2012年01月 - 豚か狼か

走りたくなる衝動!!          ほた。『LSD ろんぐすろーでぃすたんす』

まんがきらら系
01 /29 2012
 いい加減に暑くなってくれ……と1月下旬にしてすでに音を上げている。前々から寒いのが苦手とは知っていたが、よもやこんなに寒いのが嫌いだったとは…。そして、最近では自転車を覚えた為になおさら冬が嫌いになった。冬将軍を暗殺したいぐらいに。





 
LSD ~ろんぐすろーでぃすたんす~ (1) (まんがタイムKRコミックス)LSD ~ろんぐすろーでぃすたんす~ (1) (まんがタイムKRコミックス)
(2012/01/27)
ほた。

商品詳細を見る




 …というコトで以前も記事にしましたが、ほた。先生の『LSD ~ろんぐすろーでぃすたんす~』が発売となりました。とりあえず、思い切ったド迫力の表紙にビビる!!ところが背表紙は主要キャラ五人が揃っているとかかなりお気に入りのカバーデザインだったりする。



 単行本のお楽しみと言えば描き下ろしですが、ここら辺もバッチリです。



 さて、単行本というコトで久々に第1話から読み返してみましたが、第1話がたいそう怪しい内容だったコトに今更驚く!!浅見さんがいきなり変態になるは、怪しい勧誘するはナチスのガス室みたいなシーンがあるとか、やっぱりMAX掲載のマンガはブチ切れしているなあ…。




 ほた。先生のキャラはポテポテした体型なんですが、これが妙にかわいらしくて有機的で魅力的な絵になっている。あと、細かい部分で『背景』とか『温度感』というのがグゥ!!



 単行本だと表紙をめくると圧倒的な夕日が目に入る。大人になって仕事するようになるとなかなかこういう夕日に出くわさない。自分がガキの頃は外で駆けずり回って、汗だくになってた時に見ていた夕日だ……。そこに居るような錯覚感が快感だったりする。




 このマンガで特にお気に入りシーンは主人公・椿が初の公式戦で『浮き足立って大失敗』するシーンだ。一生懸命にやったからこその失敗。帰宅してお風呂に浸かっている間に悔しさがフツフツし湧き上がってくるシーンが好きだ。最初はダイエット目的で始めた陸上が、いつのまにかかけがえの無い大事なものになっている。


 自分も初めてラジコンレースに出た時は妙に浮き足立ったり、次元の違う実力に叩きのめされてぶっちぎりの最下位でした。柘植さんは『初めての公式記録です。胸を張ってください』と言った意味が自分には感じられる。今でもなまじっかな成績出すより、アレがあったから今に繋がっているな…と思います。



 実は展開のメリハリとか心理描写が巧みで面白いこのマンガ……オススメです!!

スポンサーサイト

実は生真面目なコ          増田英二『さくらDISCORD』

増田英二『実は私は』 『さくらDISCORD』
01 /29 2012
 これはもう『生まれついての性質』とも言える部分なんですが、自分の行動は自分の為にやるというタイプです。



 
さくらDISCORD 1 (少年チャンピオン・コミックス)さくらDISCORD 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2012/01/06)
増田 英二

商品詳細を見る




 今週の芽吹の過去エピソードにて、彼女がいかに壊れたか…が描かれているのですが、正直に俺は彼女に嫉妬した。渦巻く黒い情念……。



 『つねに自分の為だけ』の自分にとって、対極であった彼女が『とてもうらやましい』のである。『誰かの為に一生懸命頑張る』というのは人として真っ当なんだけど、自分の場合は『誰かの為に頑張るというコトは誰かに悪意をもって利用されるコト』とブレーキがかかってしまうので。



 俺はそういう部分では破滅したりしないのであろう。だけど破滅できる芽吹がどこかうらやましい。その想いが全く濁ってないからだ。



 今回のクライマックスシーン、ひ弱なモヤシっコ・丘くんがまさかの男らしさ爆発の直球勝負!!キミは『愛と誠』の岩清水くんか!!キミの為なら死ねる!!つーか、主人公を凌ぐ活躍っぷり。



 いやいやいや……。これまでの展開で『家族問題だから…』というコトに対して『高校生の少年少女』のできるコト…なんて考えたけど、実に説得力がある。こんなの近所迷惑だ~なんて思ってしまったら『このマンガに対して敗北」だ。




 実は真面目なコであった、芽吹に対して通じるのはこれしか無いのだろう。『自分の行動は自分の為だけ』の自分には考えも付かない。




 しかし、丘くんの名前は『奏』だけに良くできた展開だコト。多分、芽吹は極度のMかつイチャイチャラブラブなのでこれからは丘くんもモテキングに違いない。




 回想シーンで芽吹の髪の長さが微妙に違うなどの演出も冴え渡った回というのも付記しておきます。




 さて、近いうちに六人揃う訳だし、これからの展開はどうなるのだろう?自分にとってはこれからの『さくらDISCORD』が気になるなあ……。やっぱり『みんなで海行って』『夜は肝試し』『なんで島くんと一緒の組なのよと憤慨する住吉』とか激王道展開もアリなんだぜ?





