2014年04月 - 豚か狼か

彼女はマトモじゃありませんが……      河本ほむら・尚村透『賭ケグルイ』

ガンガンJOKER
04 /30 2014

 なんだか映画化とアニメ化するらしい『寄生獣』ですが。



 繋ぎと思われた『とあるキャラ』が最終回で主人公と対峙して問う。コイツはとんでもない殺人鬼である。その質問は『俺こそマトモな人間だろう?そうだろう?パラサイトと人間の中間であるお前に聞きたい!』




 ……この質問に対して自分は『残念ながら、お前は時代さえ間違えなければマトモだ。マトモすぎた。本来的にはあっちゃならないマトモだよ』




 誰しもそっちに転がる可能性はある。どうにも自分は臆病なんで、凶悪犯とか狂ってるヤツは地続き感覚なんですよね。むしろ、『そういう悪いヤツがいるなんて信じられない』と別世界の出来事と捉えられる方のが遥かに遠く感じます。



 
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 さて、ガンガンジョーカーで先月から始まった『賭ケグルイ』が面白い!!そしてゑろゐ!!



 なんつーか、この記事読まなくていいから、コッチの第一話無料配信を読んでくださいな。スクエニ系は意欲的にこうしてくれるからマンガブログとしてはやりやすいッス。



 読んでみてどうでしたか?しかし、福本伸行先生が切り開いたギャンブルマンガジャンルは偉大だ……。こうして多種多様な作品が出るコトとなった。そして、今回は『賭ケグルイ』とおよそ今までののジョーカーになく、しかし、妙にジョーカーに馴染んだ作品の登場となりました。



 この作品で一番の注目ポイントはやはり主人公・蛇喰夢子だろう。ギャンブルマンガで女性が主役なのは珍しいと感じるのですが、こらまたお嬢様でして。駄菓子屋でもんじゃ焼き食うとか、リリヤン遊びしたとか絶対無さそうな感じ。



 夢子に渾身のグーパンチで殴られて~!!



 いや、マジで。ボク、ドMなんです(最悪だ)。俺が夢子のポチになる!!



 そう、お嬢様然とした夢子ですが中身はヤバかった!!俺は常々力説しているのが『年頃の少年は美人の保健室の先生に犯されたい願望を持っている』とは言ってます。この夢子というキャラもまた『犯されたいヒロイン』という珍しい立ち位置です(酷い)。俺が鈴井涼太の立場ならば、そういう性的な視点で見るね!!見てやるね!!(俺、何を書いてんだ?)。『転校してきた蛇喰っていんじゃん、アイツとヤリて~』みたいな会話してたね!!まさに童貞ボトムズ(底辺)!!もっとも、学校のレベルが高いものですから、『ボクゥ、普通のセックスにはもう飽きたんよ…』とか言ってるヤツ等の集まりなんだよ!!(妬みによる歪な偏見)



 さて、この作品は夢子というキャラが居る……これが大きい!!タイトルから分かるように狂ってます。かなり迷惑に(誉めてます)。そもそも俺はギャンブルの類を全くしない。宝くじ一枚すら怖くて買えない。そう、怖いんですよね。ところが夢子はそれが大好物だ。ギャンブルのスリルが堪らない……という話じゃない。キチガイレベルです……。そのスリルの為に危険を侵すのはもちろん、むしろ状況を悪くするのすらいとわない。


 …しかし、同時に彼女は純粋である。スリル以外にはギャンブルから興味が無いようである。ギャンブルの旨味と言えば凡人からすれば『お金』なんですが、彼女にとってのそれは興味が無いのである。第一話でお金の本質…資本主義において無ければ死ぬというのを理解していながら。彼女が欲しがるのはスリルだけだ。保身も名誉も欲してない純粋に。そして、代わりにあらゆるスペックが高い。もし、ギャンブルの神というものが存在するならば、『お金が欲しい』という凡人の願望には見向きもしないだろう。彼女にこそ与える。だって、その方が面白そうだから。夢子は自分たちが持ってないモノを持っているだけで、狂っているのは案外に学園の面々、そして読者である自分たちなのかもしれない。欠落して持っているから『狂っている』ように見えるだけなのかもしれない。


 このまま、彼女はどうなるのか?親指の指輪の存在も気になるトコロだ。



 さて、この作品はまだまだスタートしたばかり!!今後、ガンガンジョーカーをかき乱す存在として楽しみだ。

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これでいいのだ。    中川ホメオパシー『抱かれたい道場』

