まんがぱれっと系 - 豚か狼か

変なマンガ       ホリ『つき☆はぎ ナイトメア』    

まんがぱれっと系
10 /29 2016


 フルコンタクト実戦マンガ記事!!


 『空手バカ一代』に悪影響されて俺が掲げる主義!!合言葉は『そのあらすじ紹介みたいなの、ひょっとしてそれマンガ記事?』であり、一撃のもとにアチョーと粉砕するのだ!!


 いや、自分のブログの特徴なんかもなんですが、マンガ記事書くにあたって『あらすじ紹介』というのは極力避けたいんですよ。まがりなりにも記事にする以上は『読んでもらいたい』ので、その作品の『魅力を伝える』なんですが、あらすじ紹介にすると『かったるくてつまらない』に陥りやすいので(自分にはコレで面白くする自信が無いという意味でも)。




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 さて、今回は一巻が発売されたばかり ホリ先生の『つき☆はぎ ナイトメア』です。連載開始当初にも記事にしましたが、この作品はノーガードツッコミ待ちのユーモアという独特のスタイルが熱い!!


 一時期、ガンダム名言みたいの流行ってた気がするんですけど、アムロが『おやじにもぶたれたことないのに!!』というのは有名なんですけど、その時のブライトさんが『殴ってなぜ悪い!?』と言った時のポーズがすこぶる狂っていて大好きなんですけど、そんな感じのユーモアに溢れた変なマンガです。



 さて、このマンガに出てくるキャラは



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 ヴィクター・フランコリン~人造人間!!なぜだかエロポーズを無意識にやる。角砂糖のごほうびを三つ欲しがるようなイヤシンボ。



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 海馬マサル~このマンガで唯一と言っていい常識人!!ゲーム好きだが家事全般をこなす。


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 海馬クロエ(左)・メイコ(右)~マサルに兄弟。クロエは海馬家の収入を支えているが同時にとても残念な人!!メイコはオタクであり同人作家で、そのスジでは相応の地位を確立している模様。


 …とまあ、キャラ設定を書くと割とスタンダードになる。が、このマンガは読んでみるとタイトルを裏切らないやんわり狂っている感がある。高密度に。『そんな俺ってオカシイと思うけど、自分をオカシイと思っているヤツは狂ってないもんな~』を体現したかのような変なマンガだ。



 また、このマンガの狂気と温かみを両立させているのはホリ先生の絵柄の存在は大きい。どうにもホリ先生は絵に対するコダワリが強い方みたいで、一巻の間にも絵柄がかなり変化している。



 


 …と言っても ホリ先生は一方でこういうクソマンガ描いたりするのも得意だったりする(念のため誉めてます)。これからもどんなビックリを届けてくれるか楽しみなマンガ家さんだ。



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ユーモア          ホリ『つぎ☆はぎナイトメア』

まんがぱれっと系
09 /09 2015
 そういう意味でないエロスも良いもんだと。なんつーか、ついついニヤけてしまうようなヤツ。


 居酒屋の水着のオネーチャンポスターとか、はたまたリオのカーニバルとか。見えないから良いというヤツ。ユーモアだ。このユーモアというのは言葉で伝えるのが難しい……というか語るのは野暮だ。感覚的にいいなと思えるもの。ネットが発達してなんでも理論的に統合性を付けたがる方がいますが『勝手にやってくれ』という感じ。それよりもユーモアを楽しむ方が自分にとっての『豊かさ』なのだ。



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 まんがパレット誌にて ホリ先生の『つぎ☆はぎナイトメア』が連載開始になった。ホリ先生のオリジナル連載というのは初めてですね~。ホリ先生のマンガというのもその魅力を言語化するのもなかなかに難しい。独特の味わいがある。


