2012年02月 - 豚か狼か

タイガー!!          おりもとみまな『ばくおん!!』

おりもとみまな『ばくおん!!』
02 /29 2012
 そろそろ暖かくなってき……なんか今日は超!雪が積もったなあ…。早くバイクに乗りたいトコロ……。



 さてさて、実は俺は現代のバイクに乗ったコトが無い。カタナの前はヤマハTTR250レイドで、その前が逆輸入版カタナ、その前がSR400の17周年モデルだったり。実は400カタナが一番新しい設計だったりする…。って、それ20年前じゃん!!



 



 今回のトビラ絵にもなっているコレに刺激されてカタログ貰ったのですが、このGSR750は俺好みのバイクです。GSR400とB-KINGのいいトコ取りしたようなデザインとトータル的なバランスの良さがグゥ!!基本的にスズキのバイクは写真写りが悪いので、実物はさらに良いハズ!!



 …とか考えたらトライアンフ・タイガー800がメチャクチャ欲しくなってしまった!!外車に興味出たのは初めてですが、こらまたとっても楽しそうで、俺好みのデザイン!!結構バイクに乗り継ぐ人でも三気筒エンジンというのは乗らずに終わる人も多いはず!!だがしかし、カタナは俺の最高のパートナーである!!車体の値段は高いけど不満は全く無い。車検と保険は不満だ……。ここら辺のコストがなあ…。あと、一台だけでもなかなか乗れないので……ぶっちゃけ俺ぐらいの環境の人はバイクに乗り続けるだけでも大変だったり。



 ここら辺の大変さが若者のバイクに対する関心の無さに繋がるのだろう…。有名な自動車評論家が、魅力的なクルマがあれば若者にも受ける!!みたいなコト言ってたけど、都心部に住む若者はタダでもクルマなんかいらねぇよ!!というのは正論です。持っているだけで莫大な負担がかかるんだから…。バイクというのは最高に刺激的で楽しい趣味なのだが、現実がこんな感じ……。昭和ゆとり世代がズレてんだよっ!!




 …と前置きが長くなったけど、久々に『ばくおん!!』が戻ってきて嬉しい。そして、おりもと先生が『ばくおん!!』という作品を描いてくれるのが嬉しい。こんな現状でバイクマンガなんか割に合わない!!手間はかかるし、若者が読んでくれるか怪しいし、俺みてぇなウルセェ読者にまとわりつかれるし!!


 実際、今なら自転車を題材にした方が売れるに決まっている。自転車のが今はオシャレだし、バイクより現実的な位置にあるし。



 だけどバイクはとても刺激的で楽しい乗り物!!それを描いてくれくれるならば絶対的に応援したい…と第1話から感じました!!



 さてさて、今回は意外に目立たなかった聖お嬢様にスポットがっ!!カラーでは濃い目のコバルトブルーな髪というのが判明!!凜も黄色なのね…。チャンピオンイエロー説は本物なのか?



 ワルを目指す聖お嬢様は、しかしダチは大切!!勉強会を企画する中、いつもアレな凜は勘違いをして…というのが今回のあらすじ。



 まず、驚きだったのが『凜はそこそこ成績が良い』というコトだった(笑)。いや、自分の中では聖→恩紗→大きく落ちて凜と羽音のイメージだったので。あと、得意教科が偏ってそうなイメージもありました。



 話の途中で北海道の話が出ますが、一度は行ってみたいなあ……。会社辞めない限り無理!!そういう部分がバイクを乗り続けるハードル上げちゃっているんですよね。バイクは余裕を楽しむものですから。



 笑ってしまうのが、カタナに乗っている膨大な荷物!!カタナというバイクは1980年代頭に登場したバイクで『走り屋』イメージ強いのですが、おそらくこういう使い方(直線メインの長距離・宿泊)を目的として設計されたと思ってます。古いバイクですが、ここまでそれに特化したバイクというのはちょっと思いつかない。


 凜とカタナの記憶って事故ばかりのような気がする。…と思ったら、かわいらしいキツネが懐くというイイ話!!…と思ったらそういうオチでした!!青函トンネルの凜には爆笑ものです!!




