豚か狼か

お知らせ&雑記

お知らせ
01 /09 2019
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スタンダード+1            林雄一『木になる森さん』

週刊少年チャンピオン
12 /03 2016


 マンガはサービス業


 …というのが自分の根底にある。なので『読者に楽しんでもらうのが最優先』というコトだ。よくマンガ家マンガで『ボクは今まで誰も見たこと無いようなマンガを描いてみせる!!』というのがあるが、それは演出上であって、真に受けてはいけない。現実に考えるとそれは『読者をねじ伏せよう』という驕りでしか無い。



 まあ、自分も『そういうのが読みたい』と思っていた時期があって、それもまた慢心でしかなかったのだけどね……。マンガはやっぱりスタンダードなのが良かったりするんだ。これは決して保守的なコトじゃない。保守な見せかけた度胸ある前進だ。そのスタンダードに『売りとなる+1』の要素があると俄然面白くなる。マンガはサービス業なのだから。




 


 当ブログはチャンピオンメインですが、昔からの読者には馴染み深いのが林雄一先生だ。



 この度、始まった『木になる森さん』は実に林雄一先生らしさがあって良い。『スタンダード+1』を見事に体現したかのような面白さだ。さすが全てを脱がせるコスプレAVが許せない林先生である。分かっている!!



 さて、林雄一先生といえばやっぱり『心温まるストーリー』だと自分は思う。本編に描かれているのは、要領の良くないボーイ&ガールである。ここら辺はスタンダードであるが、やっぱり読んでて面白い。個人的には林先生の代表作になるんじゃないかな~ぐらいに手ごたえを感じている。


 スタンダードであるが、記号的に描かれて無い


 …というコト。マンガというのは技術も大切ですが、なぞってできる程に甘くは無い。描く人間がそのままダイレクトに出る。同様に読者も浅はかじゃない。それを恐れるマンガ家と読者のバトルでもあるんです。



 まずは一読されてください。特に古くからのチャンピオン読者にオススメしたいのです。

えっ!?俺っスか?              板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
12 /03 2016


 擬人化



 擬人化は日本人の得意とするトコロで『鳥獣戯画』の時代から脈々とエヴォリューションし続けている。『艦これ』などは、ヨーローッパ方面では『?』となるような産物なのではなかろうか?



 この『擬人化』というのは『強弱をつける』というものであって、マンガとの相性もいい。例えばリアル世界で殺人が起こったら普通にパニックになるだろうけど、伝えたい部分を抽出して娯楽に変えてしまうのだから。



 その中で、『動物を人間化』するというのは定番中の定番(鳥獣戯画もそうだし)で、ガキの頃は『ムーミン』とか『ドンチャック物語』とかそういうのが数多く制作されていた。ハードな内容でもマイルドにコントロールできる。



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 『ビースターズ』の場合だとどうか?



 このマンガのツボはまさにここで、これを人間のままやると(肉食等の設定は難しいけど)、割と『俺たち日常』っぽいものになる。ここに動物を被せるコトによって『俺たち日常はこんなにもドラマが在る』というのを強調している。



 今回、レゴシが代役するんですが、この『えっ!?俺っスか?』という表情がリアルで大変よろしい。これがマンガの物語とするならば『もっと意外性・非日常性』を求められると思いますが。



 動物の世界を描きながら、リアル日常の面白さを描いているマンガのような気がします。



あの娘はヤリマン      小沢としお『Gメン』      

週刊少年チャンピオン
12 /03 2016


 だから私はエロゲーに逃げた。エロゲーに逃げてエロゲーに溺れて現実のイヤなコトを忘れたかったンだ……。そんな私から君たちはエロゲーを奪おうというのかね?渡さぬ!柏木楓は絶対に渡さぬ!!



 …とまあ。


 エロゲーというのは男の願望をキチガイレベルで濃縮したヒロインが出るもんですが。



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 今回の『Gメン』は生粋のキチガイでしか無かった!!そんなイエローテンパランスのチェリーじゃないし。いや、チェリーが好きなのは違えてないけど!!