 そして最新作『つき☆はぎナイトメア』はマンガ文法に沿った面白さはもちろんで読みやすく楽しいのですが、そこにホリ先生の独自の作風とユーモアが盛り込まれている。


 開始一回目は『海馬マサルの家に謎だらけのヴィクターがやってくる』というもので、展開自体は至ってシンプルですが、ユーモアに対する密度はハンパない。


 タイトルに『つぎ☆はぎ』とあるようにヴィクターの体には無数のつぎはぎがあるのはもちろん、『髪の艶』にまでつぎはぎされているし、擬音も丁寧につぎはぎが入っている。ここら辺を普通に描くのもアリなのですが、やはりマンガというのはこういう遊び心のユーモアがあると読んでいる側としては楽しい。


 あと……


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 無駄にエロい描写があるのがバカバカしくて良い。これ以上のコトを語るのは野暮です。これはユーモアであるのだから。


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 ……と思ったりするとヴィクターは小動物のようなカワイイを見せるコトもある。このギャップの心地良さが本作を盛り上げている。マンガ入門書みたいのには『表情』というのを書かれてますが、基本的にヴィクターは無表情なんですよね。それを感じる……そういうユーモアをヒシヒシ感じる作品です。


 そもそもユーモアというのは『ゲラゲラ笑えるジョーク』という感じでなくて、自分にとっては『愛想』というニュアンスです。なんつーか、マンガの面白さを言語化・数式化しようとするのは無理なんですよね。そこに『愛想』がない作品は愛されないのではないかな~と思うのです。


 そして、ここからはオマケ

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ボウリング……マンガです。        稲城あさね『ボウリングッド!!』 

まんがぱれっと系
08 /14 2015


 マンガの何が面白いと言えば『そりゃ、語りつくせない』となるのですが、今回は『作者の全身全霊をブチ込むトコロ』というコトで。いや、マンガというのはジャンル分けします。少女マンガが好きな方がシンナー臭いヤンキーマンガを読むとはなかなか考えづらい。ただ、マンガというのは『甘くない』のです。どのジャンルも『作者の全身全霊がブチ込まれる』のです。作品に対する熱意はもちろんなんですが……


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 今回の作品は 一巻が発売されたばかりの稲城あさね先生の『ボウリングッド!!』です。ええ、表紙に違わずボウリングマンガなんですがね。そうするとやっぱりみそおでん先生の『ラッキーストライク!』は意識しますが、どちらも面白い。そして、今回書く『ボウリングッド!!』はそれ以前に稲城先生の作品であるコト……というのを強く感じる。



 マンガというのは題材が同じでも全然別物になるから面白い。作者の全身全霊が入るから。この場合は作品に対する熱意はもちろんなんですが、マンガ家の純粋なスキルとしてもそうだ。


 まず、このマンガはトータルでの技術点が高い!!割とスタンダードなんですが、そこに洗練されたセンスを加え、稲城先生のあらゆるスキルが投入されている。作品にはかなり細心の注意が払われていて、この作りこみには感心する……。このマンガ、いわゆる萌えマンガなんですけど、雰囲気系でなくマンガロジックがかなり多い。が、メチャ読みやすい。スルスルと読める快感がある。


 また、キャラの外観上のディテールも確かで、ブレザーよりセーラー服派の俺としては黒セーラーをなかなかイイ感じに描いていたりして嬉しい。スカートの丈とかキャラの性格・立ち位置に忠実だ。


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 ディテールで特に感心したのがこのコマです。これの数ページ後なんですが



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 左利きの自分にとっての『あるある』です。左利きはこの席に座るんですよね。でもって、左利きはハイブリッド化しやすいというのもリアリティある描写です。ここから両刀使いになる伏線なのでしょう。


 本当、この作品は細部に行き届いて……しかし、それが押し付けがましさが全く無く娯楽性に振ってあって面白いです。とりあえず、ぱれっとのWebで三話まで試し読みできるので読まれたし。


ハイブリッドどいひー展開 ホリ『世界征服 4コマのズヴィズダー』 

まんがぱれっと系
11 /26 2014
 タイアップによるコミカライズというカテゴリーがある。


 さて、どういう層が買うのか?やはりアニメ作品のファンが大半なんかな?


 
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アンソロジー

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 実は『まどか☆マギカ』は観てなかったり。ちょうど地デジ化の流れで半年ぐらいテレビの無い生活してたから。確かモニターになったテレビでひたすら昭和のウルトラシリーズを観ていたような。が、アンソロジーの三巻だけ持ってたり。たまたま好きなマンガ家さんが集中してたから。


 あんまり無い例かもしんないけど、自分はファンのマンガ家さんが絡んだアンソロジーは買うなあ~。


 
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ホリ:漫画 hunting cap brothers:原作

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 …というコトで今回は ホリ先生の初単行本『世界征服 4コマのズヴィズダー』です。


 アニメも観てましたが、柔らかなキャラデザインが放つ、『コイツ等楽しそうでいいな~』感に顔がほころぶ作品でした。そこにホリ先生の作風が加わりますが……。


 ホリ先生の作風となると『緩慢な動きからいきなり刺される』という暗殺拳の使い手です。しかも毒手(闘え!!ラーメンマンでその存在を知っただよ!!らもう独特の作風でして、それだけに『さすがホリ先生!!俺たちができない下品なネタを平然とやってのける!!そこにシビれる憧れるゥ!!』と歓声をおくりたくなるマンガ家さんです。いや、もうね。どういう発想したら、そのセリフ出るんだ……みたいな。



 で、そんな個性バリバリに『世界征服ズヴィズダー』のテイストが……合う!!合うぞ!!セックスの相性は最高なんや!!(やめなさい)


 そう、どちらの持ち味もガッチリ活きてます。


 ズヴィズダーを知ってる方も


 ホリ先生の作風を知ってる方も


 …そのどちらか知ってるだけでも楽しく、WINWINの関係が成立しているコミカライズでした。


 お気に入りのエピソードで言うならナターシャと眼鏡を買いに行くやつですね。オチが酷くて最高でした!!そりゃねぇだろ、54000円!!


 

 …ホリ先生と言えば、たまにコミティア参加されてますが、行かれる方はぜひとも寄ってみてください。特に『汚い4コマ』は酷くて酷くて……。


お前、人生の八割損するぞ!!         北峰ラリュウ『さちるデリュージョン』

まんがぱれっと系
05 /28 2013
 
 宇都宮 勇氏は涙ながらに語る……


 『環境がキモオタにならざる得なかったんだーーーっ!!』と。そこにスピードワゴンさんがやってきて言うのです。


 こいつはくせー!!ゲロ以下の匂いがプンプンするぜーーーッ!!と。


 ええっと、多分、俺って生まれながらのキモオタというヤツだと思います。何しろ人生初の言葉はゴレンジャーだったとか。



 
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 さて、先日完結された北峰ラリュウ先生の『さちるデリュージョン』ですが、過去に何回か記事にしたようにかなり結構お気に入りの作品なんです。終わってしまったよよよ。気分は黒須八シグマ先生のラノベ終了したさちるの気分だぜぜぜぜ。ちなみにぱれっとオンラインで読めるから、この記事よりも先に確認するコトをオススメするぜっ!!


 しかし、この作品について書くコトとなると至ってシンプルなになる。



 コイツ等楽しそうでいいな……という羨望だ。この作品は最初から最後までそれが徹底していた。清清しいぐらいに。



 オタクとか中二病というのは濁さずに言えば蔑視の言葉だと思うのです。自分としてもここは濁したくない。いわば『業』みたいなもので。それを人によっては克服したり、隠したり、忘れようとしたりと処理しますが。同時にその蔑視の言葉の中に羨望があるのも事実なんですよね。だって、自分の好きなように生きたいのは誰でも一緒なんだから。



 『さちるデリュージョン』という作品はキャラの全員が自分の願望に忠実だった。隠さず臆さず忠実だった。



 このスカッとした晴天ぶりは本当に気持ちの良い作品でした。



 二巻のあとがきにもありましたが、自分ははるる派。いや、あの痛々しくも報われないっぷりが良い!!でも、DOMに入ってさちるのとりまきやるのも楽しそうなんですよね。



 第一話で、DOMと聖徒会(誤字ではありません)に入らないとお前、人生の八割損するぞ!!というセリフがありましたが、読み終えた今、それは間違いでもないような気がします。



