濱口裕司『モメンタム』 - 豚か狼か

流れる水は腐らず    濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
07 /24 2011
 自分はあんまりテレビを観ないとはよく書いてますが、映画も小説全くはもちろん、アニメもラノベもあんまりだったりする。




 多分、マンガが一番合っているのだろう。




 こんだけマンガを読んでいても、不思議なもんでマンガには飽きるコトもないし、今すぐにマンガの歴史が途絶えたとしても、これからの人生が困らないだけの量のマンガは刊行されている。




 が、どうしてもマンガにはワガママなんで新しい刺激というのは常に欲している。






 
モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/06/08)
濱口 裕司

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 このマンガは明確に打ち切りであるコトは確かだ。イロイロな理由が当然存在する。




 しかし、先週も書いたように自分はこのマンガを読んでいて良かったと迷いの類は一切無い。そして、このマンガを毎週楽しんでいたのも事実。




 『モメンタム』……『流れ』……つかんでやる……そういうギラギラした意志を作品から感じた。俺はこういうアタマが悪くて生意気で……そして不器用なマンガが好きなんだから、これはもう仕方ない。マンガブログやってて『どうしても書きたい作品』なのだから。





 当然ながら自分はバスケそのものには興味も無い。そしてルールも大雑把にしか知らない。経験は小学生の時にポートボールをやったぐらいだ。




 このマンガのドラマの軸というのは第1話から明確になっていた。『人の死を乗り越える』というものだ。が、これはあんまり強調されて無い。あくまで娯楽性とチャレンジング精神に満ち溢れたマンガであったことは確か。



 

 『人の死を乗り越える』というと大層な話に聞こえるが、割と日常の話だったりして、ぶっちゃけ残された人のが大変なんだよ…と個人的には思う。死人がそれからできるコトは残念ながら無い。しかし、生きている人には出来るコトがある……という割と普遍的な視点で描かれていたように思います。





 そして、失敗を恐れずガツガツ進む濱口先生の姿勢は、自分にとって間違いなく刺激的で魅力的でした。





 結果は良くなかったけど、やったコト・やろうとしたコト・その意志は何一つ間違っちゃいない。




 流れ続けるコトが大事なんです。




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背番号13     濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
07 /15 2011
 うおおおおおっっ!!?来週で最終回だとぉっ!?






 濱口先生も動揺しているのかアホなトビラ絵が無いぞっ!?






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 ただ、一点の曇りもなく断言できるのが俺はこの作品がとても好き!!というコト。この作品に会えて良かった…と心底思う。




 この時点で終わる…というコトはイロイロ芳しくなかったというコトなんですが、そういうのは関係無い。毎週何をやらかしてくれるんだ?というワクワクがあったマンガっていうのは自分にとっては意味のあるコトです。





 菊苗の背番号は両親の月命日……さてさて、あと一週ですが、全力で臨ませていただきます!!



濱口先生からの警告!?      濱口裕司『モメンタム』   

濱口裕司『モメンタム』
07 /09 2011
 うおっ、なんだ!?今回のトビラ絵!?




 坊ちゃん刈りのドヤ顔!!このトラウマ感がたまりません。何と言うか、『バーサス』のうぉー!!シャーみたいな落ちていく自転車的な。






 
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 それにしても本当に全裸になって覚醒するとは……。




 当然ながら、試合じゃ使えないのであった……。




 でも、これってバカには見えないユニフォーム作戦の前フリなのか?





 そして、『悪滅』の生首回転すしですらビクともしなかったチャンピオン回収か?





 アレキを囲うマスコミに菊苗のキッツイ言葉が炸裂しますが、これって……




 先見性の無いマンガブログなどいらねーという濱口先生のプレッシャーなのだろうか?俺は正直、今回の『モメンタム』を読んで、チンチンが縮み上がりました。




 …と言いつつも、南の言葉になんか救われた気もする。ボクは嫌われてもいいんだ!!






 おめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとう!!!!!!





 完!!





 うん、完全に暑さでパーになった!!


あれは伝説の!?        濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
07 /02 2011
 研ぎ澄ます!!




 …って、トビラ絵!!野生化してどうする!?これではアイドルからボクサーになってしまった『満天の星』の森友くんではないか!?いかん!!ラーメンゲロ吐いて死ぬ!?






 とは言え、いつまでも着替えない名和って、野生の素質あり!!ウララキャッホーーーッ!!




