2013年05月 - 豚か狼か

憎たらしいヤツ……なんだけど           佐藤タカヒロ『バチバチBURST』

週刊少年チャンピオン
05 /31 2013

 人が平等なのは相手を値踏みできるコトだと思ってます。これは自分も試されていたりしますが。そして『どう値踏みするか?』というのも、その人を判断する目安だったりで。全く怖い。



 で、嫌いなヤツはガンガン嫌え。構わないから嫌えとか考えてます。とりあえず、俺は『嫌いな人はいません』とか真顔で言えるヤツは嫌いだ。もし、嫌いな人がいないというのは感情の浅い人なのだと思う。そんな人が好きな人などできるのであろうか?そして『嫌い』というのは決して悪い感情とは思わない。


 嫌いな人がいない…という人に一つ聞きたい。



 『それって無関心ってコトじゃねーの?』


バチバチBURST 4 (少年チャンピオン・コミックス)バチバチBURST 4 (少年チャンピオン・コミックス)
(2013/04/08)
佐藤 タカヒロ

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 たびたび書いてますが、自分が『バチバチ』で好きなキャラと言えば常松だったりする。意外かな?


 で、すげームカつくヤツに描かれてますし、『嫌い』って人も多いんじゃないかな?今回は常松の家庭事情がさらに掘り下げられたカタチになってます。常松が『お金』『地位』を欲しがる動機が見えました。



 この『バチバチ』の世界でやたら人間くさい感情を持っているのは常松なんじゃなかろうか?



 …と感じる。彼は父親を嫌った。俺はあんなヤツとは違う、あんな風にはならない等々憎しみを込めて。



 彼は父と相撲を憎んでいるけど、同時に父と相撲を心のどこかで深く愛している。なんとも人間くさいヤツではないか。やぱり自分は常松というキャラが好きなんですよね。その人間臭さゆえに。


 
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渡辺航・弱虫ペダル・第257話『4枚のゼッケン』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
05 /31 2013
 
 先週の土曜日に親知らずを抜いた。一度、上のを抜いたコトがあったのでチョロイ…と思っていたのがそもそもの間違い。



 まだ痛てぇ!!なんだコリャ!!


 なんか、やたら時間がかかるからヤナ予感を感じたのであるが。当面、自転車はお休み……。




 
弱虫ペダル28 (少年チャンピオン・コミックス)弱虫ペダル28 (少年チャンピオン・コミックス)
(2013/05/08)
渡辺航

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 さて、箱学視点になって『インターハイまでの準備』というのを描いている。描いているのであるが今のトコロ驚きや刺激的な展開は無い。丁寧に描かれているのであるが、全て予定調和…という感じがしなくも無い。



 保守的な内容だ。



 …というのは自分の紛れも無い感じたままなのだが、実際このマンガを読んでいると最近は人気あるマンガとはなんだろう?という根源的な部分をつくづく感じる。いや、マジで。何も引かない、何も足さない……というウイスキーの宣伝があったが、そういうものなのかもしんない。このマンガに対して自分の考え方がかなりズレたものになっているのではなかろうか?


 マンガというのは誰にも完璧に理解できるものではありませんが、つくづく『弱虫ペダル』という作品はイロイロとリアルタイムで考える必要があるなあ……。



 ただ、黒田の荒北化はちょっとマズイのでは……という気がせんでも。ご丁寧にゼッケンも二番だったりする。

マンガは転がる         角光『パンダのこ』

角光『パンダのこ』『ニコべん!』
05 /30 2013
 マンガというのは当初の予定から外れてどんどん転がっていく。そのライブ感覚が面白く、そして即興のセンスが問われる。


 ……かく言う自分もさかのぼるコトかなり。今はマンガブログなんですが、最初はサイトであって、もちっと古いマンガをローペースで取り上げてましたが。ただ『新しい情報も入れてみるか』と思い、当時読んでいたマンガ雑誌がチャンピオンだから……という始まり。


 これで読んでたのがジャンプだったら『今週のワンピース』になっていたはず……。なぜ俺はチャンピオンに……。もし、ジャンプならばチャンピオンの10倍売れているから人気マンガブロガーとなって、文化人気取りで偉そうに振舞えたのに……ッ!!すべてチャンピオンが悪い!!俺は悪くない!!俺が悪いのはアタマの中身だ!!