 しかし、北峰ラリュウ先生の次回作も早く読みたいですね。

いくぜ!!中二病マンガ!!          北峰ラリュウ『さちるデリュージョン』

まんがぱれっと系
05 /14 2013

 
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 来る5/22に完結の二巻が発売です!!かなりパンチの効いた濃いキャラが繰り広げるコメディをお楽しみあれ!!



 いや~、どっちかと言うと自分もDOM(ダークオロチムーンの略)に入って中二病としてのリア充してみたかったものです。


 そして、この作品はオンライン連載だったのでコチラより読まれてみてください。

コイツ等楽しそうでいいな……。       北峰ラリュウ『さちるデリュージョン』

まんがぱれっと系
02 /22 2012
 中二病……。



 …これはもっぱら蔑視的に使われる。



 大きくなった時に『あの頃のオレはなんであんなコト考えていたのだろう…』みたいな。自分の頃はドラクエが流行っていたのでノート小説を書く人がいた。そして、それを『バカみてえ…』と冷ややかに見ていた俺がいた。俺はもっと高度なモノを楽しむぜっ的な。



 これも中二病とも言える。流行り音楽でなく、マイナーな洋楽聴いちゃったりとか。



 人と自分は違う…という自惚れ。しかし、こういう経験の無いヤツなどいるのだろうか?思うに、こういう経験の無いヤツってつまんねぇヤツなのかもしんない。




 で、オッサンとなった今の俺は実はずっと小二病だったというコトに気付く。いい歳こいてマンガブログなどやっとるヤツはどうかしている。




 …ただし、俺はコッチのが面白くて楽しいのだから仕方ない。




 
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 以前、記事にもしましたが『さちるデリュージョン』の単行本がついに発売!!ぱれっとオンラインだから心配だったけど、やはり紙媒体の単行本になってくれると嬉しいです。で、まだ読んだコトない方はぱれっとオンラインでどうぞ……。



 このマンガの魅力はコイツ等楽しそうでいいな……と言うところ。今更ながら変に気取って達観するよりもよっぽどスカッとしている。そもそもDOM(ダークオロチムーン)の面々はよっぽどさちるのコト好きなんだろうなと思うのです。ところが、この野郎どもは『陰湿さが全く無い』という不思議がある。独り占め…というのでなく、好きなアイドルをみんなでいいよな~とか語っているような連帯感があって顔がほころぶのです。



 自分はチンチクリンで元気なキャラというのが好きなんですけど、表紙のさちるは実に看板に偽り無し感があっていい。そしてこの手のマンガの楽しみとして定例化しているのがカバー下なんですが、これがグゥ!!本当にコイツ等楽しそうでいいよな~。中二病上等!!楽しんだヤツが最強だっ!!




 そして、このマンガにはもう一人のヒロイン・天神はるるの残念っぷりが好きだったりする。そして乙女回路ビシバシとか報われないトコロとかいい……。この人も聖徒会(誤字ではありません)で楽しそうだな…。


 実は単行本の表紙が白に対し、裏表紙が銀ではるるという面白い構成をしてます。



 まずはぱれっとオンラインで読まれてください。実にマンガマンガしてて良い!!