 
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 それにしても狐村は最後までいいヤツだった…。実はオレ、最初見た時腹黒キャラだと思っていたんだ…。ごめん。





 久々の姉ちゃん登場なのだが、やはりと言うか姉ちゃんであった。宇都宮にも姉がいるのであるが、全然違うタイプなんで姉弟っぽくなかったり。




 今回の見所①として前髪カット!!ですが、『フリオチ』を思い出した自分はイケナイと思います。




 見所②の全裸プレイですが、作者自ら『勧誘?』を否定した!!(爆笑)




 しかし、いいのか!?この展開!?




 『くそう、調子が出ない!!なぜだ!?そうか!!』と全裸のなる前フリか?




 やっぱり全裸はチョーシいいや!!僕のおチンコフリフリが的確なバランサーになってくれているっ!!とか言い出すのか!?





 どうも暑さでアタマがやられたのかな…俺……。



最終的に……勝つようにすればいい。      濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
06 /25 2011
 なぜかタキシード階段なトビラ絵……。そして喜多は何気にトビラ絵率高めのような…。




 例えばラジコンレースである。自分の場合だと『最終的にゴールラインに一番最初に飛び込めばいい…』という考え方をする。そしてレースで与えられた時間は作戦遂行時間だ(ラジコンレースは周回でなく、制限時間でより多くの周回を走ったものが勝利する)。だから、途中結果がどうあれ…場合によっては後退して相手の精神力を削ぐ攻め方もある。




 
モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/06/08)
濱口 裕司

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 今回は南というキャラの『計算高さ』がクローズアップされる。なるほど恐ろしいリーダーだ。こうなってくると泉宗介とバスケをしていた時はどんなかんじだったのだろう?





 また、アレキと名和の過去に何があったかを今後の掘り下げでどう魅せるのかが楽しみです。何か、背番号13にも意味があるような気がするんですよね。




敵チームのドラマ       濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
06 /18 2011
 スポーツマンガである。



 スポーツマンガの絶対的な部分は『相手チームと戦って』『次の試合に進む』というコトで、コレを面白く見せるのが醍醐味だ。




 で、自分は対戦チームを記号的に粗末に扱うのは好まない。




 相手のチームも一生懸命で負けられない理由もある訳だし。




 ここで重要なのは『説得力』である。そして、同時に相手チームのドラマに長々時間を使えない…という部分もある。読者がダレる。






 
モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/06/08)
濱口 裕司

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 今回のモメンタムは敵チームのドラマが面白い。弧村がついに感情を爆発……『俺だけアザの無いキレイな体だな…』という前フリも見事なですが、それに答えるチームメイトのドラマが熱い!!




 本気に本音でぶつかれば、意外と簡単に打ち解けてより強固になる……という『実は誰もが通る道』というドラマにふったのは面白いなあ……。




 それを名和がぶち壊す…とは(酷ぇ)。




 勝負はかくも非情だ……。






 今回のトビラ絵は元気があったのがグゥ!!


いや~ん。エスエム~♪        濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
06 /11 2011
 いきなりなんですが、俺はドMだ。



 まあ、心理学とか詳しくないけど。




 で、マンガとかのMというのは記号的に描かれているものですが、掘り下げると面白いと思うのです。ちなみにドMでありますが、振れ幅が極端でまれにドSになったりします。つーか、これは誰もが持っている要素ですけどね。



ストライプブルー 11 (少年チャンピオン・コミックス)ストライプブルー 11 (少年チャンピオン・コミックス)
(2009/06/08)
森高 夕次

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 チャンピオン読者には記憶にある『ストライプブルー』ですが、この中で空というキャラが出た時は直感した。『SにみせかけたMだな…』と。事実、アー坊にビンタしてもらって目覚めたし。その後、ビンタを要求するシーンとかあって、ああ…やっぱりかと思ったものです。こんな自分はいけない→罰を与えてもらいたい→かまってもらいたい…みたいな心理。






 …と、なぜ俺はこんなコトにムキになっているのか?





 
モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/06/08)
濱口 裕司

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 今回の『モメンタム』はトビラ絵でも分かるように南が主役です。



 
 いや、怖いね……。このドSっぷりは高校二年生とは思えない有望株だっ!!このままアヘ顔になるかもしんない。




 対して、生真面目な狐村くん、ついに感情を爆発させる!!自傷に走るとか事態は深刻だっ!!つーか、怒り方を知らない子供かっ!!