中川ホメオパシー『抱かれたい道場』
04 /29 2014

 マンガ作品というのは世代によって読まれる読まれないの差はどうしても出る。


 自分にとってはギャグの神様とされる赤塚不二夫先生はちょっとズレていた。自分がマンガ読む頃には対象年齢上の雑誌に描いてたように思う。そしてたまたま縁が無かったようにも思う。



 しかし、ひとつだけリアルタイムで読んだ赤塚不二夫先生作品がある。月刊マガジンに掲載されていたバージョンの『天才バカボン』だ。まだ、陸奥九十九がサワヤカくんだった頃の。


 実はコレ、単行本になってない。おそらくあまりにも酷く、あまりにもメチャクチャで、あまりにも勝手で、あまりなもモラルが無かったから。



 例えば、講談社をシメたから次は集英社と小学館にカチコミかけるぜ!!と『ヤンキー烈風隊』のパロディ


 例えば、バカボン一家家事で全員焼死!!


 例えば、『いけない!ルナ先生』の原稿をそのままコピーしてコラマンガにする!!


 例えば、酷い原稿を描いたコトで編集に右手の指全部詰められるシーンを描いて、翌月では右指はまだ生えてこない。左手はオナニーばかりして原稿が描けない…とか描いたり!!



 …等々突き抜けていた。マジ、単行本のカタチで読みたいのですが。




 
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 さて、四年間もやってしまった 中川ホメオパシー先生の抱かれたい道場ですが、いよいよ最終回!!うん、俺、こんなマンガを四年間もよくもまあ毎月書き続けたな……。初めて自分で自分をほめたいと思います(有森裕子風に)。




 …とまあ、その最終回なんですが、かなりメチャです。ノリとしては『バトル少年木村カズヤ』に近くなってますが、コイツはコイツでらしさを感じるシメになってます。



 中川ホメオパシー先生の作品で、何かどこかで感じるものがありましたが、今日やっと気づいたのが『月マガ版・天才バカボン』なんだな……と。あの頃の赤塚不二夫先生は何を考えていたのか結局は伺い知れませんが、『ギャグの神様』と呼ばれた男の反逆だったのかな…と今にして思います。



 今回の最終回はとにかく醜い!!いつも酷いマンガですが、とりわけ酷い!!



 しかし、マンガというのは本来的に酷いもので、芸術・文化の担い手では無いはずだ。



 人はやはり美しいものが好き。同じ言葉も美人のがいいし、同じ味の飯だって盛り付けキレイなのがいい……。



 『定食屋で油が付いて汚くなったようなマンガもいい』みたいなコトを中川ホメオパシー先生はTwitterかなんかで言ってたような気がする。


 清濁合わせ飲むのが人の真っ当だと思う。



 おそらく中川ホメオパシー先生はこれからも醜く、汚く、道徳が無く、底辺なマンガを描くだろう。それを自分はこれからも読みたい。





 これでいいのだ。


杓子定規とナアナア       瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
04 /29 2014

 ラジコンの魅力?そりゃ『何もかもだいたい程度しか分からない』というコトに尽きる。



 例えばレースゲームのクルマはパラメータがあってプログラム内の枠におさまるしか無いのだけど、ラジコンは違う。全然違う。


 トップを走っているのに運悪くメカトラブルで止まることもある。それを自分の不備として受け入れるのが良い。ゲームでいきなり止まったら受け入れられない。腹立つよな。



 世の中、杓子定規の方向に向かってますが、やはり良い意味でのナアナアのが人間には合っているんじゃないでしょうか?俺はテキトー精神のがいいな~。




 
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 今週の『囚人リク』は脱獄計画の再開ですが、その前に人間関係のフォローで。



 いや、『走れメロス』みてえなコトやってますが。



 『走れメロス』と言えば近頃『実は歩いていた』とかありましたが。まあ、杓子定規的な発想だわな。自分もマンガブログであるからにはスタンスを書くと『現実と照らし合わせて有り得ないコトは良い。しかし、ドラマの嘘はダメ』というコトになるかな?そういうことで『走れメロス』はアリ。しかし、親友を見捨ててしまうメロスはナシです。人の弱さと強さを分かりやすく描いた……という部分自分にとっての『走れメロス』であって、上記の提案をした人はなかなかの洞察力を持ち合わせているのでしょう。知り合いに居たら関わりたくないけど。



