2011年05月 - 豚か狼か

バイク乗り……そしてカタナ乗り誕生!! (後編)  おりもとみまな『ばくおん!!』

おりもとみまな『ばくおん!!』
05 /29 2011
 と言うコトで『ばくおん!!』にてカタナ乗りが誕生しましたが、実はカタナ界(なんだそりゃ?)においてイメージがあんまり良くない。『頭文字D』で言うならハチロクに対するハチゴーみたいな。




 そもそも、『ばくおん!!』の主人公・羽音のCB400SFは400のカタナと同時期に発売されたバイクで、兄貴分にCB1000SF(現在は1300)があったにも関わらず、ネガティブなイメージなく、熟成を重ねて今も発売されているバイクだしね(20年近く経ったのか)。



 そして、400のカタナであるが、ほとんどパーツ供用で三代目インパルスとしてでっち上げられちゃったしなあ……。フレームはともかく、テールランプまで流用されるとは!!ちなみに初代は名前に恥じない衝撃であり、二代目は前回(第三話)にも載ってましたが衝撃的すぎるデザインにも関わらず、三代目は超!地味でした(こういう部分もスズキだよな)。この三代目インパルスも熟成をさせていたのだが、人知れず姿を消していた。












 今回はかつて乗っていた400のカタナと今の1100の比較を書くつもりでいたのだが、手持ちの資料でも見事に無かったもの扱いなんで逆にイラッとする。大型にあらずばカタナにあらず……なのか?




  まあ、記憶勝負でいくけど、幸いにして20年前の資料には発売されたばかりの250がかなり書かれていた(400とかなり共通している)ので助かった。何しろアマゾンにもひっかからねー。



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 …と言うコトで自分のカタナ。一応は最終仕様なんだけど、中古で前のオーナーが雑だったのかかなり錆びている。いずれ神戸ユニコーンさんにお願いしたい……。



 もともと昔のバイクで1100という感じだったので、400版はどうしても無理が出る。このデザインのまんまにすると途端に曲がらないバイクになってしまう…。スズキとしても寸詰まりになるのはイロイロと悩みどころだったのだろう。

 

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 正面から見るとお分かりのようにやたらエンジンがはみ出している。特に左側がアホみたいに。この、アンバランスさがこのバイク独特のシルエットを生み出しているのですが、400はかなりコンパクトになっている。



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 カタナの顔。この独特のスクリーンは400だと、左端に注意書きがしてあったように記憶する。ちなみに1100はスクリーンを固定している黒い部分に目立たないようにビスがある。


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 えらくデカイガソリンタンクですが、400・250はこの形がもちっとスマートになれば『らしくなった』と思うのだけど、そうなると入る燃料が極端に減るからこうなったのだろう。燃料キャップは1100は取り外し式なんだけど、250.400の固定式にした判断はナイスだと思います。あと、1100はやたらハンドルが長い。400に乗っていた身としては体感的に1.5倍ぐらい伸びたように感じた。特にグリップエンドが全然違う。




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 カタナはどこのパーツとってもカタナなんだが、このサイドカバーもいい感じにアホだ!!400・250はエアークリーナーがそこまで大きくないのでフラットになっている。そして、意外に知られていないのですが、単なるデザインと思われていた黒い部分が左側だけダミースイッチだったりする(1100だけらしい)。何でも、グリップヒーター等のオプションが考えられてたそうな。マキビシとかオイルとかばら撒きボタンとして使えそうだな…。


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 やたら長いクランクを使用している為にアホみたいに横に張り出したエンジン……。250・400はここら辺はキチンと普通になってます。クセもなく使いやすい。逆に現代のスポーツリッターバイクに乗っている方にとってはカタナのエンジンはクソエンジンだと思います。しかし。自分はこの1100のもっさいエンジンが好きなんだよな……。自分にとっては良いエンジンです。


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 250・400でとてもうらやましいのがバッテリーの位置だ。1100はサイドカバーを外して、タンクのネジを外して、エアークリーナーを引っこ抜いて等々の手間がかかる。スズキってアホだよな(だが、そこがいい)。


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 リアフェンダー部分。『ばくおん!!』では長めに描かれていたが、実は250・400はナンバープレートから下はざっくり無い。もっと短かったりする。


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 リア上部。キー差込口があるのは大型カタナの特徴。シートは250・400はけっこうチープだったりするが、初期のモデルは汚くなりやすいという困った仕様だった。大型のカタナはシートの2ケツするあたりに三本ラインが入っているけどあれは何なのだろう?カタナはこういう意味不明は部分が多い(だが、それがいい)。




