ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』 - 豚か狼か

アンバランスゾーン             ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
01 /23 2018

 マンガというのは『読ませる技術の集合体』なんですけど、これが書店に行けばめまいする程置いてある…ってのがスゲェ!!世の中には出版社が『出して良い』という試験を潜り抜けた作品がこんなにもあるんです。


 こんなにもあるから


 そして、その高い技術を悟られないのがマンガ技術だから



 ……俺にも『できる』と勘違いされる方は後を絶たない(マジで)。そのマンガをモノにする時間を他のコトに充てていればおそらく今より収入も地位も多くなっただろうに。マンガ描いているヤツってぜってーバカだと思うね!!



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 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』は年末進行が絡んで恒例になりつつある『絵柄がいつもとちょっと違う』『内容もいつもとちょっと違う』というざら先生ファンにはタマラナイというスペシャル仕様になっております。



 みなもが『女子大生マンガ家』という設定を今回はふんだんに活かされてますが、メーターを振り切ってアンバランスゾーンにおちた内容になってます。普段、フツーに読んでいるマンガが解体してみるとこんなにもタイミングをズラされて、おかしなコトになる…というのを実感すると思います。



 意地悪な言い方をすると『ヘタクソなマンガの違和感』を抽出したような感じ。ピカソだったような気がするが、絵の技術がメッチャ高いのに、それを持ちながら『子供のヘタクソな絵の旨味をミックスさせるコトを目指した』みたいな内容に仕上がっており、『ふたりでひとりぐらし、』の中はもちろん、これまでの ざら先生の作品の中でもひときわ異彩を放ったエピソードになってしまった!!ウルトラセブンで言うトコロの『第四惑星の悪夢』みたいな(撮影現場まで出しちゃってるもんな、アレ)。



 今回のエピソードは年末進行と絡んで生まれた奇跡とも言えます。いや、こういうの大好きだし、こういう実験的な内容はまた読みたいですね~。多分、ざら先生としては『きついのでカンベン』と言いそうですが。

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水害            ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
12 /30 2017


 『田んぼの様子を見に行った老人が流された』


 …なぜこのニュースは無くならないのだろう?確かに『今までの苦労が文字通りに流されてしまう』というので気になるのは分かるんですが、さすがに『なぜなくならない?』とは思いますよね……。


 ただ『水害』というのは実に身近な災害だ。比較的無縁と思われていた栃木県ですら二年前に『なぜか強烈な雨雲が居座って大洪水』というのがありました。直後、用事で通りましたが水害とは無縁な場所だったんですよね…。



 
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 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』はその水害がメインとなってます。


 そう、水害だ。これは他のきらら系作品で描かれたコトはあったか?多分、無い。マンガでの災害は『台風』はけっこう扱われる題材なんですが、洪水みたいな水害はそういえばあんまり無い。


 ざら先生の作品の特徴は『キャラクターがアイディアを頻繁にひらめく』というのがあって、今回はいつもよりその比率がアップしております。台風というのは描きやすいというのはあるかもですが、よくよく考えると『起こってしまった水害』というのは描写が難しいのかもしれませんね。



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 今回は久々にヒラグモ先生も登場してました。ざら先生の描く猫はキュートというよりはなぜか威厳を感じるのが多いような(ニャンコ師匠とか)。


オシャレ服               ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
11 /29 2017


 ガキの頃の疑問


 『なぜ、のび太はいつも同じ服を着ているのだろう?いや、金持ちであるスネ夫もだ!!おかしい!!』


 ……というコトを。いや、それはアニメは共同作業なんだから、作業効率アップでこうしないとアカンやろ!!そもそもガキが観るもんなんだからこんなのでいいんだよ!!というのを理解するのに時間がかかりましたが。


 なので、アニメにキャラは『バトルコスチュームやスポーツものならユニフォームにして固定』という逆転の発想もあっただろう。


 70年代の『魔法使いサリー』は固定、80年代の『ミンキーモモ』あたりも固定なんだけど、たまにイベント的に交換する。で、90年代あたりから動きがあって『セーラームーン』あたりになると、私服が何着か用意されている。


 そう、年々要求が高くなっている!!これに対してうるさいのがユニクロが高級品の萌え豚の分際のクセに……!!