 今回の『囚人リク』は人間関係ナアナアの良さが描かれている。殴り合いとか、娘への手紙とか。一方、杓子定規というのは『そこまでしかできない』という限界だ。



 そして、囚人リクは杓子定規からこぼれてしまった人々のドラマだ。こぼれた人は誰かが見てなきゃいけない。それがおじさんだったり、田中一郎なんですが。



 結局、自分の人生は自分が決める!!杓子定規にまかせてたまるか!!…そんな当たり前を囚人リクの面々から教えられる。まあ、なんだ、『楽しい』とか『嬉しい』とかって行動の結果で、やってくるもんじゃないよな……。


 いいじゃん、お互いに殴って遺恨ナシで。杓子定規の話し合いよかよっぽどフェアだ。ナアナアだって融通効くから、なかなかスグレモノなんだぜ。



チャンピオン21+22合併号感想

週刊少年チャンピオン
04 /28 2014

 しかし、なぜ最近のチャンピオンは新連載攻勢が無いのだろう?



 三~四作品ぐらいを巻頭カラーで楽しめるのがいいんだけどな~。表紙も固定化されているのがどうにも。全作品をルーレットで選択とかどうでしょう?『フルット』表紙とか見たいんですが。よく書いてますが、グラビアは要らない派です。




『刃牙道』~予想はしてたけど、刃牙の出ないマンガになってしまったか……。月刊マガジンの『修羅の門』のトーナメント戦決着のが刃牙再登場より早いかもしんない……。



『弱虫ペダル』~別記事にしました。



『バババ』~いい話でした!!



『実は私は』~別記事にしました。



『クローバー』~久々にクズ男の予感が……。最近のクローバー無かったもんな。


 一人で寝ているゲンゲンが闇討ちされるのかな?やはりクローバーワールドは殺伐としているのがいい。



『浦安』~この前のと男女逆のパターンで面白かったですね。



『ブリーチ野球軍』~別記事にしました。



『囚人リク』~別記事にします。



『思春鬼のふたり』~対話のドラマがズシン…としていて良かったですね。



『エンボイ』~別記事にしました。



『ウチコミ!!』~この展開から非科学的トレーニング路線になったら俺はウレションを漏らすかもしれない……。



 純チャンの出番が増えると嬉しかったり。




『ブレイブ・ブレイド』~ポストマンより確実に進歩を感じるのですが、内容としては『もったいない』と感じます。もういくつかの売りは欲しい。内容はテンプレート気味なのが惜しい。


 ただ、地道に描けるタイプのマンガ家さんみたいなので、まだまだこれからの方だと思います。



『青果人』~この残念感は良い!!



『木曜日のフルット』~この話を見ていたら、ガキの頃に流行った口裂け女ってこんなノリだったのだろうと思った。



 来週のチャンピオンは休みか……。










堕天使      増田英二『実は私は』

増田英二『実は私は』 『さくらDISCORD』
04 /27 2014



 そう……人は皆、エデンを追放されて生きる堕天使なのだから……。



 うん、中二病っぽくていいな!!ブライトさんも言いました『中二病にならないで一人前になったオタクなどいない!!』とか。あと『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)の第31話『悪魔と天使の間に…』もそそるタイトルでは無いか!!『きんいろモザイク』の原悠衣先生だって、初めての単行本は『堕天使カナン』だ!!



 オタクは『堕天使』が好きという結論。水島新司先生が『日本人は野球が好き』を宇宙の絶対真理ぐらいに思っているように、これもすなわちそういうコトなんです。



 
 
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 そして、俺は絶えず力説している!!萌えヒロインのネクストを!!『きんいろモザイク』の穂乃花、『アラクニド』のアリス。『レーカン!』の天海響……彼女たちのような良い子ヒロインブームが来ると!!



 ところでキミ、カレーは好きか?そうだろう、日本人なら好きに決まっている!!トンカツはどうだ?これも好きに決まっている!!



 なら、カツカレーが嫌われる理由など、どぅぉこにも無い!!存在しない!!



 なんだ、銀華恋はカツカレーだったんや!!山坂すべっ太・ころん太コンビは柳川鍋やったんや……!!



