原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ - 豚か狼か

乳コンプレックス           原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
03 /01 2017


 おっぱい論!!


 おっぱいはクルマでいうトコロの排気量だ!!排気量が大きいイコールおっぱいが大きくなるというコト!!排気量が大きければパワフルになるが、同時にシャーシに相応のバランスが求められる!!だからおっぱいが大きくてもボディバランスが取れてないものはダメだ!!


 いや、むしろ!!


 小排気量車で大排気量車をブチ抜く時!!その瞬間に最高のカタルシスを得る!!



 …という持論でして、『頭文字D』よろしく、1600ccという大きくも少なくも無いバランスのとれたおっぱいが大好きです。今乗っているフィアットは875ccという謎排気量ですが、やや小ぶりなのにバランスは最高です。ハラショーです。



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 さて、勇チャンの大好きなきらら系ですが、カワイイ女の子が大前提ですが、同時に『エロを売りにしない』というのが徹底していて、せいぜい下着がたまに出る程度です。そして、その看板作品である『きんいろモザイク』はさらにお色気要素が少ない。


 少ないのですが、なぜだかたまにおっぱいコンプレックスがネタになる(これは今まで本当に謎でした)。そして、今回は美月というキャラがウルトラスパークしてしまつた……。すいません、俺、今回はゲラゲラ笑いました。不謹慎だと分かってますが。どうにも。



 いやね、そういう感覚分かるんですよね。厳密に言うと忘れていたの思い出した…という感じで。



 自分が美月&空太の年頃ってメッチャチビだったんですよ。小1から高2ぐらいまで整列はいつも先頭だったし。で、家族はみんな小柄だから『大人になっても150センチ台……いや、このままでは130センチ台もありえる』と将来に対して悲観的だったな~。


 後半で美月の子供っぽさがクローズアップされるのもいいですね~。あの頃は焦ってましたが、今となっては『なぜそんなコトで…?』という気もする。だけど、やっぱりあの頃は一大事だったんですよね。


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巧の構成          原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
01 /25 2017


 マンガブログを始めた時は『きらら系』は記事にすんの無理じゃね?


 …と思ったものです。なんというか、きらら系は『あらすじ』から『カワイイ』という流れにしか書けない。いわばオウム返しな記事になるんじゃないかと。が、イロイロあって『でも、やっぱりマンガには違いない。できる』と思って今に至る。



 きらら誌は玉石混合な雑誌でもある。ベテランから初発表の新人まで他誌に比べて落差が激しい。そして、原悠衣先生はもともと、短編からストーリーマンガを経由して四コママンガになりました。が、やはり過去のキャリアが『きんいろモザイク』をたらしめているな~とは思います。



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 今回の『きんいろモザイク』は原先生の構成力のスゴさが感じられる回に仕上がってます!!


 まず、トビラ絵で今回のメイン二人とイメージを描いてます。そして、軽く作品世界に導入して『事件が発生』するのですが、前フリがイイ感じに活きている。ところで、今回のアヤヤのドヤ顔は過去最高に酷いので必見です!!



 原先生のマンガでいつも感心させられるのが『パッと見』なんですよね~。その『パッと見』で『読みたい!!』という気にさせる絵作りが。フツーに会話で話を進める…という運び方にしないんですよね。そうなると退屈になる(それを逆手にとったのが大沖先生のはるみねーしょんだと思います)。また、セリフをフキダシに入れない技法も多い。ここら辺は過去の経験が大きいと思います。


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 そして、今回の最大の見どころは『解決』でしょう!!


 これは酷い!!酷すぎる!!酷すぎて笑うしかない!!(念の為、誉めてます)


 例えば『謎解き』が売りの作品を楽しみに追っていたのに『肩すかし』をくらってガッカリした経験は結構な方があると思います。ただ、これも『使いよう』であり、今回の原先生は最大の見せ場に持ってきた構成力がスゴイんですよね。このジェットコースター展開を四コマで片づけているのが巧いんです。これが四コマ×2でも×3だと面白くならないんですよ。



 『きんいろモザイク』という作品はカワイイが前面に出ていますが、やはり『マンガとしての面白さ』がキチンとしているからの魅力だと思います。


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 このセリフの狂いっぷりも原先生だな……。カレンのやってないコスプレって、もうスモウレスラーぐらいしか残されて無いんじゃ……。




目覚めた生粋種        原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
12 /27 2016


 水木しげる先生曰く『才能と収入は別物と考えよ』というのがありましたが、全くその通りだと感じます。


 実は人には才能とまではいかなくとも『向き不向き』というのは明確に備わっていると思います。と、同時にほとんどの方がそれを発揮しないで人生を終了するのではないでしょうか?


 あと、環境は大きいですね~。島原の乱で有名な『隠れキリシタン』ですが、これってオープンに活動できていたらどうだったのだろう?試練があったからこそ深まるものもあると思うんですよね。


 俺はガキの頃からオタクでしたが、周囲はおろか家族も敵ぐらいの環境でしたね。マンガとかの話をするとバカ扱いされるんですよ。だけど、そういう適性持って生まれちゃったから仕方ない。吉良吉影みたいに『抑えられない殺人衝動』とかよりはるかにマシだってーの。で、誰も相手にしてくけれない蓄積した鬱憤が今のマンガブログに繋がっているんですよね。



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 今回は香奈が主役ですが…


 そもそもにオタク…と行っても『種類』がある。なんつーか、イマドキのヤツはダメだ。シーズンごとに嫁が変わるようなヤツは使えない。フルコンタクト系で臨まねばならない。香奈はそんな中の逸材だ。目覚めるのが遅かったが、実はオタクというのはそれに関しては問題ない。


 時代がオタクに対して優しくなったので、広く浅くで間口が広くなった。俺の時代は某有名事件が重なったコトも含めて『オタクは犯罪者』という感じ。逆にあの頃は普通だった喫煙者などは人間の扱いされない時代になっていたりするからなあ(当時は電車内に灰皿が据えつけられていた)。


 そう、オタクであるコトは『隠れキリシタン』のように潜まねばならなかったのだ。だから、こんなブログなどやっているコトなど発覚しようものならば村八分は覚悟せねばならないのよよよよ(信じらんないだろうけどマジで)。


 香奈の『適性』はまさにここにあって、オタク=かっこ悪いという後ろめたさがあるコトなんです。逆に『オタクはカッコいい』なんてのはダメだ。ナイフを手にして強くなったと勘違いするが如し、手にした武器を恐れるヤツのが本質を理解している。



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 ここも香奈の『密かにスゴイ適性』だと思います。作画云々もさるコトながら『え?好きならそういうトコを理解しないでどうすんの?』という顔だ。その作品が好きなのに監督名覚えて無いってどういうコト?そんなに高い要求か?みたいな違和感。


 負けるな香奈!!頑張れ香奈!!キミは今、終わりの無い坂道に入ったばかりなのだ!!


 

子供時代          原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
11 /30 2016


 最近よく考えるのが『過去があって、今に至るなあ』というコトで、そりゃ当たり前なんだけど。その当たり前がどんどん薄れているような気もするんですよ。今をつかむために過去をさかのぼると『あんまり考えたくないなあ』というものばかりだ。だけど、そういうのが今を作っているんですよね。


 翻って、『結果主義』というのはそれの否定だ。そういう必要な経験をないがしろにして、今を欲しがっているのは図々しいよな。




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 さて、今回の『きんいろモザイク』は陽子を中心にした中学生時代のお話です。



 ふと、考えると『きんいろモザイク』という作品の特徴とも言えるのが『過去話が多い』というコト。そう言えば、いわゆるきらら系というのはキャラの過去話ってあんまり無かった気がする。まして、それをメインに据えるなんてのはほとんど無かったような……。

 『きんいろモザイク』に限らず、原先生の作品は『過去にこういう経緯があって、現在こうなりました』という筋道をキチンと描いているのが特徴だ。『宇宙ヨメ』が特に顕著か?


 今回の場合だと、アヤヤが転校してきだばかりなんですが、言葉づかいがちょっと他人行儀なトコロが初々しい。原先生は積み重ねを大事にする作家性に感じる。それが今の『きんいろモザイク』であり、この作品は今も深まっている。



 過去話が多い…と書いたけど、そろそろ穂乃花のエピソードも見てみたい気がする。彼女は一言でいうならば『良い子』なのであるが、彼女はどういう過去から今のようなコになったのだろう?意外にやんちゃなコという気もするし、最初から素直な良い子であったような気もする。そもそも穂乃花は『カレンの隣の席の生徒A』という出番からだったのに気づけば深まったな~。




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 ところでキミはツインテールとポニーテールのどちらが好きか?



 自分はポニーのが好きだったりする(どっちも好きだけど)んだけど、やはりオタク界隈は今もツインテールのが人気なんかな?