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 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』はマンガ家のアタマを悩ましまくる『オシャレ服』だったりする。これ、かなりオッソロシイ題材に踏み込んでます。


 というのも、オタクなもんですからカワイイ女の子を描くコト自体は結構できる。が、服はダサダサという方もかなり多い。さらに年々要求が高くなっているのも含めて、構造まで理解しなくてはならない領域にまできているだろう。縫い目がドコにあるからシワがこうなって云々…。うまく描けて当たり前、下手に描いたら非難集中……という状態。ちょっと前まで白い三角形描いて赤い小さなリボンで『パンティ』が成立していたなんて信じられん…。
 

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 が、ここら辺はさすがの ざら先生だ。この方が過小評価されている部分に『服』の要素がある。このマンガとかの服のメンドクサイところは『リアルのカワイイ』を把握した上で『マンガ映えしなきゃいけない』というのが求められる。ほら、真面目4割・おっちょこちょい2割・カワイイ4割の構成比の『艦これ』の高雄もあんな格好で出てしまったがためにセックスシンボルとして18禁の薄い本で大人気になってしまったではないか!!妹と仲良く!!


 で、ざら先生の『わがままDIY』は毎回2ページなのに、わらし様の着物が毎回違う…ってすごすぎませんか?


 きらら系もそういうマンガ誌だから要求は高い方なんですが、同時に学園モノにして『毎回制服にして凌ぎきる。悟られないように5回に一回ぐらい日常回を入れる』としている作家さんは絶対いると思います(特に男性作家)。



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 つーコトで、イロイロな高い要求を見事に一本描いてしまう ざら先生はさすがだ……。ただマンガブログ的に苦言すると、こんなに高いスキルを持っても読者は気付かないし、それどころか本来言及しなきゃいけないマンガブロガーさんも認識してなかったりする……。それでいて、ダサ服描いたらウルセーんだよなぁ。

知らない間に侵食            ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
10 /25 2017


 まず、人間というのは自身に対して『過大評価』であるというコト。自分が感じた限りでは『全ての人間が例外なく』という気がする。一見、自信が全く無いような人でも『どこかに自己肯定意識』というのがあって、それが『自己肯定感」になる。


 それを感じさせないのは自身の振る舞いにかかっていると感じます。



 そして『過大評価』を振りかざす人というのは『無知』とか『無教養』とかの類であろう。そしておそらく俺もその類なんではなかろうか?謙虚になりたいものです。


 が、自身は謙虚である……といつの間にか慢心してしまって露出してしまう『過大評価』というのもある。



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 今回の『ふたりでひとりぐらし、』はそんなエピソードに感じます。


 この作品においての みなも は『謙虚さ』のキャラである。高いスペックを誇りながら、俺が俺がの自己主張をせずに、しかし肝心な場面ではその能力を使う……という古来の日本人の美徳とするようなキャラです。


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 が、今回は



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 ちょっと珍しく自信が前に出てます。



 でも、思うんですけどこういうのって『若気の至り』で済ませていいと思うんですよね。みなもであっても、何から何まで合理的にできる訳でなく、感情が先走って失敗するコトもあるんです。


 そうやって人は成長していくし、大学生活が題材のこの作品にふさわしい題材に感じます。キャラクターの欠点・失敗を描くのもマンガの大事な要素ですね。


レポート発表会          ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
09 /19 2017


 日本人は議論慣れしてない


 ……というのは昔から言われてきたコトであるけど、これはこれで国民性という気もする。『上に従う』という感覚が根付いてしまっているからなんじゃないと考えてます。ただ、これも良し悪しで『上の考え方がキチンとしている』という前提があれば、これは良質の国民性でもあると思います。


 で、考えるに『病巣はココじゃない』と感じる。


 議論に於いて『どっちが上下か?』という問題の解決でなく、『醜い力関係の主張』になっているというコト。ネットが普及して強く感じるのであるが、日本人は『上に従う』という国民性を持ちながら、自己顕示欲が強いという習性も持ち合わせているんですよね。これがうまく処理仕切れてない。


 人の話を聞き、良い方向にみんなで進む


 …という『習慣化』は大事なコトです。



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 というコトで今回の『ふたりでひとりぐらし、』はそらチャンのレポート発表会がメインでかかれてます。


 このそらチャン、前回はスマホ課金に沼るという闇堕ちを果たしましたが、本来的には明るく素直な良い子です。が、その分、真面目で踏み出す度胸がいささか頼りないコでもある(初登場時参照)。