 

怒り!!憎しみ!!           瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
01 /29 2012
 よくマンガなどでは『憎しみにとらわれて戦ってはダメだ!』と言う感じに『負の感情』は否定されますが、実際問題『良く分からない絵空事』よりも『コイツをブッ殺してやる!!』と殺意むき出しでくるヤツのが手ごわいに決まっている。



 米原秀幸先生の『ダイモンズ』はその『殺意』が話のカギになっていたので面白い。




 
囚人リク 2 (少年チャンピオン・コミックス)囚人リク 2 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/08/08)
瀬口 忍

商品詳細を見る





 …というコトで今回の『囚人リク』は看守を篭絡しようとしているレノマがブチブチきているというトコロからです。ここら辺のレノマの感情は実に胃に悪い(笑)。サラリーマンも囚人みたいなもので、100パーセント自我で行動したら、たちまちデッドエンドである。




 そんな虫の居所が悪い時にサンドバッグがぶら下がっていようものならボコスカやるに決まっている!!人間とは不思議なものでイライラしている時は破壊衝動が発生するようになっている。これを否定するというのは生の否定とも感じる。憎しみ・怒りは最高のガソリンとも言うしね…。



 面白いのが、対沢田戦がサクサクと進んでしまったコト。と言っても薄味ではない。一瞬の攻防を濃密にやっている。沢田が陸奥圓明流よろしく飛燕十字蔓っぽいのやっているし(笑)。




 レノマの全開の殺意!!怒り・憎しみ!!



 ……それを止めたのはリクだった。



 出会ったばかりのレノマであれば、何のためらいもなく殺したのは想像に難くない。が、レノマが急速冷却されたのは分かる。



 あの月光での誓い。レノマが道を外せばリクも死ぬと誓ったあの日……。そしてレノマはリクを完全に信じたいと思っているからこそ止まるのだ。




 怒り。憎しみを越えた絆が二人の間には……ある。


 

チャンピオン9号の感想

今週のチャンピオン
01 /28 2012
 小沢としお先生の帰還はグッドです!!今のチャンピオンには満足はしているのですが、同時に読んでない作品は読んでないという明暗がクッキリな状態になってますね…。




『ガキ教室』~別記事にしました。



『弱虫ペダル』~別記事にしました。



『囚人リク』~別記事にします。



『浦安』~今回は静かな笑いでしたね。こういうのもたまにいいですね。



『バチバチ』~シンプルにバトルシーンに特化した回ですね。来週あたりから動きがありそうですが?



『空が灰色だから』~別記事にしました。



『琉神マブヤー』~テンポ良く話が動いているな…。最初はもっとテーマみたいなものを叩きつける熱いマンガだと思いましたが、いい感じに脱力感があっていいです。



『ドカベン』~252ページの雄星のポーズが危険が危ない。あと、白鳥がなんかトホホ感を感じてしまう。



『クローバー』~別記事にしました。



『ましのの』~別記事にしました。



『さくらDISCOERD』~別記事にします。



『らき☆すと』~別記事にしました。



『エンボイ』~別記事にしました。



『木曜日のフルット』~まあ、俺もこの意見には同意です。イロイロ細かいことを気にして事なかれ主義になるなんてつまらないよね…。だからと言って、鯨井先輩の机の上から論じるのはどうかと思いますが。全く、細かい部分にまで気が効いているマンガです。



 来週のクローバー重大発表が楽しみです。



新たなる光        小沢としお『ガキ教室』

週刊少年チャンピオン
01 /28 2012
 教師は絶対であるっ!!



 …ガキの頃はそういう時代で皆相応に感じていた。だから、特に体罰なんかも当たり前でしたし、だいたいがクソガキ40人も扱うのであるからそのぐらいで丁度いい。




 が、もうとっくにそういう時代は終わっちゃいました。先生…とは尊敬の対象にはならない。




 
ナンバデッドエンド 15 (少年チャンピオン・コミックス)ナンバデッドエンド 15 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/09/08)
小沢 としお

商品詳細を見る




 ヤンキーモノを描き続けて、着実にチャンピオンのベテラン作家になった感のある小沢としお先生のご帰還です。正直、自分としても小沢先生の載っているチャンピオンはやはりしっくりくる。



 さて、この『ガキ教室』なのですが、なんともチャラくて口先男を主人公に据えてくる…というアプローチが面白い。



 何しろ、『教師になりたい』とか『子供が好き』とか『今の教育とは?』というのと全く無縁の先生で、単になりゆきというもの。当然、生徒に対する想いなど皆無だ。




 前作のナンバだと『勉強』『部活』『ケンカ』をこなすパーフェクトなヤツでしたが、こらまた表面的だけの軽薄な男が主人公というのが



 実に面白い!!



 小沢先生は『教師も共に成長していく』という方向性を明確に打ち出してきていて、これはとても面白い作品になりそうだぞ…と期待が高まる。ナンバの前に『ダンコン』と『チェリー』が芳しくなかったのですが、ここから『ナンバ』になったあたりでドラマに深みが出てきたのは昔からチャンピオンを読まれていた方もご存知であろう……。



 が、マンガと言うのはドラマが深くなってきて『いいな…』と思ったあたりから勘違いが始まって崩れるマンガ家さんもしばしばあるのだけど、ここら辺の心配も全く無い。小沢先生のマンガは相変わらず安定しているし、娯楽性が高い。



 実際、こういう『普通にマンガ読んでます』という方が楽しめるマンガって貴重です。




 ただ、このマンガは『今時の中学生に対してどう触れるか?』だけが問題じゃない。主人公・晶は25歳でゆとり世代なんてバカにされている。そのゆとり世代とやらがどれだけ今大変な思いをしているのか?社会に馴染めずうまくいかない。希望も何もあったもんじゃない。どうしていいか分からない。



 あたり前だけど『ゆとり世代』なんて言われている彼等も大変で、人生をつまらなくしたいなんて思っているヤツは居ない。



 校長が晶を見捨てない部分にこそ、ベテランになった小沢先生が密かに描きたかった部分じゃないかな…と思います。



この一発で地獄へ行け     八谷美幸『ましのの』

八谷美幸『魔法少女 ミルキー☆モウ』  『ましのの』
01 /28 2012
 『チョコレートあげるから、おじちゃんについてきてごらん』という怪しい人に気をつけましょう。



 …とコレは冗談でもなんでもなく、俺がガキの頃に幼稚園の先生に毎日聞かされたコトです。某有名な誘拐事件も似たような展開から始まっていたり。



 とりわけ貧しいという時代では無かったのですが、食に対する憧れの強い時代でもありました。



 学校給食でアイスクリームが出るだけで大騒ぎだったンだよ!!しかも、それがラクトアイスと言うのだから泣ける……。




 
ましのの 1 (少年チャンピオン・コミックス)ましのの 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/11/08)
八谷 美幸

商品詳細を見る




 …というコトで今回の『ましのの』はラスト一撃に賭けた回!!このプロセスの積み重ねの綿密さ!!




 俺の中で一番爆笑した回でした!!



 お前は昭和の子供かっ!!平成生まれでしょうに!!本当に笑った!!初期の『ましのの』とは違った魅力が最近にはある。でもって、そのオチを踏まえた上でもう一度読み返すと『なるほどな~』と二度オイシイ仕かけだったりで、マンガ的な面白さにあふれている。



 担当さんと思われる最終ページの柱の文章も見事でした!!(単行本に入れてもらいたいぐらい)



 今泉くんは本当にいい人なんですが、室井さんに気付かれるコトなく終わるのが不憫ですね。



 細かい部分で、長谷部先生のスーツがトーン処理でなく手描きというのが好印象です。ただ、ちょっと惜しい!!ここら辺もうちょっといい感じになったと思う……。当ブログで熱烈プッシュの『九十九神いりませんか?』はこういう手描き線がエラいキレイなんですよね…。



 
九十九神いりませんか? (まんがタイムKRコミックス)九十九神いりませんか? (まんがタイムKRコミックス)
(2012/02/27)
高遠 のね

商品詳細を見る

渡辺航・弱虫ペダル・第192回『鳴子!真骨頂!!』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
01 /28 2012
 ひたすらに寒い日々が続き、デブに拍車がかかってきたぜ……。



 早く暖かくならないものか?とりあえず、10キロぐらい落とさないと(汗)。いよいよ俺も人面犬さんのことを『あしたのジョー』よろしく『この豚足野郎~!!』と言えなくなってきたので。


 
弱虫ペダル 3 (少年チャンピオン・コミックス)弱虫ペダル 3 (少年チャンピオン・コミックス)
(2008/11/07)
渡辺 航

商品詳細を見る



 トビラ絵はなかなか面白いものがありました!!鳴子のイメージにピッタリですね。燃えるマグマのファイヤーマン!!