 この自傷というのはストレス指数が高まるとなっちまったりするのですが、まあリストカットが有名か?ただ、これも特別なコトでも無い。爪をかむクセなんかもそう。





 名和対アレキ…という構図の他に、南対アレキの『人に対する考え方の違いをいかに描くか』という部分もさりげにく投下してきた回でした。



 

来週は……         濱口裕司『モメンタム』  

濱口裕司『モメンタム』
06 /04 2011
 『囚人リク』が巻頭カラーだぜえええぇぇぇぇぇっっ!!!!




 …って、同期では『モメンタム』はセンターカラーすらナシなのかよっ!!何この格差社会!!






 まあ、アレだ。俺もチャンピオンブログ界隈では嫌われているから仲良くしよう!!濱口くん!!




 ……なんてね。




 いいかっ!!見返す作品を描いてやれっ!!みんなを楽しませるマンガを描いてやれっ!!






 
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(2011/06/08)
濱口裕司

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 今回のトビラ絵も美味しゅうございました。よく毎週こんなに球種を分けてくるなあ……。バキは見習った方がいい。つーか、これは作者の手なんじゃないのか?だとしたら、洗面所で洗っている姿を想像すると笑えてくる……。全く『モメンタム』のサービス精神というかバカさはいいね~。




 『相手を疲れさせてから狩る』




 …という恐ろしい肉食動物系の作戦か。南こえ~。つーか、これってメンバーの充実している敵チームのやりそうな展開なんですが……。アレか?名和とか喜多はアホだから疲れ知らず理論なのか?





 しかし、このマンガはシンプルが故にスゴイね!!読みやすくて、毎週見せ場を必ず置いてくる。試合もサクサク進むし、敵チームの個性も強烈だったりする。





 単行本は絶対売れて欲しい……ッ!!




 べ、別に濱口先生のコトなんかなんとも思ってないんだからねっ!!自分はただ面白いマンガの味方なだけなんだからねっ!!







 

げげっ!?何だコリャ!!     濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
05 /28 2011
 今回は表紙からしてトリッキーだな……(汗)。毎回やらかしてくれる。ただ、単行本の時は写植を入れよう。






 喜多のスリーポイントシュートの『瞬間』を大ゴマ連発で描かれたものであるが、スゲェ変!!



 賛否分かれそうな…いや、マンガにうるさいに人ならば『否』に繋がる表現だな。こりゃ。




 …が、自分は『賛』だ。連発は出来ないという部分はあるが、純粋にメリハリが効いていて面白い。特に見開きのシュートのシーンには迫力を感じる。まあ、こういうのって『普通にマンガを読んでいる人には印象深いカット』になるのかもしれない。ただ、重ねて連発は出来ない。





 
モメンタム 1モメンタム 1
(2011/06/08)
濱口裕司

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 なにぶん、週刊連載なのに一人で描いているというアホなマンガなので、この一巻が上手く売れれば、アシスタント代が捻出できるんじゃないかと……。




 それにしてもコメントが『らしくない』な。べ、別にアンタのコトが心配だからじゃないんだからねっ!!


何っ!?       濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
05 /20 2011
 こしゃくな!!この海原雄山を試そうというのか!?




 今回のドビラ絵に喜多が(心霊写真のように)隠れているコトなどお見通しだっ!!




 ……このマンガの前では一気にガラが悪くなる!!掲載位置的に苦戦しているけど、このマンガは面白い!!少なくとも自分にとっての事実なのだ!!






 
モメンタム(1) (少年チャンピオン・コミックス)モメンタム(1) (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/06/08)
濱口裕司

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 このサイケで目に厳しい表紙がいいなっ!!濱口先生、アホですかっ!?だが、このマンガにおいては全く正しい!!



 自分はこのマンガがね、普段チャンピオンを読まない人とか、学生でバスケに興味ある人とか、普通にマンガに接している人に読んでもらいたいのです。



 つーか、俺はチャンピオンのマンガがそういう人に読んでもらいたいからブログやってんだっ!!



 お前なら信じた!!お前ならやれるはず!!頼んだぜ『モメンタム』!!





 さてさて、今回ですが『何気にチームメンバーの役割』を分かりやすく描かれている部分に注目。マンガというのは感情や無意識に訴える…というのに優れている部分なんですが、この『モメンタム』という作品はここら辺が抜群に巧い。正直、アラはあげればキリが無いのですが、そんなの気にしなくて今みたいなガツンと来るマンガがいい!!



 


 ベンチにパスというアホすぎる展開が良い!!さてさて、今度は喜多の出番だ!!



宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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