 読んでて感じたのが『そういうコ程、レポート発表会はやらせた方がいいな』というコト。ここら辺は ざら先生らしく、ユーモアに富んだ解決方法に導いてますが、『議論慣れ』は必要だというコト。その為に『良い環境』や『理解ある人の前でやる』というコトの重要性を感じました。


 

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 そういう意味ではこのコマはやたら風刺が効いているという気も……。


 そして、俺も俺でマンガブログというのは『マンガレポート発表会』とも言える訳でねここまで続けられたのは閲覧者の方々の理解やら許容に支えられているトコロは大きいですね……。



 そう言えば上記画像でアレですが、今回の『平均時間は16.4秒』というセリフ、『平均時間は16.4分』の間違いですよね…?これだとモンハン喰いになってしまう……。

飲酒イベント!!            ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
08 /15 2017


 20歳になって許されるものは『酒』と『タバコ』なんですが、どちらも嗜好品であるけど決定的な違いがあるな~と感じます。


 まあ、ここ最近はタバコの迫害がいよいよキチガイレベルに到達した感がありますよね。自宅でも吸ってはいけない動きは異常。酒などの害……例えば飲酒運転が元で何人も死んだり、その家族・親族を苦しめているのも看過できないじゃん。さらに言えば『クルマがあるから交通事故死亡者が出る。クルマを無くせ』にはならんでしょ。もちろん嫌煙派の言い分もあるし、吸殻散らかしたり嫌いな人の前で吸うのは人としてヤバイよなとは思うけど、嫌煙派の一部のそれは『それ以上にヤバイ』という気が。個人的には酒のがイロイロとヤバイ気がするんだけどな…。


 そういうコトで、どういう訳か『酒に対してはだいたいの人が寛容』というのがある。そして、決定的な違いは『だいたいの人が20歳になったら、とりあえず酒を飲んでみる』というのを経験する。もちろん『合わない』とする方も多く居るけど、タバコはそうはいかない。もう一度書きますが、酒に対しては寛容なんです。




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 というコトで今回の『ふたりでひとりぐらし、』は初めての酒というイベントが盛り込まれてます。



 しかしさあ…



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 お通しとか

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 粋とか

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 謎の作法とか



 …酒というのは『つくづくおかしな世界』だと思います。


 ちょこちょこ書いてますが、自分は『仕事上の酒』ってだいたいイヤなんですよ。『酒パワーで距離感縮める』という考え方と、それに『酒の席だからと甘えてくる人』が気持ち悪い。もちろんそれがいいという人も居るけど、俺は馴染まない。俺にとっては『一緒に飲みたいですね』というのはその時点で好感度が高い人…というコトになる。飲みニケーションなんて言葉で押し通されますが、まだまだ日本人はそういうのド下手くそなんじゃないかと。酒を同調圧力の道具に使っているようではね…(オメーが言うなという気もするけど)。



 で、今回の『ふたりでひとりぐらし、』で感心したのが、好奇心が後押ししているというのもあるけど『イベントとしての下調べ』で飲酒をしているコト。ちゃんとオチに反映されているし、サンゴ先生も『こういうトコロはキチッと大人』なんですよね。『酒の席だから…』に逃げてない。



 そう言えば


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 実は『無印は全巻初版で持ってます!!』というジョジョファンだったりしますが、初めてジャンプで読んだのが第三話『愛しのエリナ』の回だったので、このラストシーンにメチャクチャ混乱したとを覚えてます。その混乱っぷりが妙に快感で……ね。俺にとってのマンガは酒みたいなもんだな。重度のアル中だ。



 余談だけど、単行本二巻の時にサイン本販売あったみたいだけど、宇都宮という立地はこういうのにだいたい絡まないのがツライ……。なんとかしてくれまんがの殿堂・芳文社!!





今一度、勉強          ざら『ふたりでひとりぐらし、』 

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
07 /18 2017


 勉強、もっとやっておけば良かったかな…


 とたまに思う。いや、別に良い成績から良い学校に入って良い就職先につく…ということが出来なかったコトへの後悔ではない。これに関しては『全くどうでもいい』という程度には現状に不満が無いし。勉強と『もっと向き合えば良かったな』という意味で。ただ、マジで俺はバカなので、そもそもに『授業が理解できない』とか『勉強のやり方が分からない』というレベルである。


 ただ、今やっているマンガブログに関しては全くの独学である。文章の書き方とかそういうのが同様に理解できないのだ。だけど、自分なりの方法でいいから勉強と向き合っても良かったかな~と思う。ただ、コレに関しては『良い学校に行く』という目的では無いから、いずれ実行できるといいな~と。




