2011年06月 - 豚か狼か

強くなるにはどうしたらいいんだ!?          佐藤タカヒロ『バチバチ』

週刊少年チャンピオン
06 /30 2011
 強い…という言葉の意味は深いな…と最近は痛感する。



 もちろん腕力が強い…だけの強さでなく、芯のあつる強さを考えるのはもちろんなんですが、強くなる方法論が人によって全然違う……というコト。





 佐藤先生の前作『いっぽん!』では、橋と近藤の対比が実に面白かった。グズな近藤はスジがいい橋にいじめられた悔しさをバネに橋を見下すぐらいに強くなった。しかし、それを恥じた橋はその後は心を入れ替えついに近藤に勝利する。二回目の『橋VS近藤』は必見もののベストバウトです。







 
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佐藤 タカヒロ

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 そして、二回目の橋との戦いに敗れた近藤は再度橋に対して憎しみを持つ…。それを見た先輩がちょっと考えてから『…まあ、それもアリか』と呟く。






 佐藤タカヒロ先生のマンガは戦う男が主なのですが、『強くなる方法』『動機』がキャラクターによって全然違うのが面白い。





 いや、そりゃまあそうなんですが、このマニュアル化で何でも押し通そうとする世の中というのは人を育てるコトができるのか?とも思う。




 自分が頻繁にブログで書いてますが、『突き詰めると優しいマンガが好き』です。佐藤先生の作品にはそうした優しさを強く感じる。間違ったら直せばいい。良いところは伸ばしていこう…そういう人を活かす考え方をするのがとても優しい。





 育ててくれた空流のみんなに恥じない為に負けられない鯉太郎と、一緒に育った仲間の為にも負けられない蒼希狼の戦いはバチバチだぜっ!!




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牛丼店員に俺はなるっ!!       平川哲弘『クローバー』

週刊少年チャンピオン
06 /30 2011
 トオル…実はな…俺はな…吉野家でバイトしていたコトがあるんだよ!!



 …というコトで、今回の『クローバー』は爆笑モノであるっ!!







 
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平川 哲弘

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 それにしても、ハヤトの新しい髪形がいつの間にか馴染んだような……。三年になったらホリエモンみたいにモヒカンにしよーぜ!!





 ヤンキーがバイトでいびられる!!労働の厳しさを身をもって知るっ!!いや、ぶっちゃけこのレベルは楽勝だ!!現実はもっと苦痛だぜっ!!





 …とさておいて、竹下くんである!!




 そういや俺、ラーメン屋で『バイトしてるヤツを得意気に叱っているけど、一番ダメなのは店長のお前だよ……。客を一番不愉快にさせやがって』と思わず言っちまった過去を思い出してチト胃が痛くなる(自業自得だ)。キレやすい中年だ。





 それに較べたら竹下くんなど(以下略)。




 ああいかん!!






 …とりあえず、竹下くんは御堂筋くんに似ている!!



ホビーマンガという未開拓    すがやみつる『チャレンジ一平』

マンガレビュー
06 /29 2011
 何だよそのマンガ知らないよ……と言われるコトうけあいだ。




 何しろ単行本なんかの記録が無い。




 記憶にはバッチリであるっ!!







 
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すがや みつる

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 すがやみつる先生と言えば『ゲームセンターあらし』が有名なのですが、ホビーのマンガに熱心というのはあんまり聞かないような……。とにかく爆発と死の『マイコン刑事』の原作などもありますが、時代を先取りしている。




 その中で、『チャレンジ一平』は小学○年生に掲載されていたマンガだ。自分は確か三年生の頃だったと記憶する。姉の小学館の雑誌にも掲載されていたような……。このマンガをすごく読みたいのですが、当時も単行本化されてなかったしなあ……。




 内容は毎回ライバルたちとホビー勝負をするというもので、一年間(正確には13回か?)の間に『釣り』『ラジコン』『電子ゲーム』『カメラ』『リモコンタンクバトル』と異様に濃密な展開をしていた。