最狂コンビ            原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
11 /07 2016


 オタクコンテンツではコンビを楽しむという面白さがある。これを読まれているアナタにもイロイロあるだろう。


 キュアブラックとキュアホワイト

 うしおととら

 ウルトラマンガイアとウルトラマンアグル

 セッコとチョコラータ

 …等々。


 そして、きらら誌も発刊されて10年以上が経過し、フォーマットも完成に近づきつつある。とりあえず『ヒロインは五人』というのは定着しつつある。これを強くした作品はもちろん『きんいろモザイク』なのであるが、この作品はきららの中でも一等星の輝きを掴んだのはそれだけじゃない。



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 個人的に烏丸先生と久世橋先生のコンビはきらら史上最狂だと思ってます。もし、これを越える組み合わせができるならば、それは原先生の手によって再び出るのではないか…と。



 で、なせ最狂かと言えば『年齢』だ。きらら系においてオーバー20はなかなかキツいのだという偏見があったりする。いや、過去に大好きな作品がオーバー20の作品だけど、結構人気あったように感じたのだけど謎打ち切りがあったしなあ。まあ、その頃は誌面で謎打ち切りがかなりありましたが。



 その中で、この二人はキッチリと活躍をこなし、あろうことか今回はメインです。これって、実はかなりスゴイことじゃなかろうか?人気作であったとしても、ここら辺のオッケーはなかなか出ないと思うんですよね。


 で、今回ので個人的に強く感じたのが『原先生はファミリー誌でも十分以上に通用する!!』という手ごたえだ。最近、まんがライフMOMOを読むようになったんですが、やっぱり『きらら系とはちょっと違う』というのがあって、それを楽しんでいるんですが、いずれ原先生のファミリー誌マンガも読んでみたいな~というのがあります。


 毎回『きんいろモザイク』の記事を書いてますが、厳密に言うと『きんいろモザイク』のファンと言うよりは、原悠衣先生の作品のファンという感じなんです。考えたくないけど、いずれ『きんいろモザイク』だって終了の時がきます。だけど、自分は『もっと原先生のマンガが読みたい』って思っているんですよね。
 

 今回は


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 久世橋先生が

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 メインの回に


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 思わせて、実は烏丸先生の静かな狂気が発揮されています。実に見事にアレでした。一時期の『きんいろモザイク』はマッドマックスでしたが、ここ最近もかなりドイヒーに狂っていてとても嬉しいです。あの時のトーテムポールのネタがまだ続くとは思いませんでした。烏丸先生とトーテムポールの関係っていずれ明かされるのかな…?



 

良い部分             原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
09 /27 2016


 マンガブログって『その作品の良い部分を見つけるコト』が力量だと思ってます。


 このブログを始めた頃の記事は割と短所ばかりあげつらっていたところもあったのですが、書いているうちに『長所を見つけるコトのが楽しい』という感じに変化していきました。



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 さて、今回の『きんいろモザイク』はアヤヤ×穂乃花という今までありそうで無かった組み合わせになっております。



 事前知識として



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 アヤヤはおだてに弱いのはこれまで描かれ続けてきましたが、今回面白いのは『そこに穂乃花が加わったら?』というコトへのアンサーだ。



 穂乃花というキャラを一言で表すならば『良い子』というのがシックリくる。嫌味でもなんでもなく本当に『良い子』という感じで。で、自分としては『なんでかな~』と考えてたんだけど、今回分かった。



 このコは人に対して『良い部分』を真面目に見ている



 …というのが在る。これって稀有な才能でして、逆に『人の悪い部分ばかり探している』なんて人はザラに居るんです。ところが『良い部分を真面目に見ている』という人ってまずいない。これが穂乃花の穂乃花たる由縁でしょう。それがポエムという恥ずかしいものであっても真剣に向き合ってくるんです。こういう人ってとても大きな役割持っているんですよ。



 ガンダムでブライトさんがアムロをブン殴って、『中二病にならないでマンガ家になったヤツなどいない!!』と言っていたような気がするが、例えばマンガ家である。これがアヤヤのポエムのようにどのマンガ家も恥ずかしい黒歴史を持っているはずなんです。そういう人にとって穂乃花みたいな人……真面目に見てくれる人ってとても大事だと思うんですよね。



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 アヤヤとしては珍しい表情ですが、それを引き出せるのはやっぱり穂乃花なんです。


押忍!!           原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
09 /14 2016



 『最も偉大なマンガ家は誰か?』


 …というアンケートを全国民からとったらほぼ間違いなく手塚治虫先生がトップに立つと思う。そして、藤子不二雄・石森章太郎・長谷川町子・鳥山明・尾田栄一郎先生とか続くのではなかろうか?で、マンガの方向性に大きな……ひょっとしたら最大級の影響を与えつつも、なんだか漏れてしまいそうな気がするのが梶原一騎先生であろう。



 この人のマンガが無かったら、今のマンガはもっとおりこうだと思います。ええ、梶原一騎先生の手によって、マンガ界はアタマが悪くなってしまったのです。



 この梶原一騎先生…特に若い方にはピンとこないかもしれないが、『あしたのジョー』『巨人の星』の原作者というコトで、氏のヒット作はトンデモなくある。中でも俺は『空手バカ一代』が大好きであり、このマンガブログもこの作品無しには存在しないのだ!!