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 さて、単行本二巻ももうすぐ発売の『ふたりでひとりぐらし、』ですが、今回のお題は『スグミ、ゼミを探す』の巻でして、彼女の駄目さ過去最高回だったり。目的と手段が見事に入れ替わっております。


 学びたいコトがあるが本来なんですが、留年しない為にどこかのゼミに潜り込まないと…という状態。ただ、これはマンガでありますが『問題提起』でもあります。学びたいもの学ぶとか、学んで教養を得るとか、人間性の向上とかそういうのが『勉強の目的』だと思うのですが、ここら辺は『贅沢な悩み』というヤツなのだろう。


 俺にとっての学校とかって、なんかザクが襲撃してきたので、仕方なくガンダムに乗ったみたいなトコロがあって、まあイヤイヤなんですよね。ただ、そのイヤイヤの中って実はキチンと意味もある。とりあえず義務教育受けておけば『あらゆるコトに対応できる』というのを歳をとって実感した。


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 今はこんな感じのスグミですが、彼女もまた歳をとったら実感すると思いますね~。


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 細かいトコロですが、キャラ紹介がキチンと更新されているのがグゥ!!こういうのがキチンとできる担当さんはいいな~。





距離感と尊敬②            ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
06 /21 2017


 マンガなどのフィクションの永遠の課題!!


 『作家の人間性と作品の関連性はあるか?』



 …というヤツ。先に言うと自分は『おおいにある』と思っている派。ただ良いも悪いも受け手の問題でしょ。先にそういう事件があったけど、なんだかな~という気がします。その理屈で言ったら包丁作っているヤツが悪人ではないか。



 さておいて、『対人関係の距離感』とか『人との接し方』というのは作家の人柄が出ると思うんですよね。どうでしょ?



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 以前の記事でも書きましたが、ざら先生はその対人関係が自分の好みに近いような…気がする。そこらがあって、自分は、ざら先生の作品好きなのかもしんない。


 『尊敬をもって対等とする』


 …というのが自分は一番好ましい状態です。性別も年齢も生まれも身分も関係無くコレが一番いい。…なんだけど、どうもコレは変わったヤツの考え方らしく、イロイロと難儀だ。




 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』は一年経過、というコトで新展開手前なんですが、その前に一仕事…というものです。その一仕事とは『ひきこもりのハルを大学に通わせる』というもの。トビラ絵が象徴的ですが、岩戸作戦なんだけど、オチとしては雨が降るまで雨乞いをするという……。


 注目はそこに行くまでのプロセスですね。ざら先生のマンガはきらら系の中でもトップクラスのプロセス重視だと思ってますが、特に今回は『人との距離感』というコトで注意深かったように感じます。



 だって、これって、『余計なおせっかい』だから。だけど、人って『自分にとって大事な人は放っておけない』というのはあるんじゃないでしょうか?SNSのクソリプに『アナタは今、ごちそうを食べてますが、アフリカには食べられないで死んでいく子供がたくさんいるんですよ』系がある。そういう人はそういう距離感なのだろう。俺は知らん。俺は自分にとって大事な人が気になるだけです。おそらく今後も。


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 俺も みなもの言ったその言葉に賛成です。今回は『リアル対空想』の側面もありますが、自分のリアルの距離感はコレです。それがたとえおせっかいであっても、自己満足であっても……やっぱり自分は関わってしまった人々で自分が好きなヤツ(ライク的な意味合いで)なら、縮めたいんです。


 しかし、この新展開は驚いたな~。一年スッ飛ばしというコトでハタチイベントが描かれるのかな?ハタチになれば飲酒・喫煙・シンナーが合法化されるもんな~。


 

自分は大丈夫…な訳ないじゃん            ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
04 /25 2017



 自分は大丈夫…というのを信じないようにしております。


 『初代ウルトラマン』の『故郷は地球』でイデ隊員が言うんですよね。『俺たちだって、いつジャミラみたいになるか分からないんだぞ!!』って。この世のあらゆる出来事は延長線上にあるって。



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 さて、今回の『ふたりでひとりぐらし、』は ざら先生が得意とする社会風刺です。つーか、ざら先生の実体験フィードバックしまくりというのがなんとも恐ろしいぜ……。


 さておいて


 俺が『艦これ』に手を出したのが一年前だったりする。『かからない』というのは聞いていたが、誰かが俺を陥れようとしているというコトで、興味はありつつも遠巻きに『大丈夫か?』と疑っていた。なので始めた時は『今更?』と言われたりもした。ちなみにアニメも観てたけどプレイから遠ざかり、小池一夫先生が面白そうにツイートしているのが後押しになってたりする。


 


俺が欲しくて仕方ない夕雲型!!長波をゲット……だと!?ぎぎぎぎぎ…うまらやしい!!俺も5-4掘りしてるのに!!