ヒロイン全員がエース級!!量産型やないっ!!        ストロマ『スターマイン』

まんがぱれっと系
10 /17 2011
 きらら系とかぱれっと系……それはカワイイ女の子がワンサと出て四コマという形式で娯楽とカワイイを提供するマンガジャンルだと思う。



 『こういうマンガって、みんな一緒じゃん?違い分からないよ』という意見はあながち間違いじゃない。読んでない人にはそう見えるだろう。そして、自分は読んでも無いのに決め付けるなという考え方が嫌いだ。マンガは読む前から勝負は始まっている…そう思っているからだ。




 でもって、そのきらら系とかぱれっと系のマンガが好きだからこそ、自分はブログで書き続けるのが楽しい。




 いや、マンガ家さんそれぞれの作風・面白さがあって全然違うよ…と。






 
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(2010/03/20)
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 そして、きらら系・ぱれっと系のマンガで全体的に共通しているコトがある。



 ここに描くマンガ家さん……まあ中にはどうしようもなくつまらんマンガを描く人も居ますがそれでもキャラクターを大事にするという部分は全体的に感じる。




 他誌でこういうマンガがあるとキャラを出しては捨てるというのを繰り返しているのがある。自分はこういうのってツライですね。生みの親に何の愛情・愛着もなく捨てられるキャラの描き方ってイヤなんですよ。それがマンガの在り方の一つではある…そう理解しているのですが、やっぱりツライ。




 今回のストロマ先生の『スターマイン』ですが、表紙を見て分かるようにやたらヒロインが出てくる。主人公が流れ星(流星群)に『彼女欲しい!!』と言ったら一気に九人のヒロイン(+1)が押しかけてきた!!というアホ展開のマンガです(誉めてます)。




 が、このマンガはヒロイン一人一人とても深い作者の思い入れを感じる。これは断言してもいい。誰一人使い捨てでも無いし、奇抜さを狙ったマンガでは無い。




 事実、単行本で未読部分を読みましたが、単行本の空きページにシッカリと描き下ろしの1コマエピソードが挿入されているんですよね。こりゃ、大事にされているな…と。



 そして、それぞれのキャラがキチンと機能しているし、それぞれのキャラ全てがカワイイ。個人的には郷が好きなんですが(二巻表紙で一番大きく描かれているコ)、もちろん郷だけではこのマンガが成り立たないのはもちろんだし、郷だけしか出ない『スターマイン』は何か違う。



 やっぱりこのマンガはキャラクターが多くとも決しておろそかにされない愛着感が読んでて楽しいんですよね。



 ちょっとぱれっと本誌の中でもちょっと変わった作り方をしている『スターマイン』ですが、みんなカワイイからオススメです!!




だって、キッカケのマンガ家さんですからっ!!     湖西晶『うしのこくまいる!』

まんがぱれっと系
09 /07 2011
 つーコトで『まんがぱれっと系』も余裕みてやるコトにしました。



 誌面リニューアルして、好きなマンガ家さんの作品が多く載るようになったのでいよいよ定期購読決定!!



 逆に今まで馴染みが無かった『ちろちゃん』とか『四季おりおりっ!』とかもいいな~とか思ってます。これで『さちるデリュージョン』が誌面に載っていれば無敵のガッツ星人!!





 
ソーダ村のソーダさん。 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)ソーダ村のソーダさん。 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
(2009/06/22)
湖西 晶

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 そんな訳で、先月号から連載が始まった『うしのこくまいる!』がやっぱり一番目にとりあげたいマンガだ。




 『きらら系』もブログによく書いてますが、そもそも湖西晶先生の作品が『きらら系』への足がかりとして一番大きい。『かみさまのいうとおり!』の暖かい作風がとても気に入って、『へえ~こういうマンガカテゴリーが出来てきたんだな』と興味を持ったのがキッカケ。湖西先生の作品を読まなかったら、このブログの在り方は絶対違う内容になっていたはず……。




 そして『きらら系』もだんだんとベクトルが定まってきて、多くの方に楽しまれるようになったし、何より雑誌の全体の質も上がったと思う。イロイロな絵柄や作品が楽しめるのはいいコトだ。ただ、ぜいたくを言えば『丸くなった』という感じがする。あちらを立てればこちらが立たずみたいな…。



 
 そんな中でリニューアルした『ぱれっと』では似て非なるモノに進化してくれると嬉しいです。なんつーか、最初は同じスペックだったストⅡのリュウ&ケンが全然別のキャラになったように。個人的には『ぱれっと』はケンになって欲しい…。いくぜっ!!昇竜烈破!!





