豚か狼か
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お知らせ&雑記

お知らせ
01 /09 2025

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 田舎の夕暮れはイカスなあ…。



 
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チャンピオン27号の感想

今週のチャンピオン
06 /07 2023


 新連載陣が発表されました。3弾までありますが、4弾以降もあるっぽい。


 『なずなさん』の縁山先生がいるので楽しみ!!



『入間くん』~別記事にしました。


『フシケン』~別記事にしました。


『気絶勇者』~別記事にしました。


『浦安』~別記事にしました。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『桃源暗鬼』~別記事にしました。


『ナイピー』~別記事にしました。コメントを見るとそろそろ一回休載して休養とった方がいいんじゃ…。


『ルパン三世』~別記事にしました。


『SHY』~別記事にしました。


『幼馴染のお姫様』~別記事にしました。


『SANDA』~別記事にしました。


『ブルードット』~別記事にしました。


『クズハナちゃん』~別記事にしました。


『悪霊羅刹シティホール』~別記事にしました。


『高身長カップルの馴れ初め』~別記事にしました。


『バキ道』~別記事にしました。


『木曜日のフルット』~別記事にしました。



 好きではあるんですが、ヒロインを前面におしている作品比率が高いんで、そろそろ『ナンバ』みたいな作品とか野球マンガが読みたいんですよねねねねね。


蛭沼さん            漆原侑来『桃源暗鬼』

漆原侑来『桃源暗鬼』           
06 /06 2023



 ガキの頃に毎日再放送していたのが昭和のウルトラシリーズでアホになるぐらいに観てましたが。


 その中での印象深いエピソードの一つに初代ウルトラマンの『小さな英雄』という話がある。メカとか武器担当でムードメーカーのイデ隊員がイマイチやる気がない。主人公・ハヤタ隊員が相談すると『いくら自分たちが頑張っても怪獣を倒すのはウルトラマンじゃないか。僕らはいらないんだよ』と。そんな折、友好怪獣のピグモンがデパート内で保護されるという報を受ける。


 …この話で『目立たない人もシッカリと役割があって、それを軽視すべきでない』と思ったし、だとしたら自身に驕りがあるのでは…と怖くもあります。



 マンガというのはスーパーヒーロー主人公が解決するものですが、縁の下の力持ちをキチンと描いている作品は好感が持てます。



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 『桃源暗鬼』のそういうトコロが好きです。



 この作品は部隊があって群像劇の側面も強いのですが、やはり印象に残っているのは京夜のコレですね。ここが俺の戦場だって。



 この頃の記事を読み返すと始まったばかりというのもあって、期待値がバク上がりしてますが『裏方』を丁寧にキチンと評価している作品というのも自分は嬉しかったです。


 さて、蛭沼さんです。


 このキャラは『やっぱり桃源暗鬼ならでは』というのを感じますね~。まあ、間違いないなと感じるのは蛭沼のいない鬼國隊は『ちょっと違う』ってのはあります。もちろん等々力のリーダーシップはデカいのですが、組織を維持するには蛭沼みたいな人格者は欠かせない。そういう人材を軽視する組織は早々に滅ぶとすら思います。


 来週はあの世との境で何を語るのか?



見くびられる強さ         宗我部としのり『ヤンキーJKクズハナちゃん』

週刊少年チャンピオン
06 /06 2023



 作中ヒロインで最も人間的な強さ持っているのは鴨川さん。そして、それは他ヒロインより圧倒的に強いです。この子は。



 …なんて書くと『何いってんんだ?オメー』と思われるでしょう。実際、普段の彼女は奥手で会話すらままならないところがある。だから、こういう人って周囲から見くびられたりしますが、人の価値ってそういう場面で決まるものではないと感じてます。



 それは以前にも記事にしましたが、彼女は緊急時の方が冷静なんですよ。面白いことに。



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 彼女は『絞らせた方がいい』と感じてます。



 周囲にアレコレ気を使いすぎるから、その場面で『やるべきこと』に集中できない。なので『誰かが危険』みたいな状況の時は『助けなきゃ!!』に絞られて冷静な対処に繋がっていると思うんですよね。そして、次回はその答え合わせになるかと思います。



