とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ - 豚か狼か

これはマンガだ    とく村長『きすてん』

とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ
04 /01 2015


 『おめー何言ってんだ?』と言われそうですが、このブログにはちょっとしたコダワリがある。


 表記が『マンガ』であるコト。


 『まんが』でも『漫画』でも『コミック』でもなく『マンガ』というコト。なぜかと言うとこれが一番低俗に見えるからという理由で(酷ェ!!)



 
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 腑に落ちる、という意味では『修羅の門』の最終巻のあとがきが自分にとってのそれです。『陸奥九十九は誰よりも圓明流を評価していない。彼にとっては単なる人殺しの技でしかないから。だが、同時に彼は誰よりも圓明流を愛している。その本質を深く理解している為に』というコト。自分は誰よりもマンガを愛しているとは思わない。さすがに傲慢だろう。だけど、マンガそのものは評価してません。単なる低俗な娯楽ですから。


 本来的にマンガブログというのは『マンガの素晴らしさを世に広める』みたいなのが根底にあると思うのですが、少なくとも自分は一生そういう考え方に辿り着けないですね~。なんだけど、だからこそ『低俗な娯楽』であるマンガが大好きなんですが。


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 さて、ゲスト二回目の とく村長さんの『きすてん』です。


 今回はキス魔のスーデルが学生になりすまして学校でひと騒動……という流れになってます。


 とく村長さんのマンガというのはバリエーション豊富なんですが、前回書いたようにスタンダードに個性を発揮しているのが本作『きすてん』です。冒険指数高めなのが『どた×どたムスメリウム』だとすれば、『きすてん』はスタンダードなテイストになっている。が、このスタンダードは『ぱれっと』の中では面白い存在感を発揮しているのが心地良い。


 『温故知新』


 ……という言葉がシックリくる。俺がガキの頃に馴染んだ児童向けのテイストがある。ここら辺は藤子不二雄先生がブツチギリのような気がするんですが、自分がガキの頃はこういうテイストのマンガがとにかく多かった(のんきくんとか知ってるかい?)。で、大人になってそういう作品群を読んでみると『あれ?すごくね?』みたいな驚きがあるんですよね。シンプルな分だけ作品の骨組みがシッカリしている……というコト。昔のマンガもまたテクニックがスゴイんですよね。マンガの進歩と共に薄れてきますが。してみると この『きすてん』という作品は陸奥圓明流みたいな古武術みたいな面白さがあるような気がしなくもない。


 あ、これ、俺の好きな『マンガ』じゃん。


 ……という感じ。『漫画』でも『まんが』でも『コミック』でもない『マンガ』だ。


 が、今回は前半パートが古流テイストなのに対して、後半からヘンタイであつた。うん、だって、とく村長さんのマンガだもんな。うすらヘンタイで無い訳が無いンだ。


 そして、そのスーデルの無邪気さが作品を面白くしているなあ……。


 
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 そして、うすらヘンタイなこちらもよろしくです。


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スタンダードの中に含まれた個性      とく村長『きすてん』

とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ
03 /17 2015
 萌え4コマ…と聞けばマンガを読むのが習慣づいている方(ジャンプ・マガジン以外にも購読誌がある)にはピンとくるようになったんじゃないかな?


 そして、萌え4コマ雑誌と言えば『きらら』とか『ぱれっと』あたりがイメージされる。自分の場合だど、『ひだまりスケッチ』の一巻が出た直後ぐらいで、その後アニメ化したりと定着した感があります。その頃のきらら誌あたりはまだスタイルが試行錯誤の段階で『火星ロボ大決戦!』みたいなオゲレツなマンガが臆面も無く載ってました(誉めてます)。


 それからはご存知のようにきらら誌はアニメ化作品と共に繁栄してきました。ぱれっと誌もまた最近はアニメ化作品が増えた。


 今は次のステップを模索中…という感じになってます。


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 さて、今回は とく村長さんの集中連載『きすてん』です。ぱれっと誌に集中連載中!!