 北海道の話ばかり出てますが、今回の『みんなで夜中のラーメン食べようぜっ!!』という話の落とし所はとても良かったです。…なぜ?とか思われそうなんですが、『これもバイクの魅力』だったりするんです。自分もちょっと時間に余裕あって温度とか風が丁度いい感じの偶然が重なった時に、目的もなく夜中走ったりする。で、たまたま目に付いたラーメンとか食べるんですよね。



 そして、こういう楽しみも知らなかったら『これまでの20年以上バイクに乗ってこれなかった』ともシミジミ思います。ただ、周り近所にバイク乗っているのがいないから彼女たちはとてもうらやましいな…とも感じる回でした。


 
 それにしても『初めてラーメンを食べる聖お嬢様』がえらく初々しくてカワイイ!!いきなり割り箸に失敗しているとか、後ろ髪結って準備万端とか、箸とレンゲの持ち方が怪しかったりとか。そこから会話が弾んで、今度はサッポロラーメンに広がりを見せるとか…。




 『ばくおん!!』というマンガの注目点で『みんなとの食事』という描写が多い。バイクというのは生身をさらして乗るし、各自が運転するものですが、不思議と連帯感の強い乗り物です。だから目的地でのみんなとの食事もすこぶる楽しい。



 ツーリングしたらダチ!!



 三月の単行本も楽しみです。

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許されざるいのち     中川ホメオパシー『抱かれたい道場』

中川ホメオパシー『抱かれたい道場』
02 /28 2012
 俺…フッと我に返る時がある。



 仕事から帰って一人で黙々とマンガブログを書いている…時に俺は大丈夫なのか?とか…。まして麻原ショーコーと誕生日が一緒で、もうすぐさらに加齢しようというのに、この否モテぶり!!



 畜生!!この俺の人生はこんなものじゃなかったハズ!!国が悪い!!政治か悪い!!社会が悪い!!



 無知の涙かメトロン星人製のタバコを免罪符にしてワルイド7プレイをしても不思議では無い!!




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 …という衝動も毎回『抱かれたい道場』を読むとどうでも良くなる。つーか、こんなアタマが弱いマンガがあってもボクは生きていてもいいんだ!!という上から目線の優越感が導いてくれる!!もし、ボクが『抱かれたい道場』に出会わなかったら、おそらく人面犬さんがテレビのインタビューに出て『あいつならやると思った』とか『アタマに反比例して性欲が強い』とか『豚足につられて…』とか答えるに違いない。まあ、俺もアイツが何かした時は『アイツとは関係ない』とか『ひたすら食っている』とか『北斗の拳のハート様みたいにいきなり発狂する』とか言うけどね…。



 しかし、メンタルの平静を保てるのは良いのだが『抱かれたい道場』を読んでもモテる要素には全く繋がらない。ああ俺の冬はまだまだ続く…。




 …というコトで今回はマッドサイエンティストの登場です。確かに読み返してみたら第二話で舵原師範が『三高』を上げていた。というコトで身長を伸ばすクスリです。



 いや、宇都宮は身長は人並みなんだが、チン長の方はおそ松くんなんで、天竺博士はこちらの方を開発してくれないだろうか?アタマを伸ばせるならできるハズ!!


 …と思ったところで、バイアグラで救急車に運ばれるおじさんが一時期けっこうあったがつまりはそういうコトなのか…。



 しかし、中川ホメオパシー先生のマンガというのは見る人によって様々に感じるらしく心理テストみたいな気がする。




 天竺博士がビル・ゲイツに似ていると感じた俺は何か重篤な心因ストレスを抱えていると診断されました。真実の光。




  松本零士先生が槇原敬之氏に続いて中川ホメオパシー先生を抗議したらネタとして最高だと思います。その時は俺と人面犬さんはブログで『いつか訴えられると思っていた』とか『僕らは無関係です』とか『中川先生は悪意の塊』とか言うだろう……。

 

ふしだら           さと『りびんぐでっど!』    

さと『りびんぐでっど!』『フラグタイム』
02 /26 2012
 言ってるコトは同じなんですが、言い方・言う人によって感じ方が全く変わってくるのが言葉の不思議なトコロ。



 先日の朝礼でイヤな上司が心の交流などと言い出すからブッとか吹いちまったがバレなくて良かった。俺もそんなだから人から疎まれるんだよな(まあ仕方ないか)。




 
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さと

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 さて、今回はアンリのお泊りですが、冒頭の会話の珍センスが面白い。さと先生のマンガって会話のリズムを意図的に狂わしてくる面白さがある。あと、ポーズとかね。俺、クローバーダッシュとか命名したコトあるけど、さとダッシュ<も存在する!!というチャンピオン学説をここに提示したい!!