 ホビー…って、言葉はもう流行らないだろう。しかし、自分はオタク的なトコロよりマニアでホビーという言葉に反応するのはこのマンガのおかげでもある。ホビーって言葉はガキンチョにとって、遊びとは違う大人を感じさせるモノがある。無理矢理やらされる学校の勉強と違って、好きだからこそ入り浸る、好きだからより知りたい、好きだからうまくなれる…というコトを示してくれる世界だと思う。





 マンガにおいてホビーマンガというのは意外に無い。つーか、これこそ低俗扱いされそうな勢いである。





 もちろん児童向けのマンガですが、俺は今を持ってしてもホビーって言葉に反応し、ワクワクするのは一平に教えてもらったなあ…と強く思う。


笑顔のスフィア      Meteor『マーガレットスフィア』①

エロゲー
06 /28 2011
 当ブログは一応マンガブログやってますが、チャンピオンときらら系の比率が高い。



 なぜか?




 単純に好きだから。




 逆にジャンプだ好きならジャンプ中心の記事になると思います。作品はそれが好きな方がアッピールするのがやっぱりブログとしちゃ面白いかな…と。バイクならスズキであり、エロゲーであればMeteorが単純に好きかな…と。



 
 というコトで発売から二ヶ月してマイペースにもほどがあるプレイで終わった『マーガレットスフィア』の記事です。いや、エロゲーのレビューサイトさんとかって、どうしてあんなに記事が早いのだろうか……。下手すりゃ、日本最遅なのではなかろうか?応援するにも時期が過ぎたコト甚だしいのだが、ボクたちの心のマーガレットは枯れない!!とキモいコト言ったトコロで始めます。




 基本的にエロ目的の記事ではありませんが18歳以下はダメ、絶対…というコトで畳みます。







  

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真性のバカです(誉めてます)          おりもとみまな『ばくおん!!』

おりもとみまな『ばくおん!!』
06 /26 2011
 昔は『今まで読んだことも無いような新しい話が読みたい』と思っていた。



 しかし、最近はちょっと違う。『魅力的なキャラのマンガが読みたい』と。






 





 今回の『ばくおん!!』は新キャラの三ノ輪聖が登場です。




 このキャラクター、世間知らずのおっとりお嬢様というコトで、ワルに憧れて空回り。悪いコトができないヌケ作タイプです。




 俺・大・好・物・!!




 黒髪ロングストレート・前髪リボン・メガネ・眠そうな目第五使徒・ラミエルという全方位無敵の隙の無さである。そして、執事付きであり名前が早川というあたりがアレで(750ライダーだよね…)。しかも、早川さんシベリア抑留とかサラリとアレなコト言ってるし!!そう言えば、『750ライダー』の凄腕用務員も戦争で片腕になったんだよな…。




 そして、困った外車だ!!




 何しろ外車は分からない。一応は名前知っている程度。




 ほら、田舎育ちなモンで道の駅なんかでカルピス飲んでて涼んでたりする訳ですよ。ンなトコロにBMW軍団(若い頃はハーレーだったな)がやってきているのを見ると、なんだか居づらい…。あんまり自分は品格あるバイク乗りじゃないしなあ…。なモンであんまり知らないのだ…。知ると無理してでも欲しくなるし。つーか、カタナより優れたバイクは存在しねぇ!!(凜風に)






 …と今回は新キャラにスポットが当たった回であるが、実は主人公の羽音にとても強い魅力を感じた。




 この娘はバカだなぁ……と。



 前回のシメで『私はウソを言わない』と言っていたが、そういう概念が欠落しているんじゃなかろうか?