 とく村長さんとなると実は当ブログに与えた影響がかなり強い。きらら誌を読み始めた時はマンガサイト(今は消滅した)を始めた時期でして自分もスタイルがハッキリしてなかった。五里霧中ってヤツ。そして『チャンピオンの感想は書けるけど、萌え4コマは無理だろ』と決めつけてました。そんな時に、とく村長さんのサイトを見て思ったのが『あ、できるじゃん!!』というコト。この場合の『できる』と『できない』の線引きは自分の中であり、あの時は確かに『できる』に振れた感触があった。まるで線路のレーンチェンジのような『ガコン』と切り替わるような手応え。


 『できない』と思っていた考え方の根底には『萌え4コマはカワイイが前面で作品としては似たり寄ったり』と決めつけている自分に気づかされた瞬間なんですよね。これを機に『とく村長さんみたいな視点を持って読まないとダメだ!!』と切り替えて今に至る。できているかは別として。


 そして、今はどういう訳か とく村長さんの萌え4コマの感想書いているという。……何かの呪いか?
 

 今回の『きすてん』のストーリーは幼馴染が気になるお年頃の梶木剣吾が劣情を蓄積させてましたら、キス魔の天使が降ってきた……というもので。いわゆる萌えマンガでも定番とも言える『落ちもの』というものでした。スタンダードスタイルで。が、とく村長さんのマンガというのはつねに『明確なポイント』というのが用意されていたり。個人的に印象深いのが『どた×どた ムスメリウム』でコイツは作者と読者とのタイマンスタイルというアチョー指数高めな作品でした。


 そして、今回の『きすてん』という作品はスタンダードなスタイルを踏襲しつつも、よくよく読むと遅効性の毒が盛ってあります。なんつーか、これまでの中でも変態指数高めなんですよね。やってきた天使のスーデルが。ウルトラQで『バルンガ』という話があって、ただ空に浮いているだけで無限に肥大化して人類を滅ぼす脅威として描かれてましたが、あんな感じ。このスーデルは無自覚に悪化させやがるのですが、これがまた独特の毒々モンスターというものでした。



 萌え4コマは『似たり寄ったり』という印象を抱く方も多いとは思うし、かつての自分も慢心してた……というのはあるんです。しかし『マンガはやはりマンガ』としてジックリ見ると見えてくるものがあります。


 定着しつつあると思われている『萌え4コマ』ですが、着実に次のステップを目指して動いているなあ……というのがあって、その中でも とく村長さんのような『必ず何かやってくる』という作品スタイルは興味深いのです。



 
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 さてさて、次回はどう転がるのだろう?


四姉妹       とく村長『くあどら!』

とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ
03 /02 2015

 四姉妹!!そうそれは『若草物語』などは読書感想文の宿題に推薦されるような作品!!



 まあ、俺の場合はエロゲーの『痕 きずあと』なんですがね。うん、今でも楓は大好きさ!!



 マンガでも四姉妹というのは意外に多いような気がする。気がする…と書いたのは『密かなマンガ黄金律なのか?』と思っちゃったから。俺、例えば『マンガのチームバトルは五対五がベストバランス』と思っていて、これより少なくも多くもできないと思っているんですよ。偶数はそもそもありえないし、三対三だと意外性が盛り込めないし(最終的に主人公サイドが勝つ訳だし)、かと言って七対七だと長すぎる。やはり五対五はベストだ。そういう意味では四姉妹主人公というのは話を膨らますのに丁度良いバランスではなかろうか?



 
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 というコトで太陽以上にまぶしい水着の四姉妹が目印の とく村長さんの最新刊『くあどら!』です。



 この作品は離島で暮らす『ちょこっとだけ不思議な力を使える四姉妹(四つ子)』のハートウォーミング(?)な作品です。いや、とく村長さんはツンデレキャラだから否定すると思うのですが、やはり『絶妙なさじ加減の温かさ』というのは作品の特徴でしょう。そして、ひとさじのヘンタイ要素という黄金律が出来上がってます。


 そして、この四つ子なんですが、クローンとしか思えない『おそ松くん』方式でなくて、個性がクッキリ出ています。どの子も特徴あってカワイイ!!おおっ、これは俺の大好きな『痕 きずあと』的なアレ。楓が最強なのですが、日によって梓が良くなったりする……そんな否モテの心を癒してくれます。実際、この姉妹は個性が本当に強いのですが、どの子が一番というのに関しては決めかねる。そして、困ったコトに『誰か一人欠けてもこの作品の面白さは成り立たない』とも思うのです。作品ウェイトとしては風子が前面に出てはいるのだけど、やっぱり四姉妹の作品なんですよね。