つーコトで、今のブログは成り行きです。成り行きなんですが『これでいいんじゃね?』と思ってます。



 でもって、そろそろ連載も中期ぐらいに差し掛かった『パンダのこ』ですが。



 
パンダのこ 1 (少年チャンピオンコミックス)パンダのこ 1 (少年チャンピオンコミックス)
(2013/04/08)
角 光

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 まさかの新キャラ二連発!!



 おそらく、前回の尾上もみるくも開始当初は予定に無かったキャラだと思います。マンガの連載でキャラが増える…というのはもはやお決まりですが、さてさてどう流れるか?今回のみるくというキャラは分かりやすいライバルキャラというコトであざとい女というのが面白い。いや、俺って、萌えマンガとかであざといキャラって大嫌いなんですけど、これはワザとそういう風に描いてますよね。



 ヒロインの描き方の基本って、ギャップだと思うのですが、さてさてみるくがどんな行動を見せるか今から楽しみです。最初はパンダを飼育するマンガでしたが(プロトタイプはそれでリセット)、こういう風に学園モノとして楽しいマンガでもいいと思います。チャンピオンにはむしろそういう成分が不足しているので、これからの『パンダのこ』に期待してます。


変身               中川ホメオパシー『抱かれたい道場』

中川ホメオパシー『抱かれたい道場』
05 /29 2013

 基本的に『読む』という行為はマンガしかしないバカタレなのですが、たまに何かの間違いで読むコトもある。そういえばカフカの『変身』はインパクトがあった。あれはいったい何だったのか?ただ本能的にヤバイと感じさせる何かがあった。そしてたまらなく不安にさせる。



 
藤子不二雄(F)まんがゼミナール (てんとう虫ブックス)藤子不二雄(F)まんがゼミナール (てんとう虫ブックス)
(1988/07)
藤子 不二雄(F)

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 マンガに無駄はいらないというのは藤子F不二雄先生の上記の本に書いてあって、自分もマンガブログをやっている上では大変参考になっている(今でも読み返します)。極端な話、『ドラえもん』の一話分を単行本一冊に水増しされても集中力が続かん。だがしかし、一見無駄に思える描写も気持ちを揺さぶる仕掛けなのがマンガの楽しいトコロ。




 
抱かれたい道場 (ヤングチャンピオン烈コミックス)抱かれたい道場 (ヤングチャンピオン烈コミックス)
(2012/10/19)
中川 ホメオパシー

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 中川ホメオパシー先生は的場くん&小林くんのコンビであるコトは有名である。絵担当の小林くんですが、絵の幅が強烈に広い!!というのがこのコンビの特筆すべき部分ではなかろうか?毎度ながら舵原師範の悪(アク)い笑顔が俺は好きである。


あれ、見続けたら絶対精神に異常きたすぜ……。


 中川ホメオパシー先生の生み出す笑いというのそういうヤバさなんですよね。ギャグの王道でなくて、何かが微妙に『歪んでいる』という不安の笑い。漫☆画太郎先生のマンガってバカスカ殺しまくるシーンなんかがコピーだったりして『歪みからの笑い』になってたりします。



 この『抱かれたい道場』という作品は、昭和の劇画臭プンプンの世界から発せられる『異質』が生じる笑いだ。この作品もいよいよ長期連載になってきたけど、ここから殻を破ってギアが一段上がりそうな気がするのは自分の気のせいだろうか?例えるならば、破裂寸前の屁の詰まった風船みたいな。何かのキッカケがあると、この作品はさらに爆発しそうなんですよ。


 ところで今回のノボルくんはぺロリンガ星人みたいだな……。

『最強』への答えは何処に?          村田真哉・新崎コウ『ヴァイアンメイデン』

マンガレビュー
05 /28 2013

 『ドラえもん』である。


 ガキの頃はジャイアンが腕力で強くて、スネ夫が財力・権力で強くて、出来杉くんが知力で強いと単純に思っていた。事実、のび太はドラえもんというチートを使わないと何も出来ない。



 そして、マンガ・アニメに携わる方々からも時として『ドラえもん』は子供を堕落させる作品だという批判もあるし、その批判も当然のコトだと思う。しかし、そんな作品が何十年も……そしてこれから先も愛される作品な訳が無い。やはり良い作品なのである。



 で、歳を重ねるゴトに実感するのが実はのび太が最強なのではなかろうか?というコト。



 
ヴァイアンメイデン 1 (チャンピオンREDコミックス)ヴァイアンメイデン 1 (チャンピオンREDコミックス)
(2013/05/20)
村田 真哉

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 のび太には人に誇れるものが無い。『あやとり』『射撃』『ひる寝』だけ優れているようだ。だからこそ未来からドラえもんが来て助けてくれるのであるが。



 過去に記事にしたけど、『ドラえもん』の世界において、のび太は人を破滅に追いやったコトは一度も無い。神に等しい力を手にしていたにも関わらず。もちろんそういうマンガではあるが、だけどのび太は『できるけど人を破滅に追いやらない』というのは鉄則だ。もし、『独裁スイッチ』という教訓めいた話がありましたが、やっぱりのび太がデスノートを手にしたとしても彼はどんなに憎くとも人を殺せない。裁かれない安全圏にいても殺さないというコト。それが『強さ』に感じられるようになってきた。残念ながら人は『裁かれなければやる生き物』なので。のび太はギリギリ踏ん張れる稀有な人種なんです。



 さて、先日発売された村田真哉・新崎コウ先生の『ヴァイアンメイデン』ですが、このブログでよく取り上げる『アラクニド』の村田真哉先生の原作になります。それが秋田書店となれば盆と暮が一緒に来たよなゴージャスさ!!


 今回は舞台を女子校という兵器の実験場での少女たちのバトルを描いたものになってます。『アラクニド』が虫同士のバトルに対し、『ヴァイアン』は虫対他の生物という図式になってます。なので、野生生物のウンチクも満載だったりなのが嬉しい。くどいようだけど、自分は虎最強信者なので、ラスボスは虎なんでしょう。ほら一巻ラストに出てきたオネーさんは眼帯しててサガット臭プンプンだし。きっと、タイガーアパカッが必殺技なんだぜ!!


 でもって、主人公・橘華凜(たちばなかりん)はカブト虫である!!カブト虫といえば『アラクニド』にも出てますが、特別な立ち位置の虫であるコトは疑いもありません。事実、華凜はついウッカリ思わずカラスを倒してしまいまして、なんつーか『のび太がタイマンでジャイアンに勝った!!』級の衝撃を学園に知らしめてしまいます。確かに強い。



 ただ、主人公・華凜の持つ強さの本質はそれじゃない。長年にして積み重ね磨き耐えた強さではなかろうか?一見、のび太よろしくメガネをかけて頼りない華凜ですが、彼女の持つ『本質』をこれから先も楽しみに見ていきたい。



 …とイロイロ書きましたが、ここはいつもの村田先生原作らしく娯楽性に溢れた内容になっていて、むしろ誰もが楽しめるようなバトルマンガになっています。また、新崎コウ先生の作画は不思議となんか中毒性のある絵で、妙な組み合わせが面白い。



 しかし、俺って、なんだかんだバトルマンガ好きだな…。



お前、人生の八割損するぞ!!         北峰ラリュウ『さちるデリュージョン』

まんがぱれっと系
05 /28 2013
 
 宇都宮 勇氏は涙ながらに語る……


 『環境がキモオタにならざる得なかったんだーーーっ!!』と。そこにスピードワゴンさんがやってきて言うのです。


 こいつはくせー!!ゲロ以下の匂いがプンプンするぜーーーッ!!と。


 ええっと、多分、俺って生まれながらのキモオタというヤツだと思います。何しろ人生初の言葉はゴレンジャーだったとか。



 
さちるデリュージョン (2) (4コマKINGSぱれっとコミックス)さちるデリュージョン (2) (4コマKINGSぱれっとコミックス)
(2013/05/22)
北峰 ラリュウ

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 さて、先日完結された北峰ラリュウ先生の『さちるデリュージョン』ですが、過去に何回か記事にしたようにかなり結構お気に入りの作品なんです。終わってしまったよよよ。気分は黒須八シグマ先生のラノベ終了したさちるの気分だぜぜぜぜ。ちなみにぱれっとオンラインで読めるから、この記事よりも先に確認するコトをオススメするぜっ!!


 しかし、この作品について書くコトとなると至ってシンプルなになる。



 コイツ等楽しそうでいいな……という羨望だ。この作品は最初から最後までそれが徹底していた。清清しいぐらいに。



 オタクとか中二病というのは濁さずに言えば蔑視の言葉だと思うのです。自分としてもここは濁したくない。いわば『業』みたいなもので。それを人によっては克服したり、隠したり、忘れようとしたりと処理しますが。同時にその蔑視の言葉の中に羨望があるのも事実なんですよね。だって、自分の好きなように生きたいのは誰でも一緒なんだから。



 『さちるデリュージョン』という作品はキャラの全員が自分の願望に忠実だった。隠さず臆さず忠実だった。



 このスカッとした晴天ぶりは本当に気持ちの良い作品でした。



 二巻のあとがきにもありましたが、自分ははるる派。いや、あの痛々しくも報われないっぷりが良い!!でも、DOMに入ってさちるのとりまきやるのも楽しそうなんですよね。



 第一話で、DOMと聖徒会(誤字ではありません)に入らないとお前、人生の八割損するぞ!!というセリフがありましたが、読み終えた今、それは間違いでもないような気がします。



 しかし、北峰ラリュウ先生の次回作も早く読みたいですね。

明日へ、ちょこっと。            瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
05 /27 2013
 すげーくだらねーコトで、わざわざドヤ顔するコトでも無いのですが、とりあえず。


 『日々を楽しくするコツは常に目の前に楽しみを用意しておくコト』


 …という気がする。これが人生を豊かにするのではないかと。


 で、楽しみなんですけど何も大それたコトでなくても良い。コンビニ寄ってお菓子を買って帰ろうとか、今日はプラモをここまで作ろうとか、録画しておいた深夜アニメを時間を作って観よう等々だ。


 翻って『普通』というのはスゴイ!!日本のお父さんは毎日ギュウギュウの満員電車に揺られて、クソ上司にイビられて、ストレスある日々を戦っている。お父さんは日々『ちょっとの楽しみを用意して』切り抜けているのだ!!



 
囚人リク 11 (少年チャンピオン・コミックス)囚人リク 11 (少年チャンピオン・コミックス)
(2013/05/08)
瀬口 忍

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 そんな『目の前の楽しみ』って、マンガも当てはまる訳で『普通』に認めてもらえるのが最大の名誉なんじゃないでしょうか?そして、それはとても困難であると思う。



 今回の『囚人リク』は八方塞の中で、田中一郎が参戦したことによる希望だ。やっぱり、人というのはリアルに希望を感じなければイキイキとしてこないのを実感しますね。


 しかし、ここで注目したいのは田中一郎も希望をもらっているというコト。僅か13歳の少年が幾多の困難を切り抜けて決して腐らず、自分を頼ってきたという希望だ。手に染み付いた人生……そんな彼をなんとかしてやりたいという芽生えた希望だ。



 そんなリクが鬼道院を殴り倒す…というのに大きな意味と作品の希望を感じずにはいられません。



 それにしても……この『囚人リク』という作品はヤバいぐらいに面白すぎないか?チャンピオン歴長いけど、この作品は特に愛着あるんですよ。毎週が楽しみで楽しみで。それは自分にとって『目の前の楽しみ』であって、その少しずつが毎日を豊かにさせる要素の一つです。