 そして、だとしたら『それさえ意識付けできたら見違える』って予感もあって、華子チャンがいなかったら、円佳チャンと同等以上の可能性があるんじゃないかな~。



 それにしても、問題アリと思われていた綾乃が活躍したりして、簡単に人を判断するってのは良くないな。見くびるってのは詰まるところ自分自身の甘さであり、それに対する厳しさが求められますね。




口下手                     平川哲弘『ナインピークス』

平川哲弘『ヒマワリ』『NINE PEAKS(ナインピークス)』
06 /05 2023



 木曜日の朝、チャンピオンを買って会社に行く。いささか早く着いて時間まで読む。で、仕事の隙間に『思考』する。帰宅して、残り全部読む、そしてブログ記事を書く。



 マンガブログというのは『思考をまとめる』という訓練にもなる。なのでオススメしたい趣味でもある。



 が、これは適性の部分で『苦手』とか『困難』とか『頑張ってもなかなかできない』なんてものがある。大谷翔平が将棋プロでないように、藤井聡太もまたメジャーリーガーにはなれないのだ。




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 俺は前からアイツのことが大ッ嫌いだったんだよ~。



 で、ケンカが勃発するのが『クローバー』であり、自分は『そんなバカな?』とゲラゲラ笑いながら読んでたんですよ。いや、動機は明確にしろよ…って。だけど、彼らは『言語化するのが苦手』と考えると腑に落ちる。口下手だ。



 それを強く感じたのが桃栗丈というキャで、今週は確信に至った。


 全くもって口下手である。これまでのトラブルも、なんならネンショー行きもその口下手が招いたまでありそうだ。そして、彼はネンショーで『俳句』とか『短歌』を覚え『これはいける!!』『今度はうまくいく!!』と思ったのかもしれない。


 
 いや、意味不明なんスけどね。


 ちょっと笑いとして描かれてますが、やっている本人は大真面目なんだろうな~。そういえば今回のケンカ勃発時に『ヤツ等、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)が行き届いている!!』ってありましたけど、桃栗が辻に任せた理由が見えてきましたね。辻ならここら辺うまくやるだろうって。単純に強いだけでは大将はやれないってのは分かっているんですよね。







勇者であること                  のりしろちゃん・雪田幸路『気絶勇者と暗殺姫』

のりしろちゃん・雪田幸路『気絶勇者と暗殺姫』
06 /05 2023



 昔の児童番組に『ひらけ!ポンキッキ』というのがあって、子供向きの歌なんかよく流してました(面白いのでフツーにまた観たい)。


 で、特に印象に残っているのが『かつてはスーパーマンであったジイチャンの歌』だ。ひのジイチャンは今ではスッカリ体も老化して犬に追っかけまわされたりしてます。そして何よりコスチュームは本家スーパーマンの丸パクリだったり。そんなジイチャンは子供のオモチャを修理して余生を過ごしていた。


 ある時、宇宙からの侵略者が来た。


 なすすべも無い人類!!しかし、ジイチャンはスーパーマンになり向かって行った。侵略者は倒されたが、ジイチャンは帰ってこなかった。そして修理途中のオモチャが残った。


 …という歌詞内容だ。パチモンだし、ガキ向けの歌だ。ちなみに調べても見つからない。でも、自分の中では『ジイチャンは真のスーパーマンであった』と今でも思ってます。力が衰えるとかいずれ誰かに抜かれるとか…そもそも実力が足りない場合もある。でも、精神性は最後まで気高きスーパーマンだ。


 
 俺は『こういうのに弱い』んだ。



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 つまりこういうのに弱い。



 今週の『気絶勇者』は一瞬のこのコマが特に気に入ってます。それまで『お調子者」とか『うっとうしい』とか『自信過剰』とか『軽薄』なトコロが目立っていたフレースニルです。そして、いかにBランク勇者であっても作中では雑魚の部類です。ざぁこ♪ざぁこ♪



 でも、彼もまた立派な勇者です。



 おそらく全く歯が立たなくて恐ろしくて逃げ出したかったでしょう。しかし『勇者である俺はそれを許さない』ということ。そして、敵わないということはいずれ無力な村民に脅威が向くこと。命を差し出して村民を守ろうとした意志がここにあります。


 で、この直後にいつものワンパンコメディパートに戻る訳ですが、こういうシーンは強調しないからいいんですよね。つまり、今回の俺の記事ってかなり野暮なんですよ。でも、書きたかったことでもあります。


 
 


さらに…仕掛け?                 掘翔一『BLUE DOT』

週刊少年チャンピオン
06 /05 2023



 ブログ記事書いててとっても印象に残っているのが『スメラギドレッサーズ』でして、この作品は開幕当初はエラく評判悪かった。とにかく読者にストレスが溜まる悪意が鬱積してましたから。で、これがマックスになった時に一気に反転して疾走してく気持ち良さは他のマンガには無い魅力なんです。


 ナイスプレイだったな~ってのがこの回でして、『梨谷さんが勇気を出して断る。それを目撃してしまったかなでとの友情が深まる』って展開が妥当なんですが、さらにストレスの方向に振ったこと。開始当初から『何か狙っているな…』と感じた作品でしたが、確信を持った瞬間でしたね~。



 最近のチャンピオン読者は知らないかもですが、個人的には歴史的名作だと思っているんで是非とも読んでね。全四巻ってボリュームも読みやすいはず(なぜ打ち切った!?)。



 さておいて



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 股抜き、しません。



 おおっと、断言しちゃった俺がバカみてーじゃねーか!!



 なんて思いつつもラストのアオリ文(担当さんの援護射撃)からすると『さらに仕掛け』があるっぽい。この作品の成否に関わってくるシーンなんで読者を『おおっ!?』とか『スゲー』を引き出す展開をさらに期待してしまいます。



 ラストシーンはタケルは猛ダッシュするところから始まってますが、起点を『地面を蹴飛ばすバスケシューズ』からすればもっと良かったかも。バスケシューズをもっと緻密に描くとこの作品はもっと良くなりそうな気がします。



 

学校               板垣巴留『SANDA』   

週刊少年チャンピオン
06 /04 2023



 『青のオーケストラ』のアニメが面白いですね~。マンガの方も読もうかな、とか考え中です。


 さて、この作品はクラシックを奏でる吹奏楽部なんですが、学校教育での俺の音楽の成績は最悪であった。テストは毎回ヒトケタ得点(テキトーに埋めた記号問題が当たっているヤツ)であり、今も何も分かってない。しかし作中で流れるクラシックを『あ、知っている』って分かるんですよね。それは何かの式典とか体育祭とかで流れていたものだ。成績がダメダメなのは俺の怠慢でしかない。俺の責任だ。そんな俺にすら『その気になればクラシックを楽しんでもいいんだよ』って足がかりを残してくれる学校教育っては本当に素晴らしいと感じます。


 が、当の学生時代はそんなことに気づきもせず、それどころか『学校体制に対する反発』イコール『カッコイイ』なんて思ってました。バカです。でも、今は感謝してます。よく『その気になれば人生はやり直せる』なんて言いますが、怠けてたヤツにそんな機会は無いんです。それでもイヤイヤでも学校に行っていれば『足がかり』は備えるんですよね。



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 あと、友達もできますね。



 ここら辺『青のオーケストラ』でも描かれてますが、やっぱり学校だと面白くないこともあるし、イヤなヤツも居る。場合によってはイジメもある。『それはどうしようもないこと』である。イジメを社会から消すことはできない。せいぜい減らすだけ。



 だけど、友達を得るチャンスでもある。


 
 これは『確率の話』で接する人が増えればそれだけ気の合うヤツに巡り合う可能性も増す。以前は否定的に捉われてましたが、同じような境遇の人たちの『傷の舐め合い』も今後は肯定的になっていくと思ってます。



 そして、今回の終盤で判明する衝撃の事実!!


