2013年04月 - 豚か狼か

料理は愛情!!          FBC『スイーツどんぶり』

FBC『スイーツどんぶり』
04 /30 2013
 

 『動機』というものを年々重視するようになった。場合によっちゃ『結果』よりも『過程』に至る『動機』が楽しいのだ。



 …というのも今でこそマンガブログなぞやっているものの、こんなに長く続いて楽しみになるとは思わなかった。最初は『マンガブログ』でもやってみるかな……というノリでやっていくうちに今に至る。



 出来はともかくとして、楽しくやっている意味では実に向いている。なんとなくがだんだんと強い『動機』に変わっていく不思議だ。




 
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 歴史上に偉人というのはどうだろう?最初からコレと決めて進んでそうなったという人は少なかろう。『なんとなく』からどんどん強い動機に変わっていくのが巡り合わせの面白いトコロ。ひょっとしたら、そこらの冴えない人も『たまたま巡り合わせなかっただけ』というコトだと思うのです。



 今回の『スイーツどんぶり』では部長・酒井が『普通の女の子』として描かれる。え?バカな?という戸惑いが一瞬あったのちに『そうかも……』と感じた。



 対する池神は『料理人としての興味』から『人としての興味』も深まっていったのが面白い。



 その気持ちが酒井を沈ませてしまった訳だが、池神の導き出した答えは『許し』でなく、『料理人』と『女の子』としての酒井の復活であった。全体的にいつもの『スイーツどんぶり』の空気でしたが、この心理はなかなか大人の味わいではなかろうか?



 個人的にはもうちよっとクサい展開の『スイーツどんぶり』も普段からのギャップになって良かったかな?




 ラストシーンが恋に破れたライバルは海外という



 昔のトレンディドラマテイストしてました。


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革命の闘士……たる男とは?          瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
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 おそらくこれより好きなアニメ作品は二度と出ない。



 ……と思っているのが『無敵超人ザンボット3』だ。なぜそんなコトが言えるのか?リアルタイムで観ていた時、4歳だったからという理由だ。子供の頃というのは二度と来ない。それが理由だ。この作品が後のガンダムに繋がり…もちろんガンダムも好きですが、自分が影響を一番受けたアニメはこれですね。



 この作品、侵略者であるガイゾックに対し親戚一同が戦うというものですが、守っている人々から『お前たちがいるからガイゾックが攻めてくるんだ!!この地球から出てけ!!』と前半パート丸々罵られ続けるというアニメでして。で、主人公の父がまたカッコいいんですよね。子供の時はなんとなく分からなかったコトですが、歳をとるゴトに深まっていく作品です。



 余談ですが、絶望と希望の入り混じったラストシーンは秀逸。おそらくラストシーンにおいてもこれより好きなアニメ作品は出ないて思います。




 
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 さて、今週の『囚人リク』は革命の闘士・田中一郎の過去です。



 田中一郎のやったコトは正しい間違っているという観点でなく、自分は支持したいとは感じる。隅っこの方でそれとなく喜んでいるところなどは田中一郎の人柄を感じさせるものかありますね。どんな大きなコトも小さな一歩から始まる…という意味でも田中一郎は素晴らしかった。


 しかし、彼はそれを『慢心』と感じた。


 慢心でもないでしょうに…という俺の言葉は意味を成さない。彼自身がそう強く感じたのだから。


 
 ここで大事なのは『来週までその意味を考える』というコトだ。あっ、今回は合併号だから再来週だぜ!!



 自分がなぜ慢心という言葉を田中一郎が言ったか?それを無いアタマで考える……。あ、そう言えばリクもかつて試されたな……。



 答え~『虐げられた弱い人々…が全て自分の行動を肯定してくれると思っていたという緩み。彼らを助けるというコトは彼らから裏切られる気持ちで戦わなきゃいけない』



 …というコトなのだろうか?そして、その屈しない戦いこそが彼を『革命の闘士』たらしめたのかもしれない。裏切りにも屈しない…それこそがレノマを信じさせるキッカケとなるのか?



 しかし、このマンガは毎度毎度熱くさせてくれるなあっ!!