 で、アタマが悪いという目安なんですが、ズバリ『真似したくなる』というコト。梶原一騎先生のマンガの真似したくなる指数の高さはマンガ界最狂であり、今後もこの方を超えるマンガ家は出ないんじゃなかろうか?とすら思える。手塚治虫先生のマンガはもちろん好きなんですが、この『真似したくなる』という要素は無いんですよね。



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 カレンに『空手バカ一代』を読ませたい!!


 …とか思ってしまう。このコは非常に感化されやすいダメオタクなので相性はバッチリであろう。『空手バカ一代』は主人公が両脇から刃物をつきたてられて、どう見ても絶体絶命の状態からスタートしているんですが、一分後には空手にできないコトなど存在しないとなってしまうすさまじいマンガである!!今回カレンの読んだマンガは何か分からないが、是非とも『空手バカ一代』を読んで欲しいのだ!!いささか心配なオツムがメキメキ悪くなるコト請け合いなので(俺は何を期待しているのか?)



 さて、今回はカレンと陽子という珍しい組み合わせです。よくよく考えるとここまで絡んだのは今回が初めてなんじゃないでしょうか?



 カレン…というキャラのスゴイところでもあるんですが、彼女はどのキャラと組み合わせてもまんべんなくおいしくなる。アクティブで独特のスパイシーなキャラなのにおいしくなる。しかし、相方素材は殺さないどころか引き立つ。




 カレン=カレー粉



 …というマンガ論を提案したいと思います。ええ、来月のマンガ学会は『カレー粉キャラ』という新たな概念のもとに大荒れです。そして、カレー粉キャラというのは大抵のマンガには『居ない』んです。マンガはキャラクターだ…というのはマンガ言説にはよくある意見ですが、こういうまんべんなく機能するキャラの発明はやっぱりスゴイなあ。



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 そう言えば、ユニフォームは名前のカシラからなのね。過去にもカレンが突発的に野球始めた時もKの帽子かぶっていたなあ。その帽子の柄とKだったのでポックンは『怪物くん』かよっ!!と思ったものですが。



得意分野             原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
08 /13 2016


 話題作の『シン・ゴジラ』を観てきました。


 今までのゴジラには無いアプローチ!!今までに無い映像描写!!等々の新要素満載の作品で『とても勉強になった』し『良質な作品』でした。


 ……が、『好きか?』と聞かれたら『うん。好きでは無いな』という妙な作品でもありました。まあ、もともとゴジラシリーズはあんまり好きじゃないような気もするんだけど、本多猪四郎監督の初代ゴジラだけは『好き』なんです。



 マンガブログを続けてきて感じるのが『優れていると認める』のと『好き』というのは別問題な気がしてきた。もちろん『優れていて好きで面白い』とかポジティブ要素満載がいいんだけど、まあなかなかなそういうのは無いわ。逆に『スメラギドレッサーズ』に関しては『好きが突き抜けてしまった作品』って気がする。



 ただ、まがりなりにも感想ブログをやっている役目としては『その作品の得意分野を見つけるコト』だと思ってます。




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 これを読まれている方はおそらく『きんいろモザイク』が好きだと思うのですが、この作品の得意分野ってなんだろう?


 それは読んでいる各々の中に在ると思うし、自分の中の在るものと共通していると思います。ただ、この作品であんまり挙がってない(ような気がする)得意分野として『光を感じる』というところはあるなあ。


 代表的なトコロだと、背景が真っ白なんだけどそこに光を感じる


 …という『伝わり方』で、これって『きんいろモザイク』の得意分野だと思うし、これが『好き』なんですよね。原先生は特にこれが巧い。今回のきららマックスにおいては表紙&センターカラーでしたが、この『光』が遺憾なく発揮されております。



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 地味だけど、特に今回感心したのコチラのコマだ。スマホの光量のボンヤリ感が実に良く表現されている。ここまで光の描写にこだわるマンガはちょっと無いなあ……。そこに在るって感じちゃう領域。


 あと、ここ最近は微妙に絵柄にアクティブさが入ったような印象を受けます。さて?


変身願望           原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
07 /13 2016


 『よぉーし!!こうなったらウルトラマンになってやる!!……ウルトラマンになれ!!ウルトラマンになれ!!どうしたんだ!?ウルトラマンになれないぞ!!


 …とは『帰ってきたウルトラマン』の第二話目ですが、このシーンはキッチリ録音されていたので『コイツ、自分がウルトラマンだと思ってやがる……』とみんなからアレな人扱いされたんじゃ…。



 さておいて。


 この回、子供たちがウルトラマンゴッコをしているシーンを見て『子供たちの憧れであるウルトラマン……自分は思いあがっていた。まず人間として頑張らなきゃダメなんだ』と自覚する。


 フィクションにはイロイロな役割がありますが、変身願望を刺激する……というのもあるでしょう。コスプレ…というとハードル高いけど、関連グッズを身につけるとか。ユニクロでやってるマンガTシャツ着るとか、そういうのも含めて。



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 今回の扉絵はいつもとベクトル違くて……思い切って新しいコトにチャレンジした感はいいな~。ペコちゃんみたいなカレンはもちろんなんですが、穂乃花のスカートの中身が気になって仕方ありません。おそらくは担当さんの配慮だと思いますが、キレ者と断言せざるえません。すなわち『中が知りたかったらいずれ収録される単行本を買ってね♪』というコトであり、『アニメの温泉回はソフト化すると湯気が少なくなる』的なアレです。冗談抜きで『やる!!やってくれる!!』と感動しました。



 …とまあ、今回の『きんいろモザイク』は「変身願望」というのが明確で面白い。このマンガにおいてのコスプレの神はカレンでありますが、今回は『ちょっとライトに』という感じで。


 冒頭は勉強会で集まるから…とやってみたけど、やはりアヤヤはやりすぎ感はあるなあ……。前々から思っていたけど、カレンのコスプレは通常運転ですが、アヤヤは変身願望を抑圧している感がありますね。恋愛脳なトコロもそれで、「何か新しいワタシ」というのと「でもハメは外せない」という相反するのをギュウギュウにしているんじゃないでしようか?『きんいろモザイク』がエロゲーになったら、アヤヤのはかなり過激なエロシー(以下、検閲にらより削除)。


 そして、今回の穂乃花は不憫だなあ…と。このコは一言で言えば『良い子』というコトになるんですが、カレンや金髪が好きという以外は作品中で最も常識なんでオタクの目安など分かるわけなかった!!そして、香奈がオタク(本人は否定しているが)というのは意外だ……。


 最後に烏丸先生がオイシイところをかっさらっていった今回はやたらと濃密でした。


最大積載量 夢いっぱい        原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
06 /15 2016

 最近はスッカリ見なくなったような気がするが、通り過ぎるトラックの後ろを見るのが楽しみだった。俗に言う『最大積載量系ステッカー』というヤツでコイツがアホみたいにバリエーションがあるので確認するのが楽しみであった。


 マンガのキャラというのは奥が深い。そして、育つ。おそらくその育成ぶりというのは作者にもやってみるまで分からない領域であり、むしろ作者の予想を超えてしまうと大成功とも言える。



 が、キャラの要素に対する最大積載量は決まっているし、系統も絞られてくるだろう。大食いなのに食べるのが嫌いみたいなキャラとかありえんし。


 しかし、そこがマンガの奥深さで、あらゆる要素を積載しても全くびくともしないキャラが稀に誕生する。



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 『きんいろモザイク』のアヤヤはそういうキャラだ。


 初期の頃のまたまだ採掘しはじめた頃はクールな印象のキャラであったが、だんだんおかしくなってきたのは読者の知るトコロだ。陽子が好き=百合みたいに思わせておいて、『実は恋愛に憧れている』という女の子要素も積載されているのがまず面白い。これは相反する要素だ。


 また、場の調和を誰よりも大事にするキャラでありながら、作品中最大のクラッシャーだったり。



 アヤヤというキャラは『それが許される』という意味でも稀有なキャラなんです。


 そして、何より『最大積載量がまだまだ余裕』というキャラです。一般的なマンガでこんなに要素いれて破綻どころか面白くなっているキャラはちょっと無い。最近になって、そういうアヤヤの栖後さをしみじみと理解しました。



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 そう言えばアヤヤは『頭から湯気』という懐かしいマンガ記号の使い手でもある。これに関しても違和感が無いどころか馴染んでいる。アヤヤはあらゆるものを吸収できるのだ。



 今回の『きんいろモザイク』では『RPGにしたらどんな職業?』とありましたが、『艦これ』だったら北上っぺえな……。意外にもこのコがステータス数値をトータルしたら最も多いそうな。