新着マンガ - 豚か狼か

後ろ姿        れつまる・他多数『JK☆B ②』

新着マンガ
05 /06 2016


 その昔、『プラモ狂四郎』でも描かれていたが『アニメプラモなんてリアルじゃない。オモチャさ』という感じに台頭してきた新ジャンル『ガンダム』に対して古参オタクからの牽制・攻撃などはあった。


 近年では『ガールズ&パンツァー』に対してウルサイのが散見されたけど、判断が難しいなあ。俺のリアルからすると『戦車は大好きだけど戦記とか考証は興味ない』というのがあって、タイガーⅠ型倒すのにシャーマン五台必要というのがリアルだったりする(俺はバカなのだろうか?)。


 肝心なコトぐらいテメェで決めてやらぁなと思う。





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 さて、二巻が発売となりました『JK☆B』ですが、前回の記事はコチラにて。


 そもそもにマンガ絵……さらに女子高生というのはどうなのだろう?これはストイックなバイク好きな方からすれば『邪道』というものでは無いか?そういう方からするとそういうコトなのかもしれない。


 が、そういう考え方は『ただ単に自分の教養が足らないだけ』とも言える(これに関しては自戒の念もあるんだけど)。


この『JK☆B』はそれだけじゃない…と何か『引っかかり』を感じていて、その『何か』がさっきまで分からなかったが、腑に落ちた。


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 そうか!!このイラスト集は後ろ向きのバイク絵が多いんだ!!


 ……と。そう、これは『バイク乗りのリアル』なのだ。バイクに憧れを感じ、カタナを初めて知った時には『なんてカッコいいバイクなんだ!!』って、カタログやら雑誌を見たものですが、それは『まだリアルじゃなかった』んですよね。実際にカタナに乗るようになって感じるのが『あれ?特徴的な正面より斜め後ろのデザインこそが真骨頂なんじゃないのか?』と。カタログやバイク雑誌は構成上仕方ないのですが、やはり前方寄りの写真がメインになる。が、『バイクを乗っている人のリアル』としては実は後方から見るコトのが多いんですよね。


 これはバイクに乗っている人々の手によって描かれているイラスト集なんですよね。


 リアル、というのは『なぞる』じゃないんですよね。『共感』からの『発見』なんですよ。きっと。





 ……しかし、二巻になっても栃木産ヒロインが居ない。誰かが俺を陥れようとしているという妄想が生まれるぐらいに。二巻で終わりにしないで、三巻出してください。栃木産ヒロイン&宇宙で二番目にカッコいいバイクGSR750やってください(一番はカタナ以外に存在しない)。



 スズキより優れたバイクメーカーなど存在しねぇ!!


 これがバイクの絶対真理のリアルなのだ。


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ヤバイ!!欲しい!!楽しそう!!    樹崎聖・あやこ『マツダさんちのロードスタ子ちゃん』

新着マンガ
12 /23 2015

 前述の記事でクルマについて云々書いたけど、単純に言って『楽しい』というのがあって、やっぱり『何をセレクトしたか?』というのはその人を知る上で興味深い。


 自分が免許を取った時はスポーツカーブームであり、自分も欲しかったが用意できたのは30万円だった。その中の選択肢でホンダ・シティターボⅡを買った……というのが微妙に狂っているような気がせんでも無い。いや、スターレットとか選べよ、俺。だが、シティターボⅡから放たれる中二病臭に抗えなかった。死ぬと分かっているのに誘蛾灯に引き寄せられ感電する習性死に一直線だ。


 で、まあ、イロイロとクルマは乗りましたが『面白いクルマ』というのが好き。栃木はクルマ社会なので通勤を楽しくするようなクルマは大事!!楽しくなければ人生じゃない!!


 ……というコトで今は『フィアット500S』なのであるが、コイツはそもそも『やってしまった』というのがある。その前はスイフトスポーツ(当然の黄色)に乗っていたのだが、コレを買う時にフィアット500は候補に上がった。が、値段が高くて中身はそこらの国産ファミリーカー以下というコトから半日で候補から外れた。


 で、時は流れてラジコンでアバルト(外観はおおよそフィアット500)使ってて『今のフィアットどうなったんだ?』と思い調べてみると


 二気筒エンジン……だと?