 離島……というコトで過疎の土地ですが、島の住民たちもまた読んでいて居心地の良さを感じる。とく村長さんはとにかくオリキャラを生み出すのが好きというのがあるのですが、かと言って粗末に描いてない。『くあどら!』という作品は四姉妹の作品ではあるものの、島の住民たちの温かさもまた大きく作品に関与している。先に『水着がまぶしい四姉妹の表紙』と書いたが、『あの裏表紙』があっての『くあどら!』とも言えましょう。


 作品は一巻完結のようですが、よくよく見ると『続く…のか?』という終わり方なのでもっぱら俺が続きが読みたいだけなので、これを読まれた方は単行本を買ってください。さいとうたかを先生の『サバイバル』だったら無人島を脱出したところで続きが読めなくなるよな心境です。



 あと、読み切り作品『あんそろじすと!』も収録されてますが、マンガブログをやっている側としても楽しくも胃にズドンとくる作品です。あれ?これって、とく村長さん初のマンガ家マンガなのか?


 マンガ家マンガが好きな自分としては、これはとても興味深い……となった一本です。


 最新作『J.C.Lovers』は無料配信中!!さあ、みんなで読もう!!(名古屋章風に)

マンガの約束     とく村長『メイちゃん大逆転!』

とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ
12 /26 2014


 いや、しかし、マンガの数が多い。そしてネットで発表されているマンガなどもカウントすると読み切れる訳が無い。



 玉石混交なんですが、石比率は上がってます。石が多いので玉も見落としてしまうような時代に。


 そして、マンガのギャンブル性とか持続性も悪化してるなあ……。俺、ラジコンやりに埼玉・鷲宮によく行きますが、数年前まで大人気で町おこしのシンボルとも言えた『らき☆すた』も寂しい限り。神社側のコンビニなのに『お正月仕様一番くじ』が夏になっても残ってたり……。


 マンガの新しい方向性……おそらく携わる方々の課題だと思うのですが、個人的には『マンガはマンガらしく』がいいかな?堅実大好き。


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 さて、今回で残念ながら最終回を迎えた、とく村長さんの『メイちゃん大逆転』なんですが、振り返ってみるとやっぱり面白かったなあ……。


 自分の好みなんですが『基本に忠実』という作品でした。で、とく村長さんの場合は必ず『プラスα』が入るんですよね。仕掛けとして面白い作品だと『どたどたムスメリュウム』ですね。明確なフォーマットを提示(読者との約束)して話を展開させてくる作品でした。前作の『ラン様』だと謎解きの部分と願いを叶える左手が『約束』だ。


 とく村長さんの作品は『約束を守る』のが特徴だ。この部分は『玉』ですね~。マンガが変化したな~と感じるので最も変化したのは『約束を守らない作品が増えた』というコト。『約束よりも刹那的に面白ければいいじゃないか』と聞こえてくる作品が本当に増えた。まあ、それもマンガの側面なんですが、マンガの信用って先人達が少しずつ築き上げたものなんで自分は軽視したくないんですよ。


 そういう意味での『基本に忠実』であり『マンガはマンガらしく』なんです。


 残念ながら『メイちゃん大逆転』は今回で終了なんですが、なんだかんだ三人はオチコボレなまんまでしたが、読者の期待に応えるという部分は違えずに約束を果たしてます。


 それにしてもミズホさんはポテンシャルがかなりあったように感じるから惜しいなあ……。『ラン様』だとアイチャンが再登場以降はいい感じに壊れてきたし。連載を通じてキャラが化けるのも見たいです。


 いやいや、しかし、次回作を楽しみにしてます!!約束だぜ!!



動きませんが動きます    とく村長『メイちゃん大逆転!』

とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ
11 /18 2014



 オタクですからアニメももちろん好きだし、どちらの優劣も無いんですが、マンガのが接している時間は長いなあ……。


 アニメにできて、マンガにできないコトはある。マンガにできて、アニメにできないコトはある。


 例を出すと『頭文字D』の最大のウリであるカーバトルなどは魅せているポイントがまるで違う。それぞれの長所が活かされている。


 特にきらら系4コママンガはスピード感やら動きを『感じさせる』のは無理なんだ!!



 ……なんて思ってましたが。


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 はい、今回も『メイちゃん大逆転!』です。



 今回の見所は『動き』です。そう、4コママンガでも動きをイメージさせるコトは出来る!!出来るのだ!!