 いや、本当、今回のヒロインはどうなるコトかと心配でしたが、まず初手は大成功というトコロでしょうか。逆にこのマンガって上位三名のヒロインよりその下のがキャラの魅力があるような……。特にこの銀さん(ぎんさんと俺脳内呼称)は朝陽フレンズと恋愛話に結びつかないような気がするし……。みかんちゃんは岡の可能性が濃厚だし、凜は時空を越えた禁じられたラヴという面白味もあるし。



 銀さんはデザインが良い!!描くのがかなり面倒くさいと思われるウェーブ入った髪形と、運の悪そうな眉毛、あとチビというのもポイント高いですね。




 心配する要素は『自分は悪魔!!』の展開を乱発しすぎて、みかんちゃんとキャラ被んじゃね?という部分ですね。どうも増田先生の作品は浮き沈みがあるのと、ウッカリすると印象が重なる…というのがあるので。マジでアニメ化の可能性もあると思うので、いよいよ長期連載に突入しつつある本作がうまく展開していくと嬉しいです。


狂ってる……!!    細川雅己『錻力のアーチスト』

週刊少年チャンピオン
04 /26 2014

 ネットという道具が万人に行き渡って大きく変わりました。自分のような『持たざる者』にもマンガについてイロイロ書いて発表できる……とてもありがたいコトです。



 そんな中でカルトマンガというのが注目されやすくなったのもあると思います。『孤独のグルメ』なんかもその類なんじゃないでしょうか?知る人ぞ知る……というのも、いずれ日の目をみるかもしれない確率が上がったように思います。




 しかし、カルトマンガと呼ばれるものは連載当初はあんまり騒がれないからカルトマンガたる所以だろう。




 
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 これ、将来のカルトメジャーマンガになるんじゃね?



 ここ最近、細川雅己先生の『錻力のアーチスト』はいい感じに発狂してて楽しい!!言語化が難しい独特のアチョーっぷりはどうしたものか?正直、前作の『シュガーレス』は中盤以降はイマイチ楽しめなかったのですが、今回の『錻力のアーチスト』は面白い!!特に今の対戦相手との試合になってからメチャ面白い!!


 そもそもこの絵柄でこのパンチの効きすぎた展開はズルいぐらいの落差だ。冒頭の対戦相手を勝手に女体化する発想そのものがありえない……。マイミーターン。




 そして、バットをヌンチャクのようにウォーミングアップしているとかお前等、野球しろよ!!と楽しくツッコミいれたくなります。




 が、これはたんなる無意味なハッタリでなく今週は『実はマネージャーが?』というクエスチョン誘導しているのが面白いトコロだ。この作品の可能性と伸びしろを見た。このまま加速するならば楽しいコトになりそうだ。


渡辺航・弱虫ペダル・第301話『ゴールにつながる道』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
04 /26 2014
 先週は『ツールド草津』に出てきました。



 20140078.jpg



 『ツールド草津』といえば『フランス』『イタリア』に並ぶ世界三大ツールと呼ばれているだけあって、ハードな挑戦となりましたが、何とかゴールまで登れました……。



 そして、今日もバリに走ったねッ!!



 
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 まあ、なんと申しましょうか……。どう見ても宇都宮市街地です。


 マンガとしてのアレンジはあるものの再現度の高さはワクワクするものがあります。地図が載ってますが、坂道がこのまま西に進むと栃木街道にぶつかるのですが、ここから北上すると日帰り日光コースになってしまうなあ……。しかし、そのまま西に行けば大谷方面に進むコトになります。大谷と言えば『大谷石』という独自の石材がブランドとして成り立っていて、地元の農家の蔵にはまず間違いなく使われている素材になっております。



 そして、この大谷というのは地盤沈下というか大陥没というネガティブなイメージもあったり。もし、ここが舞台となるならば『ウルトラマン80』でエイティが大谷観音と組んでウルトラカンノン光線で怪獣を封じ込めて以来の注目になるんじゃないでしょうか?はい、34年ぶりです。栃木というのはどうにも聖地化しづらいぜ……。




 で、この地図を見てお分かりいただけると思いますが、東武線とJR駅が離れている為に便がエラく悪い……。二キロぐらい離れている(汗)。結果、市内のアチコチに大型商業施設が出来て、市街地の空洞化になってしまったという……。