 俺は、たまらなくなり試乗をした。それが大きく狂わせた。それ以降は寝ても覚めてもフィアット500のコトしか考えてない状態に。そして、このクルマを購入して二年ぐらい経つがいまだに毎日ワクワクしながら乗れるという相性バッチリのクルマになってしまった!!あらゆるヘッポコな部分……例えばドリンクホルダーが浅くてセブンのLサイズのコーヒーがコーナーと同時に転倒してこぼれるというトコロも『まあ、いいか。こういう部分もカワイイんだぜ』と済ませてしまうあたりがベタ惚れである。が、普段使いは割と雑だ。間違っても常にピカピカなどしないし、トランクには自転車とか三脚とかが放り込まれるように入っている。そう、フィアット500はそんな気楽に深い関係なのだ。


 ……と前置きが長くなったが、気になっているクルマがある。マツダの新型ロードスターだ。乗りたい…というのがホンネだ。しかも我が家にはアクセラがあるので、オバちゃんクルマのくせに楽しいというマツダの恐ろしさも知ってしまっている。俺の運転技術は『並程度』だと思うが、購入時に比較に乗った他社のクルマは退屈でしかなかった。が、アクセラは違った!!『何コレ、母ちゃんが乗るのに楽しい!?』という衝撃。数字データでなくフィーリングに訴える楽しさ!!


 だからこそ、今のロードスターは気になる。つーか、運転席に座ったコトはあって『試乗したらヤバいな…』というのが直感できた。





 そんな中でも『マツダさんちのロードスタ子ちゃん』である。原作は『交通事故鑑定人環倫一郎』(作画)の樹崎聖先生です。

 樹崎聖先生と言えば高校生の頃『とびっきり!』に感化されて『アンコンフラッシュはできるのか?』と友人に肩を殴らせて反復練習してたなあ……。まあ、さすがに踏み切り待ちの電車には飛び込まなかったけど。


 さておいて。


 このマンガを読んで分かった。『ロードスターの試乗をしてはいけない』というコト。やったら絶対に欲しくなって借金してでも欲しくなってしまう予感がバリバリである。クルマを描くマンガというのは『スポーツ性能』を前面に押し出す。パワーとかタイムとかね。が、このマンガは違った。このマシンの持つフィーリングとしての楽しさだ。このロードスターがあったら『毎日が豊かに楽しくなりそう』という予感だ。例えば、エアコンの噴出し位置とかコンソールやドアに腕置いてリラックスできるとかの部分がヤバイ。タチの悪いコトに困った部分すら愛嬌に描かれている。


 このクルマは間違いなく面白いクルマだ。確信した!!


 そもそも、フィアットも本当はカブリオレにしたかったんだけど、MT仕様が無かったんだよな……。他の人は嫌がる要素なんだけどミツビシジープに乗ってた時のオープンは最高に楽しかった。夕立でズブ濡れになっても『今日は最高にラブリーな日だ!!』とマッドマックス的に感じてしまうクルマだったしなあ……。


 とりあえず、ラジコンでガマンするか……。って、M05にしかボディ乗らないの?それFFだからダメだろ!!


 

バイクだ!!バイクだ!!女子高生だ!!       れつまるくん『JK☆B』

新着マンガ
12 /17 2015


 『バイク熱なんてのはハシカみたいなもんで、そのうち便利でラクなクルマに乗るよ!!』


 …なんて、しばしば言われたものだが『あれ?まだ乗っているぞ?』という感じで。問題はバイクだけでなく乗り物全般の運転が好きになってしまったのだが(運転技術が高い訳じゃないよ)。勇チャン、三トンまでならブルドーザーも運転できるよ!!


