平川哲弘『ヒマワリ』 - 豚か狼か
FC2ブログ

アイドルになりたい!!          平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
07 /01 2019



 物語を描くにあたって『なぜそうしたいのか?』というのが伝わらないとダメってのはある。



 なんとなく、ではダメだと。




 2019297.jpg




 で、結局なんだったか?



 おおよそ二年間続いた『ヒマワリ』も今回が最終回。おそらく単行本は10巻ということで区切りとしても良い感じでしょう。



 さて、このマンガの初期に掲げられた『なぜ蓮はアイドルになりたがったのか?』なんですが、その時点としては『清春に焚き付けられたから』という感じであり、この最終回でもそれが回想されている。



 なぜ?


 どんな感じに?


 どのぐらいのスケールで?



 …なりたいの前に『こういうビジョン』というのは重要ですが、これはつくづく『若さが無いなあ』とも思った。



 最後まで蓮の『なりたい動機』というのが明確に固まらなかった。が、これが『ブン投げた』と聞かれれば『そうでも無いなあ』というのがあって、おそらく自分゛がすっかり失っている『若さ』というのはそういうものなんだな…って思いました。




 また是非ともチャンピオン誌で描かれて欲しいです。それまではお疲れ様でした!!


スポンサーサイト



ラストに向けて            平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
06 /25 2019



 いよいよ次回で最終回の『ヒマワリ』ですが




 2019286.jpg



 やっぱ、拓郎出てくれないとね!!



 しかし、このマンガはドラマが面白かった!!なんつーか、そのドラマそのものが『地味』ではあるんですが、『歳とってオッサン化すると解かる』みたいな部分で、だからこそ地味でなくては…という感じ。



 ただ、心配しているのが『これで少年チャンピオンは最後になっちゃうのかな~』ってトコロなんですよね。平川先生って確か50歳超えているんじゃなかろうか?コメントでもアシスタント不足みたいなコト言ってましたし、環境がかなり厳しいって気がする。



 なら、次の連載は週刊漫画TIMESだ!!



 …って、訳にはいきませんかね?いいぞ、親父マンガ誌!!かつてチャンピオン誌で連載してた沖田龍児先生もコチラで描いているし。なんつーかさ、これはワガママなんですが好きなマンガ家にはやめてもらいたくないって思っているんですよね。ペースが遅かろうと発表してくれるってのは読者としてたまらなく嬉しいコトなんです。


果たせなかったけど            平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
06 /17 2019


 最近ブログ記事で書くコト多くなったのですが、どうも『勝たなければ意味が無い』みたいな考え方が嫌いになってきた。昔っからそうであるけど、最近は特に。



 そして『過程』を大事に考えるようにもなった。



 それは俺自身が『納得』を最優先にしてるのですが、納得は『過程』の中に在ると思っているからなんですよね。過程に納得してりゃ結果をオマケぐらいにしか思って無いんですよ。



2019275.jpg



 さて、今週の『ヒマワリ』である。



 『だけど、会ったらどうでもよくなったわ』というオチなんですが、これは平川先生特有の『なぜ?』というドラマなのか?確かに前作『クローバー』の終盤で、ストーカーをクローバーパンチしたら改心したという謎展開がありましたが、同時に『ま、いいか』と思えてしまうのも『クローバー』だったりする。



 が、今回のそれはそういうコトでなくて『過程が充実していた。その中でのお前の思い出があるから……そういう財産にしてみれば大したコトじゃなかった』と自分にはそういう風に映る。ひょっとしなくてもドラマの解釈としては間違っているのかもだけど、自分はそう思いたいってなっているんですよね。



 

友情        平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
06 /04 2019


 マンガブログをやっている身ですが『売れる』というのは大事なコトだと思うんですよね。



 自分が好きな作品の中にも『全く人気が無かった』というのはいくらでもありますが、それは『売れているマンガがあってからこそ出版社が多種多様な作品を出せる』というのもあるし『売れるマンガだけ出したら業界が先細った』というのもあります。




 チャンピオン誌であると『クローズ』『ワースト』の人気に火が付き、爆発したタイミングで投入されたのが平川先生の『クローバー』である。タイトルがスゲー似てるってのもあるが、流れを作りたい…という秋田書店の要望に見事に応え、売れに売れた。




 ただ、初期は編集サイドの要請が強かったのか『友情』というキーワードを前面に押し出していた。が、初期の『クローバー』で描かれた友情はフツーに良識ある人は『…?』と首をかしげるものだっただろう。


 が、単行本10巻ぐらいの鳴我(なるが)編あたりから転機が訪れる。『普段はベタベタとかしないけど、アイツが困っていたら頼まれなくても無理にでも助けに行く』というのを打ち出して作品が良い感じに転がりだしたように感じます。そして、以降のハンマーヘッド編では『仲間に裏切られたのでケンカ上等で仲間内で監視しあう関係』というのを否定した。



 ここが平川先生の土台だと思ってます。




 2019252.jpg



 普段はベタベタしないけど、困ったら仲間として動くよ!!



 …というトコロに着地段階に持っていったのはやはり平川先生の作品であろう。ここら辺のサジ加減がキチッとなされているのは少年マンガでは珍しいかもしんない。



 例えば『ワンピース』の仲間関係だと『それがマンガとして大多数に好まれるのはみんなに喜ばれる売れるというコトだ最高の作品だけど、自分は近すぎるんでちょっと苦手な人間関係だな』ってのはありますね~。



 今作はDQN封じをしたので『クローバー』に較べて落ち着いた感じの作品になってますが、『平川先生らしい作品』という意味では『ヒマワリ』の方に感じます。


苦い経験           平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
05 /27 2019


 DQNが居酒屋なんかで『昔はヤンチャしてました』って得意気に嘘武勇伝なんかを延々と喋っているのはバカだなあぐらいにしか思わないのですが、それに対して『昔は悪かったけど、今は立ち直ったよりもずっと真面目でいたヤツのが偉い』という論調もバカだなあとも思います。



 やっぱ結果だけで物事考えると人間ダメだな。俺は過程重視でいく!!



 2019243.jpg



 あの時、大人は助けてくれなかった



 『だから俺も助けなくて良い』


 『だから俺は助けたい』



 …って経験によって選択肢が浮上するんですよね。で、先の件ですが『何も悪いことしなかったのが偉い』ってのは『だたたんに何もしなかっただけ』って可能性が高い。たまたまそういうのと無縁の環境であった…というだけのコトでもあったりします。もちろん悪さをしないコトは重要ですが、イコール偉いって訳じゃない。経験値を稼ぐのを恐れ、いつまでもレベルアップをしてないヤツが偉い訳無いのだ。




 そして、苦い経験があるからこそ『助けられる』という側面がある。これは決して無駄なコトじゃないんですよね。



 ただ、最悪なのが『俺も同じ苦労はしたのだからお前も味わえ』という居直りになるコト。世の中の大人とされる人は案外そういうのが多いのです。なんつーか『じゃないと釣り合いが取れない損している!!』とか思っちゃうのかな?



 いいじゃん、そのな程度の損ぐらい。






明るい家族計画           平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
05 /21 2019


 いや、そういうの避妊しようよ。



 …とほとんどの読者が思ったであろう今週の『ヒマワリ』ですが。




 2019233.jpg




 回想シーンも入ったし、物語のここまでコントロールするようなアクションを起こさなかったのが櫻田なんですが、この最終章でいよいよ見せるか?


 このまま他のルミエールメンバーが蓮を呼び戻すってのは考えづらいしなあ…。



 で、櫻田が蓮の家に行って言う訳ですよ『ソープへ行け』と北方謙三敵なアレを(絶対無い)。





 さてさて、物語をどう着地させるのだろう?



あの時           平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
05 /13 2019


 自分はそういうのが全く無い正確なんで知らないコトであったが、世の中には


 ①決断するまでに時間がかかる

 ②その時間をかけた決断がビックリするほど浅はかで迷いがある

 ③その決断が『あの時ああしていれば…』と後々を苦しめる



 …という人が居る。俺はここら辺が全く逆なので『理解できない』のではあるが『そういう人もいるんだ』というのは分かった。




 2019221.jpg



 じゃあ、全員辞めちゃいます。



 …とまあ、克樹の呪いの威力は凄まじく被害額は下手すると何十億単位になりそうな(汗)。




 この『ヒマワリ』の連載開始当初に描かれた『かつてのアイドル候補が図らずも解散して、なんだか煮え切らない日々』といいコトを定時されていた。子供の視点もさるコトながらオッサン世代にも面白いのが『ヒマワリ』なんですが、その決断が後々人生を腐らせているというのは『よくあるコト』なのだろう。



 そして、その経験者である櫻田たちは『後悔する』というのを知っている。『あの時こうしていれば…』と後から考えても取り返しがつかないコトは人生を蝕む。



 この作品も最終局面ですが、さてさてどういう着地を見せるのか…?つーか、克樹の呪いが強力すぎるわ。


フェアであること          平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
05 /01 2019


 フェアである…というコトは大事なことだと思うのですが、ここで勘違いしたくないな~というのは『他人に強要するものでなくて、自分はどうなんだ?』という問いかけなのである。



 …と言うのも過去にブログ運営の件で『君のブログ記事は公平・公正ではない』みたいな文句垂れてきたヤツが居て『そう思うのは勝手なんで好きに思ってくれ。俺は好きにする』って感じなんですが、その後その人がチャンピオン誌に『今のチャンピオンは古株を粗末にして新規を優遇している!!俺たちを優遇すべきだ!!』と賛同者を募ってたの見てコイツの公平・公正ってこの程度かって心底あきれたコトがありました(特定できないようにフェイク入れてあります)。



 実際、フェアを主張する人は『その程度』という可能性が大きい。そもそも口に出さずに『自分の為に行動するコト』なのだから。大事なのは『じゃあ、自分はどうなの?』という問いかけこそがフェアだと思うんですよね。




 2019202.jpg



 そして、これから展開されるであろうコト。これが自分にとってのフェアです。



 スマイル騎士団他二名は多分『こうでないとフェアで無い』って思っちゃっているのかもしれません。世の中の多くある『フェアを主張する』の実態ってだいたいこんなんです。だから俺はフェアを言う人は(話を聞いてから判断するけど)信用してません。さらに言えば『自分の利益しか考えてない人』と思ってだいたい外れ無い。



 自分に厳しく不利益であっても実行できる勇気は素晴らしい。それが例え自己満足であっても誇っていいコトだ。


修復不能であっても           平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
04 /23 2019


 幼稚園とか小学校低学年の接し方って当時から納得いかないコトが多くて……で、オッサンになった今は『やっぱりダメだろ』って結論になってたりする。



 その中の一つに『ケンカしたら仲直りしましょ』からの『これで人間関係は元通り』という謎指導である。



 そんな訳あるかよ



 …って、ガキの頃から思ってたよ。幻想だって。少なくとも自分にとってケンカというのは決別ってぐらい重いし、だからこそケンカしないように努めなきゃならんな~って思ってます。



 だからって『謝る必要は無い』ってこたぁない。




 2019190.jpg



 だけど反省は自身のものだし、謝罪は誰かに強要されるものでは無い。そして、謝りたいと思った時は謝ったほうが良い。



 それで人間関係は修復できないけどね。



 できないけど『お互いの気持ちは少しは納得するだろう』とは思う。



 今週の『ヒマワリ』の要と翔吉のドラマの流れは実にここら辺がよく描けている。要と翔吉が『じゃあ、これからユニット再開だ!!』なんてこたぁ無い。ガキの謎指導は『そうなる』という認識に無理矢理持っていくのがイヤだったんだよな~。俺はとかく『納得したい』を重視する習性があるもんで。



 あと、これも自分ルールなんですが『謝ってきたヤツを許す必要は無いが、それを足がかりに攻撃してはならない』というのがあります。ここら辺も含めて今回の『ヒマワリ』のドラマは面白く感じました。



誰の仕業…?          平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
04 /14 2019



 2019178.jpg




 さて、新連載ラッシュも控えてそうなんで、あと一ヶ月ぐらいで終了しそうな『ヒマワリ』です。



 自分としてはもっと読みたいな~ってのが本音なのですが、平川先生の負担を考えるとそうそう気安く言えるハズも無く、残りを存分に楽しむとするのだ。



 で、今回の肝とも言える部分ですが『じゃあ、誰がやったの?』なんですよね。



 いや、俺としてはやはり春チャンが



 俺は前からお前のことが大ッ嫌いだったんだよ~!!



 って、やってくれるの期待してるんですが、これまでの経緯を考えたら無いか(汗)。ただ言えるコトは克樹、切腹すべしである。ケンカしても後腐れ無いのが平川先生なんですが、今回の展開は珍しいな~。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp