僕たちの大好きなジャンボーグエース - 豚か狼か

第1話『エメラルド星からの贈り物』

僕たちの大好きなジャンボーグエース
01 /12 2011
 なんか、えらく間が空いてしまいましたが、これに関しては超不定期です(酷い)。



あらすじ~グロース星人の侵略が始まった。その司令官となるアンチゴーネがキングジャイグラスを率いて、破壊活動を行う。地球防衛隊PATの立花隊長は子供を守り殉職。悲しみにくれる主人公ナオキ……。再びキングジャイグラスが現れ、セスナで立ち向かうナオキを見ていたエメラルド星人は彼にジャンボーグエースを授ける……。



みどころ~俺歴史的名作ロボットバトル番組としてのスタートである。しかし、内容といえばコテコテのオーソドックスな内容。しかし、逆を言えばスンナリ入りやすいというのも魅力。これからの展開に対する要素も無理なく理解しやすくなっているのも嬉しい配慮。


 ロボットものと言えば、スーパーロボット(コン・バトラーとか)リアルロボット(ガンダムとか)最近では未知なるテクノロジー的なモノ(エヴァとか)ありますが、そのどれにも属さないというのが衝撃的でした。そして、この路線を受け継ぐモノも無い…という現状。自分は冗談抜きにジャンボーグエースの系譜こそが新たなロボットの着想を広げる…と確信してます。ロボットというのは万能だとつまらない。例えば乗るにあたっての困難とか、苦労とかのドラマも観たい。そして、ジャンボーグエースはやたらとしょっぱい困難(誉めてます)が立ちふさがるのであった。



 一回目のキメ技がビームエメラルドでなく、ヘッディングキラーというのも面白い。ちなみにヘッディングキラーは超高速で飛来し、頭突きで敵の頭をスッ飛ばすというアレなものだったりする。



 ジャンボーグエースの操作方法もかなり斬新で手足についたコードが動きに反応するという形で、この後ライディーン……かなり時間の経過でGガンダム等になり、その発想はむしろ今風だったりする。




 まったくスゴい作品だ。




 第1話『エメラルド星からの贈り物』 脚本・山浦弘靖 特殊技術・矢島信男 監督・黒田義之

 
 
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二体のヒーローロボット

僕たちの大好きなジャンボーグエース
01 /12 2010
 いきなり核心なんですが、この『ジャンボーグエース』という作品に於いて最大の特徴はジャンボーグエースとジャンボーグナインという二体のヒーローロボットにある。


 これは特撮ヒーローというよりは、リアルロボアニメの主役機交代が多いですね。記憶に間違いがなければ番組中に主役機が交代したのは『ザブングル』だと思うのですが(以後続発する)、ジャンボーグエースはその10年前にやっていたというのが驚きだ。


 最初はジャンボーグエースで戦っていたのだが、ナインの登場は27話目とけっこう遅い(全50話)。デザインもエースとかなり違い、キカイダーを進化させたようなデザインになっている。





 先ほど交代と書いたのは間違いである。併用だ。この併用の部分は現代の作品と違うし見直したい部分でもある。


 まあ、大人の事情といえばそうなんだけど、子供番組ってオモチャを売るために内容をコロコロ変えるものでもある。だから、以前使っていたロボットはお払い箱か、良くてサポート役なのではある。が、ジャンボーグエースは違った!!


 ジャンボーグエースが破壊され、ジャンボーグナインの登場となった。普通の番組ならばこのままジャンボーグナインが主役として続くのであるが、登場した次の回にいきなりジャンボーグナインは飛べないという情けない事実が発覚していきなり負ける。ジャンボーグエースを諦められない主人公ナオキはジャンセスナを修理し、ジャンボーグエースを見事に復活させて空中戦を勝利する……。


 そう、適材適所に合わせて敵と戦うという展開である。エースとナインはどちらが強いという訳ではないのだ。


 もう一つ注目点がある。ロボットの操作だ。ジャンボークエースは主人公の体の動きに合わせて動く仕組み……。のちのちのライディーンとかGガンダムの操作方式だ。そしてなんとジャンボーグナインはクルマが変身する為かハンドル操作である。これはザブングルへと流れていく……。

 ロボットもので主役機交代しても操作系統が大きく異なるコトは無い。だが、ジャンボーグエースは違った。どうしてそうなったか……?


 ジャンボーグエースがあんまり評価されない理由のひとつに『娯楽志向』があると思う。再評価される作品ってマニアックな内容だったりするのですが、ジャンホーグエースは徹底的に娯楽志向だった。





 その娯楽志向がロボット併用と異なる操作系を生んだのではないか……そう思う。

僕たちの大好きな『ジャンボーグエース』

僕たちの大好きなジャンボーグエース
01 /04 2010
 昨年の夏、それはオタクの間のロボットモノと言えば『お台場のガンダム』もしくは『ヱヴァ破』ではなかっただろうか?そんな中、僕はクレイジーにも『ジャンボーグエース』にはまっていた……。






 この『ジャンボーグエース』という作品は37年前に円谷プロが作った特撮ヒーローものである。当時ブイブイ言わせていた円谷プロが設立10周年の一環として作られた作品ではあるものの、やはり本命は『ウルトラマンタロウ』であり、当時から割と日陰モノであった。


 でもって、この作品というのは特撮マニアにも話題にしない、してもあんまり評判良くない作品である。この作品の不幸はここにあるのですが、ちょっと前に『マジンガーZ』が始まってしまったが為に流行のマジンガーZをパクッたパチウルトラマンという評判だったりする。しかも、後に主演が大麻でパクられるというトドメがありまして、円谷的にもあんまりいい思い出じゃないのだろうな……。



 が、昨年の夏、この作品が突然観たくなり(発作)なんとかDVD-BOXをゲットする。そして観てみると……。




 すげえや……!!



 と驚きの連続であった。



 今のロボットモノの『良く使われているアイディア』『お約束』をふんだんに盛り込んだ作品と感じた。例えば『ガンダム』とか『エヴァンゲリオン』なんかの表現の影響は皆の知るところだと思うのだけど、この作品が影響させたかどうかは別として、先見の明があったと言わざるを得ない。 



 ただ、この作品は娯楽に徹底したせいだろうか?にも関わらず、歴史から埋没してしまう……。



 『初めて剣を使ったロボットは?』という疑問に対して、オタク的には『グレートマジンガー』だと思うのだが、実はジャンボークエースが一番最初だと思う。また、『コンバトラーV』の超電磁スピンはジャンボーグエースの必殺技であるヘッディングキラーと必殺風車の影響が強いのではないか…と邪推したくなるぐいだ。



 まあ、結局は自己満足なんですけど


 を前置きとして、折を見て『ジャンボーグエース』の魅力について書いていきたいと思います。