 …とまあ、そんな感じに楽しめればいいけど、それが度を越えちゃうとマズイ…というのか今回のお話です。


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 作品中、もっともマトモどころか良い子なそらチャンがスマホゲームを始めて



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 課金中毒になる…という(汗)。



 ここで重要なのは『自分はそうならない』というのが大きな間違い…というコト。このテの遊びは足抜けが『治療レベル』というコト。脳内麻薬をうまく出るようにして、癖になるようにしてますよね。そういうの専門の人が作っているのだから。


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 『ウチは大きい』でどちらかと言えば『そうじゃない側の視点』で描いてた、ざら先生が『そうなった側の視点』で描いているというのはオッソロシイ話で。


 で、ここからが重要というか自分として書きたいコトなんてずが、例えば『オレオレ詐欺に引っかかる老人ってバカなの?』みたいな意見に対して俺は『そうは思わない』というコト。おそらく『俺も簡単にハメられる』というコト。なぜなら『それを得意としてやっているヤツ等がハメようとしてくるから』だ。それ専門を甘く見てはいけない。



 ただ、今回は話のオチとして『こういう感じにして欲しい』という落とし処を提示しているのも、やっぱりざら先生の作品です。そういうコト書いている自分ですが、『艦これ』には課金させてもらってますもん。現在5千円也。これが、500円で『運営できないからやめます』も困るし、5万円だと『さすがに使いすぎ』という気持ちになる。やっぱり適度な金額は払いたいトコロではあります(作中で描かれた金額がベストなんじゃないかな?)。酒だってアル中にはなりたくないけど、だからと言ってたまには飲みたいしね。適度な関係…というのを描きたかったんだと思いますよ。


 本当は娯楽に対して、そういう警戒心抱かないようなのが理想なんですがね。



そっちじゃねー!!           ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
03 /22 2017


 一時期テレビでは『ドケチ自慢』とか『節約術』とかやったら放映してたような気がするが、最近はあんまりやんなくなったのかな?テレビはあんまり観てないから分からんのだけど。


 ただ、このテのヤツは『???』となるものが多い。


 ガソリン高騰時に一円でも安いスタンドを探して彷徨っているの放映してたのはさすがにバカなんじゃないだろうか?と思ったものです。あんまり人に対してバカというのはどうかと思うのですが、それを踏まえた上で。が、節約に捉われて本末転倒というのはよく聞きますよね……。


 結論からすると『節約はほどほど程度で』ぐらいが一番効率良いような気がするんですがどうでしょう?



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 今回の『ふたりでひとりぐらし、』はみなもの電気代節約大作戦……というノリでしたが、まあ結果はおして知るべしと言ったトコロでしょう。


 ただ、今回のエピソードは『古典のニオイ』がそこはかとなく漂う。自分の世代で言うと『6時50分からの藤子不二雄アニメ』みたいな。昔の『ドラえもん』は月~金の10分放映していたのよ。今のニチアサが30分の再放送枠でした。


 まあ、何かしようと発奮するも不発……というのをコメディ色強めに描く感じで。が、ここはさすがにざら先生で、やはり一筋縄でいかない工夫がこらされてます。


 そもそもに、みなもというキャラは『親しい人にはおせっかいになってしまう』というフシがある。純粋に良い人なんですよね。だから過剰とも言える今回でも微笑ましい。そして、ハルくんは『一見ぶっきらぼうで他人に対して無関心』という感じですが、実はかなり親切な人でもあるんです。それは『関わった人』に対して静かに発揮される。みなもとハルは対照的のようでいてどこか似ている。そんなキャラの深みを感じるエピソードでした。



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 やっぱり、今回印象深いカットはこれなんですが、テクニック的にも興味深い。


 小さなフキダシ+手書き文字という組み合わせだ。これは、きらら系では『ありそうであんまり無い表現』であり、うろたえるコトとは無縁なみなもが見せた珍しいシーンですね。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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