 しかし、その目安というのは何なのか?ただ、バイクはいまだに乗っている。まだ飽きたとか無いし、これからも乗るような……。



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 さて、今回は実はマンガでなくてイラスト集です。 れつまるくん先生(この場合、先生を付けるかちょっと考えてしまった)の『JK☆B』です。女子高生&バイクの組み合わせのイラスト集です。ちなみに『ばくおん!!』のおりもと先生が帯コメント&インタビューも載っていたりするので、当ブログの趣旨とは全く無関係という訳でも無いのだが……。


 さて、バイクを乗る人種にもイロイロあると思うのですか、偏見バリバリに言うとオタクはバイクが好きというのがある。いや、俺の知っとるオタクがバイク好き比率高いような気がするんだが…。


 で、この手のイラスト集からすれば東本昌平先生のシャレオツなのもいいのですが、俺としてはオタクくせぇのが読みたかった!!イラスト集とするならば『開くとレジェンド系のバイク』というのが定番(だいたい70~80年代)なのですが、『オタクくせぇバイク』のイラスト集も読みたかったのよ(問題発言)。


 …というコトで期待してましたが、表紙からしてWR250Xとか渋いチョイスだよなあ(れつまるくん先生の愛車だったとか?)。だが、そんなコトではヤラれたりはしない。ボカァ厳しく審査するのだ。


 ペラレリ


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 一発目が『スズキ GSX400S カタナ』であり、俺バッサリ。


 うむ。グゥの音も出ない。いや、1100のカタナというのは分かる。レジェンド系の最高峰ですらある。が、そこで400カタナという選択肢が良い。私情バリバリであるが、俺はカタナに憧れてバイトして400のカタナを買った。とても思い出深い一台である。その後、1100は二台乗る(逆車とファイナル)のだけど、バイクの熱の根底はこのバイクなんだろう。


 『嬉しい』


 これだけでこのイラスト集を読む価値は存分にあった。


 また、イラスト集の400カタナは赤銀仕様なのですが、実はメーカー正規品として存在しない。が、250カタナにはこのカラーが存在していて、パーツは共用なので個人レベルでも簡単に互換できる。もちろんこれは『それを知ったうえでのイラスト』というのも分かる。だから嬉しい。


 バイクの好きな方が描いたイラスト集というのが分かるから嬉しいんだ。


 それにしても、このイラスト集はイイ感じにくすぐってくるバイクセレクトと女子高生のカワイサが相乗効果を上げている。女子高生はプロフィールが書いてあるのが想像力を刺激して、こらまた楽しいのだが一点だけ不満がある。栃木県人がいないぞよ(ちょっと悪い意味では宇都宮が関わっていたけど)。これは耐えがたい不満だ。いずれ発売されるであろう二巻ではぜひとも入れて欲しい。


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 なかなか魅力的なヒロインとバイクなのですが、あえてこの一枚とするならば『ヤマハ SDR』ですね。このチョイスを許してしまった出版社はスゲェと思います。最安値の時は10万円切っていた気がするので、無理してでも買っておくべきだったかな……。


 とにかくバイクと女子高生が好きな方にはオススメ!!かなりのボリュームがありながら1200円(税別)というのもかなり良心的なお値段設定です。


今だからこそのマンガ      髙澤たま 『ジャージ女と法律男』

新着マンガ
11 /18 2015

 マイコン……なんて呼ばれていたんだよ!!


 今から30年前……これを大昔とするか最近とするかは人それぞれなんですが、一般人に向けてのコンピューターが発売されたのがその頃だ。今はパソコンなんていいますが、当時はなぜかマイコンと呼ばれていた。うろ覚えで申し訳ないんだけど、当時のテレビ宣伝で100万円とかしていたような。スズキのアルトが47万8千円の時代にである。


 しかも、マイコンなどと言っても起動しても真っ暗な画面からカーソルが点灯しているだけだったりして、いきなりハードルが高い上に今から考えたら『何も出来ない』と同義の性能だった。もちろんネット接続など無い。一般的になるまで、そこから20年ぐらいかかる。


 が、やはりコンピューターの進化速度は異常とも言える。今、こうして記事を読まれているのは日常の光景ではあるものの、10年近く前では考えられなかった。環境もそうなんだけど、いかにネットが優れた道具と言えども『一般的』でなければ意味を成さない。


