2011年07月 - 豚か狼か

負ける…とは?         瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
07 /31 2011
 昔聞いたクイズでこんなのがある……




 『ある部族が雨乞いの儀式をやると必ず雨が降る…なぜか?』







 
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 答えは『雨が降るまで儀式をやめないから…』というものである。




 これと同様の考え方をすると『ケンカに負けない方法は勝つまでやめないコト』という考え方もある。ただ、これに近いテイストが『囚人リク』なのだろう。





 ただし、やられてもやられても立ち上がるというのは大変難しい。それはとても強い意志が必要だ。




 先週のリクが会話シーンの前哨戦ならば、今週のリクは表情で感じるマンガに仕上がっているのが面白い。つーか、史郎の顔芸が面白すぎるなあ……。





 おそらく、この戦いは過激になって椿の刺青があらわになるとこから動機が語られていく展開になるのだと思いますが、ここからそれでもリクは強い意思で椿と『主義のぶつけあい』になるのでしょう。




 さて…?
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渡辺航・弱虫ペダル・第169話『ジェットコースターライド』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
07 /31 2011
 チャンピオンの読者やっててけっこう長いな~などと思うのですか、最近の『弱虫ペダル』の女性人気はスゴイ!!宇都宮もジャパンカップやってるんだから、もっと『弱虫ペダル』をアッピールしてやれよ……。





 
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渡辺 航

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 うむ、そしてこの宇都宮もトレンドに合わせて『弱虫ぺダル』をBL学園的な記事を書かねばなるまい。(怒られるぞ…)




 どうにもペダル関連のBLを聞いてみたところ、やはり東堂×巻ちゃんが人気あるらしい……。御堂筋くんも人気あるらしい…。




 さてさて、脳がそんな状態なんで今週の弱虫ペダルは楽しく読めました!!何しろビアンキの男・荒北なんで!!





 
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 しかし、俺は荒北という男を理解していなかったコトを恥じた……。福ちゃん攻めでなく、荒北攻め・福ちゃん受けが正しい気がしてきたなあ……。俺、ドMだから分かるけど荒北のSッ気って愛があるよな……。




 多分、荒北ってセックスの時にテンションがあがって相手の首絞めるタイプなんじゃなかろうか?(ファンの方、ごめんなさい) 





 まあ、そういうの抜きにしてもビアンキ原理主義の自分としては気持ちのいい回でした。




 
 『おめぇ…何乗っている…?コルナゴ?バァカ!!イタリアのバイクはビアンキに決まっているだろ!!』という暴言を期待してます。(コルナゴユーザーの方、ごめんなさい)

チャンピオン35号の感想

今週のチャンピオン
07 /31 2011
 たまに読みたくなるマンガがあるけど、変なトコロにしまったらしく見つからないマンガが多々あって、記事にできなかったり。だから今、『サムライジ』と『未来改戦Dクロゥス』がモーレツに読みたいです。ジャケットを着てパワーアップするマンガは例外なく非業の打ち切りになるというジンクス作り出したマンガなのか?『Dクロゥス』『モテキング』『悪徒』……。着装!!






『浦安』~何気ないお気に入りの場所ってありますね。こういう感じのおじいさん昔は良くいたな~。浜岡先生は意欲的に老人を描く。多分、『老人虐待だっ!!』なんてわめく方が出るかもしれないギチギチの時代ですが、そういう雑音は気にしないで楽しい老人をどんどん描かれてください。




 チャンピオンとモンハンのコラボ企画か……。『3rdG』が出る『アクトタイガー』装備用意してくんないかな…。





『弱虫ペダル』~別記事にします。




『ナンバ』~おそらく最後の敵にしては『実は強い動機があった』みたいのが感じられずに残念でした。ただ、同時にマンガというのを考えた時にはこういう落とし所で良かったのかと思いますが……。マンガは難しい。




『ましのの』~別記事にしました。



『半熟ガーディアンズ』~別記事にしました。




『囚人リク』~別記事にします。



『バチバチ』~実はこういう展開って別枠記事にしにくいので避けてしまいましたが、読みごたえたっぷりの蒼希狼戦でした。




『狩野俊介』~この警部カッコイイ!!