 男はエロいオナゴが好きなのは間違っちゃいない。間違っちゃいないが、それはエロゲーヒロインのようなエロさであって、慎ましくエロい。そう、上の口では純愛を奏でつつ、下の口はまたがりながらロケンロール&ピストン浜田丸をするのが理想なので、レイナさんはエロゲーから学習するべきだったんや!!



 そういう意味では、ちょっと前の真柚がヒロインとして最も(否モテの)願望してたな~と思いますが、このマンガはラブコメと違って、成功(性交)してはいけないルナ先生なんですよね。



 まあ、リアル世界にエロゲーヒロインみたいな人が居たら、それはそれで引く……という気も。





己にしかなれない           佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
12 /02 2016



 人生に勝ち負けは無い



 …と自分は思ってますが、それは『己は己にしかなれない』と信じているから。それは『頑張ればなんでもできる』という考え方の否定です。それぞれがぞれぞれに己になるしか無い。適合しないことをやるのは人生の無駄だ。適合しないことを強要するのは馬鹿げている。



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 佐藤タカヒロ先生の作品もまた『己は己にしかなれない』という思考かげ濃いような気がする。特に『鮫島』はそれぞれの力士の人生模様が描かれているが、『主人公・鮫島の生き様が絶対に正しい』という考え方ではないのは読者の感じるトコロだろう。



 そう、それぞれの考え方がぶつかるから面白いし、みんな違うからみんな成長できるんですよね。己を生きていいんです。


フルコンタクト実戦マンガ          木佐貫卓『マル勇 九ノ島さん』

週刊少年チャンピオン
12 /02 2016


 実戦こそ最高のトレーニング!!


 …というコトで『空手バカ一代』に感化された俺は『フルコンタクト実戦マンガ記事』を提唱している!!アチョーとどんなマンガも斬ってみせる!!それこそが俺を強くする唯一の方法なのだ!!




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 それには優秀なマンガが必要であるが、その優秀の目安は各々だろう。


 そんな中で『マル勇 九ノ島さん』がここにきて面白い変化をしている。もともと、れいか先生時代から独特オンリーな絵柄でありましたが、連載始まってからやたらと流動的なのが興味深い。



 で、ここ最近の絵柄は『とても力強い』ので楽しみになってきている。なんてことだ……と。



 やはりマンガ家さん……特に新人の方は実戦こそが最高のトレーニングなのだろう。練習するより実戦の方が開花はもちろん、面白い化け方をするんですよね。


その支離滅裂さが            板垣恵介『刃牙道』

週刊少年チャンピオン
12 /02 2016


 自分は『キン肉マン』が流行った世代なんですが、実は大して思い入れがなかったりする。


 これは相性の問題で、裏づけの無い支離滅裂な展開がイマイチ合わなかった。これじゃ、なんでもアリじゃん、と。まあ、ここら辺がマンキー(マンガキチガイの意)な訳でして、『キックボクサーマモル』の頃はむしろ好きになってましたが。



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 今週の武蔵が支離滅裂すぎて熱い!!!!!


 なぜ、テレビに出ようと思ったのか?

 これまでにイロイロと挑発されても案外流していたのに沸点低すぎない?


 …等々。あげくに帰っちゃうし、この人はいったい何がしたかったのだろう……。このポカーン感は読み終えたあとにジワジワやってくるなあ……。



 これがきっかけに、トーナメント戦になったら楽しみだな!!



ストリートファイター        中村勇志『六道の悪女たち』

週刊少年チャンピオン
12 /01 2016


 大型バイク…


 というとチャンピオンでは『750ライダー』という作品がありましたが、これは『当時若者に人気だったオートバイの最高峰』という意味でもある。今はロードレーサーなる自転車が人気ではあるが、当時のオートバイの人気はすごかった!!



