同人誌 - 豚か狼か

悲しさ             高崎ゆうき『もう女の子を好きになんてならない』       

同人誌
05 /08 2016


 マンガブログやってて忘れないようにしているのが『やっているのは値踏みであって卑しいコト』という認識だ。いや、他のマンガブログさんが云々でなくて自戒の意味で。


 そして、その値踏みに関してですが『点数』とか『他作品からの優劣』という考え方では無い。イロイロな人に良い部分がそれぞれあるように『その作品の良い部分を見るようにする』というのを心がけたい。世の中には大ヒット作品があって……まあ自分が出版社の立場の人間ならばイコールそれが良い作品ともなるんですが、自分は『その作品の資質』を見るようにしている。


 で、マンガ家さんにもイロイロとタイプがある。そして『まだ秘密のベールに包まれている何かが発芽しそうだな』と感じているマンガ家さんもいて、ちょっと恐れていたりもする。



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 自分にとって高崎ゆうき先生はそんなマンガ家さんの一人だ。


 さて、今回はコミティアでゲットした同人誌『もう女の子を好きになんてならない。』です。いわゆる『百合モノ』となるのですが、やはり高崎ゆうき先生らしさを感じる一本だ。


 翻って、高崎ゆうき先生はキュートな女の子が前面に出ている作風ですが、作品別にイロイロと変化させてくる柔軟さもある。最近出た『わたしのご主人様は人間じゃない気がする』と愉快なマンガになっている。が、個人的に超絶お気に入りである『むげんのみなもに』(全二巻なんで読みやすいよ!!)はなかなかにドロドログサグサだったりする。


 が、自分が惹かれ恐れているのが『悲しみを描く』というのに積極的なトコロだ。


 『悲しみ』


 自分の土台とも言えるのは『ガキの頃にやっていた30分のジャリ番組』というのがあって、そりゃ激減したとは言え、今でも存在はする。が、それは禁忌している題材でもある。『悲しみなんて今でも描かれているじゃん』と言われりゃそうなんだけど、『誰かが死んだ』とかそういうダイレクトなヤツでなくて、『端っこの悲しみ』みたいなそういうの。日常の端っこ。


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 この『もうなん』(今勝手につけた略称)の場合ですと、せーか先輩(正式に書かれて無いのだけど、静花とか聖香とか?)はガチ百合な人ですが、そんな自分が端っこという自覚もあり、過去の苦い経験から『遠ざけよう』としていましたが、後輩のマキちゃんは積極的に絡んでくるので困惑してしまう……というものです。



 これは『どこにでもある悲しみ』なんですよ。


 自分に置き換えると『マンガというのは無くても大抵の人は困らない』というのを理解しつつも『それに執着してしまう』というのはオカシイとか感じてます。まあ、これは世の中の脅威にゃならんのだけど、それが『異常性癖』だったり『殺人願望』とかだったらたいそうやべぇな……と。


 たまたま、人の迷惑にならないだけで大抵の方には『そういう異常』の一つや二つはあるだろう。


 高崎ゆうき先生の作品は『フト忘れてしまうそういう悲しみ』を刺激するのが惹かれる。そして恐ろしい。そして、今のマンガは『描いちゃいけない』んですよね。『読者は求めてない』という大正義の元に。


 でも、俺は読みたいんだ。そういうの。で、そういうの描いてくれる人がいれば『ああ、描いてくれたんだ』と嬉しい気持ちが広がる。


 そういう『悲しみ』を『無かったコト』『存在しないモノ』として禁忌する方がイビツだと思うんですよね。


 ただこの『もうなん』は同時に『世界はそこまでアナタを見放してはいませんよ』というような着地点なので、オススメでもあります。


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コミティア      吉沢雅『影月がアタイになびかないのはどう考えても都会の女が悪い』(仮)

