ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』 - 豚か狼か
FC2ブログ

通常運転            ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
07 /24 2018


 最終回



 最終回というのはスペシャルなものという認識がある。自分の中でその認識を固定化させたのはウルトラセブンのような気がするし、ザンボット3という気もする。やはり好きな作品ほど気合が入るものです。




 2018450.jpg



 でも、気負った感じがしない。



 ここら辺、実にざら先生っぽい。きらら作品であると三本目で『ウチはおおきい』を入れると都合四回の最終回を読んだコトになりますが、なんというか『この日常はまだ続いていく感』がいいな~と今回初めて自覚しました。



 確かに最終回はスペシャルな出来事(しかも三年も連載してるし)なんですが、どこか通常運転しているのもアリな気がする。昔読んだマンガで『別れってのはなんべん経験しても慣れないもんだ』というのがあって、自分にとってのマンガってそういうトコロもあるんですが、ならばその痛みをなるべく感じ無いよう、また会えそうだな~という感じに落としていくのもいいですね~。




 しかし、ざら先生の作品の載ってない無印きららはかなり寂しいんで、早いトコ戻ってきて欲しいのも本音です。




 2018451.jpg



 と言っても、やはり最終回です。コッソリとスペシャル入れてきました!!



 あ…あのハル君が笑っている!?



 一連の流れの中のコマで『人によってはそう見えない』っていう瞬間的なに入れてくるのが心憎い。なんつーか『ゴルゴは一回だけ笑ったコトがある』みたいな激レア感だな~。





 長期連載どうもありがとうございました!!


スポンサーサイト



業が見たい              ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
06 /26 2018


 ここ最近、平松伸二先生の『そしてボクは外道マンになる』をよく読んでいる。いわゆる『マンガ家マンガ』というヤツで好物なんですが、このマンガは自伝的な内容で、有名な編集者も出てきたりする。その中に『マシリト氏』が居る。今もファンを増やし続ける鳥山明先生『ドラゴンボール』の担当なんですが、同時に社会現象にまでなったもう一つの作品『Drスランプアラレちゃん』で悪の科学者役として準レギュラーで出ていた。



 で、このマシリト氏はメチャ有能な方でしで、いずれこのブログでも書きたいところですが、特に印象に残ったセリフがある。『確かにアンケートは良かったかもしれないが、怒りを描くことがキミの業だよ』みたいな(端折ったんでこんなニュアンス)。



 ああ、そうか…と思った。確かに自分は『マンガ家マンガ』が好きで主人公の『マンガがいかに好きか?』を読むのが楽しかったと思っていたが、これはチョット違っていた。自分は『キャラクターのマンガに対する業』を読みたかったのだ。なんつーか、マンガ家になるようなヤツは『ちやほやされたい』『お金持ちになりたい』というファッション感覚じゃないんですよ。最初はそうだったかもしんないけどここら辺の感覚が常人とは逸脱しているんですよね。


 例えば、ゆでたまご先生だって『それが目的なら、どう考えてもマンガを描く理由が無い』ってコトになる。おそらく60近い年齢だし。もうね、描き続けるのが業になっちゃっているんですよ。こういう人たちって。で、自分はそういう業を見たいんですよね。自身もマンガに魂喰われているような気がするし。





 2018391.jpg




 さて、ラスト前の『ふたりでひとりぐらし、』です。



 このマンガは『大学生の親元離れての生活』という作品ではありますが、同時に『マンガ家マンガ』という側面もかなりある。…と言ってもそこは ざら先生の作品らしく『あくまでマンガ家さんが居ます』程度で、信念じみた発言は無い。そういう作品だ。




 2018392.jpg


 みなもの作品より兄の二次創作のが面白い…と言われ



 2018393.jpg



 『マンガ家としての業が一瞬顔を覗かせる』というのが面白い。この、みなもというキャラを今まで見てきましたが、いつも穏やかににこやかで感情の上下幅の少ないコでした。



 でも、やっぱりマンガバカの業を背負ってました



 …という。これちょっと『発見』でしたね。『マンガ家マンガ』の核になる部分って『マンガに対する業』なんです。それを意図的に排除してヒットした作品もありましたが、自分との相性の悪さはまさにココであった気がする。