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 カタナと言えば、このレンコンマフラーであるが、逆輸入仕様は排気口がデカくて適度に良いサウンドを奏でる。そもそも、このマフラーでフレーム強度を稼いでいるので安易にマフラーを変えるとヨレヨレになったりする。400は近代のバイクなんでそこら辺は大丈夫だと思うのだけど、中途半端にレンコンを再現しているのが悲しくなる。これもあまり知られていないような気がするが、80年代のスズキを象徴するような星型ホイール……実はENKEIだったりする。



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 先にも書いたけど、250・400ハンドルの長さが全然違うのて、横から見た印象はかなり違う。



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 400のショックはショウワ製で特に問題なく(つーか、俺がバカなんかオーリンズにしても違いが分からなそう)。ちなみに400・250共にメットホルダーが無い。シート外してフックに引っ掛けてまたシートをロックする方式。なんだけど…付けてくれてもいいじゃん。しかし、400・250にはくるぶしを守るプレートが付いていて、安全性が向上しているのに開発スタッフの意思を感じる。


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『ばくおん!!』でとても不思議だったのがこのウインカーだ。400・250共通なんだけど、まるで1100のように描かれている。デカくて格好悪(ダサ)いと嫌われるウインカーなんですが、自分は不思議とこれが好きで主流の埋め込み型改造から事故をキッカケにわざわざノーマルに戻した。


 
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 400・250は水冷なのでラジェーターが付いている。逆に1100はオプションでオイルクーラーを出す予定だったらしいので、取り付ける為のネジ穴がある。国産化された時にオイルクーラーは標準装備になった。ちなみに方式が違うので750にこのオイルクーラー付けるとエンジンが焼け付くらしい…。




 …とカタナについて書くとこれが長くなってしょうがない(だいぶ圧縮したのだが)。ただ、個人的には400のカタナをピックアップしてくれた『ばくおん!!』はとても嬉しい。大型で無いカタナはカタナにあらず…というのは自分は嫌です。つーか、俺に言わせりゃ目くそ鼻くそみてえなコト考えてももったいないよね。バイクっていうのはそもそもが楽しい乗り物なんだから!!





 1135Rについて書こうと思ったけど、これはいずれの機会にします(長くなりすぎたし)。


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ぽっちゃり萌え……そんなのもあるのか!      遠山えま『ぽちゃぽちゃ水泳部』

新着マンガ
05 /29 2011
 マンガヒロイン……




 マンガはサービス業ですから、【普通の女の子】と表記されていてもかわいいものである。逆に考えればエロゲー主人公って、たいてい横柄でイラッとするヤツなのにイケメンでスペック高いだよな……。くそぉ、苦労知らずにモテやがって……(だが、そこがいい)。





 自分が勝手に思っているコトなんですが、『萌え』を描くのは女性の方にアドバンテージがあると思います。これは適性みたいなもので、逆に『囚人リク』みたいな『熱さ』は男性有利だと思います。




 女の子の絵に関して言えば男性は『欲望』、女性は『願望』みたいな……。あと、女性の書くキャラって、『カラッと元気に明るいキャラ』っていますね。『きんいろモザイク』で言うなら九条カレン、『ひだまりスケッチ』なら宮ちゃんみたいな……。昔は、おしとやか系大和撫子みたいなキャラが好きだったのですが(いや、結局今も好きなんですがね…)、最近はこういうキャラが好きで、男性はこういうキャラ描くの苦手なんかな……?





 
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遠山 えま

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 表紙が気に入ったので、ババンとデカく。




 このマンガのスゴイところはヒロイン主人公がデブ(あっ、言っちまった)なのにかわいいというコトですね。右端のパツキンチャンネーが主人公ではありません。左端の一番小さく描かれている子がそうです。





 何気にヒロインの新境地のマンガだと思います。


中山せりかは好きかい?         まりお金田『はみどる!』

『はみどる!』まりお金田作品
05 /29 2011
 木曜日にチャンピオンが発売されて、週末に続いて感想をアップしているのですが、何のことはなく『単純に自分が楽しい』だけだったりする。嫌ならやんない。俺、ンなコトできるほどに根性無い。