 でもって、そのアンリの『ふしだら』という単語はいいな…。俺自身『前髪パッツン』+『黒髪』は大好物なんですが、この『もなこは親友』『圭太は好き』の板ばさみというシチュエーションがハアハアものでグゥです!!夕食シーンなんかはカワイクていいな~。でもって、無意識に嫉妬するもなことか!!



 そして、今回は!!!!




 連載始まって以来のサービス回!!!




 …いやいや、臓物をみせるコトはあっても女の子二人がキャッキャウフフのシーンがあるとは!!



 ここで重要なのは『シチュエーション』である!!単純なエロ…あざといエロ…というのでは無い!!こういう健康的なお色気というのは大好き!!あと、個人的に腹回りがエロいというのはポイント高い!!さと先生は新キャラでヘソ出し健康ヒロインとか出さないかな……。




 チチのもみ合いというオチがグゥでした。ちなみに宇都宮はオッパイ=車のエンジンパワーみたいに考えてます。どんなにエンジンパワーが高くともシャーシバランスが悪い車はダメだ!!むしろ非力なエンジンを駆使し、パワーだけのデクの棒を凌駕する時最高のカタルシスが発生するのだ!!



 しかし、もなこって誰にでもあけっぴろげなんで勘違いさせるタイプだよね…。





読んでるコッチもヒヤヒヤです。        瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
02 /26 2012
このマンガの面白さ!!もはや疑う余地無し!!傑作が保証されている!!



 …とまで考えてます。あとは秋田の販売センスだな…。かつてガンダムのエピソードでシャアがこれで勝てなきゃ貴様は無能だとガルマを評価するところがありましたが、このカードをどう采配するか……だな。かつては『弱虫ペダル』のプッシュ時期を大幅に見誤ったコトがありましたが、この作品は複雑な情報量と心の機微がウリなマンガなんだから早い段階でプッシュしてほしいもんだ。




 
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 さて、続く心理戦です!!そもそもレノマは不利な要素が多い。できるコトが限られてくるからだ。今回勇み足的に動いてしまったのも『山岡とジックリ話せる状況』というコトにおいては下手すると二度とないチャンスな訳で、ここで動いたレノマの判断は正しいと感じます。



 山岡の方は『守銭奴』というイメージを強調させて『ニセの見取り図を用意した』と思わせないように動いている。そもそも、話の流れの中で『ニセの見取り図』というのは想定するべき要素なのですが、レノマの焦りに乗じて進行させている。



 ここの展開で面白いのが『大きな組織のちっぽけな一人』である山岡にドラマが当たっているコト。このロクデナシの山岡の行動がいずれ大きなうねりを生み出す…というコト。



 そもそもこの『囚人リク』という作品は『大きな組織のちっぽけな一人』である『おじさんのささやかな反乱』が引き金になって起こったドラマなのだから……。




 自分が長らく読みたいと思っていたタイプのマンガに『ちっぽけな個人が強大な組織に何ができる?』というものがあった。




 来週は大きな動きがありそうで期待が高鳴る!!

チャンピオン13号の感想      

今週のチャンピオン
02 /26 2012
 今のチャンピオンは面白いのであるが『弱虫ペダル』のような大砲マンガが欲しいトコロ…。大砲マンガとは『普段フツーにマンガを読む人が気軽に読めるタイプ』のマンガとか勝手に解釈してますが。あとは『クローバー』が大砲に近いかな…。バトルマンガが欲しいなあ……。俺、人面犬さんにガンガンジョーカーの『アラクニド』こそがチャンピオンに載って欲しかった!!とマジ力説しましたもん。チャンピオン臭がプンプンしながらも連続バトルで誰もが楽しいタイプ…。



 
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 マジで面白いです!!