 が、『マーガレットスフィア』を経験した俺にとってはカステラは禁句!!




 俊介の動きもイチイチハッタリが効いていてよろし(こういうマンガには大げさなポーズは絶対だっ)。




『ドカベン』~乾坤一擲なんて、水島先生のマンガと『ブレーンパワード』でしか見たコト無いぞ…。




『クローバー』~別記事にしました。書き忘れたけど、あばた面の男の顔もなかかなユニークだ。




『ドラゴンハイドレード』~別記事にしました。モンハンで黒輪似のキャラを作ってみる…とか?まあ、結局ランスしか使わない人なんですけど。




『りびんぐでっど!』~別記事にしました。



『イマワノキワ』~こういうジャンルのマンガってなかなか厳しい戦いになりますし、正直面白いとは思えないのですが、なんか、うえやま洋介犬先生の意欲は強く感じるマンガなんですよね……。ただ、個人的には『禍々』のが良かったです。マンガのセンス自体はけっこういい方だと思いますよ。




『エンボイ』~別記事にしました。




『木曜日のフルット』~あずきバーだよなっ!!









 
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 もうすぐ『はみどる!』の最終巻が発売されますが、当然記事にしますよ!!








直球……ヒネリなしっ!!         永久保貴一・とうじたつや『半熟ガーディアンズ』

週刊少年チャンピオン
07 /31 2011
 マンガの可能性として、コンビを組ませる方法……というのはまだまだ未開の分野だと思う。




 例えば、ガモウひろし先生(?)×小畑健先生の組み合わせによる『デスノート』『バクマン。』のヒットはある。お互いに優れた部分を活かした方法だと思います。




 まあ、チャンピオンには『逆バクマン』と絶賛されたにくぼ(以下検閲により削除)。






 
武闘占術伝ヒイロとナナシ (少年チャンピオン・コミックス)武闘占術伝ヒイロとナナシ (少年チャンピオン・コミックス)
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永久保 貴一

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 つーコトで今回の『半熟ガーディアンズ』なんですが、予想通り『ヒイロとナナシ』のテイストを残しつつ現代版という印象が……。




 とにかく、『普通』『ベタ』『基本に忠実』というコトでまるで教科書みたいなマンガなのであるが、そもそもとうじ先生のデビュー作『あゆむFishOn!』なんかも、登場人物を二名に絞った、実に基本どおりのマンガであった。



 一方、永久保先生の場合は『カルラ舞う!』をチョロっと読んだコトがあるのですが、なんか絵が駄目だった。いや、嫌いなオーラがビシバシ出ているマンガ絵というのはけっこうあるのですが、なんか苦手な絵なんですよね……。上記の理由以外、割と絵の好き嫌いは無いタイプなんですけど……。




 そんな訳で、組み合わせてみたら実に普通のマンガになりました(ヒイロとナナシも)。が、このマンガは本当に『普通』なのですが、これが売りであったりします。




 だって、面白いもん。




 特筆すべき部分は無いけど、面白いという妙。少なくとも『半熟ガーディアンズ』に関しては30分アニメの第1話みたいな印象です。しかし、同時にこういう作品を支持している方が多いのも本当だったりする。子供向きのヒットマンガとか読んでみると『面白いけど普通だな…』と思うコトしばしば。





 『普通』と『面白い』と組み合わせた、この『半熟ガーディアンズ』みたいな作品がチャンピオンに載る意義は大きいと思います。



夏だ!!ビーチだ!!コンテストだ!!        八谷美幸『ましのの』

八谷美幸『魔法少女 ミルキー☆モウ』  『ましのの』
07 /30 2011
 そして、部屋にこもってブログの更新をする俺であつた……。




 どうせ俺は川浜イチのワルだよっ!!






 最初はどうなるかと思いましたが、八谷先生の脅威の伸びで見事にチャンピオンで存在感を放って定着した感があります。『ましのの』が載っているチャンピオンに違和感を感じない!!





 今回はビーチクイーンの出場の話で、後半に続くのか…と思わせて、見事な肩透かしと畳み掛けるバカバカしさが1ページでまとめたのが偉大でした……。なんだ……あの怪しい司会者は?夏の蜃気楼というやつか?




 そして、『ゲームセンターあらし』のノーブラボイン撃ちを思い出す心底駄目な俺であつた。





 どうでもいいかもだが、梅さんのキャラデザインも人の良さそうな感じがどうでも良くないぐらいにいい……。このマンガの密かな武器にキャラ絵バリエーションの豊富さがある。





 八谷先生はこれからもギャグマンガ家としてイロイロな挑戦をしてもらいたいです。例えば『サイレント』、例えば『僅かな一瞬の出来事』、例えば『バカバカしい見開き』等々の笑いの引き出しのバリエーションが持てるタイプのマンガ家さんだと思うのです。




 実際、購読を維持させるのは『弱虫ペダル』みたいな作品ですが、初めて購読した読者の好感度をすばやくキャッチさせるのは『分かりやすいギャグマンガ』の八谷先生の大事な仕事です。




 やっぱり、チャンピオンメインのブログなどやってますと『もっと多くの人がチャンピオン読んでくんないかな…』と思うので、八谷先生には大変楽しみにさせてもらってます。

感じる違和感……そして密かな試行錯誤!?       さと『りびんぐでっど!』

さと『りびんぐでっど!』『フラグタイム』
07 /29 2011
 真面目…という言葉って深いなあと思う。




 真面目…と思わせてたんなる従順だったりとか。一見、ちゃらんぽらんだけど、ここ一番でキチッと貫き通す真面目さとか……。





 シリアスなマンガだから真面目とは言えないし、お下劣マンガだけども真面目というのもある。




 
美大道! (まんがタイムコミックス)美大道! (まんがタイムコミックス)
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 でもって、さと先生は真面目でマンガに対してかなりの熱意があるな…と今回思った。




 これを読まれている方はチャンピオン購読者率かなり高いと思いますので、今回の35号を読んでから、手元の30号あたりからプリーズ。前回の34号から本格連載に昇進しましたが、少しずつ変化させてきている部分がある。




 目の上まぶたのトーンのかけ方だ。




 前から思っていたのだけど、さと先生の絵ってカラーがすごくいい。しかし、雑誌のモノクロになると活きてない感じがする。上手いとか下手とかでなく。実際、『美大道!』の単行本の絵は有機的だ。




 かつて、まりお先生の『はみどる!』は雑誌の紙と相性が悪く、まりお先生特有の『顔色悪い表現』が印刷つぶれてましたが、途中から表現が変わった。




 ちなみに俺もCTCに『萌1』が載った時、羽のトーンが印刷に出なかった!!『なんと羽が舞ってます!!』という三平さんのコメントが読者にとっては『訳分からん』の世界だろう……。






 つまりはさと先生は雑誌と絵柄のマッチングを試行錯誤しているのではなかろうか?



 

 正直、今回はなんだかウサギの目っぽくなってしまったので失敗とも言えますが、そういうマンガに対する姿勢はスゴイと思います。マンガに対してとても真面目です。






 …と今回は本編と関係ない話に終始してしまいましたが、焼肉屋のバイトとならんで過去最高の面白さでした。




 

アタックアニマル通り魔      平川哲弘『クローバー』 

週刊少年チャンピオン
07 /29 2011
 ひょっとして、日本で一番このマンガの記事書いているのは俺なのか?



