週刊漫画TIMES - 豚か狼か
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成功するには…?         星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』

週刊漫画TIMES
01 /14 2020


 『マンガは面白ければ売れる!!黙っていても面白ければ売れる!!』



 …とまあ、たまに『自称マンガ好き』が言ってたりしますが、もしプロの編集者がこれを言っていたらヤバいと思ってます。いや、さすがにそんなのは居ない…よね?



 ただ、SNSが盛んな昨今、打ち切りで単行本の続きが出ないマンガ家さんが謝っていたりするのはいたたまれない。今のマンガ家さんのレベルそのものはほぼ間違いなく高い。そしてマンガ家さんって『失敗した自分を許せない』って方向に思考が行っちゃうからな~。そもそも一巻以降の続巻出なかったマンガ家さんでも、その後に大爆発している方は多いので絶望しなくてもいいんですよね(ただ、俺もショックを引きずるタイプなんで分かる)。



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 さて、今週の『解体屋ゲン』は店を構える時の立地条件のお話です。この作品では度々描かれている題材ですが、コイツはメチャ重要なのだ。


 今回は『軽食が売りの喫茶店』というものですが、実際『本当に味はどこにも負けない』というもので、コイツが落とし穴だったりする。


 ・成功体験をどんどん積む

 ・良い部分はどんどん誉める

 ・ネガティブなコトを言わない


 …みたいな考え方が今の主流で自分も賛成側なんですが『同時に疑っている』というのもある。これ、人間の脳みそのエラーだと思うのですが『成功体験は思考を止める』っても考えているんですよね。また『その分野に自信があると悪い意味で頑張ってしまう』というのもある。マンガは面白ければ売れる…って考え方もそれだ。



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 まあ『旨いものを売る』というのが仕事なんでそれに間違いは無いけど、同時に『それ以外はダメ』ってコト。本田宗一郎が『できないことはできるヤツにやらせろ』って言ったけど、この言葉は人によっては『なんでもできるようになる努力は必要。怠けている』って捉えちゃう人もいるのよね…。違う、そうじゃない。



 実際、最近ひいきしてたラーメン屋が潰れちゃったんですよ。味に関して言えば本当に良い店であったし、クルマの通行量も多かった。で、潰れた原因を考えたんですが『通行量は多いものの、平均速度が速いうえに入りづらかった』ってのがある。これはモニター上の数字だけで判断できるポイントでは無い。成功にはそれこそいろんな要素が絡んでいるんですよね。



 優れているというのは成功するのに大事な要素でありますが、他の要素も絡んでくる。また、継続させるにもいろんなノウハウが必要になってくるんです。


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その考え方、いただきます              藤川よつ葉・FURICO『夜のおねえさんは食べることばかり考えている』

週刊漫画TIMES
10 /20 2019

 バブル期に差し掛かる頃に登場したのが『美味しんぼ』だ。その時代らしく『贅を尽くした本物志向』であり、豊かさの中に対する疑問の投げかけ…という部分が時代に合致していたと感じます。今でも話題になるのが『トンカツ慕情』というエピソードのセリフで


『いいかい、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間偉過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ』


 …なんてのは『時代が追いついた』という感じはする。



 食事のしない人間はいない


 この事実はマンガ題材として揺るぎの無いものだろう。マンガというのは嗜好品ではあるし、激しい暴力がダメとかエログロやめてくれっていうのはありますが、食い物マンガが苦手って方はそうそういない。もちろん勇チャンは大好きだぜ!!




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 さて、今回は以前も記事にしました 藤川よつ葉・FURICO先生の『夜のおねえさんは食べることばかり考えている」です。先日、待望の一巻が出ました!!


 この作品は『銀座のクラブのおねえさんたちのゴハンマンガ』という『あ、このテがあったか!!』というマンガであり、俺のようなワーキングプアには一生縁の無い世界を知るコトができます。いや、マンガってそういう意味ではマジで安いなと思います。



 …というのも『一流の考え方』をいただくコトができるということ他ならない。これは大真面目に。特に『食事』というのはその人間のレベルがモロに反映される。そういう意味でも自分は『食い物マンガ』というのが好きなのです。




 今回注目したいのが第四話の『トンカツ編』だ。



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 『僕は三流大から叩き上げで社長になり、高価でおいしいものを食べられるようになった』


 けど


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 『おいしさの基本って日常の中にある気がする』



 …という考え方。もちろんこの考え方が絶対に正しいという訳でもないし、間違っているという訳でも無い。しかし、当人が考えて導き出した答えというのは間違いないだろう。付け加えると『偉くなってもトンカツの味を忘れるな』とか『トンカツの旨さを追求する…これ以上は無いという考え方の否定』ともとれる。



 やはり銀座のおねえさんたちのドラマだけあって『一流』を感じるし、だけど『庶民的』というう面白いバランスが成立しているのが本作の魅力と言って良いだろう。


 




 お試し読み~。


見ていて認めること             みこくのほまれ『サキちゃんは今夜もぺこぺこ』 

週刊漫画TIMES
09 /23 2019



 人は人が見てないとダメになる



 …って考え方をしてます。それは文字通りの意味で、『難癖つけてあれこれ直せ』と命令する訳でも『全てを肯定してやる』という意味でもありません。肯定も否定もしなくていい、『見て認めること』が大事なんです。



 さて、このブログでちょくちょく取り上げる みこくのほまれ先生の『サキちゃんは今夜もぺこぺこ』ですが



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 主人公・太田恋太はサキちゃんの他に同僚の倉野さんからも熱烈なアプローチを受けてます。で、黙ってないのが倉野さんを好きな祐介くん、威勢よく突っかかります。



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 財布忘れて逆にオゴられる…かなり格好悪(ダサ)い。


 さらに!!


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 ありえないタイミングで吠える!!これじゃ『弱いイヌほどよく吠える』の格言のままではないか!?



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 ホント、若くてかわいいな!!そして格好悪(ダサ)い。



 それに対して恋太は『キミの気持ちがそうであるように、俺自身からは倉野さんの気持ちを止めることはできない』と諭す。これは『大人としての初歩』の考え方に感じます。気持ちは個人の物であり、だからその気持ちは他人がどうこう出来ないし、自身で決着つけなさい…というコト。



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 だから『がんばれ』というコト。



 祐介の行動に対して否定も肯定も保証も約束も無い……だけど見て認めておくというドラマの流れが実にスムーズに分かりやすくて良い。



 あと、これ書くと反発する方も居るだろうけど『男のダメさを見て認める女性作家さんは嬉しい』というのはあります。男だってデリケートな領域があって、こういう部分に関しては認めてくれる方は異性のが安心するんですよね。みこくの先生の作品は他にも読みましたが、ここら辺をドラマに盛り込むのがうまい(そして描いている本人は自覚が無いっぺえ)。



 『サキちゃん』の連載も残すところあと二回ですが、次回作は『男のダメさを』『見ていて認める』という要素強めだとさらに面白くなりそうだ。

考えること           荒川三喜夫『リーガルマインド』

週刊漫画TIMES
09 /16 2019


 理不尽に対する湧きあがる正義感!!


 …というのを否定しなきゃなというのを最近は考えてます。正確には『理性で押さえつけて超えろ』って感じで。人間というのは動物では無い。感情で行動するのは動物そのものであり、感情が良い方向に働く場合もあるし必要ですが、人間である以上『理性を保つ』というのはとても重要なコトだ。



 最近の事件で『老人がクルマを暴走させて母子を死なせるも、どうにも逮捕されない』というコトが炎上しましたが、こういう事件こそ感情的になってはならないんです。


 こんな理不尽許せない…という正義感はあっても良いし、あるべきだろう。が、『でもアナタが犯人をどうこうしてもいい…という理由にはならないし、アナタが果たすコトじゃない。何よりだからワタシはコイツを殺しても良いと考えるならば、それは正義ではなく悪意にすり替わっている』というコト。怒りは湧きあがるから仕方ないにしても、その件に関して自分がするコトは『毎日運転してるから気をつけよう』のが大事なんです。



 自分は何をするか?自分で考えて自分で決めるのが大事だ。大抵の人間は自分にできるコトなど『たかがしれている』。でもそれが自分の人生なんです。




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 感情に流されて自分を失うな



 …静かに、しかし高密度の『理性的な怒り』を感じるのが、先週の週刊漫画TIMESに三周連続掲載(今回で二話目)が荒川三喜夫先生の『リーガルマインド』だ。


 裁判員裁判を題材にしたものなんで『え~難しそう』ってなるかもですが、作品のそれは『表現したいものの為に裁判員を題材にした』という印象を受ける。


 現代人が感じるもっと身近な疑問…


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 自分は正義だからアイツに対して何をしてもいい!!



 …という『歪み』に対しての『理性的な怒り』だ。裁判員はそうじゃない。事件の情報を集めて極めて理性的に判断する役割なのだ。間違っても『アイツ気に入らねーから殺せ』でも無いし『犯人は可哀想だから無罪』でも無いんです。

 
 
 世界というのは残念ながら『変えられません』。多数の人間に対して、だいたいの人間が無力なんです。だけど自分は変えられる。それが『考えること』であり自身の最も大事な部分なんです。




 さて、来週はどうやってドラマを着地させるか?楽しみです。


 

行動できるか?          星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』

週刊漫画TIMES
09 /09 2019

 『道すがら捨て犬がいたりするでしょ?やっぱりかわいそうだから拾っちゃうんですよ。だけど僕は犬猫が大嫌いでね機嫌が悪かったりすると蹴っ飛ばしています。でも、それが僕だし僕の描くヒーローです』



 『帰ってきたウルトラマン』のメインライターを務めた上原正三氏の言葉で、これ…まあ、かなり結構酷いですよね?でも、自分はこの言葉にすごく納得しちゃっているんですよ。



 そして『帰ってきたウルトラマン』の第一話でも主人公がよせばいいのに小犬を助けた為に命を落とす訳です。別に犬が好きでも無いし、命を重んずる訳でもない。そこらの自動車修理工なんです。ただ『そうしたいからそうした』というだけ使命感も正義もそこにはない。


 だからウルトラマンに選ばれたのだ。


 ……自分はその『だから』がとても馴染む。常に正義を考えている人、社会的影響力のある人、自身を犠牲にしてでも正しい信念を貫く者……等々。ウルトラマンが選ぶのは『そういう人』が本来なのかもしれない。が、やっばりウルトラマンが主人公を選んだのは間違ってなかったと信じている。




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 見て見ぬ振りはできない



 …とまあ、今週の『解体屋ゲン』ですが、タイトルのまんまの内容です。うまい具合に仕事が舞い込みそうで接待に向かうゲンであったが、フト目にした現場に違和感が。入ってみると予想斜め上のズサンさで、現実にこういうのが増えてそうだから読者的にも胃がキリキリする…。



 さて、星野・石井 両先生の地道な販売戦略が功を奏しつつもあり、やはり以前に較べて認知度が上がった『解体屋ゲン』!!感想等を見てみるとやはり『俺たちのゲンさん』というのがウケているように感じる。


 そう、俺たちのゲンさんだ!!


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 別に正義とかイイ奴じゃねぇよ!!仕方ねぇだろ!!



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 そこには『正義とは何か?』『人間の尊厳と何か?』なんてヒューマニズムは無い。ただ『そうしたいからそうした』でしかない。



 昨今、SNSを目にすれば『自分とは関係ない事件』を『コイツは悪だから』と『わざわざ探し出して』『安全圏から石投げる』というのがフツーにありますが、人はそんなコトしなくて良いと思います。自分は目の前での出来事に対して『こうしたいからこうした』ということ……行動できるか?が大事なのだと思ってます。そして、自分はそっちの方を信じてます。



 ただ、こういう『解体屋ゲン』が徐々に『俺たちのゲンさん』として受け入れられている流れを感じる。負の連鎖もありますが、良い連鎖ってのも確実にあるんです。道すがら困っている人が居て、ちょっとの行動で助けられるなら助けてみるのもいい。それはSNSで善なる叫びをするより世の中を絶対に良くする。絶対に良くすることができるんです。








 ちなみにちょっと前の『解体屋ゲン』でも自暴自棄になって事故ったドライバーを救助する話があって、『助けてやるけどできるのはここまで。あとは知らん』という話がありました。ここら辺、キャラが全くブレ無いなあ。


適正価格         星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』

週刊漫画TIMES
08 /14 2019

 

 お金は好きか?嫌いか?



 …みたいな質問は生きてりゃあると思いますが、自分は『それ以前に道具だ』と思っているトコロがあるんで好きも嫌いも無いな~ってのが本音です。ここら辺、ウッカリしているとブレるんで注意しなきゃならない。


 なので、多く持っていても格好悪(ダサ)い使い方したら『本人の能力が足らない』というコトになります。ウッカリ大金を持つと自分は『強くなった』とか『エラくなった』と思うかもですが、道具であるんで本人の能力が上がる訳ではありません。



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 今週の『解体屋ゲン』は『可視化への道のり』(前編)というコトで、ハイテクやらドローンやらを駆使して



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 正確な解体見積もりを30分でできる!!これは革命だ!!



 …とゲンが息巻くも周囲は『大げさじゃないか?』という淡白な反応。しかし、このマンガはキチンとヒントは与えてくれるので読後の思考タイムが楽しいのも魅力!!自分がよく『マンガはできれば雑誌のが良い』ってこういう楽しみもあるからなんですよね。



 そう、革命なのである。



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 複数の解体業者から見積もりをもらいC社が最も安いので『ここにしよう』と奥さんは言うも、『こういう業者ってのはテキトーだから、他者は70万だったと言っとけ』と入れ知恵をし、65万に値引きさせる。



 しかし、それで解体業者は利益が出るのか?



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 産業廃棄物が出たから追加料金お願いします。キャンセルなら手付き金は返却しません。



 …とまあ、あきれたコトに業者は産業廃棄物を投棄していたのだ。



 これに関しては業者が悪い、ってコトにはなるんですが、おそらく『解体屋ゲン』という作品なので『善悪の二元論語っても何の解決にもならない』という視点は交えてくるだろう。


 ①なぜ、そうなったか?

 ②そもそも解体見積もりが不明瞭で受注側が納得と理解をしてない。

 ③なので解体業者もこういう無茶をする。そして、この負の連鎖は断ち切らなきゃならない。



 …というコトなのではないでしょうか?



 ツイッター界隈などを見ると『賃金を上げろ!!諸外国に比べ日本の賃金は…』とか『日本は没落した云々』みたいな論調を見かけるが、自分は『それはちょっと早計なんじゃない?』って思うトコロがある。少なくとも『明日にはキチンと機能している方法』なんてもんは存在しない。まずはお金の流れが誰もが見渡せ、多いトコロは減らし、少ないトコロは増やすという適正化が必要なんだと思うのです…それが可視化への道のりなんじゃないでしょうか?


 最近のニュースで個人的に『ヤバくね?』と感じたのが弁当チェーンの『ほっともっと』の190店舗閉店予定だ。理由は賃金高騰で売上の悪い店舗を減らす、とのコト。つまり『賃金上げろ』→『上がった!!バンザイ!!』って手放しに喜べないんですよね。失職する人も出るし、そこを利用していた人も困る…結果、経済が後退する。お金はそりゃ欲しいけど、お金はそういう側面もあって『皆が使う共用の道具』でもあるんで。



 少しずつ変えていくしかないんですよね。皆で。


 

電子書籍?キンドル?        星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』

週刊漫画TIMES
07 /27 2019







 …とまあ、当ブログが推してます『解体屋ゲン』のセールが8/1迄やっております!! 


 なんと!!現行全58巻買っても290円というプライスです!!これは買うしかないね!!




 …と書いたトコロで思ったのですが、世の中、電子書籍の買い方・読み方が分からない人も多いのも事実。つーか、ちょっと前の俺がそうなんだよ!!


 つーコトで、ここではアマゾン(キンドル)で読んでいる自分のコトから書く。



Q 電子書籍ってキンドル端末無いと読めないの?


A パソコン・スマホからでも読める。スマホはアプリを入れるっぺえ(やってない)。


 パソコンはアマゾンのアカウントがあれば①トップページ②アカウントサービス③デジタルコンテンツとデバイス④コンテンツと端末の管理⑤読みたい作品のアクションからの今すぐ読むを選択     で読めるようになります。





Q 支払いはどうするの?


A アマゾンでたまにポイント溜まるけど、それがあればそれで試し買いされてみては?自分はクレジットカードは全く使わない(登録して無い)のですが、プリペイドカードで無くならない程度にチャージしている(マンガメインだから)。


 プリペイドカードはコンビニに売っていて小額で問題ないです。




 で、ここで『電子書籍を日常に取り入れてもいいな』と思ったら、キンドル端末を買うのがオススメ。コイツはスグレモノだぜ!!たま~に8インチサイズが9000円前後でセールしているからここら辺を狙うといいかも。ぶっちゃけヘタなタブレット買うよりはるかに良い。キンドルは送られた時点で購入履歴が反映されているので面倒な入力がいらないのだ。だから『解体屋ゲン』を購読してたら、そのまま端末に右から左へダウンロードするだけで良い。



 ここでプライム会員(月額500円)に入ればプライムビデオが観れるようになる。このサービスはざっくり言ってしまえば、レンタルビデオ屋がウチにあるようなものである。俺はもともと観なかったテレビがさらに観なくなり、レコーダーを外してしまったぐらいだ。支払いも携帯料金の引き落としなので実にラク(ドコモとAUに対応だったか?)。プライム会員も一ヶ月無料があった気がするのでやってみるべし。



 あと、キンドル端末で『艦これ』やってます。便利です。



 …とまあ、電子書籍を手にするコトによりあらゆる『拡がり』を見せるので苦手意識から今まで遠慮してた方も是非やってみてください!!


 

一撃のカタルシス           村田耶融『妻、小学生になる。』

週刊漫画TIMES
07 /23 2019



 特撮の東條昭平と言えば『帰ってきたウルトラマン』の『怪獣使いと少年』が有名なんですが、個人的に『ジャンボーグA』の『ジャンボーグAとジャンボーグ9を処刑せよ!』も代表作だと思ってます。



 しかし、この回は至ってシンプルである。一話ほぼ全部がバトルシーン…これだけ。『マッドマックス 怒りのデスロード』は『ネタバレ?ンなもん無い。二時間全部カーチェイスやっているだけ』って誇張抜きに説明できてしまうが、この作品もそんな感じ。



 が、間の使い方が巧い。そして、これで作劇法の大事なコトを知った。


先の『JA・J9を処刑せよ!』は作中の9割の時間は『Aと9が敗北するまで』にあてられている、復活からの反撃、勝利の時間は1分30秒も無いだろう。


 これが重要なのだ。これに時間をかけてはいけないのだ。『水戸黄門』だって印籠出してからエライ勢いで解決しますよね?これが5分とかじゃダメなんです。






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 見せ場こそスパッと決めるというコト。



 さて、前置きが長くなりましたが週刊漫画TIMESで最近勢いある作品が 村田耶融先生の『妻、小学生になる。』だ。


 一巻発売日当日に一話試し読みをツイッター上でアップしてかなり拡散され話題になりましたので、読まれた方も多いでしょう。で、ここ最近はさらに試行錯誤が面白いコトになっている。やっぱり雑誌で読むマンガはリアルタイム感が最高だ。


 絵柄とかネームとかに苦心が感じられ、回を追うごとに確実に充実しているのですが、今週は『寄せ』がスゴイ!!



 この次の瞬間、ページをめくった瞬間に一撃が炸裂してくれる!!これぞマンガならではの表現だ!!マンガのカタルシスだ!!



 それまで『この男…?』とクエスチョンが蓄積するような行動を読者に見せていたが、一気に『そうか…!!』と反転する快感がここにある。やはりマンガは良い。最高だ。



 そして注目したいのが『一撃で決めた』というコト。これが数ページに渡って説明されては台無しなのだ。



 


過程を踏む           みこくのほまれ『サキちゃんは今夜もぺこぺこ』

週刊漫画TIMES
07 /02 2019


 若い頃マンガ読んでいて『理解できないけど印象に残っていたシーン』というのがあって、最近になって『そういうコトなのか?』って気付くコトが多くなったのですが。


 その中で 高橋よしひろ先生の『銀牙 流れ星銀』の一巻終盤のシーンだ。


 その物語で重要になる『熊犬』というのがある。熊専門の猟犬に仕立て上げるのだ。で、その最初の訓練として『熊肉を食べる』というのがあって、それが難所だったりする。何しろその熊肉の臭いとか味とかが強烈で口にした犬は拒絶反応を示し、なかなか食べてくれない。でも食べさせないからには熊犬になれない。


 主役犬・銀を訓練する竹田は言う『若い頃、最初から熊肉をバクバク喰らう気の強い犬を得た。これは当たりだと思った。しかし、それは違った。そいつは初陣で熊に突っ込んでいってすぐに死んだ。銀…コイツは本物だ。食う前から熊肉を拒んだ。コイツは怖いことを知っている』『でも、食べなきゃ死ぬぞ!!』『食べるさ。生きるためにな』



 …どうしようもなくなって、踏ん張って、いよいよ手にして初めて得る『強さ』は在る。新しいモノを吸収する柔軟性は大事なコトではあるが、それは『恐ろしさを知らない』という場合もある。類似として道具ばかり揃えて何もしないタイプとかいるでしょ?




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 マンガというのはホントに誰にも分からないな~。



 だから面白いんですけどね。



 このブログで度々書いている『サキちゃんは今夜もぺこぺこ』なんですが、アナログペン入れ→デジタルに移行してから明らかに絵に深みが増している。先日発売された四巻もさらに良くなっている。



 デビューしたてのマンガ家さんが連載を経過するコトによって絵柄が変化する…というのはよくあるコト(大体三巻ぐらいには別物になってたりする)ですが、みこくの先生だと20年ぐらいのキャリアからの変化である。これはなかなかレアケースだ。



 が、デジタル作画も今世紀初頭ぐらいには一般化している。40年ぐらいのキャリアの方はともかく、みこくの先生世代だと割とポピュラーだろう。また、今も活躍する40代ぐらいのマンガ家さんだと『早いうちにシフトして良かった』という意見もよく聞く。



 だけど、切り替えられない=ダメってコトじゃない。



 マンガ家さんそれぞれに『違う』というコト。みこくの先生の場合だと『ギリギリまでアナログにこだわったけど、思い切ってシフトした』という葛藤からの覚悟がこの結果になったのは間違いない。正直、みこくの先生は器用なタイプでは無い。



 が、器用でないコトが強みになっている。



 自分はマンガは才能ではないって信じているんですが、こういうケースが時折あるからなんですよね。器用じゃないから一歩一歩キチンと過程を踏むんです。マンガのそういうフェアなトコロが好きなんですよね。





 
 

叱り方と叱られ方           才谷ウメタロウ・花形怜『本日のバーガー』

週刊漫画TIMES
04 /24 2019


 前提として『これは俺のワガママなんだけど、これは無理だし、ましてイイ歳の人だったら容赦なく見捨てる』というタイプの人が居る。



 虚栄心が肥大化したヤツ



 それに関しては『そもそも本人の責任』と思っているし、若い方で見込みがありそうならなんとか力になりたいが、歳いったら絶望しか無い。とにかく人の言うことを聞かない…主従関係とかそういうのでは無い。そもそも俺自身がそういうのが面倒くさくてかなわんから。ここで言いたいのは『ことあるごとに恥をかかされた』と誤認し、感情的になり、無茶苦茶な理屈で自分を正当化させるのに必死になってしまう人のコトを指す。


 経験上


 ・他人と自分を較べてしまう人

 ・聞いても無いのに俺は曲がったコトが嫌いなんだという人

 ・DQN気質

 ・時間にルーズな人

 ・どうでもいいコトに気をとられがちな人


 …あたりかな。



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 さて、今回は週刊漫画TIMESの『本日のバーガー』より『仕事上の叱り方』を参考にしたい。さすが、オヤジマンガ雑誌だね!!
 


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 神宮寺は元ボクサーの青年・加藤を最近雇いましたが、気が緩んだのか取引先の食肉卸につい近況をバラしてしまいます。


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 しかし、その大きな取引の予定も『海産物を使う』という前提であったので、出番はナシとなったコトを伝えたトコロに



 神宮寺、叱る!!



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 ここで注目したいのは『叱る』と『叱られる』の関係がシッカリとしているコトなんです。


 神宮寺は感情的にならずに『なぜダメなのか?』『その結果、どういうコトになるのか?』等々①手短に②理解しやすく説明している(僅か3コマ)。


 が、叱られる加藤もまた『真っ当に受け止めている』という部分も大きい。これってとても『スゴイ人』なんです。大抵の人間はこのように素直に受け止め・理解までいかない。そして虚栄心が肥大化した人間はどういう訳か(ホントに理解できないコトだが)『恥をかかされた!!』と感情的になりそれらをシャットアウトするように脳が命令を出してしまうのだ!!


 あまつさえ『そういう言い方ってないじゃないですか!!僕だって良かれと思ってやったんです!!』



 …とか言い始めるのだ!!経験無い方は幸いだが、こういうヤツはマジでいるからな!!そして、残念ながらそれを直すのは仕事の話でなく、本人自身の責任なんです。他人がどうこうできる領域じゃないんです。



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 そして、週漫きってのデキる男・神宮寺は部下のミスに対して即フォローをする!!これ重要!!デキない男は不機嫌になって回復するのに時間がかかる。もちろん人間であるからにして不機嫌になるのは仕方ないコトなのですが『不機嫌になったところで状況は何も改善されない』『起きたコトは仕方ない』という割り切れるというのがデキる証しなのです。



 そう、叱るのも叱られるのも人間はイヤなのだ。



 だけど、不可避な時は『極力スマート』に『キチンと損得勘定する』のが重要で『引きずらない』までが流れなのだ。さすがオヤジマンガ雑誌の週漫である。参考になる!!


 
 叱るも叱られるも感情をできるだけ介入させないでスマートに迅速に……という話でした。



宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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