 そして、五年ぐらい前からマンガの環境もネットの発達によって大きく変化してきた。ざっくり言えば『発表できる』というコト。その作品がいかに優れたものであったとしても、たまたま審査員の受けが悪かったり、出版社に受け入れられなかった為に消えていった作品は絶対にあるはずだ。ネットという道具はマンガの可能性を広げるものだと思う。


 ……余談ではあるがスタンスとして『ネット万能』とは思ってません。良く効く薬物は同時に副作用も大きく、道具は最終的に使う人の品格が問われるものだと考えてます。





 



 
 …というコトで今回はPixivで見つけました 髙澤たまさんの『ジャージ女と法律男』です。


 まず自分が感じたコトとして『いかにも今時代のマンガだ』というコト。先に書いたように『ネット配信』というコト。また、法律から面白おかしく展開させていく……というあまり例を見ないオリジナリティが光る。


 このマンガの『法律』という題材チョイスは秀逸だ。


 おかしなもので『法律』というのは国民が守るべきルールなのに『ほとんど分かってない』というコト。これによって国が動いているのであるからしては、『一字一句覚えるように国が努めるモノ』という気がせんでも無いが、多分ほとんどのものがほとんどの内容を知らないだろう。『シートベルトは付ける』とか『自転車は左側』とか『人を殺しちゃいけない』とかそういうレベルの認知度が法律なんですよね。


 が、実は雑学的な意味では法律というのはなかなか人気のあるカテゴリーだ。長寿マンガの『ミナミの帝王』も法律をいい感じのスパイスにしているし、『法律』雑学番組はなかなか人気があったりする。


 このマンガもそれに倣った内容で、勉強としての法律マンガではなく、雑学の面白さとしての法律マンガなのだ。なんかラブコメに移行しそうだし……。


 また、法律マンガだけに文章や会話シーンが必然的に多くなるのですが、これを『いかに楽しめて読みやすくするか?』という試行錯誤がかなり感じられる。特に主人公のオヤジのトンチキぶりは最高です。



 それにしても、マイコンなんて言われていた時代から30年でこういうのが読める時代になったか……。個人的にはメチャ早いですね~。だけど、このスピードに食らいついていけるようなマンガ記事を書きたいと思います。

きやがれ剛速球!!        金田陽介『寄宿学校のジュリエット』

新着マンガ
11 /10 2015
 ガキの頃だ。ヒマはあっても金が無いようなクソガキたちがやるようなコトなど駄菓子屋で買った100円のゴムボールとそこらの角材拾っての野球だ。


 『打てるもんなら打ってみろ!!』『打てなかったら言うコトの一つも聞いてやる!!』なんてやり取りの後にピッチャーはとんでもない暴投をわざとやって『ほら、打てなかっただろ?言うこと聞けよ~』とバカにする。で、つまらない小競り合いになったりするものだが。


 バッターは『空振りするにしてもスゴイ球が欲しかった』のであって、できれば『剛速球のストレート』を求めていたのだ。勝負から逃げて理屈をとったヤツなど認められるか。


 そして、俺はオッサンになったのだが、ここ最近の社会は『勝負から逃げて理屈を取る』というのが『大人』とされるようになった気もする。それとも元からそうだったのか?が、マンガもマンガでその傾向に近寄りつつある。このブログでよく書いてますが『ラブコメが大好き』なんです。ピッチャーが作者で、バッターが読者となるのですが、たまに打てない暴投をわざとやるヤツが居るので腹が立つ。手に持ったバットでスイカ割りのように作者に振り下ろしたくなる。勝ち負けなんかじゃねぇ、そんなミミッチイことなんかじゃねぇんだ。結果なんかより渾身のストレートを投げて来い!!そして……空振りしたいんだよ、俺は。



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 今回は昨日、発売されました 金田陽介先生の『寄宿学校のジュリエッタ』です。第一話のお試し読みはコチラから……。


 いや~!!スカッとするよな剛速球で気持ち良く空振りできたぜ!!