 ご存知のようにこのマンガ、チャンピオン単行本ではエラく売れている。が、あんまり『クローバー』について書かれる方はいない(気がする)不思議……。






 これはこのマンガらしさなんかもしんない……。





 
クローバー 21 (少年チャンピオン・コミックス)クローバー 21 (少年チャンピオン・コミックス)
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 こういうマンガは好き…みたいな好みはあるけど、マンガはこうでなくてはいけない……とは思わない。まあ、イロイロあるし、好き勝手できるからマンガは面白い。




 このマンガは普通にマンガが好きな読者……血眼になってネットの情報を拾う人以外に大きく受け入れられているのだろう。ある意味マンガの理想だ。




 感心するのが読んでて全く疲れないという点だ。もちろんドラマを描いてはいるけど、そんなに出しゃばらないでシンプルに描かれているのは意外と大事なコトなんではないかな…と。これだけマンガが多いと、逆にこういう『ゆるり』と読めるマンガというのも大事なんかなあ……。




 マンガにはそれぞれ良さがあって、『クローバー』は良い部分をどんどん伸ばしているように思います。じゃなきゃ、こんなに長く続かないでしょう。






 今回のバイト編の注目は竹下だ。





 最初は読者にちょっとヤナ奴だな……と思わせて、ちょこっとずつ良い部分を見せてきた。ここら辺のさじ加減が絶妙でいつの間にか『口うるさくも良い先輩』と読者に疲労感なく自然に出しゃばらずに浸透させていくのはやるな~。





 いや、竹下いいヤツですよっ!!




 俺の上司など地震のあった日、『停電が解除されるまで全員残ってろ』といったん帰宅しやがったし。帰ってくるなり『緊急事態なんで、これからは自己責任で行動しろ』とか言いやがるし。




 ……と、いいかっ、これはフィクション!!フィクションだからなっ!!作り話だかんなっ!!



黒輪というヒロインがいるので……          青山広美・篠原花那『ドラゴン・ハイドレート  辰吉漂龍伝』

週刊少年チャンピオン
07 /28 2011
 あんまり興味無かったマンガが俄然面白くなる瞬間大逆転がある。



 ここら辺がマンガの妙であり、その経路はイロイロあるが、今回は『ドラゴン・ハイドレート』だ。






 
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 このまま『ドラゴン・ハイドレート』が好きになったら手を出すかもしんない……。そして、『殺し屋イチ』を思い出す心底駄目中年な俺であつた…。





 この『ドラゴンハイドレード』なんですが、第一話はあんまり印象良くなかったです。俺はマンガには正直なのだ。




 しかし、第二話で、黒輪が出てから変わる。いや、単に俺好みのヒロイン……というだけなんですけどね。だがしかし、ここからこのマンガの印象が一気に変わる!!





 あばたもエクボ…と言うように、このマンガに対して関心が高まったのも事実。多少の違和感は無問題!!ヒロインが気に入ったから態度豹変!!俺はマンガに対してワガママなのだ。




 まあ、本当に黒輪が寝たきりで出なかったら、テンションがガクンと落ちますが。




 凛とした武人にあって、腕も立つ!!ちょっとおっかない感じ。でも、実は感情の人で、手遅れな人の腕を切り落とすのにためらいが無いけど、辰吉には致命傷を与えないとか本当にいいキャラですよね……。





 このマンガの肝は『威勢のいい町人の辰吉』が『バケモノ級の強さの武蔵』に『いかにして勝利するか?』なんですが、原作が青山先生だけにおそらく一筋縄でいかないギミックが仕掛けられているに違い無い。




 作画の篠原花那先生ですが、面白い絵だ。ここで言う『面白い』というのは『興味深い』という意味で。妙にポーズにぎこちなさが感じられる絵だし、ところどころ『?』な箇所も感じるのですが、とても惹かれる絵だ。なんかね…予感なんですが、何かのキッカケがあると途端に爆発しそうな魅力がある……。





 とりあえず、辰吉の『運命を乗り越えてこそ生き様!!』というマンガ脳にビクンビクンくるセリフもあったコトだし、次回も期待しちゃうぜっ!!






『点数』という演出方法       古谷野孝雄『エンジェルボイス』

週刊少年チャンピオン
07 /28 2011
 マンガって難しい。



 簡単なら誰でもなれるし、そして一線で活躍されるマンガ家さんも日々勉強だから大変だ。




 例えばノリノリ状態マンガで新キャラが出るというのは『今後の楽しみ』である。しかし、超!カッタルい展開が続いている時の新キャラは『まだこのグデグデ展開続くのかよ……』みたいなゲンナリ感が漂う。




 スポーツマンガにおいて『点数』というのは状況を把握するのに絶対的な要素だろう。単純に主人公チームが離されれば離されるほど『ピンチ度』が理解できる目安だ。これもこれでゲンナリマンガの場合だと、取り返すのにまだまだ続くのか……という消化試合感に早がわり…。




 
ANGEL VOICE 18 (少年チャンピオン・コミックス)ANGEL VOICE 18 (少年チャンピオン・コミックス)
(2010/10/08)
古谷野 孝雄

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 このマンガのグゥな部分は『点数』という演出方法が異常にうまい…というコト。




 例えば、美浜と戦った時は二点リードされてから終了間際に同点になり、一瞬のスキを突いて逆転だ。しかし、美浜との二回目の試合はやはり二点リードされてから一点取り、終了間際で同点……にならずに敗北するという勝負の厳しさを描いた展開が面白かったし、船橋と戦った時は九点差というこれで勝ったらウソだ!!の展開で見事に重みある一点を決めたが為に最後まで緊張感ある試合に描かれている。




 このマンガのこういう部分は類まれだと思います。





 そして、今回は二点リードで前半終了という展開だ。相手チームは最低三点連続で決めないと勝てない…というコトであるが、物語と連動してヒヤヒヤな気分という妙がある。





 マンガは不特定多数の読者の気分を操るから難しい。全く古谷野先生は一流の魔術師だ。








 

あたたかな……      石見翔子『かなめも』

まんがきらら系
07 /27 2011
 この作品の根っこは悲しみ……。



 …と感じているのが『かなめも』だったりする。あれ?こういう感じ方って変なのか?





 
かなめも (1) (まんがタイムKRコミックス)かなめも (1) (まんがタイムKRコミックス)
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 MAXに載らなくなって久しいのですが、やっぱり物足りなさは確かにある。まあ、作者様は元気みたいだし、いずれの再開を待ちましょう。自分は『修羅の門』では14年待ちましたし。





 ご存知のようにこのマンガはアニメ化にもなったし、知名度は高いと思われます。つーか、MAX唯一のアニメ化のような……。大丈夫!!いずれ『きんいろモザイク』がアニメになるに違い無いから(根拠無し)!!





 最初は新聞配達員マンガだったこの『かなめも』ですが、だんだん百合マンガカラーが強くなってきてました。しかし、『さりげない悲しみ』はブレてないような気がする。





 このマンガの始まりはかなが天涯孤独になってさまよって辿り着いた新聞販売所で働くコトからスタートする。その販売所の人々との交流がかなを頑張らせるのですが、どこか作者は期間限定の擬似家族なんだよという視点でドラマを描いているように感じる。





 エピソードの中で、お正月にかなは新聞配達をしている中いつもと違うフワフワした空気を感じ楽しい気分になる。その時、目に入った普通の親子の楽しい会話を見て自分には家族がいない…という強い孤独感を自覚するシーンが強烈だ。かながどんなに欲しようにも二度と帰ってこないものであり、やはり販売所のみんなは擬似家族でしかない。しかし、その擬似家族にすがるしかない……というのがかなの現実だ。




 でも、同時にそれでいいんじゃないの?という優しさも感じるのがこの作品の魅力でもあるんですよね……。




 このマンガの販売員のみんなは何がしかの悲しみを抱えて生きている。




 でも、負けないで強く生きて欲しい…という石見先生のあたたかな願いが込められてます。








 

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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