 変な土地だよな。




 さてさて、今回は『挨拶』に終始した回なんですが、『ゼッケン3』である。このゼッケンというのは人によっては気にするけど、気にしない人はしない。クルマの取得ナンバーみてえな感覚か?どうでもいい話なんだけど、俺は『3965』にするか悩んでやめた。え?ジャンボーグナインに変身するジャンカーZのナンバーなンですが(誰も分からねーよ)。



 で、鳴子はどうも気にしないみたいなんですが、弱泉くんはメッチャ気にしているようです。ほら昨年の場合だと鳴子が174で弱泉くんは175気にしてたんだろうな……。で、今年は『俺に二番をくれ!!』とかやったのかもしんない。しかし、3という数字より2という数字のがイマイチ感があるのは気のせいか……?



 

仲間がいる!!      古谷野孝雄『ANGEL VOICE』

週刊少年チャンピオン
04 /25 2014

 上司から『君は人によって態度を露骨に変えるけど、そういうのはやめた方がいい……』と言われたり。が、誰が直すものかぁ!!ひゃあはっはっは!!とか思ったり。もちろん、その上司も嫌いだけどな(最悪だ)。あっ、さすがにむやみやたらと攻撃しているほどにヒマじゃねーぞ。それ以上に面倒くさがりなんだよ!!


 本来こういうコトは言っちゃいけないコトなんですが『人は人を値踏みして良い』と思っている。くたばれ!!我が身かわいさの平等主義!!



 だから、このブログ記事を読んで『宇都宮ってアホだな……』と思ってもらっても仕方ないかなとも思いますが、その時の値踏みによって受けるダメージは違う。ひたすら相手を叩いて悦に浸るのが目的のアホウなどどうでもいいが、自分がとても尊敬している人から苦言が出るとヘコみます。



 少なくとも『仲間』というのは『誰でも平等』という関係じゃない。




 
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 しかし、よくこんなに毎週毎週見せ場をキッチリ用意してるな……。



 今週は『俺が俺がの成田』が仲間の為に負担のかかるプレイをして助け、そして仲間を信じて託すという展開になってます。もともと我の強い市蘭にあって、成田の我の強さは別格!!細かいトコロで感心したのですがメンバーの名前をキャプテンマークに書くのですが、成田だけデカいんですよね(25巻参照)。その成田がいよいよの成長を見せた……という今回の熱さはハンパ無い!!昔の成田では無い!!成長した成田なのだ!!



 だが、成田をそうさせたのは『仲間』という意識ですよね。自分は『人は本質のトコロでは変われない』というのがあって、やっぱり成田なんですよね。むしろ、あの成田を認めさせた市蘭イレブンの結束の賜物であって、彼が誰彼かまわず協力的であることもおかしいし。



 特別な奴等だからこそ特別な力が出せる



 ……これが正解だ。



 …というコトで、自分もマンガブログである以上は少しずつでも進まなきゃならない。認めてもらいたければ。




 しかし、この試合の流れは、いよいよ尾上のミドルが炸裂するのか?


 

イイ話だな~     安部真弘『侵略!イカ娘』

週刊少年チャンピオン
04 /24 2014

 優劣とかでなくもちろんどちらも好きですよ……という前置きなんですが、自分は『仮面ライダー』より『ウルトラマン』派です。


 ウルトラマンは巨大ヒーローであり、時として神に等しい力を発揮します(グリッターティガとかウルトラマンノアとかヤバい)。だからこそ弱っちい人間をよく描かれている。怪獣を倒すのはウルトラマンですが、人間同士の問題は人間でしか解決できない……みたいなドラマが好きなんですよね。


 今の気分なら『ウルトラマンレオ』のラスト三話目の『死を呼ぶ赤い暗殺者』がオススメ。




 
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 今回の『イカ娘』はイイ話だな~という感想に満たされちゃいますね。大好きなバドミントンの為にお小遣いを貯めてシューズを買った清美、というのがまず良い。大人になる……の弊害なんですが、子供の頃のこういう経験って無くなっちゃうんですよ。根気良くコツコツ貯めるという。このコは本当に良いコですよね。



 そんな清美の気持ちが失敗してさらなる失敗を生む……まあ、真面目で良いコの清美らしいコト!!だからこそ、イカ娘としては見てられないという優しさが丁寧に描かれてます。



 ラストはちょっとズッコケ気味な落としどころになってますが、毎度ながら万々歳なオチにするのにテレがあるのでしょうか?安部先生の控え目な人柄が感じられるエピソードでした!!


本当に困難なのは?   根建飛鳥『REBOOT』

週刊少年チャンピオン
04 /23 2014
 こりゃあ、どこまでやっても際限なくてたいしたことないな……なんて感じるようになりました。そして、それのが良いな……とも感じるようになりました。



 マンガブログやるようになって、そこそこの年数が経ちましたが、続ければ続ける程にそういう考え方がもたげるようになった。底なしに大変だけど面白い。


 当たり前だけど、俺は『ネット』というものが無ければこうして書くコトも無く、『そこらのマンガ好きのオッサン』で終わる。そう、本質的にはコレで俺自身などこの程度だ。



 しかも、エラソーにマンガについて書いてるけど、やっていくうちに『あれ?むしろマンガから教えてもらってるじゃん!?』みたいな状態だし、こうして見てくださる方がいないとヤル気なんか起きない……。



 ヤッパリ大したこと無いんですよ……。そもそもマンガブログなんて、アタマの悪いヤツがやるもんだ。



 が、自分はそれで良いし、それが良いと感じてます。



 
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 三巻発売日からいささか経っちゃいましたが、根立飛鳥先生の『REBOOT』です。



 この作品も三巻を数え、『リブート』ならではの特徴も明確になりつつありますが、この作品はスポーツマンガにしては珍しい『内側との戦い』になってます。ええ、内部のイロイロを直していくドラマです。


 『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)が好きな理由の一つに前半部は『主人公と他の隊員との摩擦が絶えない』という部分だ。何しろ明らかに主人公のが正しいコト言ってるのに『お前、新入りのクセに生意気だぞッ!!』みたいにあしらわれるからなあ……。六話の段階で二回も防衛組織抜けたのコイツぐらいだよ……。しかも、防衛組織だって大変で、上の長官からも下の民間人からも『要らない』とかね……。おいおい、お前等は味方じゃないのかよ……という。ここで敵なら単純に倒せば良いが、味方だとそういう訳にも行かず。しかし、義務を果たさず権利ばかり主張しやがるという腹立たしさ!!初代ガンダムの初期もそんな感じだったなあ……。




 この三巻表紙に描かれている美浦というキャラが重大だ。



 美浦は本当に優秀な選手であり、主人公のチームの生命線と言ってもいい。しかし、あまりに我が強い為にチームの和を乱してい本人でもある。



 …難しい。



 『勝つ為には従え』という恐怖支配。



 『みんなで勝つ』という楽観論。



 どっちが正しいか?ケースバイケースだったり、どっちが良い効果を生むかも分からない。しかし、恐怖支配が一気に組織を崩壊させるコトもあれば、楽観論というのがぬるま湯でみんなをダメにする危険性もある。



 『個々が苦しんで、みんなを機能させ、最大限の攻撃を生む!!そこで初めて美浦のリーダーシップが活きてくる』



 …というのが本作の目指すところ。実は目指すところは単純明快だ。難しいといったのは『そこに辿り着くまで』というコト。時間もかかるし、努力だって入るし、とにかく困難だ。




 でも、そういうものなんです。指導をマニュアル化……なんてクソ同然です。人はイロイロいるから大変で、しかしそれが良い。簡単に結果を求めるのは怠け者のするコトで、チームというのは全員が参加しているコトなんです。キレイごと言うつもりでなくて、じゃないと辿り着けないだけというコトです。ひとりの華やかさに目を奪われてはならない。そしてそれは『個人として秀でてる』程度で脅威では無いんです。



 その困難に地道に行動しているのが主人公・邦光です。ひとつひとつチームを良くなるようにしている。それが頼もしい。そして、もし敵としてみるのであれば将来的には邦光のが困難な相手なんですよね。



 この作品で読者目線としているのが、たまきになると思うのですが、彼は全くの素人ながら今のトコロ主人公の良き協力者となっている。彼のプレイヤーとしての変化が作品の雰囲気を見る目安になるだろう。




 三巻にて独特の転がり方を見せた『REBOOT』ですが、ぜひとも読んでいただきたい一本!!このマンガは誰もが面白い……と思ってましたが、付け加えると年齢に応じた感じ方があるというコトも見逃せない!!



宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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