同人誌
11 /17 2015

 さて、この前の日曜日にコミティア114に行ってきましたが。


 この同人誌というのは2000年を境ぐらいにオタク層にかなり浸透したような気もする。マンガ・アニメとかでも取り上げられる機会が増えた。増えたのだけど、その同人誌の話ってたいていがコミケというコトになったり。いや、コミケに行かない自分(20年ぐらい前に一回行ったきり)の自分としては『コミティアはいいっスね…』とこれから書いちゃう訳ですが。



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 …というコトで今回の作品は 吉沢雅先生の『影月がアタイになびかないのはどう考えても都会の女が悪い』(仮)です。いや、読んでて気付いたんですが『あれ?タイトルが無いぞ?』とか。さて、吉沢雅先生と言えば過去に『うしろの悪魔子さん』の記事を書きましたが、コミティア出展をよくされてます。コッチの『アタなび』(略称)の方はシンプルな読み切りラブコメに仕上がってます。全部で16ページなんでちょっとした読み切り感覚です。


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 ちなみにデッチ上げたタイトルはここからですが、ストーリーとしては『影月(月影ではない)の恋焦がれる千夜子は里を離れた彼の帰りを待っていた。今度こそアタックするぞ…と意気込んで。しかし、帰ってきた影月は美人さんを連れてました!?』というもので、ストレスフリーかつシンプルな読み切りになっている。


 さて、これはれこれは『コミティアっぺえマンガだな』と感じたり。


 ますせ、コミティアと言えば第一前提かつ世間一般のコミケ印象と大きく違うのが『オリジナルである』というコト。ただ、最近は来客数もアップしてたり『漫画専門学校生の青春』でも取り上げられたりと少しずつ認知が拡がっていると思う(思いたい)。


 どっちが優れているというつもりも無いし、自分はコミケに関してはあまり知らないのですが、こういうものが主流になれるコミティアはマンガの祭典感があっていい(もちろんマンガだけでは無い)。


 また、この作品の面白いトコロは『ふくらみを持たせている』というコト。例えばモテモテの影月ですがねその『なぜモテる?』という明確なものが提示されて無い。描かれているのは二人のヒロインの『気持ちの強さ』がメインになっている。やはり商業誌などは懇切丁寧なマンガになりますが、『想像力を刺激されるマンガ』というのはやはりコミティアならではだろう。


 そして


 コミティアは作者さんに直接会えるチャンスです。読んだ感想はガンガン伝えて良いんです。『絵がカワイイ』とか『このキャラが好き』でもいいし、吉沢雅先生だと『何気にネームが読みやすい』とかなんでもいいんです。もちろん『長々話さない』とか『周囲のお客様の迷惑にならない』等々のマナーもありますが、どんどん言えるのがコミティアです。


 マンガというのは描き手も読み手も好関係にあって成立すると思うんですよね。それを実感させてくれるのがコミティアだったりします。


 『同人誌イベント?ちょっと気後れしちゃうなあ…』という方もいるかも知れませんが、もっとイージーに考えてぜひともコミティアに足を運んでいただけたら嬉しいです。しつこいようだけど常識的なマナーは持ち合わせて……悪意の無い失敗ならば場数で直していけばいいし。


 しかし、どっちのヒロインも魅力的ではあるんですよね……。続きが見たかったり。



人は笑えることができる         板倉梓『少女カフェ 完全版』

同人誌
10 /28 2015

 『でも、何かを失った後でも、

 人は笑うことができる。

 失ったものを埋める方法じゃなくても、

 日々の中に喜びはあるんだよ、と思います』


 ……とまあ、これはあとがきの抜粋なんですが。


 マンガを読んでいてピンとクる瞬間があって、『あ、この人がマンガをやめない限りは、俺はこの人のマンガとずっと付き合うんだろうな……』と予感するマンガ家さんにぶつかるコトがある。まあ、そんな気取ったものでなくて、それが自然体みたいな。