 
 

走りましょう           

自転車&バイクとか
04 /28 2013

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 この前、『ツールド草津』のヒルクライムイベントに行って来ました。ちょっと天気が悪かったのですが。



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 翌朝!!ちょっとどころではなかった!!四月下旬に一晩で積雪30センチだと……!?


 残念ながら大会は中止ですが、まあ楽しい温泉旅行と割り切っていきましょう。大会主催側もイロイロと大変だったと思いますが、来年も参加したいです。



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 …というコトで、めげずに地元を走るぜ!!MONO-Qというなんだか消しゴムみてえなフレームですが、個人的には今のセンプレより好きかな?フレーム形状がイカス……。没落貴族なんて呼ばれたりフォーク脱落事故とか最近ネガティブイメージのビアンキですが、俺はこのメーカーが大好きです。


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 桜もいいけど、自分が春を感じる花は菜の花ですね。あちこちに生息しててしぶとい感が好き。



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 水鳥なんかもいました。



 
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 下の三枚の写真はリコーPXで撮影です。自転車の楽しみに写真が入ってますが、使い勝手と頑丈さ、コンパクトさでとても重宝してます。もう、売ってないかもしれませんが、俺は1.5メートルぐらいのアスファルトから落としたけどキチンと動いた頑丈さに惚れました。また、防水なんかも充実してます。

チャンピオン21+22合併号の感想

今週のチャンピオン
04 /28 2013
 最近のチャンピオンは元気無いっス。


 マンガ雑誌の理想の状態って、クラスとかのコミニュティの中で回し読みされるコトだと思います。自分が中学・高校の頃は誰かがジャンプ買ってきてましたしね。で、そういう中で『宇都宮~。今日チャンピオン買ってきた?見ていい?』みたいな雑誌になっているかと言えばチト疑問だ。『真・餓狼伝』あたりはかなり頑張っているのだけど、バランスがかなり悪い状態になってます。重ねて『スポ×ちゃん!』を終わらせる必要があったのか疑問だ……。なずなという強烈なキャラが登場した終盤はもったいなかったなあ…。



『弱虫ペダル』~別記事にしました。



『囚人リク』~別記事にします。



『真・餓狼伝』~才もさることながら、肝の据わりように注目したい子だ。



『浦安』~糖質だからあぶり出しに出来ないかな?



『侵略!イカ娘』~新キャラの婦警さん、いい味出してます。隠れ巨乳であつた。



『クローバー』~別記事にしました。



『バババ』~これで天雷が勝ったら、この『バチバチ』のパワーバランスが面白いコトになるなあ……。



『ドカベン』~うぉ!!どんだけ控えいるんだよ!!



『エンボイ』~別記事にしました。



『パンダのこ』~別記事にしました。



『実は私は』~別記事にしました。



『ハーベストマーチ』~別記事にしました。



『お嬢様は優雅なわがまま』~なんだか良く分からない謎マンガだつた。いや、貴族のディテールとかやたら気合入っていて素晴らしい熱意を感じるのですが、ツルぺタなのか巨乳なんか良く分からないし、なんか良く分からないドラマからジェットコースターなラストがクラクラします。



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 なんつーか、見てはいけないものを見てしまった感バリバリのラストシーンでした。これは狙ったのか?それとも天然なのか?(おそらく後者)



『木曜日のフルット』~漁夫の利をそのままにしたようなマンガだな…。



 最近、やたら新人さんの掲載機会がありますが、個人的には刺激的ではある。今回の『お嬢様』みたいな作品は読み切りならでは(脳内麻薬出たよ)。


こういうマンガが重要          増田英二『実は私は』  

増田英二『実は私は』 『さくらDISCORD』
04 /28 2013
 マンガというのは商業であるから『売り上げ』というのは最重要項目であるのは疑いないです。『この良さは俺にしか分からない』というマンガが本当ならばお呼びじゃない。


 が、雑誌人気上位を集めたマンガ誌なら魅力は無い。いくら旨いといってもビフテキだけ食べるのはキッツイ。マンガ雑誌とはあらゆるメニューを少しずつ食べてトータルで満足を提供するサービスだと考えてます。