 こういう経験もまた『学校』で学ぶことだと感じます。良い・悪いでなくて『世の中にはイロイロな行動原理がある』ってこと。同意はしなくてもいいから、理解が必要っだってこと。






渡辺航・弱虫ペダル・第732話『相棒×4!!』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
06 /04 2023




 必殺技!!



 今さら言うことでもないが、日本人は必殺技が好きなのだ!!海外で大人気のレトロアニメ『グレンダイザー』も叫びながらバカスカ武器(必殺技)を放つのがウケたとか。そんなのは日本人の常識でしかない!!



 が、俺は普通の日本人以上に必殺技が好き。でなけりゃマンガをこの歳まで読んでないぜッッ!!




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 何ィーーーッ!!あの杉元君にまで必殺技が用意されているだとぉう!?



 ひょっとしてこれからしばらくの『弱虫ペダル』は必殺技のつるべ打ちになんのか?それは 大・歓・迎・!! だな。なのでここで杉元君の必殺技を考えてみよう。



分身走法~素早く左右移動することによって杉元君が分身して見える。もちろん『抜けない』。


ダイナマイト爆発走法~高密度に凝縮されてた杉元君のプレッシャーが爆発!!周囲にいたヤツ等はフッ飛ぶ!!ただ、危険で消耗も激しいので一日二回しか出せない。もちろん無理して三発目を放つ展開もある。そして杉元君は死ぬ。


白線しか走ちゃいけない走法~ケッタイなルールのバトルは『弱虫ペダル』の常だが、小学生の時は誰しもやったであろうアレである。鏑木ぐらいのバカには効果てきめんであり、それに夢中になっている間に圧倒的リードを得る。


いけないショートカット走法~対川田戦で得た走り。『でも、川田君はやってましたよ~』と言って自身を正当化するのだ!!だから今泉はあの時厳しく処罰すべきだったんだよ…。


ファンネル走法~『ああ鏑木さんが来てる!!どっちだ?ああっ?』→ドンガラガッシャーン!!

 …と弟・定時を使って周回遅れになった時に不可抗力に見せかけて落車させる。ラジコンレースではこれがあるのでマジで怖い(フツーにイン側を空けるのだが、パニックになっていることが多い)。


 あと、シンプルに放屁して相手の戦意を削ぐ…とか?(何のマンガだよ)


 それにしても今週だけで鏑木は一気にヤナ奴に戻ったな。こういうトコロが反発くらってて、最近は良くなったかな…と思っていたのだが。コンビって言うと段竹の方もキャラ的にイマイチパンチに欠けるし、マンガ的な面白さだったら六代&木中コンビなんですよね。

 

おせっかい              9℃『幼馴染のお姫様』

週刊少年チャンピオン
06 /04 2023



 おせっかい



 …これは今はかなり軽視されつつあることだと感じてます。ツイッターなんかだといわゆるインフルエンサーたちがこぞって否定してそれがバズっていたりする。確かに『アナタの為を思って』は『自己満足』とか『コントロールしたがっている』というのもある。なんだけど『そこから良い結果になる』っていうのも事実ある。それよりなにより他者との関わりによる成長って基本的に『おせっかい』でしかないって思うし、じゃあ『有能な指導者をお金払って雇う』というのも人間として寂しくないかな?



 もっとおせかっかいを信じてもいいんじゃないでしょうか?




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 今回の『幼馴染』は聖花の『変化』です。


 これまで聖花というのは『他人と関わるのが面倒くさい』という感じでしたがねこの体育祭をキッカケに ひなきがやたらおせっかいをしていました。まあ、ここら辺はまんざらでもなかったように感じましたが、今度は『ちょっとは活躍したい』という欲も出てくる訳です。


 また、二人三脚も ひなきの歩調に合わせる…ということもした。



 こういうの見ると『おせっかい』も悪くないし、否定ばかりしているのって違うよね…とも思います。少なくとも聖花はおせっかいをキッカケに人間的に成長し変化してます。人生って長くて、いつまでも『自分のペース』って生き方はできない。どこかでそういうの学ばなきゃならない。


 おせっかいは警戒するのはいいのですが、否定するのは自惚れが過ぎるとは思います。


 


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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