 が、大型バイクであった750も教習所で免許がとれるようになり、また大型は1000cc以上のバイクを乗るようになった。750は今や中間排気量になってしまった感もある。



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 が、中間排気量と言っても『ストリートファイター系』は違うンだぜ~。作中でも『小さいバイクに乗っている…』というセリフがありましたが、この小ささがオッソロシイところなのだ。


 自分の乗っているGSR750を例に出すと、実は400より軽く、250より小さいというバイクなのである。が、軽くて車体がコンパクトな分、取り回しがラクラクであり、反面エンジンはレーサー系を扱いやすい領域でデチューンが施されている。



 つまり、とんでもなく速いんです。





さあ 、みんなスズキのオートバイに乗ろう!!






 

子供時代          原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
11 /30 2016


 最近よく考えるのが『過去があって、今に至るなあ』というコトで、そりゃ当たり前なんだけど。その当たり前がどんどん薄れているような気もするんですよ。今をつかむために過去をさかのぼると『あんまり考えたくないなあ』というものばかりだ。だけど、そういうのが今を作っているんですよね。


 翻って、『結果主義』というのはそれの否定だ。そういう必要な経験をないがしろにして、今を欲しがっているのは図々しいよな。




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 さて、今回の『きんいろモザイク』は陽子を中心にした中学生時代のお話です。



 ふと、考えると『きんいろモザイク』という作品の特徴とも言えるのが『過去話が多い』というコト。そう言えば、いわゆるきらら系というのはキャラの過去話ってあんまり無かった気がする。まして、それをメインに据えるなんてのはほとんど無かったような……。

 『きんいろモザイク』に限らず、原先生の作品は『過去にこういう経緯があって、現在こうなりました』という筋道をキチンと描いているのが特徴だ。『宇宙ヨメ』が特に顕著か?


 今回の場合だと、アヤヤが転校してきだばかりなんですが、言葉づかいがちょっと他人行儀なトコロが初々しい。原先生は積み重ねを大事にする作家性に感じる。それが今の『きんいろモザイク』であり、この作品は今も深まっている。



 過去話が多い…と書いたけど、そろそろ穂乃花のエピソードも見てみたい気がする。彼女は一言でいうならば『良い子』なのであるが、彼女はどういう過去から今のようなコになったのだろう?意外にやんちゃなコという気もするし、最初から素直な良い子であったような気もする。そもそも穂乃花は『カレンの隣の席の生徒A』という出番からだったのに気づけば深まったな~。




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 ところでキミはツインテールとポニーテールのどちらが好きか?



 自分はポニーのが好きだったりする(どっちも好きだけど)んだけど、やはりオタク界隈は今もツインテールのが人気なんかな?





チャンピオン52号の感想

今週のチャンピオン
11 /29 2016

 次回で新年一号か~。


 しかし、チャンピオン読み続けて20年近く経っているんだなあ。雑誌の相性というのはあるだろうげど、これから先の人生でここまで付き合い長くなるマンガ誌も無いだろうし。



『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『トランプ道』~別記事にしました。


『浦安』~万田先生にいったい何が!?


『吸血鬼すぐ死ぬ』~野に放っちゃダメだろ~。


『六道の悪女たち』~別記事にしました。


『フシケン』~別記事にしました。


『サイコロード』~別記事にしました。


『囚人リク』~別記事にしました。


『鮫島』~う~む。ヘタレ先輩だった白水がいつの間にやら立派に強くなってます…。このマンガもいよいよ長いから感慨深いですね。


『ビースターズ』~別記事にしました。


『猫神じゃらし!』~別記事にしました。


『AIの遺電子』~とりあえず『考えすぎは良くない』というトコロに自分は落ち着くなあ…。


『Gメン』~別記事にしました。


『アイドル志望遊戯』~すげーくだらねー(誉めてます)。


 読み切りならではの描き逃げ感があって好き。



『少年ラケット』~別記事にしました。


『放課後ウィザード倶楽部』~ちょっと話の雲行きがまとめっぽくてヤナ予感が…。


『マル勇 九ノ島さん』~絵に関して、新しい試みしてる?


『木曜日のフルット』~このマンガに出てくるジイチャンで視線がやばいのが多いよね…。




 そういや最近『グルメバトルマンガ』をチャンピオンで見てないような気がする。『鉄鍋のジャン』とは違った魅力のそういうの読みたいですね~。