 そんな中で始まった『うしのこくまいる!』ですが、プロトタイプの試し読みが出来るのでありがたいです。



 そもそも『ぱれっと』で湖西先生が描いていた『ソーダ屋シリーズ』はけっこうヘビーな内容でした。が、自分はとても気に入っている。『かみさま~』もいいのですが、『ソーダ屋シリーズ』は『ぱれっと』ならではの内容だ。今の『きらら系』とはチト違う。どちらの優劣というコトでなく、『ぱれっと』だから載ったというコト。逆も然りで『かみさま~』は『きらら系』のが向いているというコト。




 この『うしのこくまいる!』はまだ二回目ですが、手ごたえからするとやっぱり『ぱれっと』だな~という気がする。




 ただ、湖西先生の作品から感じられる暖かみはどちらの雑誌も変わってないとも思います。



ぱれっとの方向性は?       北峰ラリュウ『さちるデリュージョン』

まんがぱれっと系
08 /11 2011
 きらら系をちょこちょこ取り上げるブログですが、ぱれっとの存在について考える……。




 やはり、きらら系に馴染んでいるだけにあって、ぱれっとはスタート地点から差をつけられている感は正直ある。




 もちろん、きらら系のマンガ家さんもけっこうな比率で描かれているし、荒井チェリー先生等々ひいきのマンガ家さんの作品などは単行本が出てくれるから嬉しい。



 ただ、メディアミックス率が高いという印象がある。これもひいきのマンガ家さんであると興味も出るのですが、知らない題材というのはちょっと…。メディアミックスを否定する訳でもないのですが、知らない人には敷居が高い。





 が、いい部分があるマンガは注目したいし、ぱれっとにはきららに無い良さは確実に存在する。





 湖西晶先生の作品も大好きですが、『ソーダ屋さん』シリーズは一巻完結マンガの傑作だと思います。しかし、ドラマがヘビーだったりする。




 これはきらら系では無いなあ…と。




 以前のきらら系ですと、『火星ロボ大決戦!』という爆笑マンガがあったのですが、これは今のきららだとちょっと載らない気がする。雑誌のベクトルがそっちじゃなくなったのかな……。




 自分がぱれっとに期待する部分は『きらら系に無い面白さ』です。





 …と思ったら、ありました!!ぱれっとonlineに連載されている北峰ラリュウ先生の『さちるデリュージョン』です。ネットというコトで無料で読めますので是非読まれてください!!





 ストーリーは『私立誘凪高校に転入してきた真面目人間・タケアミだったが、そこは中2病なやつらの巣窟だった。その中心人物は、DOM(ダークオロチムーン)という無駄に名前の長い組織を束ねる、さちるという女の子。転入早々、さちるに目をつけられたタケアミは、関わらないように振舞っていたが、徐々にさちるのペースにのまれていってしまう』(ぱれっとonlineより)



 …というえらくパンチの効いた作品ですが、これは明らかに今後のぱれっとの方向性のひとつになりそうな作品だ。そして、間違いなく面白い!!



 まあ、入ってみたら私立アサシン学園だったら驚きですが、これもかなりイヤな流れだな……(誉めてます)。




 このマンガは分かりやすい人を選ばない気軽な面白さがグゥ!!ギャグの純度が高いのがいい!!



 さちるのチンチクリンなかわいさもいいが聖徒会(誤字ではありません)のはるるもまたかわいらしい。ここでいうかわいらしさというのは『愛嬌』みたいな部分だ。さちるに従う舎弟の『愛嬌』もまたマンガとしての面白さがある。



 きらら系って、男が絡む内容って少ない(フェリーチェみたいな作品が珍しい)気がしますが、ここはぱれっとにアドバンテージを感じる。『ら~マニア』みたいな作品なんかもぱれっとなのかな~と。





 なんだかんだ、自分は爆笑系のギャグマンガが好きなんで、この作品には期待してます!!単行本はぜひとも出してほしい作品です!!



宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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