 で、『はみどる!』は1話から感想書いてますが、これも単純にこのマンガが好きだからで、いつも最後に書いているのは『なんとなくそうなった』なんです。





 
はみどる! 4はみどる! 4
(2011/06/08)
まりお金田

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 ただ、考えられるとするならば『読後感の気持ち良さ』なんでしょう。このマンガはなんだか載ってくれていると不思議とホッとするんですよね。自分はマンガをイロイロ読むのですが、同時に保守的な部分もあって、『はみどる!』みたいなカワイイ女の子の癒しは枯れたオッサンに必要。




 あれだ!『サザエさん』って、馬鹿笑いするようなアニメじゃないのにけっこうみんな観てるじゃん…あれだよね。まあ、まりお先生は突然爆笑させてくれるような仕掛けがあったりしますが。くらえ!淫獣ストレート!とか…。




 今回の『はみどる!』は中山せりかが主役(?)です。




 初登場は第四話からで、連載開始時から設定されていたキャラですが、ずいぶんと印象が変わったなあ……。やられキャラの方向に。なんて言うか、かわいくなりましたよね、彼女。くだけた表情が増えて、素のかわいさが出てきた。本来的にはこういうオッチョコチョイなんでしょうね。あと理性の人と見せかけて感情優先のタイプなトコとか。単に自分が『自分の感情に素直なキャラが好き』という理由もあるんでしょうけど…。



 ラストのコマはアホ毛が渦巻くせりかがえらくめんこいです。ふええん。



チャンピオン26号の感想

今週のチャンピオン
05 /29 2011
 …『みつどもえ』の休載理由がいまだに分からず。人気絶頂期の作品が『しばらく休載します』という一文だけの説明というのが不思議だ。まして、アニメ等のコトもあってチャンピオン誌だけの問題でもなかろうに……。かつて『ショー☆バン』の松島先生が休載した時は説明があったのだが(確か自転車で事故ってアタマを打った)、むしろ無かったように隠している印象があるなあ……。実は知らないトコロでかなりヤバいコトがあったのか?全く分からない。





『弱虫ペダル』~別記事にしました。ノブくん呼び捨てしてたで~。




『ブラックジャック制作秘話』~手塚治虫先生のワンマンに周囲が翻弄されるという話なんですけど、いい話にまとめやがった!!いや、やっぱりそれはそれ、これはこれにしないとマズイだろうに。ここら辺の雑さ加減が今のアニメ業界への負の遺産になっているような……(汗)。




『クローバー』~もう、200回も結局はケンカというマンガが続いているのか……。いや、何だかんだ言ってもそれを楽しみにしている自分なんですが。連載開始当初は大嫌いなマンガでしたが、何があるか分からないものですね。しかし、改めてタイトルとは無関係なマンガだな……。




 
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 コッチはタイトル通りの内容です。





『浦安』~仕方が無いコトなんですが、子供の超音波ヴォイスが苦手……。だから、マクドナルドみたいな子供の多いトコで飯食べるのは避けるようにしてます。




『バチバチ』~試合展開が早いけど、充実しているさじ加減が絶妙。こういう取り組みはこのぐらいのペースで描いた方がいい。通過点試合が半年とか続いたら読者は地獄!!




『ましのの』~別記事にしました。絵のアップダウンが激しい作品だな。




『囚人リク』~別記事にしました。




『りびんぐでっど!』~別記事にしました。さと先生はショートカットの女の子が好き(豆知識)。




『ドカベン』~いつもの『ド真ん中をなぜ岩鬼が打った?』といういつものドカベンですが、このネタを描き続ける水島先生は偉大だと思います。もはやギャグの領域だよな…。




『ナンバデッドエンド』~やたらと生々しいな……。長谷川先生が『剛、俺はお前を殺人者という十字架とコインを背負わせたくないんだ!!』とか緊迫したシーンになるかもしんない。




『モメンタム』~別記事にしました。単行本、売れるといいな。




『はみどる!』~別記事にします。チャンピオン感想の締めは『はみどる!』というのは当ブログの決定事項です。




『エンジェルボイス』~このまま決められてしまうのもエンボイワールドなんでヒヤヒヤである。




『木曜日のフルット』~別記事にしました。石黒先生の思春期発言にもだえる。




 今からでも遅くないので『ファランクス』を連載してあげてください。





マンガとしてのさじ加減       瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
05 /28 2011
 マンガというのは難しい。



 この場合の『難しい』というのはマンガマニアをうならせるようなコトでは無い。普通にマンガを読んでいる人に受け入れられる…という意味の難しさ。




 マンガブログの全否定ちゃそうなんですが、ハッキリ言っちゃえば、俺一人だけブログで絶賛されるようなマンガをプロは描いちゃいけない。まあ、俺が超!金持ちで専属マンガ家を持てるぐらいになったら話は別かもだけど、基本的にマンガは『自分の描きたいコトをなるべく描いて、より多くの読者に喜んでもらいたい』というコトなんかな…。




 だから、一部の読者に向けてのいたずらに過激さを売りにするのは感心しないのです。マンガの基本はエロとか暴力とかそりゃ低俗なものです。しかし、それに流されちゃいけない…という二面性の葛藤が自分は読みたいのだろう。





 
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 ラグビーが終わって、新展開を見せる『囚人リク』ですが、レノマへの刑罰の描き方が興味深い。




 これ…巧いな。




 ここでヘタなマンガはこれでもか!!というような残虐描写をするものです。そういう過激さを売りにするのもアリですが、自分が読みたいのは少年マンガであってそういうのでは無い。水責め……というのは『誰もが生理的に理解できる恐怖』なのですよね。そこに月のシーンとかぶせる……面白いです。レノマの息切れの表現も独特でグゥ!!




 でもって、やはり天野はお調子者らしく笑顔のウルフ金串というホンワカパッパ状態からロン毛軍団の侵略開始…という見せ方もまたマンガ的に面白い。





 本当に巧いマンガだな~。





 みんな!!単行本を買うんだぜっ!!



マンガへの思い出   石黒正数『木曜日のフルット』

週刊少年チャンピオン
05 /28 2011
 マンガというのは時代と共に変化しているのですが、在り方が自分の子供の頃とは明確に違う。




①とにかく出版される種類が増えた。


②多様化し、マンガ家さんのマンガへのアプローチが多様化した。


③ネットの発達によりピクシブや、マンガサイト・個人のブログでも発表できるようになった。



 …そういう意味では今週載っていた『ブラックジャック秘話』みたいなのはやはり昔の話かな…と。





 ただ、この頃の時代ってマンガって憧れなんでしょうね…。




 
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 自分らの世代だと今は特にマンガ好きでなくとも子供の頃はマンガを遊びで描いてたのが多い。いつも感じるのが『木曜日のフルット』はそういう味わいがある。特に藤子不二雄なんか、超好きなんだろうな……。石黒先生はマンガ少年がそのまま大きくなった感じがする。




 あと、二ページというのもいいです。こういうのを見ると『寝っころがりながら』『何も考えずに』『鉛筆で広告の裏に』『ガリガリ描いていた』頃を思い出します。中川ホメオパシー先生の『アシッドちゃん』などもいいけど。



 ここら辺の味わいを残して現代のマンガとうまく刷りあわせしたのが『木曜日のフルット』であり、毎週のラストを飾るに楽しみなマンガです。



見栄を切る!!       高橋良介『白銀ヴァンガード』

今週のチャンピオン
05 /28 2011
 俺はオッサンでいつまで経ってもオタクなんで、ピコーンとセンサーが反応するなあ……。




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 この前、こんなコト書いたけど今度は『月例フレッシュまんが賞』の応募のカットを描いたのか……。高橋良介さんのマンガは読んでないが、確実に言えるコトは自身の『白銀ヴァンガード』が好きというコトだ。いいな…こういうマンガ家志望さんは!!




 正直、やはりいささか古さを感じるし、技術とはまだまだだと思います。しかし、マンガはそれだけにあらず!!昔のロボットアニメの合体完了で見栄を切るような快感がこの絵にはある。



 自分の一番好きなアニメに『無敵超人ザンボット3』という作品があるのですが、実は作画監督不在というアレな作品でしたが、それで描いていた金田伊功氏のようなテイストもちょっと感じるなあ…。金田氏のザンボット3は勢いでザクッと描いているし、立体的に変なんですが、妙な迫力がある。そんな感じ。




 しかし、投稿者でも無いのに新人賞とか楽しみにしてるのって、俺だけなんかな……。

げげっ!?何だコリャ!!     濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
05 /28 2011
 今回は表紙からしてトリッキーだな……(汗)。毎回やらかしてくれる。ただ、単行本の時は写植を入れよう。






 喜多のスリーポイントシュートの『瞬間』を大ゴマ連発で描かれたものであるが、スゲェ変!!



 賛否分かれそうな…いや、マンガにうるさいに人ならば『否』に繋がる表現だな。こりゃ。




 …が、自分は『賛』だ。連発は出来ないという部分はあるが、純粋にメリハリが効いていて面白い。特に見開きのシュートのシーンには迫力を感じる。まあ、こういうのって『普通にマンガを読んでいる人には印象深いカット』になるのかもしれない。ただ、重ねて連発は出来ない。





 
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 なにぶん、週刊連載なのに一人で描いているというアホなマンガなので、この一巻が上手く売れれば、アシスタント代が捻出できるんじゃないかと……。




 それにしてもコメントが『らしくない』な。べ、別にアンタのコトが心配だからじゃないんだからねっ!!


渡辺航・弱虫ペダル・第160話『来ない男』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
05 /27 2011
 マンガである。



 例えば俺の人生をマンガ化してはどうか?



 まず面白くない。




 クルマに三回轢かれるというレア体験の持ち主ではあるが、基本的に面白くない。




 が、マンガにとって普通視点というのは絶対に欠かせないものだと思う。その普通の中に面白さを見出すマンガ家さんは巧い。





 
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 今回ピックアップされたのが、この『弱虫ペダル』の中でも一番普通な感じのする石垣はんである。普通であるが、いい先輩的な身近さだ。重ね重ね書いているが、自分が一緒に自転車やるなら迷わず石垣はんだ。楽しそうだから。間違っても金城はヤダな……。本番中に『あと30回転上げろ!!』とか『成長しろ!!』とか意味不明のコトいいやがるし。





 この楽しそう…というのはキモで。もちろん『シンドイ』とか『厳しい』とか『一生懸命やる』…というのは前提なんですが、同時に石垣はんの元でなら『やれそうな気がする』とか『成長したい』とか『頑張りたい』とかあるのですが、この人の為に『尽力したい』と思わせる魅力があるんですよね……。



 それが炸裂した回です!!




 泥臭くも信じてくれるから信じたい…という人なんですよね。彼は才能に恵まれているタイプではないのですが、リーダーシップとしては金城・福富に劣るとは思いません。





 しかし、御堂筋くんは床屋と歯医者に行ってて遅くなったのか?どうせオタクだって読者にバレちまったんだからボクは京都伏見高等学校のエース・御堂筋翔くんです!!とか言えば良かったのにな……。





 そう言えば、俺もラジコンレースの前はよく寝てたな(結果は伴わないが)。






ここが分岐点?       さと『りびんぐでっど!』     

さと『りびんぐでっど!』『フラグタイム』
05 /26 2011
 
 俺、大好きなんだ…エロゲーってヤツ。




 …とサラリーマン金太郎風に言ってみたトコロで。





 下品な話ですが、ならエロDVDでいいじゃないかという訳です。いや本当に。じゃ、何を求めているかと言えば『ドラマ』『過程』『ギャグ』の部分だったりします。気に入ったヒロインのラブを応援したくなるのです。がんばれ~。





 
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さと

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 とりあえず、『りびんぐでっど!』の一巻出るまでは貼りり続けるぞ…と。




 今回は水森の再登場となっての騒動ですが、話としての面白さには問題は特に感じませんでした。しかし、これはチャンピオンだ。どうしても『みつどもえ』の松岡さんとキャラが被ってしまうから今後連載が継続されるならば差別化が必要かな……と。さらに何か強力な要素の欲しいトコロ。むやみに増やすのも感心しませんが、例えばパンチの効いた新キャラ等もアリかな?マジメな委員長キャラみたいな。




 あと、顔が似ているのでもなこと水森の描き分けを少しずつ離した方がいいかな?『美大道!』なんか読むとそこら辺は問題ないみたいなんですが。




 ここらで気になるのがもなこの心理変化です。以前に比べて女の子っぽい描写が続き、表情も良くなった。圭太ともなこの距離もちぢまってきたと思います。気を許せる人の前で無いと女の子は泣けないしね。ここで、水森をうまく使えるとこの作品はまだまだ面白くなる要素を感じます。あと、今のところツッコミ的なキャラ周りですが、圭太の『男の子としての魅力』も描くとラブ指数が上がるんじゃないでしょうか。



 もなこが心理的に追い詰められている時にカッコ良く助け出すシーンとか……。




 今回はおトイレで生肉でしたのでギャグ気味でしたしね……。水森が考えているコトはMeteorのエロゲーの伝統のおトイレでのエロシーンなのか?




 さと先生の作品は丁寧な心理描写で『友達以上恋人未満』という立ち居地のラブコメになるといいですね。『美大道!』なんかもそうでしたが、『年頃の女の子感』が描けていると楽しいのです。




 

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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