 冒頭のモーリーですが、アチョーな蹴りがイカします。あら、飛燕疾風脚的な何か。キングとユリはコイツで倒して脱がすのだのだのだのだ……。


 このシーンがアニメになった時、走り幅跳びのような助走をつけるか?否!断じて否!多分、発射されたミサイルみたいな動きこそイメージにかなう!!


 また、天使の輪を付けたサルはスイ~っと平行移動です。飛ぶというには不自然な動き!!例えるならばホバークラフト!!


 ラストのメイちゃんの爆走は速いのはもちろん、馬群のような迫力を感じます。前に立った日には跳ね飛ばされて人生バイバイです。


 読む人のイメージを植え付ける……。アニメのような具体的な動きはありませんが、これこそがマンガが出来る動きなんです。やっぱり、マンガのこういう『動いてないのに脳内では動いている』と感じさせるのは楽しいです。




 マンガってマジスゴい!!


身体測定か…    とく村長『メイちゃん大逆転!』

とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ
10 /28 2014


 チビで激ヤセでした。


 今でこそ普通サイズになって、体重も気にするぐらいになりましたが。


 チビは高校生になるまで解消されなかった。ンなものだから身体測定にはあんまりいい思い出が無い。なにしろ本当に伸び悩んでいたのでずっとこのままではなかろうか?とマジで心配になったものです。


 
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 …というコトで今回の『メイちゃん大逆転!』は身体測定の巻でした。…と見せかけてイシン先生の回でした。イシンの回なんていうと野々村議員思い出しますね。どうでもいいです。



 しかし、早い段階でイシン先生にスポットを当てた……という展開はちょっと面白い一手だ。定石(セオリー)から外れている。


 ライト4コママンガというのは定着した感もあって、今は次の段階に入っていると思うのですが、学園モノというのは鉄板です。なんだかんだ終盤にウルトラマンが出て怪獣を倒すぐらいにフォーマット化されて、その中での『先生の立ち位置』ってメイン生徒の二・三歩後ろぐらいです。


 例に挙げるなら『きんいろモザイク』の烏丸先生なんかがそうなりますね。言動が突拍子も無いので前面に出せませんが、作品のメリハリ付けるのに欠かせないキャラだし。トーテムポール!!


 そしてどうもイシン先生は前になってます。とりあえず毎回出番があるぐらいのポジションか?あと学園マンガというのは『授業風景が無い』というのがありまして。たまにあるとすれば主人公が頬杖つきながら考え事しているぐらいです。


 天使になるという明確な目的が提示されている本作ですが、授業シーンが随所に盛り込まれるでしょう。前作の『ラン様』がほとんど放課後でしたが、とく村長さんの作品は舞台設定で展開させていくとか、提示した設定の約束内でまわす(ムスメリウム)とか縛りをあえて設けてますね……。


 ちなみに無気力教師と思わせたイシン先生が『意外にもウェット&ホット』というのも今回の見どころになってます。



 とりあえず『ニコニコ顔で突っ立っていただけ』なのにやたら存在感のあったミズホであつた……。大きいコトは良いコトだ。




スラップスティック    とく村長『メイちゃん大逆転!』

とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ
09 /17 2014

 萌え4コマというジャンルが定着して結構経ちますが、それの固定観念というのも出来上がりつつある。


 ①女の子が②ふわふわとした会話で③面白おかしい日常をおくる……みたいな。


 この『萌え4コマ』に馴染み無い方には『みんな似たようなマンガ』と捉えるだろう。『それは違う!!』と思ったフリークの方は慌てるな。慌てる乞食はもらいが少ない。フリークの方はまず読まないであろう、さいとうたかを先生の作品はとりあえずゴルゴの正面顔という固定観念があるはずだ。実際、さいとうたかを先生の作品て幅広いし、ひょっとしたら日本で一番ページ数発表しているマンガ家さんだったり。イメージというのは常にあって、それを少しずつ崩したり、正面切ったりとかマンガの表現はイロイロです。


 固定観念は何も悪いコトじゃない。いつでもフレッシュ感覚ならば世の中が機能しない。固定観念が出来上がりつつある萌え4コマはいよいよ次のステップに突入しているんじゃないかな~?



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 さてさてセンターカラーの『メイちゃん大逆転!』ですが、いよいよメインが揃ったトコロで舞台設定のおさらいエピソードになっとります。


 ここまでの展開で感じるのが『ドタバタ的な動きが多い』というコト。『スピード感』じゃなくて。スラップスティック的な方向で。


 あっ、今までソッチの方向性は無かったかも!!


 ……と思ったり。まあ、とく村長さんのコトですから『えっ、そうなの!?』とかマジで言いそうではあるが、とにかく作品はソッチの方向になっている。前作の『ラン様』はミステリアスと純ラヴでしたが、こちらはドタバタ喜劇という感じかな?まだ、ちょっと分かりませんが。


 若い読者はあまり馴染みがありませんが、ズッコケとかデカいタンコブとかケンカすると謎の煙に覆われるとか、使われなくなりつつあるマンガの記号というのはユーモアに溢れている。マンガの基本に忠実な作風とする、とく村長さんが新たな方向性を出す作品になるか!?





ボクっ子大逆転!        とく村長『メイちゃん大逆転!』

とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ
08 /17 2014
 キャラクターというのは属性があったりしますが。


 このセオリーに従ってキャラを作っていけば『だいたいうまくいく』というのも存在する。ただし、これに頼りすぎるとツギハギで薄っぺらな印象のキャラになったりで。


 作品である以上、方法論からキャラを作ると思うのですが、自分としては生き物だと思います。


 そして、『~~はウケない』という方法論もあって、例えばキャラデザインに於いては、ショートカットヒロインは受けないというのがあったりします。それを破ったのがセーラーマーキュリーだと思うのですがいかがでしょう?

 あと、男っぽいヒロインね。一人称が自然体に俺なヤツとか。これもセオリー破りしたケースもある。



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 画像、プロトタイプ……だそうな。


 今回は新キャラ・モーリーで前回の段階でイメージ画的に登場してましたが。コレを見て第一印象がボクっ子っぽいな……というコト。こういう部分って雑誌を購読の楽しみ方ですが、果たしてやっぱりボクっ子だつた……!!


 古今東西のマンガの歴史で大人気になったり、スピンオフが作られる規模のボクっ子というのは存在したっけ?とく村長さんって、『どたどた!ムスメリウム』の時もそうだけど自分からハードル上げるタイプだよな……。何気にセオリーにそった無難な作り方を外してくるので(だからマンガ記事書いてて楽しい)。


 さて、この新キャラ・モーリーですが、『男勝り』というよりは『ちょっと生意気な少年』というぐらいのサジ加減になってます。そして、メイちゃんと互角のアレだったり。キャラが強烈なので、ついつい忘れてしまいますが、主人公たちはオチコボレというヤツなんで、どういう迷惑行為が描かれるか楽しみです。



 ……最後に滑り込みで間に合ったミヅホなんですが、コイツが一番やな予感するキャラなんだよな……。

 

ポジティブシンキング(ただしアレ)   とく村長『メイちゃん大逆転!』

とく村長『ラン様の放課後遊戯』とかイロイロ
07 /23 2014

 すでにオッサンという絶望!!これからのボクには輝かしい未来などは無い!!無いンだ!!


 家畜のように働いて、重税を払い、しかし年金はもらえないような未来しか無いのだ!!だから思考停止するしか無いンだ!!黙ってやってりゃ悪いようにはされねぇだ!少なくとも生かしてもらえるンだ~。


 ……なんて聞き分け良かったら、もうちょっとマシな人生になってたよ!!だが、まだまだ大逆転は狙える!!俺はまだ本気を出してないだけなんだ!!


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 さて、『ラン様の放課後遊戯』終了から間髪入れずにゲストスタートが、とく村長さんの『メイちゃん大逆転!』です。実は『マイちゃん大逆転!』なのかもしんないとは思ったが(しつこい)。いや、古谷野孝雄先生の『ANGEL VOICE』の天使の歌声もマイだったし。



 大天使の娘・メイちゃんは学校では最下層のオチコボレだけど、持ち前のポジティブ思考で天使を目指すぞ!!