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 今回は 板倉梓先生の『少女カフェ 完全版』ですが、自分にとって板倉先生の作品はそんな存在。以前は記事にしましたが、その…まあ…単行本の売り上げが芳しくなかったので続巻が出なかったという。が、完全版が出たおかげでこうして読めるようになりました。詳しくはホームページにて確認されたし。


 昨日は『漫画専門学校生の青春』でコミティアについて触れましたが、この『少女カフェ 完全版』もコミティアで入手したものでした。まあ、俺はコミケははるか昔に一回行ったきりで説得力ゼロビームですが、『コミティアはいいぜ』と書いておく。


 さて、完全版というだけに全ての内容が入っておりますが、ストーリーとしては『若夫婦で切り盛りしていた喫茶店が、母を亡くし、双子の姉妹が入って頑張る』というもので、事実、作品はこの二人のキュートさに支えられる朗らかなものになっている。まず、重要なコトなんですが『普通にマンガ読んでいる方もスンナリ読める』というマンガの娯楽性が主体だ。



 が、同時に板倉梓先生のテイストがある。度々描いているのだけど、板倉先生の作品は『俺たちサイド』というのがある。そう、マンガというのはそもそも『大衆娯楽』なんですが、そっち側であるということ。そこらに居る人々が綴られている。


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 たげど…


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 やっぱり母親(マチコ)が居なくなったのは何時までも悲しく寂しい。人間の心というのは本当に不合理だと。


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  『でも、何かを失った後でも、人は笑うことができる』と作品は暖かく描いてくれている。忘れるなんてとんでも無い、メソメソと未練タラタラでとっても辛くてもそれは仕方ない。だけど、人はその中でも笑っていけるんだ……というコト。これも本当のコトなんですよね。


 で、そういう話って実はどこにでもそこらに転がっていて、そこらに居る人々はそれでも笑って生きている。そんな当たり前に意外と気付かないものなんですよね。とてもツライコトがあって、それがそれこそ尾を引いたまま死ぬコトがあっても『それでも人は笑うことができる』という強さを持っている。


 何も特別でなくても卑下することはない。逃げ出したいのに戦い続けているアナタはそれだけで強いんですよ、と希望をくれる板倉先生の作品は今後ともお付き合いしたいです。




 

いざ出陣!!  コミティア94

同人誌
11 /13 2010
 と言うコトで明日はコミティア94に出陣です。スペースは『む01a』です。よろしく~♪





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 というコトで中川ホメオパシー先生がポストカードを描いてくれたりと大変ありがた~いコトになってます。あっ、自分がA先生なんだ(笑)。




 今回は人面犬さんがえらく気合が入っていた。が、今回知ったのだがアイツは気合が入ると松岡修造化するのでビビッた。


 今回の原稿はこれまでに無い早さで出来上がったのだが、ヤツの脅迫じみたメールのおかげだと思っている。彼なら立派なマンガ編集者になれると思う。潰れるのも多そうだが。




 が、アイツはあんなんでも相棒なんで、集会の時にはイロイロ語り合ってます。




 「俺、同人で成功して秋田買収するンだ!!」とか真顔でキチガイみたいなコト言うから困る。自分も「そうなったらいいッスね~」みたいにおだてて気分良くさせておく。この前は焼肉おごってもらった。




 で、この前一番すごかったのが「六鬼會もそろそろ大きゅうなったし、端末構成員が必要じゃのぉ……」とか言い出した時だった。



 一、端末構成員の月の同人誌販売ノルマは月10万円


 一、一人一殺


 一、鉄砲玉に喜んでなれ


 一、サクラとなれ


 一、大手サークルの品は手段を選ばず獲得してこい


 一、敵は必ず殺せ




 ……等々狂った考えの持ち主であった。僕はこんなにクリーンなイメージで活動したいのに!!なにはともあれ、へっぽこな二人をよろしくお願いします!!




告知ですよ~♪

同人誌
10 /31 2010
 来る11月14日(日曜日)のコミティア94では 人面犬さんとの共同サークル『六鬼會』で参加だっ!!




 スペースは『む01a』なんでよろしくです。




 と言うか、入り口と本部の正面なんでえらく目立つ位置に……(汗)。




 これを見ていた方はぜひともっ!!今回はちょっとした企画もあります。当日のお楽しみ…というコトで。





 で、人面犬さんの方はもう原稿上がったらしい……。あれ?自分、まだ白紙なんだけどなあ……(汗)。




 だいたいアイツはケントデリカット似の体罰至上主義の熱血教師モノを『良くない』と却下したくせに、当日持ってきたのは『その100倍酷い教師モノ』だったなあ……。消えた飼育舎のウサギとか新開発狂モノの内容じゃねえか……。




 …とスデに作家性の違いで解散寸前なウチらですが、よろしくお願いします。



コミティア92参加記④

同人誌
06 /13 2010
 かなり間が空いてしまいました……(汗)。




 幸いにして開幕三時間でコピー本が捌けた。が、自覚しよう。



 勝ったのはお前の実力では無い!!そのモビルスーツの性能のおかげだというコトを忘れるな!!




 …と。A.Q.U.Aさんとくろねこさんの絵でお客様の目を引けたというコトと、席がたまたま良かったというラッキーのおかげにすぎない。それでも、手にとっていただけた方には感謝です。同人誌に関してはシロート以下ですが、手にとってくれるお客様がいて初めて成立するものですから。




 そんな訳で、人面犬さんに席をまかせて他のサークルさんを見る。今回は勉強の意味合いのが大きい。



 とにかくイベントはそうそうあるものでは無い。まして、低レベルな中年二人。学んでも学びきれないのが現状だ。




 結論……。




 本当に運が良かっただけだな……(汗)。




 戻ってしばらく。くろねこさんと騎士二千さんが来てくれました。ふふ……こんなコトもあろうかと、スケッチブックを用意しておいて正解だった!!



 くろねこさんにミリオムを描いてもらう……。



 えらく使いこんだマイシャーペン……!



 カリカリ……。チト考え込む。袋から取り出す。



 何ぃ!!マイ下敷き持参……だと!?



 くろねこさんはとにかく描くのが早い!!あと、本能的に立体を把握しているような感じです。



 『あっ、体のアタリってこんな感じに描いているんですか?』



 びくっ!!



 『あっ、フリルはこうやって描いてるんですね?』



 びくっ!!




 集中力を乱すKYな俺であつた……。




 騎士二千さんは何か食いつくように描いている印象で迫力を感じました。




 御二方はやはりすごい!!月並みな言葉ですがすごい!!どうもありがとうございました!!





 そして、楽しかったイベントも終了……。初めての同人誌販売(いや配布か)ですが、これは病みつきになりそうな楽しさがありました!!と、同時に課題も山積みで……。





 とりあえず、頑張る(駄目な子の言葉)!!




 その後、くろねこさんと騎士二千さんとご飯を食べたのだがスネ夫の親戚のオタク兄ちゃんを熱心に語り合うという、生産性皆無な会話をしていました。




 次回はコミティア93です!!ここまで書いて落選したら笑えるのだが……。




6/14追記~そういえばお隣の怖そうな人はCTCでおなじみの三平×2さんだったというミラクルが発動していました。途中で気が付いて、なんとなくチャンスをフイにしてしまいました……。