 バカ故の正直さ。そして、同時に人の本質を見抜く鋭さが同梱しているのが羽音の魅力だろう。





 凜の自慢話……凜って、『昔俺って悪くてさぁ…イロイロやんちゃしたね』と居酒屋で嘘武勇伝やるタイプっぺえのですが、それを知りつつも、『(カタナが)カッコイイから!!』と言う部分、それがイヤじゃなく楽しいという部分が彼女の魅力。



 凜というコは思い込みが強いタイプなんでおそらく周囲とうまくいかないタイプなのですが、むしろ根はいいヤツです。恩紗も同様に。だから仲良くしたいし、仲良くされたいと羽音は思っている。また、羽音というキャラはバカなんで、嫌いなヤツとやっていける程に器用で無いと思うのです。





 そこで『チキンレース』を企画する訳ですが…




 『やっぱりあの二人は止まったね!!ほんとはあの二人は気が合うんだよ。バイクを大事にするところも小心者なところも』




 と嬉しそうに言う。羽音は知っているのだ。しかし、だからこそ仲良くしたいし信用している…そういう世間ズレした優しさこそが羽音の最大の魅力に感じました。






 それにしてもラストシーンが良い!!聖お嬢様はいずれ鼻からウドンを垂らしたらとても似合うと思います。





男の矜持         瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
06 /26 2011
 マンガは嘘でいっこーに構わない。



 トリプルクロスカウンター上等!!




 しかし、そのトリプルカウンターを出させたのは、ドヤ街の子供たちをボコボコにしたウルフ金串に対して負ける訳にはいかないジョーが放ったものだ。




 マンガのドラマにおける嘘は耐えられない!!






 
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 自分が『囚人リク』をとても好きなのは、本当だと感じるから他ならない。



 ちっぽけで弱っちい、しかし同時にスゴイのも人間…。それを描き続ける『囚人リク』がたまらなく好きだ。




 今回のドラマで言うならば『史郎の動機』だ。




 もともとラグビーの試合を見ていた訳だから、史郎はリクの心理的肩入れはあっただろう。だからこそ、『味方になろうか?』と言う。



 が、ちょっと待った…である。




 そもそもなぜ殴られる必要がある…と。




 そうだ。確かにそうだ。が、そういう理不尽なのが世の中であり史郎は知っているし、リクだって重々知っている。




 知っているが、認めない……。




 そのリクの気高さを無視するコトは史郎には耐えられなかった……という流れは見事です。




 細かい部分でノギをたしなめる描写などもいい置き方だと思います。






 しかし、史郎っていわゆる『脱がないとクソできないタイプ』なのか?






 追記~ところで菅くんはどこかで見た顔だな~と思ったらグリコ森永事件のキツネ目の男に激似じゃないか?まさか?ひょっとして?そんなコトをしてムショに?



 

アームロックはいけない     さと『りびんくでっど!』

さと『りびんぐでっど!』『フラグタイム』
06 /26 2011
 『りびんぐでっど!』という作品はちょっとブラック入ったギャグコメディーなんかな~と思ってますが、最近はラブ要素も出てきたので作品の個性が出てきたように思います。




 そこで思い出されるのが怪奇大作戦・第六話『吸血地獄』だ。



 ヤクをキメてハッピーな遊び人の男とニーナは自動車事故を起こし、ニーナは死亡する。しかし、ニーナは葬儀の前に吸血鬼として蘇った。ニーナは血を求め無関係な人を襲う。それをしった遊び人の男はニーナをかばって逃避行するコトに…。




 遊び人の男は世間的にみればどうしようもないヤツでしたが、ニーナに対してはすごく優しい人だったと思いますよ。この脚本書いた金城哲夫氏は自分の永遠の憧れです。





 
美大道! (まんがタイムコミックス)美大道! (まんがタイムコミックス)
(2011/03/07)
さと

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 というコトで本編です!!




 いや、年頃の女の子が部屋に尋ねてくる……しかも無防備に!!これがロマンでなくて何がロマンだっ!!




 今回は寝顔の表情が良かった!!なんかナデナデしたくなるなあ……。





 今回も『孤独のグルメ』のパロディあったなあ…。さと先生はどんだけ好きなんだ。次はおかずとして浮かび上がってくる。岩のり250円も渋いなとかありそう…。あと『ワルイカオ』は『となりの関くん』なんかな…?