 …という感じにニヤニヤが止まらない。これだ、これだ、これなんや!!俺は空振りをしたいんだ!!マンガブログは『作品を値踏み』する卑しいトコロではあるが、そんな俺が求めているのは『気持ちよい空振り』だったりする。


 しかし、マガジン系もこのマンガブログには珍しいかもしんない。挙がるのは『修羅の門』ばかりだし。が、このマンガも表紙買いだったりする。そして、オビに書いてある『ラブコメ』の文字!!で、反転してみて裏表紙になると主人公と思わしき野郎!!


 『コイツは俺の求めている作品に違いない!!』という犯罪者っぺえ思い込みから読んでみましたが、予想以上の面白さでした!!直球!!直球です!!この『萌えの過度期』にあって、臆せず直球を投げてきやがった!!



 ただし、スゲー速い!!こりゃ、空振りするしかねぇッ!!


 ストーリーに関しては試し読みを読んでいただくとして


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 やはり、ヒロイン・ペルシアに泣かれると『ズキン…』とクるのはラブコメの醍醐味!!それを解決するのが主人公の犬塚ですが、ここでイマドキとあっては去勢されたような主人公が煮え切らないコトしますが……


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 やっぱ、コレだよな~ッ!!


 他の人はどうかは知らないけど、カッコイイ主人公とカワイイヒロインがともに頑張って勝ち取ってイチャイチャするのを俺は読みたいのだ。『世界よりヒロインのが大事です』と言い切れるような熱い主人公を見たいのだ!!二人をニヨニヨしながら応援したいのだ!!


 この作品は剛速球!!それがとても嬉しい!!




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 …ところで、明らかに主人公・犬塚に気がある蓮季サンなんですが。


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 負け戦が確定しているのでいささかツラいなあ……。ただ、『ラブコメ』というジャンルの残酷なトコロでもあって、『負け確定ヒロイン』をいかに描くか?というのはとても重要なんですよね。現実的に言ってラブは上手くいかないコトのが普通なのだから。最近のセオリーからすると『やっぱり主人公好き!!』からうやむやにラスト、という感じなんだけど、このマンガのコトだから『キッチリと描いてくれそうな予感がする』んですよね。井上和郎先生の『美鳥の日々』で初期からずっと出ている負け確定ヒロイン・貴子はとても記憶に残ってます。彼女はキッチリと負けてきたから。大事なコトは濁しちゃいけないんですよね。


 そんな感じに他のキャラのラブもこれからの展開に期待しております。きやがれ剛速球!!



 

他も描いてますよ!!           猪原賽・平尾リョウ『放課後カタストロフィ』

新着マンガ
10 /14 2015

 それだけじゃないんですよ……と言いたくなる。


 あんまりにもそのインパクトが強いと『そっち専門』と思われがちですが、そうじゃない。


 ジャイアント馬場はプロレスラーであるが、その前はジャイアンツの投手だったように『それだけじゃない』というコト。


 そして、その『それだけじゃない』という世界はマンガが当てはまる。そう、今はヒットを飛ばしているあのマンガ家が過去には全然違うマンガを描いていたコトなど珍しくない。そう、川原正敏先生の『パラダイス学園』とか『デュエル!』を描いている藍井彬先生が、かつてはバイオレンス特急かつシンナー臭がプンプンな『TWO突風』を描いていたとか


 
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 さて、今回は猪原賽・平尾リョウ先生の『放課後カタストロフィ』だ。そう、このブログはチャンピオンメインな為に猪原先生と言えば『悪徒』や『ガンロック』のイメージが強い。強すぎる。なんつーかトラウマ系だし。


 が、猪原先生は一方でカワイイ作品も手がけるのも忘れてはいけない。過去に『ものミコ』という作品があり、ゆみまる先生のキュートな絵柄が存分に活きた原作であった。もちろん後半からは期待を裏切らないトンチキぶりであつたが。


 それもまた猪原先生の作品である。


 マンガ家というのは基本的に興味の幅が広くなければやっていけない。なぜならマンガというのは総動員させて描かれるものだから。一見関係の無いコトもマンガのこやしにしてしまうのがマンガ家という人種だ。まして、猪原先生はマンガ原作者という立場であるからには『絵柄に相応しい原作を用意する』という部分に関心が深いように感じる。


 やはり横島一先生の絵が無いと『悪徒』『ガンロック』は成立しないと思うのですが、一方で横島一先生の『ものミコ』はやはり違和感はある。その逆も然り。優劣では無い。相性の問題だ。




 そういう意味ではこの『放課後カタストロフィ』という作品に対して平尾リョウ先生の絵のマッチングは素晴らしい。先に書いておくとメチャクチャ巧い絵を描かれる方です。


 マンガというのは技術の持たない方が娯楽として読むものです。とにかくネーム設計が格段に親切設計です。そして絵の方は一見シンプルに線が少な目なのですが、これが独特の勢いを作っている。ボクシングならば『大降りパンチなのに的確に攻撃を当ててくる』という感じで。しかし、細かい部分はとことん細かい。かなりの作画労力をかけている。が、そういう部分の技術自慢的な押し付けがましさが無いのが平尾先生の何よりの魅力だろう。マンガ……というのに徹底している。


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 あと、このマンガ単行本はデザイナーさんがかなり頑張っているのだろう。思わず手に取りたくなるような秀逸なデザインです。


 さてさて、この『放課後カタストロフィ』は前述のようにヒロインのキュートさが前面に出ている作品ですが、好きなヒロインは個々によって違うのではないでしょうか?個人的にはシャイターン(そしてシャイたん)が好きですね。なんだかんだ言ってもいいヤツっぺえし。あと、酉野(とりの。西野ではない)のプンプンのヤラレ臭が香ばしくて好きです。


 このブログはチャンピオンメインとなってますが、チャンピオン以外の猪原先生原作もぜひ読まれてください。


栃木県の逆襲       一葵さやか『まろに☆え~る』

新着マンガ
10 /03 2015

 ここ最近はご当地の萌えキャラは盛んになってきましたが。


 栃木県とオタク関係でいうならば……


 『頭文字D』の悪役の県とか『喧嘩屋商売』とか『足利アナーキー』とかメガネマンガ家の小野寺浩二先生とか、でパンチが効きすぎているなあ……。あと、ガメラがウルティメイトプラズマを発射した県とか。チャンピオン読者の俺としては『弱虫ペダル』の県とか。


 だが、俺たち栃木県民に心強い味方がいる!!一葵さやか先生だ!!



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 上記の画像はこの前のコミティアで手に入れた同人誌ですが、一葵さやか先生のホームページなどをチェックされたし。


 そういう訳で『栃木県マンガ』を異常な愛情で熱心に描かれているのが『まろに☆え~る』だったり。このマンガはWEB配信なのでどんどん読んでくださると栃木県民としてはとても嬉しいです。つーか、これで偏見・差別・迫害がなくなるといいですね……。


 しかし、栃木県民としてはメチャ面白いのですが、他県の方としてはどうなのだろう……?が、ここまで地元ラブのマンガはそうはあるまい。とうだぁ?うまらやしいか!?他県民めぇッ!!


 それにしても表記は『まろに☆え~る』と『まろに☆えーる』のどちらが正しいのだろうか?富永みーなさんみたいに悩むぜ……。


 

目的は一つ!!でも、方法はそれぞれ!!       村田真哉・隅田かずあさ『キリングバイツ』

新着マンガ
09 /22 2015
 
 こう言ってしまうとナンですが、マジで俺は劣等生だったのよ!!そんなにレベルの高くない学校で100人いたら80番代後半ぐらいの位置で。この場合、ケツの方は『そもそもヤル気が無い』であって場合によっちゃ劣等生ではないとも言える。俺の場合は『やっても勉強が理解できない』という意味での劣等生で、ギリギリでここらなんです。分からない部分が分からないという『かなりの徒労タイプ』というヤツです。エロゲなんかでヒロインと勉強してラッキースケベなどありますが、そもそも俺はこういう勉強のやり方そのものが理解できないレベルなのだ。


 ただ、これを書いたのは卑屈になっている訳では無い。むしろ主張したいのですが『学校のシステムが俺に合ってないだけだ』というコト。これ言っちゃうと怒る人はたらふく出ると思いますが、おそらくそれは『学校というシステムが適合している人の意見』であろう。すぐに投げ出すのは問題ではありますが、『適材適所』とか『目的に対してさまざまなアプローチ』というのはとても大事なコトだと思います。