 今回の見所は『鳴子のテンションがガンガン上がっていって!!ハイタッチしちゃって、周りもガンガン上がっていく熱狂振りなんですよね!!』



 じっさい、ジャパンカップなどは地元のブリッツェンが山岳賞獲った瞬間の周囲の熱気はスゴイ!!見学者がこんなに近いスポーツというのも自転車の特徴です。



20120128.jpg



 ゴール付近はもっと!!宇都宮市民の特権を甘受したぜっ!!


 それにしても鳴子の『さらに早くなる要素』とは何か?やはりいよいよジャージを脱いで、屁の推進力で進む真・ロケットマン鳴子というコトなのか?しかし、ついてきた三人は毒ガス攻撃により再起不能(リタイア)。

白い顔           阿部共実『空が灰色だから』

週刊少年チャンピオン
01 /28 2012
 表情…というのが苦手である。



 おおむね摩擦のキッカケはこれだったりする。特にどういう訳か『泣く』という感情と割と無縁だったりする。気持ちでは相応に感じているのかもしんないけど、まあ出ない。




 そして、一番の問題は群集心理という概念がスッポリ抜けているみたいだ。








 とりあえず、3/8単行本発売決定おめでとうございます!!




 今回の『空が灰色だから』はジワジワくる面白さが突出していた。今までの中ではかなり好みに近い部分です。



 どんな顔なんだろう?という疑問にいくつかの例が載ってましたが、『病んでる絵』をわざわざ手間かけてネットにアップしている状況は確かにシュール極まりないなあ…。



 それにしても表情が下手なヤツはイロイロと面倒だよな…。



 

二巻の画像が出たよっ!!           さと『りびんぐでっど!』

さと『りびんぐでっど!』『フラグタイム』
01 /27 2012
 今週の『りびんぐでっど!』はお休みなんですが、休載でも記事をデッチ上げるのが我がブログ(酷いコト言ってます)。




 
りびんぐでっど! 2 (少年チャンピオン・コミックス)りびんぐでっど! 2 (少年チャンピオン・コミックス)
(2012/02/08)
さと

商品詳細を見る





 一巻の表紙のインパクトはスゴかった!!一瞬、アレ?と思わせる違和感がグゥ!!



 して、二巻は『紫』とか『赤』を基調とした感じで、実に欲しくなる表紙デザインがグゥ!!内容と合っているイメージでもある。さと先生って、色のセンスがスゴイいい!!この武器が遺憾なく発揮されたものとなってます。



 あと、個人的な好みとして『赤紫色の瞳』のキャラ設定が好みだったりする。一巻は重版がかかったし、二巻は勢いをつけて皆さんに読まれてほしいトコロ。このマンガは最近に近づくにつれ面白くなっているので。


 

格上と対決!!      古谷野孝雄『エンジェルボイス』

週刊少年チャンピオン
01 /27 2012
 勝負の面白いトコロは格上に対して格下が勝っちゃうコトがある…というコト。


 スポーツによって紛れの確率はパラパラなんですが、ここら辺がうまくいくと面白い。




 
ANGEL VOICE 24 (少年チャンピオン・コミックス)ANGEL VOICE 24 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/12/08)
古谷野 孝雄

商品詳細を見る





 この『エンジェルボイス』では今の八津野戦では格上に対する挑戦的なイメージで試合が進んでいるのが面白い。まだ点数こそ入っていないのですが、面白くする為のカードを温存しながらエキサイティングな試合展開をしているのが実にいぶし銀マンガらしい。



 今は『息詰まる防戦』というヤツで。ディフェンダーの脇坂が精神的支柱となっていい仕事をしているのが見所です。



 自分はスポーツ観戦という『概念』や『知識』や『経験』が無いのですが、実は『前半パートの仕事』として市蘭はいい状態で進めていると思う。相手としては早く点を取りたいのにまだ取れない…さすがにリズムが狂って相手に対する不安感は増大するだろう。まず、これをやらないと相手陣地に進めない。そして、相手の陣地に進んでも鉄壁のゴールキーパーがいるのでこれを攻略するという仕事が残っている。



 …どうやったら勝つか?ここら辺のプロセスを考えるのが実に楽しいマンガである。なるほどスポーツ観戦とはこういうモノなのかも知れない。