 さて、次回で最終回か~。好きな作品が終わるのは何回経験しても慣れませんね。



ヒロインの嗜好性への変化               ざら『ふたりでひとりぐらし、』 

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
06 /05 2018


 『艦これ』をやっている人には『好きな艦娘は誰?』とか『ケッコンした艦は?』と聞くとイロイロ面白い。各々の『好き』を見るゲームとしてはこれほど細かく分類された作品はないかもしれない。



 …というのも自身でも新たな発見があった。なにぶんヒロイン数が200人ぐらいかそれ以上いるのではなかろうか?



 やってみて『自分はどういうヒロインが好きなのか理解できた』というコト。『カラッと明るいのが好き』というのは意外であった。確かにケッコンしたヒロインはだいたいがその傾向であったのは『俺ってこんな好みであったのか…』と感じた。


 最近ではドロップ次第素材にしてた『古鷹』を何の気なしに育成したらハマった。このコは学園ハーレムマンガとかギャルゲーでお馴染みの『あれ?ウチの学校にあんなカワイイ子いたっけ?』枠である。主人公がそのヒロインの魅力を見出し、遅れて量産型モブ男がざわめくアレだ。


 キャラクター造詣というのは奥が深く、そしてそれが個人枠でできてしまうのはマンガのアドバンテージでもあると思います。





 2018334.jpg



 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』は サンゴ先生がメインとなっております。



 この作品ですと、昔の自分は明らかにみなもみたいなキャラばかり好きだったように感じます(もちろん今も好きだ)。が、最近の自分は サンゴ先生みたいな『カラッと明るい』がかなり好みとして変化してたんですよね~。しかし、このサンゴ先生は根っこは気にしいな人というの面白い。




2018335.jpg


 で、ここが重要なのかもしれませんが、きらら誌というレギュレーションにも適っているというコト。このマンガ誌、ヒロインの規定にはけっこう厳しいと思うんですよね。特にケバいのとかご法度でしょ。サンゴ先生はそのギリギリ通過している感が面白い。



 さて、ラストでは驚きの展開が待ってましたが、これは最終回が次々回あたりなんかな~。きらら誌は単行本の関係上、二巻越えは一年間連載されるのでここら辺は分かりやすいんですが。無印きらら誌には荒井チェリー先生と湖西晶先生とざら先生が載ってなくてはならない…という俺認識があるんだけどなあ。



見覚え……ある!!           ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
05 /03 2018

 友達からのメールで『戦車好きだったでしょ?今、ガールズ&パンツァーってアニメが面白いよ!!』と来たので遅らせながら途中からの視聴……。あれ?ここって



 大洗じゃん!!



 放映三年前ぐらいに旅行したが、覚えているもんだな。つーか、宇都宮市民の海と言えば大洗を指すし。



 2018260.jpg



 そう、ここから真っ直ぐ行くと、名物の大きな鳥居に辿り着くんだよね……ってもコッチもか!!






 2018257.jpg



 …というコトで今回の『ふたりでひとりぐらし、』は大洗をモデルに話が進行されていて嬉しかったり。『ガルパン』以降は三ヶ月に一度ぐらい大洗に行っているしなあ……。


 ただ、ここは ざら先生らしく『地方都市再生にオタク産業は結びつくのか?』という視点が描かれている。古くは『らき☆すた』で埼玉県・鷲宮神社などありましたが、実は当時ラジコンしによく行っていた。『なんか痛車がえらい居るな…』と感じていて後で事情を知ったが(当時はアニメほとんど観てなかった)、数年でアッサリ熱が冷めたように感じる。夏でも正月仕様の一番くじ売ってたからな~。


 それでも『成功例』であり、ご当地アニメはその後イロイロと出たがほとんど成功してない。そう言えば『宇宙よりも遠い場所』の整地も気合入れればチャリで行ける距離に住んでますが、逆に栃木県の整地って無いのか?一番有名なのがガメラがレギオンにウルティメイトプラズマ発射したコトなのか?


 脱線しましたが、その中に在って『大洗は息が長い』というのがあります。それを今回 ざら先生が作品として落とし込みました。




 2018259.jpg


 物価が安い!!


 …コレは本当!!あんまり高く無いのに、かなり楽しめるから何回も来てしまう。そして、毎回何かが変わっていて楽しい。



  
2018262.jpg


 『ガルパン』絡みのイベントも多いぞ!!あと、何気にこの隣りが『めんたいパーク』だ!!やったね!!


 
 2018263.jpg


 
 そして、コレ!!


 勝手な思い入れですが、『ここは皆でガルパン好きなんだな…』と感じられるトコロですね。



 2018264.jpg


 干物ツーリングにもよく行ってます。



 2018261.jpg


 ちょっと狭いけど、コレも大洗ならでは!!ちなみにこの場所から20メートルぐらい先がクルセイダーとマチルダが突っ込んだ有名な旅館だよ!!

 

時代は確実に        ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
02 /28 2018



 ネットとかツイッターとか見ていると『昔に較べてどんどん悪くなっている』とか『昔は良かった』となっていて『そうか。やっぱりそうなのか』と思うが、ハタと考えてみる


 いや、確実に良くなっているだろう


 …と。確かに賃金の低下とか、先行きの不安というのもあるけど、『じやあ、昔に戻りたいか?』と聞かれれば『そうでもないな』と思っちゃうし、100年前ともなればまずいないだろう(その間に戦争挟むし)今の時代の良い部分を感謝するという方がいいんじゃないかな~と思います。


 変化というのはデメリットもありますがメリットにも注目していきたいものです。




 2018142.jpg



 みなも、はっちゃける。



 いや、これでこそいつもの『ふたりでひとりぐらし、』なんですが、今回は ざら先生自身の人間関係の考え方が特に濃く出てきて皮肉も効いている。



 『老害』


 老害なんて言葉は最近よく効きますが、この単語って怖い。これを平気で気安く使っているヤツって未来の老害だよね。結局は『自分のワガママを通したいだけ』って考えが透けてますんで。



 で、今回のみなもは無理して パワハラごっこに勤しみますが、そもそもにこのコは『そういう資質がキレイさっぱり無い』というコト。こういうコに『これまでの日本縦社会の伝統』をやらせると異常さがクッキリします。これは『ふたりでひとりぐらし、』という作品そのものが活きたエピソードとなってますね~。


 でも、こういうコトに対する疑問が今の若い方から出てきているし、それを受け止め考える中高年もキチンと居ます。



 2018143.jpg



 おそらく時代は『尊敬をもって対等とする人間関係』が理想になると思ってます。少しずつ時代は良くなっているんじやないかな?







アンバランスゾーン             ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
01 /23 2018

 マンガというのは『読ませる技術の集合体』なんですけど、これが書店に行けばめまいする程置いてある…ってのがスゲェ!!世の中には出版社が『出して良い』という試験を潜り抜けた作品がこんなにもあるんです。


 こんなにもあるから


 そして、その高い技術を悟られないのがマンガ技術だから



 ……俺にも『できる』と勘違いされる方は後を絶たない(マジで)。そのマンガをモノにする時間を他のコトに充てていればおそらく今より収入も地位も多くなっただろうに。マンガ描いているヤツってぜってーバカだと思うね!!



2018071.jpg




 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』は年末進行が絡んで恒例になりつつある『絵柄がいつもとちょっと違う』『内容もいつもとちょっと違う』というざら先生ファンにはタマラナイというスペシャル仕様になっております。



 みなもが『女子大生マンガ家』という設定を今回はふんだんに活かされてますが、メーターを振り切ってアンバランスゾーンにおちた内容になってます。普段、フツーに読んでいるマンガが解体してみるとこんなにもタイミングをズラされて、おかしなコトになる…というのを実感すると思います。



 意地悪な言い方をすると『ヘタクソなマンガの違和感』を抽出したような感じ。ピカソだったような気がするが、絵の技術がメッチャ高いのに、それを持ちながら『子供のヘタクソな絵の旨味をミックスさせるコトを目指した』みたいな内容に仕上がっており、『ふたりでひとりぐらし、』の中はもちろん、これまでの ざら先生の作品の中でもひときわ異彩を放ったエピソードになってしまった!!ウルトラセブンで言うトコロの『第四惑星の悪夢』みたいな(撮影現場まで出しちゃってるもんな、アレ)。