 目的が共通であっても方法なんていくらでもある。選択肢を自ら狭めるのは柔軟ではない。


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 存在感を最近みせつけている『キリングバイツ』の最新刊四巻が今回のお題です!!とその前にゲーム化ですよ!!奥さん!!ぬーん。重大発表というから、まずは『弱虫ペダル』にに倣ってミュージカル化だとマジで思っていたンすけどね。ドアラくんとかジャビットくんみたいに被り物して展開するの。で、ゲーム化というので『獣王記』みたいかと思ったら格闘ゲームみたいです。しかし、『キリングバイツ』は『アラクニド』と繋がっているし、ここからの何人かはゲストで出るんかな?俺としては『槍より優れた武器など存在しない』という固定観念があるんで、『兜蟲のお姉さん』を使いたいンす。とりあえず、登場シーンは引き戸ぶち抜きキックで出て欲しいなあ……。『キリングバイツ』からなら大河ですね。だって、虎より強い動物って存在しないし(病的な思い込み)。



 ……と話が脱線しましたが、今巻で目立ったキャラといえば表紙にもなっている『ウサギ』です。


 これは村田先生の原作マンガには珍しいタイプのキャラだな……と思った。ええ、村田先生のヒロインは攻撃力が高く、それ以上に闘争心がお盛んなんです。グーで殴るどころか頭突きだって余裕のよっちゃんです。男を逆レイプだってします。


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 ところが、このウサギときたら本当に攻撃力が無い!!今回、単行本を読まれた方も『なんていって、何かあるでしょ』と思ってたかもしれませんが、マジで『逃げの一手』という状態です。いずれ攻撃するかもですが、まあ期待できない。今巻から単行本のオマケにキャラ別パラメーターが付きましたが今のトコロの印象だと『速度が4』ぐらいであとのパラメーターは「1~2』ぐらい……?


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 ただ、俺としてはウサギのこれからにとても期待している。目的はもちろん『キリングバイツで勝利する』のですが、その非力なウサギの方法というのは一体どういうものだろう?


 ウサギの戦いと言えば『ウサギとカメの競争』が有名です。ウサギならではの戦い方をしくじって負ける。だから『真面目にコツコツやるのは大事』というメッセージ性のある童話として使われたりしますが、実はこの先はあまり知られていない。つーか、実はコッチのが本題だったりする。


 『亀なんかに負けた』とうコトで、ウサギは群れを追われた。で、その後に狼が現れて、ウサギの集落を襲い始めてほとほと参ってしまった。そこに負けたウサギが再起をかけて戦う話なんですよ。結果、ウサギは狼を自慢のスピードで谷に突き落とすのですが、それを読んだ時の俺は『その後の話のが好きだな』と思った。こっちのが希望がある。



 さてさて、ウサギはジャイアントキリングを起こせるか?自分は今、ウサギに大きく賭けたい。


俺はここで学んだ!      コトヤマ『だがしかし』

新着マンガ
08 /26 2015


 『お金』というものに対する考え方を学ぶ場所があった。


 もちろんそれは学校では無い。個人的なんだけど学校は疑う場所だと思ってます(最悪だ)。お小遣いをくれるのは親だけど、教えてくれる…というのとはちょっと違う。


 駄菓子屋だ。


 自分のお金に対する考え方というのは駄菓子屋が根底なのだ。そして、俺がガキの頃は駄菓子屋がアホみたいにあったのだが、今はとんと見かけない。いや、スーパーの一角とか小さく生き延びているのではあるが『申し訳ないけどコレじゃないんだ』となる。そもそも俺はオッサンになってしまったので『永遠に失ってしまった』のだろう。


 ただ、少子化というのは確実に進んで『もう絶望視』の時代に突入しているので、これから先も駄菓子屋の復権はありえないだろう。駄菓子屋はチープなお菓子が売っている……その認識じゃないんです。