 ……とストーリーだけざっくりと解説すると『古き良き時代の児童向けアニメ』なテイストですが、そこはとく村長さんなんで、まあ、普通に危険が危ない作品になってます。


 そう、メイちゃんのポジティブ思考はマンガだからという目安を大幅に振り切ってガチバカです。ええ、イシン先生が『大天使の娘はアレ』と言ってましたが、アレとは『アタマのかわいそうな子』という意味です(問題発言)。黄色い救急車系。


 マンガのキャラクターで実害が出るレベルてでポジティブ思考なのはちょっと知らない。驚異を感じるレベルで。これまでの俺ポジティブランキングにポリアンナがキてましたが、早くも周回遅れするかのような勢いです。


 それにしても『何もかも社会が悪い!政治が悪い!みんなが悪い!』と熱いネガティブ思考のとく村長さん(酷い偏見)からこのような作品が出るとは思わなかったよ……。よくマンガなんかで善意からカスが出て沈殿して悪が誕生するネタはあるが、逆パターンか?オラにもそおゆう『キレイなココロ』はあるのか?小学校一年生の時に先生から『あなたはココロが身体障害者』と言われたしなあ……。あっ、こ、コレはネタ!ネタですよ!本当にこんなコト言ったら大問題じゃあないですか!?


 ……とまあ、スタートした『メイちゃん大逆転!』も三回のゲストなので、まずは連載枠に辿り着いて欲しいトコロ……。前回の『ラン様』が謎を置いて興味を持たせるのに対して、『メイちゃん大逆転!』は主人公がポジティブシンキングを発揮して物語を転がすという『縛り』がある。とく村長さんの作品で好きなのはイロイロあるのですが、印象深い作品は『どたどたムスメリウム』ですね。この作品はとにかく制約が多いので、それで話を回さなきゃならない……作者と読者の格闘感がある作品なんです(この場合、作者のが圧倒的に不利)。この作品も『制約』がありそうな予感がして、楽しみです。



 
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 先日発売されました最終巻もよろ!!

 

レン様の放課後遊戯    とく村長『ラン様の放課後遊戯』

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06 /25 2014
 ガキの頃はガキ向けの番組ばかりやってて、テレビばかり観ていた自分にとっては最終回はスペシャルなものでした。


 どういう訳か俺は結末を良く覚えているタイプで割とビックリだ。なぜ、そういうのは覚えられて学校の授業は覚えるコトができないのか?不思議である。ちなみにマジもんのバカである。ブログ記事も2500を超えたというのにいまだにキーボード見ながらじゃないと打てない……。この能力の低さはシャレにならない。


 ただ、学校の授業と違って最終回はツラい。『いつになっても別れるのは慣れないな』とはみさき速先生の『特攻天女』ですが、本当に慣れない。


 じゃあ、マンガ読まなきゃいいじゃん……という気がせんでも無いが。


 いやいや、そもそもマンガ描いてる方も報われるなんてまず無いからやめた方がいいんじゃなかろうか?


 マンガが当たって豪邸建てるなんて今更信じてる人はいるのか?それなら別な方法のが確率は遥かに高い。


 よしんば人気マンガ家になったら仕事に追われて、しかし仕事が無くなったらどうしようかと怯える日々である。読む側も描く側もツライっスよマンガ!!


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 つーコトで今回の特別編をもって『ラン様の放課後遊戯』はに終了です。ああ、つれえよお……つれえよぉ……。


 さて、この特別編ですが、読者としてはどうなのか?ええっと、『でり研』なんかは特別編が単行本に収録されて無いのですが、単行本アッピールであったりと面白くも印象をかえるものでは無かった。


 が、この『ラン様』ですと自分は特別編が入って本当に完結という気がします。前回の最終回でのラストもアリなのですが、これが加わったお陰でかなり印象が変わってます。ちょっとだけ寂しさが緩和されて、未来を感じさせるので、個人的にはコッチ。


 しかし、このラストのコマは酷い自虐ギャグだよな……。


 切ないな……と思いつつも、実際のトコロは『まんがタイムジャンボ』という雑誌そのものが気に入ってしまったので、まだまだ読み続けさせてもらうのですが……。


 あ、来月もとく村長さんのゲスト載るのね……。純粋に楽しみです。



 
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 二巻ももうすぐ発売!!


 ところで、この制服デザインに関しては今まで読んできた、おなご四コマ系の中では最も気に入ったものになってます。これより気に入るデザインは今後出るかな……?


 フィギュア化されたらよし! 人形の服を脱がせてやるぜッ! あそこが本物と同じかどうか見てやるッ!とかやりたいンですよ……。




宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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