様式美から派生させる           FBC『スイーツどんぶり』

FBC『スイーツどんぶり』
05 /26 2013

 柔道の祖である嘉納治五郎が『強くなりたければ古流を学べ』と言ってたらしい(修羅の刻14巻)。その意味するトコロは詳しく無いので分からないけど、もしマンガ家目指す人がいるなら(自分が言うのもなんだけど)、古典からガンガン学んだ方がいい。おそらく『古臭い』『トンチキ展開』『チープ』等々あるかもですが……感覚的なコトなんで説明しづらいのですが、むしろ現代の作品だけ読んでも強くなれない。なぜなら他のマンガ家さん志望は少なくとも現代に精通しているから、多分このやり方だけでは『互角』だ。



スイーツどんぶり (1) (まんがタイムKRコミックス)スイーツどんぶり (1) (まんがタイムKRコミックス)
(2013/01/26)
FBC

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 今回の『スイーツどんぶり』の対戦相手はクッキングロボ!!しかも、出現と同時に負けパターンまで見抜かれているというのがしょっぱい(笑)。



 ここで面白いのはFBC先生というのはマンガ様式美を良く使って絶妙なギャグにするのが実に巧い!!


 マンガ様式美というのは何ぞや?と言いたいトコロだか、これは今さっき俺が思いついた造語だ。ええっと、どれが始まりかは知らないけれど、みんなが知っているマンガのお約束展開ってヤツだな。


 例えば、『コイツは○○の分だーーーッ!!』と敵をメッタ打ちにする主人公


 例えば、『生きて帰ってきたら伝えたいコトがあるんだ…』と言ってしまった普段冴えないヤツ


 例えば、べっ、別にアンタの為じゃないんだからね!!アンタのコトなんか何ともおもってないんだからね!!


 …等々枚挙にいとまが無い。マンガというのは歴史の積み重ねから『様式美から派生させる展開』というのを活用する分野だ。そして、それをいかに目的に沿った使い方を出来るかは『巧さ』だ。先のエントリでも描いたけど、自分がマンガに対して『才能』を過信しないのは『巧さ』は別物だと思っているので。



 『速さは才能、巧さは努力』とラジコン教えてくれた人が言ってましたが、『巧さ』は本人が得なきゃならない。そして、FBC先生のマンガって『マンガ様式美』の活用が実に巧いんだな……。



 ラストシーンなんか爆笑モノですよ!!戦いに敗れたクッキングマシーンが『人間の心』に目覚め、爆弾処理に向かったら



 学校ごと大爆発!!というアレな展開にはたまげた。きらら系と言えばカワイイ女の子がキャッキャッウフフ…の学園生活なのに、その学校が爆破されるというジェットコースター展開はマッドです!!相変わらずパンチ効いてるなあ…。


 って、主人公強制退学!!とかもうアタマが爆発しそうだぜ!!


 ちなみに今回はオールキャスト登場という意味でも欲張りな回でした。

優しい希望            小沢としお『777(スリーセブン)』    

週刊少年チャンピオン
05 /26 2013

 最近気づいたのですが、自分は『巧いマンガ家さんが好き』というコト。ただ、この『巧い』というタイプは社会現象マンガ…というのにはなかなかなれないような気がする。どういう訳か。



 が、巧いタイプのマンガ家さんは最後まで生き延びる確率がえらく高い。そして、その間にも作品の熟成が進んで深みが増す。そう、ほぼ間違いなく楽しい作品が確定している。ここら辺が生き延びる秘訣なのかもしれない。



 
ガキ教室 1 (少年チャンピオン・コミックス)ガキ教室 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2012/06/08)
小沢 としお

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 現行のチャンピオンの中で巧いと言うと古谷野・浜岡・瀬口先生あたりが自分はあって、そして小沢先生だな…。自分の好みとズレるのですが、無印だった頃の水島先生と木々津先生あたりも入るのかもしんない。



 さて、そんな『巧い』タイプの小沢先生なのですが、今までの作品傾向から言って確定しているとも感じていたのがどういうアプローチかはさておき面白いのは間違いないという無根拠な勘はあった。



 が、今回はどうにも殺伐とした内容になるっぺぇ……というコトで『ちょっと構えていた』のであるが。ここら辺も仕掛けととらえていいでしょう。



 第一話の感想ですが文句無く面白かった!!というのは間違いない。マンガも商売ですから乗るか反るかはまだ分からないのですが、今から間違いないな~と漠然と確信しているのが『俺好みのマンガである』というのは間違いないというコト。


 何しろ自分の中で小沢先生の安定感の信頼性はかなり高い。自分のチャンピオン歴ちょっと前からが小沢先生のキャリアの始まりなんだけど、ここまで作品の当たり外れはもちろんありましたが、そのどれもが面白かった。『巧い』というのは誠実なマンガを描かれるコトだと思う。出来云々でなくそういう姿勢が時間をかけて『巧い』を作り出していくコトだと思う。そして、時間をかけて得たものだから、生き延びる強さも実に付けているのだろう。



 今のトコロこのマンガは謎だらけではあるのですが、アッと驚くような仕掛けが用意されているに違いない。

チャンピオン25号の感想

今週のチャンピオン
05 /25 2013
 ここ最近のチャンピオンは調子悪いんですが、自分は暗黒期知ってるからなあ……。度々書いてますが、『アクメツ』載ってなかったら買うのやめてた時期があって、その頃のチャンピオンは本当に部数が少なかったと思います。


 やっぱり何だかんだ安定して面白いマンガがあると嬉しいですね。あと、異能バトルマンガね。やっぱりガンガンジョーカーの『アカメが斬る!』とか『アラクニド』みたいな命(タマ)の取り合いエンターテイメント作品は基本だろ!!あと、チャンピオンのバトルとかスポーツは人気が出るとあからさまな引き伸ばしするのマジ勘弁。もともとチャンピオンのマンガって進行速度遅いのですが、輪をかけて遅くなる。



 
アカメが斬る! 1 (ガンガンコミックスJOKER)アカメが斬る! 1 (ガンガンコミックスJOKER)
(2010/08/21)
タカヒロ

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 『アカメが斬る!』はバトルマンガなのに内容がかなり凝縮されていて興味深い。



『777(スリーセブン)』~別記事にします。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『侵略!イカ娘』~アシさんの仕事なんかな?スクーターがイイ感じに描けている。仮に模写であっても、こうは描けない。タイヤが自動車みたいな扁平になっちゃうんですよ。



『エンボイ』~別記事にしました。



『浦安』~人のコトを悪魔と罵るアナタが悪魔になっていた……なんという童話チックな話でしょう!!


 爆笑というのとはちょっと違う回なんですが、余韻と教訓を感じる一本です。



『真・餓狼伝』~ジャンボーグエースの必殺風車みたいな技出た!!



『囚人リク』~別記事にします。



『バババ』~別記事にしました。



『実は私は』~別記事にしました。



『ドカベン』~地味野球で決着になって欲しかったり。



『パンダのこ』~別記事にしました。



『ハーベストマーチ』~賞金稼ぎが一気に弱体化してしまった!!(笑)つーか、パティが強いのか?



『投棄区画』~円谷好きとしては甘くしたいトコなんだが、28ページも要らない。半分でいい。あと、最高の見せ場が『ろ過された水』というのは作品のインパクトとして弱い。いくらなんでも画面が白すぎる…等々。


 ちょっといたたけませんね。



『木曜日のフルット』~ネコ用ルームランナーのネズミがイカスな。あれか?馬の目の前にニンジンぶら下げるアレ的発想か?




 次回は哲弘先生のご帰還です。個人的には『地下通路』がいい雰囲気を出していたので、れいか先生の作品に期待してます。

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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