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 というコトで今回のマンガは コトヤマ先生の『だがしかし』です。話題を耳にしたトコロにオススメがあったので読みました。ええ、俺はオススメに弱いのだ。それにしてもサンデー系のマンガはあまり読んでないような……。最後に買ったのって、ひょっとしたら菊田洋之先生の『ホライズン』以来というコトは無いかもだが、まあ本当に読まないなあ。この『だがしかし』は一話完結形式でまだ二巻しか出てないというのもポイント高い。


 で、このマンガなんですが『駄菓子ネタ』の宝庫で、読んでいてニンマリするんです。でも読んでいくうちに『違うよな』と思い直す。このマンガが自分にとって面白いのは『駄菓子屋マンガ』であるというコト。作者から古臭い駄菓子屋に対する想いの深さがひしひしと伝わってくるのが嬉しい。


 コトヤマ先生はデビューしたてだからおそらくかなり若いと思うのですが、『あっ、キチンと受け継がれているし、広めてくれているんだな』というのが嬉しいですね~。こういうのが懐古メリメリのジジイがやっちゃいけません。若い方だからこそです。


 自分としてもいいオッサンなので若い方の感性で描かれた刺激をぜひとも受けたい。


 で、これ読んだガキんちょが昔っからある駄菓子屋に足運んで、その貴重なお小遣いから駄菓子をチョイスしてくれれば幸いです。こういう経験って大事で『お金の使い方』という一生モノの財産を得られるのだから。

ダメダメだけど…       反転邪郎『漫画家探偵ひよこ』

新着マンガ
08 /18 2015

 度々書いているコトですが、マンガに関して『これだけは譲れないな~』というポイントとして『コッチ側』でいてくれるコトですね。


 そもそもにマンガというのは『バカが読むもの』であって、低俗な読み物なんです。何をやってもダメな人への明日への活力なんじゃないかな~と思ってます。だから文化人気取りでマンガを語るンじゃねーよとか思いますね。


 で、マンガ家マンガというのは大好物ですが、傑作だと認めつつも『バクマン。』はちょっと相性が悪かった。くそぉ!!エリートめっ!!なぁにが『アニメ化しないから連載やめる』だぁッ!!コイツ等が近くにいるとエリート気取りそうだぜッ!!(念の為、作品そのものは優れているとは思います)


 そう、やはりマンガ家マンガは『俺たちダメーズの』というのでなくてはならん!!ソッチのが楽しいンだよ!!



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 今回は 反転邪郎先生の『漫画家探偵ひよこ』です。この作品はフラッパー誌にも掲載されているのですが、マンガブログにとってはとてもありがた~い試し読みがありますのでぜひとも!!良かったら単行本も買うてけれ。


 反転邪郎先生と言えばチャンピオン誌にて『思春鬼のふたり』を連載していて、このブログを見てくださる方はご存知の方も多いと思います。そして、今回は『マンガ家+探偵』というカツカレー的発想のマンガがやってきました。


 え?マンガ家なのに探偵?


 イエス!!そうなんだ!!だが……


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 売れない底辺のしみったれド貧乏マンガ家なので、担当・風間がもちかける探偵仕事をだいたイヤイヤながらやるのです。しかも悪質なコトに解決したら賃金報酬でなく、カットとか16ページの読みきりとかの『掲載枠』というのが泣ける……。だいたいにして、ひよこクラスのマンガ家だったらページあたり五千円もらえるかも怪しい……。えっ?事件解決してさらにはマンガ描いて八万円程度にしかならないのか……(泣)。


 このしょっぱさが自分は好きです。これぞ、俺たちのマンガという気になります。しかも、ひよこがまたエラクかわいいのもグゥ!!反転邪郎先生のヒロインは本当にカワイイ!!


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 そして、何よりこのマンガで描かれている『マンガに対する熱さ』が共鳴しまくりである!!特に師匠の比文先生がいい味を出してましてこの人のマンガが好きになれたら読者としては最高という感じがするんですよね~。


 ひよこはダメダメなんだけど、すごく応援したくなるし、彼女のマンガに対する熱意は元気をくれるなあ~。


 
 …とここで折り畳み

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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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