 今回のエピソードは年末進行と絡んで生まれた奇跡とも言えます。いや、こういうの大好きだし、こういう実験的な内容はまた読みたいですね~。多分、ざら先生としては『きついのでカンベン』と言いそうですが。

水害            ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
12 /30 2017


 『田んぼの様子を見に行った老人が流された』


 …なぜこのニュースは無くならないのだろう?確かに『今までの苦労が文字通りに流されてしまう』というので気になるのは分かるんですが、さすがに『なぜなくならない?』とは思いますよね……。


 ただ『水害』というのは実に身近な災害だ。比較的無縁と思われていた栃木県ですら二年前に『なぜか強烈な雨雲が居座って大洪水』というのがありました。直後、用事で通りましたが水害とは無縁な場所だったんですよね…。



 
20171221.jpg



 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』はその水害がメインとなってます。


 そう、水害だ。これは他のきらら系作品で描かれたコトはあったか?多分、無い。マンガでの災害は『台風』はけっこう扱われる題材なんですが、洪水みたいな水害はそういえばあんまり無い。


 ざら先生の作品の特徴は『キャラクターがアイディアを頻繁にひらめく』というのがあって、今回はいつもよりその比率がアップしております。台風というのは描きやすいというのはあるかもですが、よくよく考えると『起こってしまった水害』というのは描写が難しいのかもしれませんね。



 20171222.jpg


 今回は久々にヒラグモ先生も登場してました。ざら先生の描く猫はキュートというよりはなぜか威厳を感じるのが多いような(ニャンコ師匠とか)。


オシャレ服               ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
11 /29 2017


 ガキの頃の疑問


 『なぜ、のび太はいつも同じ服を着ているのだろう?いや、金持ちであるスネ夫もだ!!おかしい!!』


 ……というコトを。いや、それはアニメは共同作業なんだから、作業効率アップでこうしないとアカンやろ!!そもそもガキが観るもんなんだからこんなのでいいんだよ!!というのを理解するのに時間がかかりましたが。


 なので、アニメにキャラは『バトルコスチュームやスポーツものならユニフォームにして固定』という逆転の発想もあっただろう。


 70年代の『魔法使いサリー』は固定、80年代の『ミンキーモモ』あたりも固定なんだけど、たまにイベント的に交換する。で、90年代あたりから動きがあって『セーラームーン』あたりになると、私服が何着か用意されている。


 そう、年々要求が高くなっている!!これに対してうるさいのがユニクロが高級品の萌え豚の分際のクセに……!!



20171157.jpg


 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』はマンガ家のアタマを悩ましまくる『オシャレ服』だったりする。これ、かなりオッソロシイ題材に踏み込んでます。


 というのも、オタクなもんですからカワイイ女の子を描くコト自体は結構できる。が、服はダサダサという方もかなり多い。さらに年々要求が高くなっているのも含めて、構造まで理解しなくてはならない領域にまできているだろう。縫い目がドコにあるからシワがこうなって云々…。うまく描けて当たり前、下手に描いたら非難集中……という状態。ちょっと前まで白い三角形描いて赤い小さなリボンで『パンティ』が成立していたなんて信じられん…。
 

 20171158.jpg


 が、ここら辺はさすがの ざら先生だ。この方が過小評価されている部分に『服』の要素がある。このマンガとかの服のメンドクサイところは『リアルのカワイイ』を把握した上で『マンガ映えしなきゃいけない』というのが求められる。ほら、真面目4割・おっちょこちょい2割・カワイイ4割の構成比の『艦これ』の高雄もあんな格好で出てしまったがためにセックスシンボルとして18禁の薄い本で大人気になってしまったではないか!!妹と仲良く!!


 で、ざら先生の『わがままDIY』は毎回2ページなのに、わらし様の着物が毎回違う…ってすごすぎませんか?