コミティア92参加記③

同人誌
05 /19 2010
 コミティアは開幕した。


 まあ、予想通り誰も来ませんが。



 『あれがウワサの開幕ダッシュってやつなんかな?』



 『すごいね~』



 などと、のんき君な俺たちであった。



 そもそも自分等は活字系なもので、初参加で実績も無いから誰も来ない。特に序盤戦は来場者の方々は目当てのサークルに行く訳ですから、誰も来ないのだ。



 勝負は始まってしばらく経ってからだ。



 で、自分はガイドブックなどを見て状況判断……。くそぉ、まりお金田先生は今回いないのか……。



 このガイドブックにはサークルカットというものを載せる。どのサークルにも平等に宣伝カットがあるのだが……。




 『ねえ、ひょっとしなくても俺たちのサークルカット最悪だわ


 『……』


 絶句する人面犬さん。



 妙に大きさのあってない超絶技巧に描かれた野良犬が小さくポツンと載っている。これだけ。普通、新刊ありますとかイロイロな宣伝文があるのに、ポツンと載っているだけだ。すまねぇ、dotsさん!!超絶絵が無駄に使われてます。


 でもって、サークル名が『六鬼會』か……。これを見て来る方は皆無と考えた方がいいだろう。




 『やっぱサア、萌えだよ萌え!!【むつきたん】みたいな萌えマスコットが欲しいなあ……。でサア、初音ミクみたいにジャンボになって俺たちリッチーになれるかな……みたいな』



 『んだ、んだ……』



 『俺たちの足元にはダイヤモンドが埋まっている!!俺たちはそれが見えないだけだ!!俺たちは成功すべきなんだ!!』



 ……とか宗教やっているうちに来訪者が!!



 そう、活字だと誰も近寄らないのは分かっていたので『表紙詐欺作戦』として、 A.Q.U.Aさんくろねこさんのイカしたイラストを参考出展していたのだ!!



 すかさず!!



 『いらっしゃいませ~』と営業スマイル。出来るだけ手短にアッピールし、二人のヘナチョコなコピー本をお願いする。




 やっているコトは街角のティッシュ配りと変わりません。



 ええ、いいんです。千里の道も一歩から堅実に誠実に頑張りましょうとも……。



 とかやっているウチにまたしても来訪者……



 たぐちさんだ。このたぐちさんはPixivで知り合いましたが、運悪く宇都宮につきまとわれてしまった方だ。にもかかわらず、こうしてご挨拶いただいたのでホッとする。



 以前にも記事にされましたが、このたぐちさんの同人誌は本当に面白い!!この方の本の特徴なんですが、つねに手作り感とか有機的……同人誌の原点みたいな暖かみがあって、目標なんて言ったらおこがましいのですが、いいな~みたいに憧れてます。ご来場ありがとうございます!!



 たぐちさんに来てもらったおかげで、俄然エンジンが回り始める!!ウチ等は道端の乞食のように『よろしくお願いしま~す』と声をかけ続けた。




 くろねこさんのロボットモノに反応を示す方!!!何ッ、外人だとぉ(問題発言)!!?やべぇ、俺、英語は下ネタ単語以外分からないぞ!?



 『あの、ニホン語大丈夫ですか?』


 『大丈夫ですよ……』



 フランクな方で安心する。



 『とりあえず参考出展ですが、興味を持ってもらえて嬉しいです』みたいな会話をしたと思う……。




 【六鬼會】はデビュー戦で早くもインターナショナルな世界にまで突入したのだった!!






 続く

コミティア92参加記②

同人誌
05 /13 2010
 さて、六鬼會 の決起である。



 何だかんだで、前日に配布用のコピー本はなんとか上がった……。本当、時間ギリギリだわっ!!



 それをスーパーのビニール袋に入れて持ってくる俺であつた……。


 
 電車に乗って(どうやら電車恐怖症はだいぶ緩和されたらしい)、上野駅……。早く来すぎたのでコーヒー飲んでいると人面犬さんからメール。そのまま一緒に会場に向かう。



 ちなみに宇都宮はまず電車に乗らないので、人面犬さんに案内してもらわないと会場までいけない(駄目だなあ……)。




 会場に着いて準備する……。ええっと、席はここか?俺たちの伝説(レジェンド)はここから始まる!!


 
 『人面犬さん、ウワサにゃ聞いていたけど印刷所関係の広告が多いね……。どうする?』



 作業しながら答える……。



 『とりあえず、ひとまとめにして後で捨てるか……』



 と人面犬さんが凍りつく。



 『やべぇ、席ここじゃねぇ!!』




 俺たちの伝説(レジェンド)は開始早々しょっぱかった。



 ……とりあえず可能な限り元に戻しておきました。間違ったサークルさん、本当に失礼しました!!




 改めて準備しなおす……。隣りの方はすでに来て準備している。なんか怖そうな人です。



 まあ、準備と言っても大した用意は無い。二人して配布するコピーを並べる程度だ。あと、くろねこさんA.Q.U.Aさん(今回の犠牲者②)の参考出典用のイラスト見本を並べる……。ちなみにA.Q.U.Aさんは次回からのコミティアに挿絵をお願いさせてもらってます。僕のヘナチョコな読み物は別として、是非とも見ていただけると嬉しいです。また、快く承諾いただいたコトにも大変感謝!!




 さて……。




 ヒマである。何しろウチ等のやるコトもあまり無い上に、早く来すぎた。他のサークルさんに挨拶すべきなのかもしれないが、ほとんど接点が無い。




 『人面犬さん、ヒマだからモンハンやっていい?マボロシチョウ集めたいンだけど……』



 『宇都宮くん、ヒマだからと言ってそれは良くないよ。僕たちは初参加で今は吸収する大事な時期なんだ。今は集中力を切らさずにひとつでもモノにしよう!!』



 『うるせぇな……。エンボイの百瀬パクるなよ……。だいたいおめぇ、さっきクソしに行ってるだろうが……。いいか、コミティア会場の便所は来訪者の神聖なクソを流す為にあって、おめぇのクソみたいなクソを流す為にあるンじゃねぇ…!!



 『うるせぇよ、このアス(以下検閲により削除)』




 最悪であった。開始前から俺たちは作家性の違いによる解散であった。




 まあ、すったもんだがあったが、とりあえず『お前は何しに会場に来ている?』というもっともな意見である。確かに30代後半戦のオッサンがシツケのなってない幼児のような振る舞いはマナー違反だな……。反省すべきだ。




 こうして会場が開場された……と全く面白く無いオヤジギャグで次回に続く。

コミティア92参加記①

同人誌
05 /09 2010
 この記事は一回完成直前まで書いて二回目だったり……。オラの二時間を返せ……。


 でも、まあ、なんだ……長すぎるから分割するコトにしよう……。









 前回のコミティアの時に宇都宮は人面犬さんに言う……。



 『次のコミティアに参加してみない?』


 『そうしよう…』


 この二人にはためらいが無い……。もっと、言えば何も考えて無い。見る前に飛べでなく、そこが崖っぷちになっているコトに気付かないタイプだ。



 ジャンルはアッサリ決まった。



 二人して絵とかマンガとか描けないし、特殊なスキルがないから消去法で『読み物』になった。よくよく考えればそれらのサークルさんに失礼な話だ。




 何しろ全てがアレな世界だ。そもそも二人とも同人イベントなんかほとんど行ったコトないし!!自分の同人誌の知識は【こみっくパーティー】だけです(エロゲー)。同人誌がうまくいくとカワイイ女の子にモテモテになるらしい……。



 オンラインの申し込みからスベっていた。カタログに載るサークルカットというのを描かなきゃならないのですが、やり方が分からない。んで『人面犬さん、どないすべぇ』ってなって、じゃあdotsさんの描いた絵を暫定的に使わせてもらうか……となる。まあ、これが後々アホな結果(要素①)に繋がるのではあるが……。



 『サークル名どうする?』



 まあ……アナーキーな当ブログでも書くのがはばかられる候補の数々が上がったが決まらない。



 『じゃあフツーに【六鬼會】(要素②)でいいんじゃない?』



 何が『じゃあ』で『フツーに』なんだか分からない。これを平川先生が知ったらたちまちクローバーパンチの制裁がくるであろう。平川先生ごめんなさい。



 そんなやり取りの後……忘れた頃に通過通知が来た。まあ、と驚く。コミティアの選考委員会は大丈夫なのだろうか(余計なお世話だ)?




 が、人面犬さん共々『落ちるんじゃないの?』みたいに思っていたものだから(駄目だなあ…)、何しろ時間がヤバい。僕たちは誠実に仕事してないサラリーマンなのだからっ!!




 とりあえず何でもいいからデッチあげろっ!!



 とおおよそ最悪な姿勢で活動が始まる。…と宇都宮はくろねこさんにメールする(今回の巻き添え①)。




 『なんだか良く分からないけど、コミティアの参加が決定してしまったので以前もらったロボットモノのラフを何も出来なかったら【鋭意製作中!!】と言って出すね(はぁと)』




 なんだか良く分からないのは、くろねこさん他ならないのであるが。まあ、とりあえず保険は出来た。




 出来たはいいが、何しろ勢いだけで参加決定したウチ等の状況が良くなった訳では無い。いきなり印刷所に掛け合うとか……そういうコトはありえない。やれるコトは限られている……。




 と考えて思ったのが、以前に思いつきだけでやった【必殺料理人!味太郎】があったじゃないか(良かったら読んでください)!!とりあえず、コイツを手直ししてバラまくか(最悪な考え)。





 とまあ、人面犬さんもコミティア直前まで仕事をしていたのだが、何とかカタチになった。こうしてアホな中年二人はコミティアに臨むのであった……。






続く……






オマケ!!



コミティアで参考出展したくろねこさんの【ロボットモノ】です(クリックすると大きくなるよ)。正直、全くの未定ですが、機会があったらやりたいです……と言うか、絶対やってくれ!!というご意見を来訪者様から多々いただきました。ありがとうございます!!お財布が許されたらやります!!




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同人誌というものがが好きになりました     たぐち『スタジオ ワールプール』

同人誌
02 /24 2010
 同人誌とは何か?


 僕は『ちょっぴりの夢があるもの』だと思います。



 自分で本を出して、自分で売って、自分の描きたいことを描く……というコトを実現させてくれるイベントかな……と。


 だけど、同人誌ショップというものに行っても既成作品のエロパロが主体で、オリジナルがあんまりなかったりする。もちろんそれだけでは無いと思うのだが、エロが主体のような……。どうでもいいコトだけど二次創作って、便利な言葉だよね。もちろんエロ大好き人間なんで、コッチもガンガン栄えて欲しいです。が、どうにもソッチは熱心には入り込めない不思議があります。僕が単にソッチを知らないだけなのかもしれませんが。



 だから、それが好きなのを否定する訳でもないし、個人的には割とどうでも良かったりします。



 まだ知らない面白いマンガを読みたいだけ……そういう渇きに似た欲望が留まらない。



 と思ったらコミティアというイベントがあったりしました!!いや、これは無知でした。何をしていた過去の俺!!



 Pixivでお気に入りの方でたぐちさんという方がいる。今回はこの方の同人誌のお話……。



 


 いや、面白い!!独特のホンワカとユルさとカワイサの融合というオリジナリティ!!これが同人誌というものの楽しさなのだろうか……と感じた。先に感想を書いた『スプリンターノボル』もそうなんですが、個で描くマンガというものも独自の味わいがあって面白い……。



 と同時にマンガの奥深さをまたしても感じてしまいました。




 今回のコミティアはバレンタイン開催というコトでしたが、新刊のコレ






 も別な味わいがあって面白かったです。



 この方の本に感じられるのが『同人誌で出版社のマンガにできない楽しさを出すには?』というアプローチだ。もし、コミティアに行かれるコトがありましたらオススメですので手に取ってみてください。

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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