 もちろん旨いビフテキを用意するのは大変なんですが、ここらを彩る補佐するメニューというのがマンガ雑誌の特徴で、自分はそういうマンガがけっこう好きだったりする。



 
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 以前は『はみどる!』『ましのの』『りびんぐでっど!』とか個別書いてましたが、ストーリーは連続しているものの、読み切りスタイルというマンガはかなり重要なんじゃないでしょうか?ここら辺のマンガは①コメディ②ライトに楽しく③女の子がカワイク④万人受けする絵柄……というのが大事でしょう。



 …というコトで『実は私は』なんですが、今回もまた王道を走りつつも、ちょっとトリッキーという面白い構成になってました。今回は白神さんが登場しないという委員長回でしたが、興味深いのはモノローグの多様だ。そしてキーワードは『冷静』なんですが、これがクドイ連呼によって妙に不思議な面白さをかもし出している。



 一見、地味ですが今回もまたマンガ雑誌を構成する上でキチンとポジションに相応しい仕事が出来た回と言えるでしょう。



 しかし、獅穂の痴女っぷりはどちらかと言うとオヤジくさくて憎めないものがあります。ここら辺、カラッとしたお色気というのはいいな~。少年マンガでこの手のお色気って大事ですよね。『あざといエロ』とか『思わせぶりなエロ』とか『グレーゾーン突いたエロ』とかはどうにも苦手なんですよね。ならエロ目的のマンガでいいっス。


 
 前作の『さくらDISCORD』は衝突ばかりの青春モノでしたが、『実は私は』の世界ってコイツ等は楽しそうでいいな~という羨望がある。もうすぐ単行本発売なのですが、今度こそ増田英二先生のブレイクを期待したい。


 

スレンダー対ぽっちゃり開幕!!          フクイタクミ『ハーベストマーチ』            

週刊少年チャンピオン
04 /27 2013
 
 人は自分が正しいと思っているという絶望がある。


 残念なコトですが、どんな人でも心の奥底では自分の正当性というものを飼っている。でないと自分を保てず生きられない。マンガブログやっている自分は『自分の意見が絶対に正しいとは思わない』などと言っているが、そういう部分がなければマンガブログなどできるはずが無い。



 人と人というのは絶対に分かり合えない。しかし、すり寄って妥協点を見つけるコトはできる。暴力でなく話合いで解決できるのも人間だけなのだと思う。



 
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 つーコトで今回のお題は『性癖』です。


 この『性癖』というものですが、その類の犯罪の話を聞くとそういう『性癖』てなくて助かったとホッとする自分がいる。この手のものって詰まるトコ運だと思うし。例えば、生まれついて善人ならば人は歓迎するのですが、こういうネガティブな要素を持って生まれた人間はどうすればいいのか?


 全くままならない。



 しかし、運よくマトモな『性癖』を持った人はアブノーマルを責める。まあ、仕方ないのであるが、そりゃ運が良かっただけだ…という認識ぐらいはあっていいだろう。



 さて、『ハーベストマーチ』であるが新キャラのパティの個性が強烈すぎて良い!!これって、フクイ先生の好みが超!入っているのではなかろうか?ぽっちゃりヒロインである。



 対して、俺はスレンダー体型が好きだが、ロリというよりは『アラクニド』の兜虫のお姉さんみたいなスタイルが良いのだ!!



 この性癖の違いは厄介であり、ロックバンドの解散の理由のトップクラスだとかマンガ家のコンビ解消だとか出世に影響だとかイロイロと社会を複雑にしている!!人間は分かり合えない、だけど『性癖』の妥協点を見つけて、犯罪を防ぐコトがボカァ大事だと思う。


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 『おやすみなサーイッ』という謎の効果音と、メガネを外したら『3 3』というドラえもんからの伝統!!なんだコイツは!?



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 お前はケンシロウかーーーーッ!?とツッコミを入れたくなる今週のラスト!!『その実力は……!?』というアオリ文も『いや、コイツ、ぜってーヤベーよ!!』とリアクションしたくなる秀逸なものでした。



 来週はから始まる戦いは、単なる白髪鬼対パティではない。 ぽっちゃり派対スレンダー派の信念を賭けた戦いでもあるのだ!!





 

パンダマン         角光『パンダのこ』

角光『パンダのこ』『ニコべん!』
04 /27 2013
 自分ってオタク的に最も恵まれた世代だと思うのです。


 ガキの頃はよく児童番組やってましたね。今、やらなくなっちゃったけどアメリカの児童番組ですね。『トムとジェリー』とか『チキチキマシン』とか『ポパイ』とか。『アボット&コステロ』が好きな変わったガキでした。


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 今回の『パンダのこ』は子供番組にハマる!!というものでして、実は萌えヒロインではおなじみの要素だったりしますが。しかし、今って数少ない生き残った子供番組ってライトっスね……。ちょっとトラウマになるような子供番組は大歓迎なんですが。



 で、愛愛が笹を食べるシーンですが、アニメでも笹食べてしまう…というオチだ。これ読んで思い出したのが『ポパイ』なんですが、



 『ポパイって一回だけニンジン食べてパワーアップしたコトがある』のを観たコトあるんですが、誰も信じてくれないんだよな……。番組の最後に『みんな!!なんでも好き嫌いしないで食べようね!!』という感じで。う~ん、アレはガキの頃に観た幻か何かか?



 連載も進んできた『パンダのこ』ですが、最近は『カワイイ!!』→ゴロゴロという描写の比率が多くなっているかな?そういうマンガだし、なかなか難しいけど、もうちょっとメリハリあってもいいかも。 

日常系ってヤツ?(但し、DQN系)           平川哲弘『クローバー』

週刊少年チャンピオン
04 /27 2013
 マンガというのは個人の嗜好によります。なんで、その人の好きな作品の傾向を見ると『なんとなくわかる』というのがあるのですが、このブログを読まれている方は自分をどう思っているのか?


 いや、萌え系が好きっちゃそうなんだけど、燃えるマンガも好きだし、ヤンキーマンガも好きだったりする。どちらも大変人気がありますが『きんいろモザイク』と『クローバー』の両方やっているブログなどそうあるまい。そして書いてる記事のIQの低さ加減も。




 
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萌えマンガのフワフワした日常が好き!!というコトを言う方もいるのだが、やっぱりDQN系はダメっすか?童謡のように『みんな、みんな、生きているんだ友達なんだ~♪』といかないのがリアリティバイツ(現実は厳しい)のである。


 やはり萌えマンガ好きにとって、『クローバー』の世界は『北斗の拳』なみにハードなのかもしれぬ。


 真田エリナが登場以降正式ヒロインの座に収まった感があるのですが、ダメっすかね?現実にいたらかなり面倒くさいけど、なんだか微笑ましいキャラなんですよね……。そういや俺も真田・真木同様にSR400乗ってたコトあるけど、評価の対象にはなんないかな?多分、『死ね!!ダメオタク!!』と一喝されそうではあるが。



 『クローバー』という作品は意外にヒロイン指数高めなマンガなんだけど、同時に必ずDQNに性的目的のいたずらされそうになるのがいとをかし。




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 さあ、今回もわいて出てきました!!クローバーワールド名物のDQN!!


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 何気にコイツが素晴らしいレベルのヤラレキャラしております(汗)。時代劇の斬られ役というのは観客には評価されず、仲間内から評価されますが。『クローバー』を語る上でこういう愛くるしいDQN
あってだな…と思います。



 そんなDQNたちの日常系。



渡辺航・弱虫ペダル・第253話『削り合い』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
04 /27 2013
 マンガというのはそもそも絵空事なんですが、自分は説得力というのを重視してます。感覚的にワカル……みたいな。



 『絵に描いた餅』を食べることはできないけど、いかに旨そうに感じさせるかがマンガだと考えてます。



 ウルトラマンタロウのラストは『一人の少年に対して、人間として生きてみせる為にタロウの力を捨ててバルキー星人を倒し、その後も人間として生きる道を選んだ』



 ウルトラマンティガのラストは『世界中の子供たちが光となってティガにかつてない力を与え、暗黒の支配者・ガタノゾーアを倒した』



 ……対極ともいえる結末ですが、自分はどちらも正しいと思うし、どちらも自分の血肉となってます。




 
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 なぜ『弱虫ペダル』はこんなに覚醒させたがるのだろうか?