 
となりの関くん? (MFコミックス フラッパーシリーズ)となりの関くん? (MFコミックス フラッパーシリーズ)
(2011/04/23)
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 ただ、今回の冒頭のセリフは良くないな…。




『たまには人肉が食べたいなあ…』となると『以前はかなり食べたコトがある』という印象でネガティブなイメージが大きい。個人的には『やっぱり、人の肉じゃないとダメかなあ……』ぐらいのさじ加減のが良いと思います。







チャンピオン30号感想

今週のチャンピオン
06 /25 2011
 そろそろ新連載陣が控えているし、『透明人間の作り方』の増田英二先生がラインナップされているみたいで嬉しいです。個人的には『グーフィー』の本格連載もいれて欲しいトコロ…。






『バチバチ』~別記事にしました。




『浦安』~その磁石少年って…(笑)。




『弱虫ペダル』~別記事にしました。




『囚人リク』~別記事にします。




『りびんぐでっど!』~別記事にします。




『クローバー』~別記事にしました。




『ドカベン』~三人は衝突しなかったのか?




『英雄企画ハーフマン』~哲弘先生はむしろ好きなんですが、今回のはどうも合わないみたいです。




『ナンバデッドエンド』~秋田会再びか…。梶原さん、やけに嬉しそうだな…。




『ましのの』~別記事にしました。




『モメンタム』~別記事にしました。




『エンジェルボイス』~ヒロナオさん、これだけ…!?いや、これでこそヒロナオなんかも。



 さてさて、今度こそラストに向かっての展開があるし…。緊張も高まります。




『私立アサシン学園』~別記事にしました。




『木曜日のフルット』~今回のジェットコースターポカーン展開はいいですねっ!!毎週イロイロしかけてくるから楽しい。





 やっぱり、『はみどる!』の載ってないチャンピオンは寂しいなあ…。


渡辺航・弱虫ペダル・第164話『迫る、集団』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
06 /25 2011
 マンガというのはショーみたいな。



 無駄に長いバトルとかは『サッサと端折ってくれ』と思うのですが、面白ければ長くても構わないと思います。まあ、さすがにアカギVS鷲巣老人になっちゃったら読者も大変ですけど。




 だから、インターハイには正味二年ぐらい費やすコトになるけど、面白い展開が続いているんで毎週楽しみです。





 
弱虫ペダル 9 (少年チャンピオン・コミックス)弱虫ペダル 9 (少年チャンピオン・コミックス)
(2009/12/08)
渡辺 航

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 それにしても、三日目は開幕から面白い展開になっているのはさすがっ!!新キャラを出して、純粋な戦闘力でなく、心理戦で数の理論で押してくるキャラとはスゴイ展開!!手に汗もんです!!





 それにしても、巻ちゃんは坂道にメロメロメロよね……。なんだかんだで甘いです(いい意味で)。




 そして、暴言王の荒北もいい味出してるね…。パチエモンはともかく暗いやつは酷くないか?個人的にはアウトローっぽい辻くんはイケてると思うのだが……。





 と言っても、まるでダメダメな二人はあっさり飲まれてしまうのであった。げっぽん。





 そう言えば、ノブくんのチャリもデローザだったなあ…。『?』と思った方は17巻の141話を読んでみましょう…。しかし、まねっこ動物じゃダメか…。


最終的に……勝つようにすればいい。      濱口裕司『モメンタム』

濱口裕司『モメンタム』
06 /25 2011
 なぜかタキシード階段なトビラ絵……。そして喜多は何気にトビラ絵率高めのような…。




 例えばラジコンレースである。自分の場合だと『最終的にゴールラインに一番最初に飛び込めばいい…』という考え方をする。そしてレースで与えられた時間は作戦遂行時間だ(ラジコンレースは周回でなく、制限時間でより多くの周回を走ったものが勝利する)。だから、途中結果がどうあれ…場合によっては後退して相手の精神力を削ぐ攻め方もある。




 
モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)モメンタム 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/06/08)
濱口 裕司

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 今回は南というキャラの『計算高さ』がクローズアップされる。なるほど恐ろしいリーダーだ。こうなってくると泉宗介とバスケをしていた時はどんなかんじだったのだろう?





 また、アレキと名和の過去に何があったかを今後の掘り下げでどう魅せるのかが楽しみです。何か、背番号13にも意味があるような気がするんですよね。




宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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