フォークリフトって確かに資格取るだけなら簡単なんですよね(持ってたりする)。


 それぞれの立場にはそれぞれの面倒もありますよ、というゲンさんらしい回だと感じます。




第207話・遠隔操作~重機を遠隔操作する…という話にオペレーターとしてゲン・光・ヒデが出向くことになりますが…。ヒデ、得意の回!!


『所感』~この話が描かれたのはだいぶ前ですが、今現在注目の技術ですね~。『解体屋ゲン』は生活のトレンドをめざとくキャッチするのも作品の魅力と言えましょう。


 しかし、オタクベクトルにガンガン進んでしまうヒデですが、何気に『ナスカの地上絵』とかスゴイコトします。フツー何も見ないで描くなんて無理だから!!



第208話・ヘッドハンティング~前回のヒデの活躍はヘッドハンティングに結びつく!!給料三倍のシャア専用ザク待遇だ!!やったね!!


『所感』~何は無くとも出世!!仕事のサクセスに対して意欲の無いヤツはゴミカス!!


 …という考え方の人は存外に多い。そして、出世する人はすなわち『そういう人』なんです。でも、それでいいのかな?というのが『解体屋ゲン』には在って、過去にも『テメェらがバカにしている俺たちが居るから快適な暮らしが出来ているんだろう!!』みたいな発言もありました。当たり前の話ですが、『買う』というのは『やってくれる人』が居て初めて成立するんですよね。現場が好きなんてスゴイじゃないか!!俺なんか働きたくないがお金は欲しいとハッキリ言えるゴミカスだぜ!!







 今回はここまで!!


 残り92話『百足』風に


良い部分             原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
09 /27 2016


 マンガブログって『その作品の良い部分を見つけるコト』が力量だと思ってます。


 このブログを始めた頃の記事は割と短所ばかりあげつらっていたところもあったのですが、書いているうちに『長所を見つけるコトのが楽しい』という感じに変化していきました。



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 さて、今回の『きんいろモザイク』はアヤヤ×穂乃花という今までありそうで無かった組み合わせになっております。



 事前知識として



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 アヤヤはおだてに弱いのはこれまで描かれ続けてきましたが、今回面白いのは『そこに穂乃花が加わったら?』というコトへのアンサーだ。



 穂乃花というキャラを一言で表すならば『良い子』というのがシックリくる。嫌味でもなんでもなく本当に『良い子』という感じで。で、自分としては『なんでかな~』と考えてたんだけど、今回分かった。



 このコは人に対して『良い部分』を真面目に見ている



 …というのが在る。これって稀有な才能でして、逆に『人の悪い部分ばかり探している』なんて人はザラに居るんです。ところが『良い部分を真面目に見ている』という人ってまずいない。これが穂乃花の穂乃花たる由縁でしょう。それがポエムという恥ずかしいものであっても真剣に向き合ってくるんです。こういう人ってとても大きな役割持っているんですよ。



 ガンダムでブライトさんがアムロをブン殴って、『中二病にならないでマンガ家になったヤツなどいない!!』と言っていたような気がするが、例えばマンガ家である。これがアヤヤのポエムのようにどのマンガ家も恥ずかしい黒歴史を持っているはずなんです。そういう人にとって穂乃花みたいな人……真面目に見てくれる人ってとても大事だと思うんですよね。



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 アヤヤとしては珍しい表情ですが、それを引き出せるのはやっぱり穂乃花なんです。


流動する学び方           ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
09 /27 2016

 手塚治虫先生の『ブラックジャック』にマンガ家を目指していた旧友と再会するという話があるんですが、その旧友は家庭環境が悪かったり貧乏だったりして、悪く言えばマンガで一山当てようみたいな考えでした。



 『マンガは紙と書くものさえあれば出来る。ボクはこれで頑張るよ』



 …と。その真摯な情熱にブラックジャックは感化されていくのですが……


 現在のマンガ事情でこんなコト考えているヤツは駆逐されっかんな!!



 というコト。『マンガが当たれば儲かる』『マンガ家は絵が上手ければなれる』『マンガが当たれば社会が認めてくれる』等々。俺が知る限り、そんな考え方でマンガは成立しない。昔はどうだか知らないけど、今現在はとっくに過去のものだ。



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 ただ、ここで誤解いただきたくないのは『そういうのは努力じゃない。無駄』という考え方では無い。つーか、そのテの会話に持っていって否定するヤツは単なる怠け者だ。



 さて、今回の『ふたりてひとりぐらし、』は小学館ロゴとしか思えないトビラ絵ですが、ズバリ『学び方ってなんだ?』です。実際、俺は『学ぶ』というのが全然ダメだ。度々書いているけど、まず学校の授業のやり方は全く相性が悪い。ノート(メモ)を書いて覚えるというやり方が全く適合できないのだ。あと、理解が全くできない。授業方式を理性で解するというのが全くできない。そもそも面白く無いし、やりたくない。



 まあ、これは開き直りですが『学校って教え方が悪い』としか思えない(俺にとって)。時代は刻々と変化しているのに旧態依然としすぎていやしないか?とは思うが、ハッキリ言ってしまえば『そもそも学校(義務教育)は学問を習得する場所ではない』というコト。規律・調和・従順さを習慣づける社会訓練だ。コレ、俺は否定してないしむしろ肯定だ。じゃないと、治安やモラルが悪くなる。



 が、大学は勉強する場所です!!そして、好きでやっているコトを好きにやっていいんです!!という雰囲気で描かれていたのが今回でした。『規律を叩き込まれる』というのは合わないヤツはとことん合わない。その合わないヤツって、昔で言う『不良』というコトなんですが、そういうの今は居ないです(DQNは居るが)。適合して無いヤツって『諦めている』から案外おとなしいんですよ。



 ただ、その苦行を曲がりなりにも耐えたら、あとは好きなコトしていいんだよ、って考えれば今回の『ふたりでひとりぐらし、』は自分の考え方に合致しているものではあります。




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 マンガ製作の小ネタですが、やっぱりみなもは天才肌でしょう。ただ、これ言っている人って『本当かよ?』ってイジワルな質問したくなりますね。



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 実際はコッチが本当な気がする。マンガって『誰にも分からない』んですよね。それを少しでも理解したいから勉強するんですよ。勉強というのは本質的には『欲』なんです。むしろ醜くてみっともない感情なんですよね。


チャンピオン43号の感想

今週のチャンピオン
09 /26 2016

 バキ25周年というコトですが、個人敵には『そろそろトーナメント戦やってくんないかな?』と思ってます。イロイロなキャラの先の読めない展開を見たいですよね。今のバキは短期的には結果が分からないけど、中長期的には丸わかりになっているしなあ。




『本部道』~別記事にしました。


『猫神じゃらし!』~葵がだんだんヤラレキャラとしての頭角を現し始めたなあ。


『浦安』~別記事にしました。


『吸血鬼すぐ死ぬ』~チンコオチでしたか…。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『六道の悪女たち』~なかなか面白いのだけど、毎度主人公がボコボコにされて耐えて叫ぶというクライマックスが定着しちゃうと作品としての魅力が失速すると思うなあ。


『バイオハザード』~別記事にしました。


『ビーストスターズ』~このクセのある絵柄がなれてくると美味だな~。


『囚人リク』~別記事にしました。


『鮫島』~別記事にしました。


『Gメン』~別記事にしました。


『AIの遺電子』~どっちかと言うと息子の方に感情移入しちゃいます。


『放課後ウィザード倶楽部』~今週も横から巨大なもの攻撃!!笑える!!


『少年ラケット』~別記事にしました。


『マル勇 九ノ島さん』~別記事にしました。


『ネズミと花火』~ここにきて話にメリハリ出てきて面白くなってきました。何も毎回盗みにしなくてもいいんですよね。


『木曜日のフルット』~シェフの気まぐれ云々の料理店に一度は行ってみたいものです。






 来週は安部先生と桜井先生か~。


引き上げる作品          掛丸翔『少年ラケット』 

週刊少年チャンピオン
09 /25 2016


 『上から目線で批判するな』云々という言葉が嫌いだ。



 いや、もちろんその人が横柄とかそうのも問題なんですが、この言葉から感じるのは『言っている人も上からだよな』というコト。『じゃあ、ナニ?アナタとその人は対等だと思っているの?それに情熱を注いだ上から目線のその人とアナタは平等なんか?』と。そもそも俺自身は生粋の差別主義者であり、平等思想の人間とはとことんウマが合わない。


 なのでマンガブログというのは『卑しい行為』というのはあるけど、『自分らしいな』とは思う。作品を平等に扱ってない。自分はそれがいい。


 そして、自分を引き上げる作品というのはスゲー好き。俺はマンガをもっと理解したいのだ。マンガの深淵をもっと知りたいんだ。その為なら値踏みも上から目線も何でもやる。ザコの寝言などよりコッチのが大事!!




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 『少年ラケット』はそんな作品だ。毎週毎週『確実に見どころを用意』してあって、毎週毎週『太刀で一刀両断にされる』のが心地良い。斬られた経験はそのまま糧になるからね。経験値の多い作品なんですよ。



 今週だと上記の画像にヒリヒリくる!!


 マンガは『直感的に理解させる』というのが良い表現だと思うし、やたら解説入ったりとかキャラが語っちゃうのは格好悪(ダサ)いと思っているのですが、このコマ一発で最上のあらゆるコトを感じさせるのがスゴイ!!これや、これがマンガなんや!!



 で、今週もブッタ斬られた訳ですが、これが気持ちいい!!この気持ち良さを得る為に俺はいつも上から目線でマンガを語るのだ。




子供に教えられる          瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
09 /25 2016


 ガキの頃は『年上信奉』みたいのがあって、中学生の時は生まれがたかだか一・二年の差なのに、上級生はたいそう横柄であつた。自覚なきパワハラであり、現在の40~50代でもそれが根底になってしまった人も多いだろう。別に年上をないがしろにしろという訳では無いが、自分もオッサンになって『子供から学ぶコトをあるな』と痛切に感じるからである。


 濁りの無い精神性はいいな…と思う。それは『物事を知らない』というコトではあるんですが、だからと言って知っている大人がそれを理由に正当化するのもいかがなものかと思う。



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 今週の『囚人リク』はそういう子供の持つ純な部分を痛感した。



 大人になってくると経験とかから『効率よく』とか『失敗しない』とか学習するんですが、同時に『未来を信じなくなる』んですよね。クルマの最高速性能を上げると加速が落ちるみたいな関係で。



 『未来を信じる』という気持ちを置き去りにしている』というのを大人は自覚せにゃいけないな、と感じました。子供から学ぶコトは多い。年齢信奉なんてつまらない感情は捨てちまった方がいいよね。


渡辺航・弱虫ペダル・第417話『総北の暗雲』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
09 /24 2016


 モチベーションについて考える。


 やはり『自分の欲しいものに手が届く』というビジョンが現実的になった時に最高潮になるのではないか?そうなると仕事が好きなヤツにはかなわない。仕事を通じて自分の欲しいものを手にするならば会社の印象も良くなるというものだ。仕事はお金を得る手段であり、お金で自分の欲しいものを得る人はその人たちに比べてモチベーションは低くなる。条件の良いトコロがあればソッチ行くしね。



 ただ、前者は時として自分も周囲も破滅させるコトもある。



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 今年の総北がかなーりヤバい……。


 やはり、俺が手嶋不要論を提唱し続けていた通りになってしまった(まあ、ここら辺は大部分の読者が想像できたような気も)。やはり、古賀をキャプテンにしておくべきだったと今回は特に痛感した!!



 異常に故障者多くね?


 …というコト。大丈夫そうなのが弱泉くんと坂道のみであり、メンタルに至っては全員ダメダメになってしまった!!さらには青八木がそれ、やっちゃダメだ!!なコトしてるし、ここから『勝てる』というビジョンが見えない……。古賀だったら怪我を経験していただけにこんなコトにはならなかったような。



 ここで、手嶋がキャプテンとしての奮起に期待したいのだが、悩んでいる間に状況が悪化して、どうにも巻ちゃんが解決してしまいそうな……。こうなると『金城の気遣いはどこへ?』になってしまうなあ。



 あと、一年もしないうちに『750ライダー』全五十巻の記録を塗り替えるというのに、どう総北のモチベーションがあげられるのか見当もつかない。納得のアンサーという意味で。


恋する乙女            木佐貫卓『マル勇 九ノ島さん』

週刊少年チャンピオン
09 /24 2016


 映画の批判……いわゆる『邦画などクソ!!』というヤツがあって、『恋愛要素入れたがるから』みたいのあるけど、俺、嫌いじゃないぜ。あれだろ、中学生にありがちな『俺、洋楽しか聴かないから』的なアレだろ!!そういう自分にイイ気になってんだろ!!イイ気になってんだよ!!イイ気に!!(ジョジョ風に)


 映画というのは外出して観るし、カップルさんの基本であるからにして『入れる』というのは大事だと感じてます。若い方だけでなく、長年付き添った夫婦にだって、そういう要素は刺激になると思うのです。


 ラブは感染力がある!!


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 そう、俺のような否モテもラブ要素は大好物であり、マンガ誌には絶対入れて欲しい、いや入れないとダメだ。俺がソーリ大臣になったら、そういう法律を作る。



 新章に入っている『九ノ島さん』がラブ方向に行っててニヤニヤしてしまう。こういう話は好物である!!オチとしては『やっぱりラブ』になりそうなんですが、ここら辺で揺さぶりをかけてくるのが


 たまらん!!


 ラブコメも一生楽しめる感覚を維持したいものです。ラブ要素批判するのは否定しないけど、同時に老化も疑った方がいいんじゃねぇの?


支える時         小沢としお『Gメン』

週刊少年チャンピオン
09 /23 2016


 時代によって価値観というか対人距離感は変化していくと思うのですが『クローバー』の初期は友情を暑苦しく押し付けていたというのが笑える。多分、これはチャンピオン誌からの意向だと思う。



 が、連載が中期ぐらいになってから、平川哲弘先生の『距離感』というのが提示されたように思う。代表的なのがゲンゲンのセリフで『俺はハヤト(主人公)たちとはいつもベッタリじゃないけど、アイツが困っているなら助ける。邪魔だと言われても助ける。以前、アイツがしてくれたようにな』みたいなセリフがあって、以降の『クローバー』はそんな距離感をキープするようになった。



 ベッタリの友情というのは実際に気持ち悪いよね。これは過去でも漏れなく。友情と過保護は違うものだし。



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 『Gメン』もまた、そういう距離感に対して適切なマンガだと感じる。


 過去には

 ・母親が浮気性というトラウマからインポテンツになってしまった瀬名

 ・ゲイである伊達


 …という少年誌にあるまじきヘビーな題材を取り上げたが、主人公・勝太の距離感が適切だった。自分がそうだったらそうして欲しい、というのが適切なんですよね。



 そして、今回は主人公・勝太が失恋というコトなんですが、対する仲間の距離感がやはり適切だ。こういうのって、ぶっちゃけ一生残る傷なんだけど(残らないヤツとは仲良くなる自信無い)、同時に『振り切らなきゃならない』というのもあって、だけど『これをやったら確実に治る』なんて無いんですよね。



 そういう時にそういう仲間がそういう支え方をするって大事なんです。やはりこのマンガは少年マンガだ。