 俺はまだ本気を出してないだけだとばかりに繰り返される覚醒の日々……(汗)。渡辺先生は秋田書店から過酷な覚醒ノルマでもつきつけられてんのか?と思いたくなるぐらいだ。



 ご存知のようにこのマンガは『覚醒』しても大した変化が無い。代表的なのが真波山岳で、翼が光り輝くのにバージョンアップしたにもかかわらずノーマル坂道にアッサリ追いつかれてしまった(汗)。


 いや、前述の通り別にウルトラマンティガのようにパワーアップするのは構わんのですが、『意味の無いハッタリ』ととらわれても仕方ないトコまできてます(汗)。



 確かに、今回の御堂筋くんの気持ち悪い脱皮は描写として大変面白いし、渡辺先生のマンガ家としての力量に間違いは無いのですが、これで何度目のパワーアップだ?というコトで読者の感覚が麻痺してしまっている。刺激がドンドン薄らいできているので、さらに強力な刺激……という袋小路に向かっちゃっているのよね……。



 逆に、鳴子のキャラが今回はやたら立っているだけに、これだけ描ける渡辺先生がなぜ覚醒パターンを続けるのだろうか?という疑問なんですよね。過去に頭脳派・手嶋のバトルを描いたコトもあるので『今度のインターハイは戦略の面白さ』という路線だって描けるはずだと思うのです。



 『速い!!』と感覚的に伝わってこないのですよね。それどころがギャラリーが『速い!!』と言っている説明ばかりが目立っている。むしろ今の『弱虫ペダル』は『覚醒』とか『チート気味な特殊能力』とか『無尽蔵な体力』とか削り落とした方が純粋に面白いと思うのです。



 実力があるのにここまで覚醒を繰り返す理由が全く分からないのです。ただ、インターハイの末期の頃よりは大分持ち直した感じはします。



繋ぎの回          古谷野孝雄『ANGEL VOICE』

週刊少年チャンピオン
04 /25 2013
 

 よく、チャンピオン誌の新人マンガ賞のワンカット予想とか、『よさそう…』と思った方を取り上げることをしますが、最近思ったのが普通のマンガ描いてくる方のが楽しそうだというコト。『新人』というのは『個性を打ち出さなきゃいけない』という強迫観念じみた束縛があるのかもしれない。



 が、マンガというのは結局のところどういう経緯を通過しても構わないから、蓄積させるコトが大事と考える。マンガ賞というのは『若き天才』というのを過信しすぎるとも感じる。なんだかんだ基本の出来ている……オーソドックスなものの精度の高いマンガ家は強い。




 
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 古谷野孝雄先生は間違っても天才では無い。



 ……がこの頼もしい安定感はどうだろう?今週の息詰まる防戦はどうだろう?『ANGEL VOICE』というマンガは奇をてらった部分が一切ない。オーソドックスなストーリー、基本に忠実なスタイルだ。だがしかし、そこらの『天才』と呼ばれるマンガでは到達できない領域に入っている作品だ。



 もちろん『必要』『あるにこしたコトは無い』とは言えるが、『蓄積』の持つ強さを証明する作品でもある。



 今回は次の展開の為の『繋ぎ回』というヤツなんですが、全くそれを感じさせない。一巻の冒頭からすれば絶対に勝つ試合なのは分かっているにも関わらずエキサイトして読めるマンガなんて存在するんだぜ?そして、状況を理解させねる為にイロイロと情報入っているのに、説明臭さか無いっていうのもスゴイ。『ANGEL VOICE』は本当にスゴイ作品だ。



 こういう職人マンガっていうのはいいね~。しかし、このマンガが来るべき終了を迎えたら俺の喪失感はハンパ無いだろう。次も間髪入れずにチャンピオン誌に載ってほしい。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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