 
 あと、最近のチャンピオンはなぜかダラダラ続いているようなマンガが何個かある。ぶっちゃゃけ何かの間違いで先週と同じ原稿が載っても購読者に気付かれないような作品。認知症マンガなんて呼んでますが(問題発言)、俺みたいなおっさんだと『サムライトルーパー事件マンガ』(先週と同じ回が放映された)とも呼びます。



『バイオハザード』~10年ぶりに帰還の芹沢先生!!高密度の作画からは短期集中連載のような気がする。


 『迷探偵史郎シリーズ』とか『サムライマン』とかやってたし、デビューの『ラブ・マシンガン』なんかも大好きです。


 今回は原作付きでスリリングかつエグい描写が濃くでてますね…。しかし、女子に対する主人公のリアクションが昔からの芹沢先生なので、妙に安心した(笑)。



 これが終わったら大砲マンガ引っさげてチャンピオンに永住してくれると嬉しかったりする。




『弱虫ペダル』~別記事にしました。



『浦安』~確かに花丸木って柔らかそう…。ラストのコマ、ウンコがプリプリかけられてんだけど…。



『囚人リク』~別記事にします。



『りびんぐでっど!』~別記事にします。



『バキどもえ』~消費税みてえなマンガ。



『クローバー』~着替えてからへたり込む真木が妙にカワイイぞ!!なんかいつの間にか空気が和んでいるなあ……。



『バチバチ』~虎城の『見事だ…』がいい味出してます。



『ガキ教室』~熱血教師にもやり方はあるが、こういう主人公だからこそ家庭訪問というイベントに持ち込みやすい利点がある。人にはそれぞれ良い部分があって、その部分で勝負するのがいい…というのはこういうコトだと思います。



『ドカベン』~このマンガてっ、恋愛がらみになると途端にキモい会話になるなあ(誉めてます)。



『空が灰色だから』~今回はベタが多様されて作画がラクだったので原稿料が30%カットされたらしいです。もちろん嘘です。サンカクヘッド先生のマンガまた読みたいんスよ…。俺。



『エンボイ』~別記事にしました。



『らき☆すと』~ちょっとテンポ悪い……。この展開にもっていくのに澤村戦は後回しにして、もうちょっと短縮できたと思います。マンガはとても好きなんですけど。



『さくディ』~別記事にしました。



『木曜日のフルット』~別記事にしました。



 来週はリクが巻頭カラーか!!



マンガは笑って許される        石黒正数『木曜日のフルット』

週刊少年チャンピオン
02 /25 2012
 この『木曜日のフルット』というマンガが登場して二年ぐらいになるのであるが、地味に存在感を示しているマンガだ。



 根本尚先生の『現代怪奇絵巻』も良いのだが、後継者の『木曜日のフルット』も良い。




 
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 ちなみに根本先生はコミティアで駄菓子屋感覚の100円同人誌を出しているのでぜひとも読もうな!!面白いぞ!!



 
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石黒 正数

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 話がいきなり飛ぶのですが、『ウルトラシリーズ』の魅力として土着的な昔話……子供を躾ける為の話をうまく物語に絡めるという手法が自分は好きだ。



 『木曜日のフルット』はたびたびこういうエピソードをやっているが、今回のもそれが光っていて楽しかった。『ノンビリと構えていて時流に取り残される』といういわゆる没落するパターンがマンガでは面白く表現されている。オチもまたパンチが効いている。




 ここに最近のマンガが失いかけている『自分でイロイロ考える』という要素を感じる。もちろんマンガは娯楽なんですが、たまにはこういうマンガがあってもいいと思いますし、そしてこれは『木曜日のフルット』というポジションのマンガにふさわしい表現だ。



 あと、付記するならば石黒正数先生はおそらく藤子不二雄先生が大変好きなのだろう。確実に受け継がれているように感じます。


サイアクゥ~!!          八谷美幸『ましのの』

八谷美幸『魔法少女 ミルキー☆モウ』  『ましのの』
02 /25 2012
 休載でも記事をデッチ上げろ!!が当ブログ『豚か狼か』のモットーです(最悪だ)。



 …ところで毎週個別記事書いている俺なんですが、むしろ『そうしている自分が一番驚いている』というコト。



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 初期の記事にも書いていたけど、実はあんまり面白く無いと感じていたし、そう感じていた自分自身を『あの時は間違っていた。どうかしていた』なんても思わない。ただ、毎週読んでしまう何かが最初からあったのは確か。



 好きの対極は嫌いでは無い。無関心であるコト。とはマザーテレサの言葉である。俺はクリスチャンどころか信仰心は普通の人より無いのですが、この人の言葉はえらく刺激的でモヤモヤとおぼろげに感じているコトをスパッとシンプルに言ってくれる。



 マンガというのも『無関心』が一番ヤバい状態です。そして、マンガというのはガキの頃から考えると作品数が多いので関心があっても、読める量は限られてくる。何しろマンガを読む為には仕事しなきゃいけなくて、仕事すれば読む時間も限られてくる。マンガの出会いは人の出会いみたいなモンで『運』とか『タイミング』も大事なんですよね…。



 そんな中で、やっぱりなんだかんだ『ましのの』に出会えたというのは良かったと思います。でもって、個別記事にしてみて単行本が無事に出て、無事に二巻も発刊されると嬉しいと感じている自分がいる。いつの間にか大好きなマンガになっていたな……。



 ましのをはじめととした愛嬌あるキャラクターに毎週会えるのが楽しみになってます。


  

利口なヤツも大変だな…        増田英二『さくらDISCORD』

増田英二『実は私は』 『さくらDISCORD』
02 /25 2012
 この宇都宮 勇は誉められるコトとは無縁の人生だぜっ!!



 学校というのは誰もが行く。俺、学校ってスゲーいい場所だと思ってます。『自分と社会にどういう適正があるか』を『確認』やら『試す』コトができる場所だから。何しろ期間限定な訳なんでゲーム感覚でリセットできるし。



 これが社会人はそうはいかねえ……。だから、これを読んでいる学生さんはイロイロやってみるコトだ。リセットボタンがある状態は今だけだぜっ!!




 でもって、宇都宮は知る。『俺はとびきり上質でもなければ、カリスマ性も無いタイプなんだな…』と。じゃ、好きなコトやって日々面白おかしく消化するのが一番向いてる……と。




 
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 …ところで秋田書店はいつ増刷するんだ?ただちに増刷せねば『良くない電波』を送るぞよ…。




 今回の『さくディ』は実はそんな芽吹おにいちゃんがうらやましく感じられた。自分は何かと違う、自分は本当はスゴイ、自分はまだ本気を出してないだけだ的で等々……。いいな~と。



 輝かしい将来を信じられる歪み方をできるヤツはかなり羨ましい。これは皮肉でもふざけている訳でもない。本気で思う。




 俺にはそういう情熱が全く無いからだ。



 

ブラックロックシューター!!

Pixivにて
02 /25 2012




 アニメ観てるのですが、こういうハイセンスな時代になったとオッサンはビビる!!オープニングとか初音ミクが歌っているしなあ…。

いぶし銀マンガ家の強さの魅せ方!!         古谷野孝雄『エンジェルボイス』

週刊少年チャンピオン
02 /24 2012
 子供の頃の会話で必ず通るのが『何が最強か?』の類です。



 自分の頃だとウルトラ怪獣だったりなんですが。これはワクワクする会話だ。



 が、マンガやアニメなどは『後から出た方が強い』という分かりやすさの為に、強さのインフレというのがあってマンガの永遠の課題なのかもしれない。




 
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 …である、例えばプロ野球日本一のチームが全戦全勝という訳じゃない。当たり前なんですが、当然負けるコトもある。ペナントレースの間にはぶっちぎり最下位のチームにだって不覚をとるコトもある。勝敗というのはイロイロな要素が絡んでくる…というのが競技の面白さだ。



 『エンジェルボイス』の巧さは強さのインフレを全く感じさせない部分にある。最初、市蘭は負けまくったし、意外なところで敗退するコトもしばしばだ。



 このマンガを語る上で外せないのが美浜幕張というチームだろう。最初は二点リードされてから逆転勝利する。しかし、二回目は慢心やイロイロな要素が入って負ける。三回目はボロ勝ち……という流れだ。普通のサッカーマンガならば一回苦戦して勝ったチームに二度目戦うならばダイジェストで楽勝…あるいは別のチームの引き立て役(強さのインフレコース)になるのだけど、ここら辺の描き方の妙はスゴイ!!



 また、八津野が全国で二番目なのに、その後にかつて僅差で敗れた習志野実業が控えている…という構成の面白さ。以前であれば習志野実業は八津野以下の立ち居地だったのに、今は全くそんな気がしない。



 そして、今回は『どうも乾が松田の他の一人らしい』という情報提示だ。人面犬さんとコレについて語った時は『所沢なんじゃなかろうか?』という会話になったのであるが。そして、成田は明らかに天才という位置づけではないのが決定的になった。では『何を持って天才とするのか?』という描写も気が抜けない。天才と定義するならば古川・天城あたりがふさわしいような気がする。



 何より『例え天才がいてもチームがしっかりしていないと持ち腐れ』というコトを描いているのが面白い。




 この『強さ』の描き方……。バトルマンガのインフレに対して重大なヒントになるような気がする。



宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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