 きらら系もそういうマンガ誌だから要求は高い方なんですが、同時に学園モノにして『毎回制服にして凌ぎきる。悟られないように5回に一回ぐらい日常回を入れる』としている作家さんは絶対いると思います(特に男性作家)。



 20171159.jpg



 つーコトで、イロイロな高い要求を見事に一本描いてしまう ざら先生はさすがだ……。ただマンガブログ的に苦言すると、こんなに高いスキルを持っても読者は気付かないし、それどころか本来言及しなきゃいけないマンガブロガーさんも認識してなかったりする……。それでいて、ダサ服描いたらウルセーんだよなぁ。

知らない間に侵食            ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
10 /25 2017


 まず、人間というのは自身に対して『過大評価』であるというコト。自分が感じた限りでは『全ての人間が例外なく』という気がする。一見、自信が全く無いような人でも『どこかに自己肯定意識』というのがあって、それが『自己肯定感」になる。


 それを感じさせないのは自身の振る舞いにかかっていると感じます。



 そして『過大評価』を振りかざす人というのは『無知』とか『無教養』とかの類であろう。そしておそらく俺もその類なんではなかろうか?謙虚になりたいものです。


 が、自身は謙虚である……といつの間にか慢心してしまって露出してしまう『過大評価』というのもある。



 20171070.jpg



 今回の『ふたりでひとりぐらし、』はそんなエピソードに感じます。


 この作品においての みなも は『謙虚さ』のキャラである。高いスペックを誇りながら、俺が俺がの自己主張をせずに、しかし肝心な場面ではその能力を使う……という古来の日本人の美徳とするようなキャラです。


 20171071.jpg



 が、今回は



20171072.jpg


 ちょっと珍しく自信が前に出てます。



 でも、思うんですけどこういうのって『若気の至り』で済ませていいと思うんですよね。みなもであっても、何から何まで合理的にできる訳でなく、感情が先走って失敗するコトもあるんです。


 そうやって人は成長していくし、大学生活が題材のこの作品にふさわしい題材に感じます。キャラクターの欠点・失敗を描くのもマンガの大事な要素ですね。


レポート発表会          ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
09 /19 2017


 日本人は議論慣れしてない


 ……というのは昔から言われてきたコトであるけど、これはこれで国民性という気もする。『上に従う』という感覚が根付いてしまっているからなんじゃないと考えてます。ただ、これも良し悪しで『上の考え方がキチンとしている』という前提があれば、これは良質の国民性でもあると思います。


 で、考えるに『病巣はココじゃない』と感じる。


 議論に於いて『どっちが上下か?』という問題の解決でなく、『醜い力関係の主張』になっているというコト。ネットが普及して強く感じるのであるが、日本人は『上に従う』という国民性を持ちながら、自己顕示欲が強いという習性も持ち合わせているんですよね。これがうまく処理仕切れてない。


 人の話を聞き、良い方向にみんなで進む


 …という『習慣化』は大事なコトです。



 2017981.jpg


 というコトで今回の『ふたりでひとりぐらし、』はそらチャンのレポート発表会がメインでかかれてます。


 このそらチャン、前回はスマホ課金に沼るという闇堕ちを果たしましたが、本来的には明るく素直な良い子です。が、その分、真面目で踏み出す度胸がいささか頼りないコでもある(初登場時参照)。


 読んでて感じたのが『そういうコ程、レポート発表会はやらせた方がいいな』というコト。ここら辺は ざら先生らしく、ユーモアに富んだ解決方法に導いてますが、『議論慣れ』は必要だというコト。その為に『良い環境』や『理解ある人の前でやる』というコトの重要性を感じました。


 

 2017982.jpg



 そういう意味ではこのコマはやたら風刺が効いているという気も……。


 そして、俺も俺でマンガブログというのは『マンガレポート発表会』とも言える訳でねここまで続けられたのは閲覧者の方々の理解やら許容に支えられているトコロは大きいですね……。



 そう言えば上記画像でアレですが、今回の『平均時間は16.4秒』というセリフ、『平均時間は16.4分』の間違いですよね…?これだとモンハン喰いになってしまう……。

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp