2014年05月 - 豚か狼か

マンガだから……だからこそ         反転邪郎『思春鬼のふたり』

週刊少年チャンピオン
05 /31 2014


 『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)はウルトラシリーズの中で……いやいや変身ヒーローの中でも唯一と言っていい設定がある。自分の意志で変身できないというコト。まあ、シリーズの途中でうやむやになっちゃうんだけど、とりあえず序盤で目的は果たせたからいいか的なノリで。



 身もふたも無い話なんですが、結局ウルトラマンが怪獣を退治するのは分かっているんですよね。人類に手におえない脅威から救うだけの力があるんです。しかし、それでいいの?というのが作品の特徴なんです。『自分はウルトラマン』という慢心から第二話で防衛組織をクビになるというスピード逆出世な主人公ですが、大きな意味を感じる。


 考えるコト。自分なりに考えるコト。それが大事だ。


 主人公はクビになった直後に元職場の自動車修理工場(やたら庶民的ですね)を訪ねるも冷たくあしらわれる。『今のヤツには一人で考えるコトが重要なんだ』という兄貴分の判断によって。



 
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反転 邪郎

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 ……反転邪郎先生の『思春鬼のふたり』は妙に考えさせられる作品なんですよね。これが楽しい!!


 この作品はちょっとおかしいんですよね。『いくらなんでもこんなに殺してバレない訳が無い』とか『警察とかどうしているの?』とかそういう部分で。あと殺害ターゲットの動機があまりにも薄い。正直、死んで当然のクズと言ってもいいだろう。



 ここらへんのバランス……おそらくワザとやっている。



 今、殺伐とした作品とかの規制とかうるさくて、反対派とか『表現の自由』とかイロイロあるんですが、反対になりすぎるあまりに考え方が固着する場合だってある。考え方が型にはまって先に進めない……というのもあるんですよ。


 今回の『銀華編』の面白い部分はまさにコレで、殺して当然に反対するという構図になってます。これっって、銀華の方が主人公っぽくね?散々ブチ殺してきて、不殺って『るろうに剣心』かよ!!


 マンガというのはフィクションだけに『殺す』というのはイロイロな幅があるんです。ただ、マンガだから『殺す』というのはやっぱり型にはまった考え方で、そこから『もっと考えてみよう』と思わせる魅力がこの作品の中にある。それ故のこのバランスなのだろう。



 ……とまあ、書きましたが最後に一つだけ苦言を。今週のバイクの絵がかなりヤバいです(汗)。バイク好きな自分にとっては『さすがにマンガでもこれは……』と言わずにはいられない。単行本になった時には修正されませんかね……。


 
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渡辺航・弱虫ペダル・第305話『怪道銅橋』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
05 /31 2014

 『マンガは娯楽』という考え方をしているのですが、この『弱虫ペダル』という作品をリアルタイムで記事を書き続けてすげぇ勉強させてもらっている!!という実感があります。


 ええっと、マンガをイロイロと考えていると『自惚れる』というのがあって、これは常に噴出しているのを戒めなきゃならんのです。『お前ごときの一言で何ができる』って。例えばこの『弱虫ペダル』に於いては盛り上げ重視で破綻しているトコロがあって、統合性云々……と書くのもアリなんですが、これも自惚れであり過去にたくさん書いてきたし、これからも間違いなく書くはずです。



 が、忘れちゃいけないトコロがあって



 『弱虫ペダル』は多くの読者が喜んでいるというのは本当のコトなんですよね。



 
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渡辺 航

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 今回はそれが実に感じられる回です。


 銅橋の圧倒的な強さを読者に叩き付け、無自覚な才能の塊の鏑木というギャップわ楽しむのですが、この振れ幅がデカいほどに構成的に出てくる部分があります。


 『あれ?じゃ、杉元くんは全国レベルの選手じゃね?』


 ……というコト。いや、現在の彼はなかなかの実力があるし、個人的にはとてもヒイキしてますが、実際にマンガとなれば『盛り上がり重視』に振るという部分……それは『あえて切り捨てる』という方向です。マンガにイロイロと言うとマンガブログというのは実はマンガを分かってないというコトでもあるんですよね。これは自惚れなんです。



 ここ最近は『やっぱりマンガというのは娯楽であり、奥が深い』と作品を通じて考えるようになりました。マンガというのは本当に底が知れない。底が知れないと感じているのがとても嬉しいです。まだまだ、この作品からは学ばせていただきます。






チームの団結力   古谷野孝雄『ANGEL VOICE』

週刊少年チャンピオン
05 /30 2014


 『いいか、MATはチームワークだ!』と隊長は言うも空回り……。『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)ほどチームワークが悪かった防衛チームも珍しい。オマケに防衛庁長官まで『メンツを守る為なら水爆を使うのも厭わない』ような大便野郎だったり。とにかくチームがそれなりになるまで3ヶ月ぐらい使ってます(しかし最後まで微妙)。


 安易なチームワークというのは『絵空事』なんですよね。もし、チームワークを過剰に提唱する上司がいたら警戒が必要だ。『ミスはお前のもの、手柄は俺のもの』という大便野郎の可能性が高い。



 同じ困難を乗り越えてからこそ『チームワーク』は初めて発生するんじゃないでしょうか?自然と。


 
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古谷野孝雄

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 今回の『エンボイ』は市蘭のチームワークです。再認識的に『お前たちはチームワークが船学よりも勝っている!』と描かれてますが、この作品を今まで読んできた方々にとっては異を唱える者はいないだろう。


 最初はバラバラだった彼らがサッカーを通じて成長し、認め合う。


 そう、重要なのは『認める』というコト。さらには観客までもが『どちらが勝っても千葉代表としての不足は全く無い』と感じるようになってしまった。


 『認め合う』というのは時間がかかり、困難で、面倒くさい。安易なチームワーク提唱はだから疑う。
 

ドロドロ       佐藤タカヒロ『バチバチ』

週刊少年チャンピオン
05 /29 2014

 長い休載を経て再開されたのが『修羅の門』であり、最初の敵(厳密には違うけど)は毅波秀明という男であった。

 
 そもそもに彼は俺が中学生の頃に始まった『修羅の門』における最初の対戦相手で、実に四半世紀ぶりの登場となった。最初はアッサリとやられて逃亡した彼であったが作者の思い入れがあったのだろう、再開された作品でも最初の相手となった。


 そして、俺はこの毅波秀明という男が好きである。武道のスジは良いとは思うが、『修羅の門』の世界において他のライバルよりは才能が無いと思います。彼が秀でていた部分は執念深いというコト。想いの強さでここまで来てしまったキャラなんですよね。



 
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佐藤 タカヒロ

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 『憎しみで強くなる!!』というのは否定される。どういう訳かダメらしい。ドロドロした感情はダメなんです。清い心で強くなりなさい。



 いや、それ嘘だろ。


 清い心で強くなるなら、ドロドロとした濁った心でも強くなるはず。気持ちの強さの深さだろうに。



 今回の『バチバチバースト』は王虎のドロドロがいよいよ吹き出しました!!身近なオヤジのは実は情けない男……そんな憎しみから『後藤剣市』として強さを求めた。実際、俺はこういうヤツ嫌いじゃない。孤立して思いを深まらせて強くなるのも困難なのよ……。


 そして、毅波秀明もまた陸奥九十九との再戦の中で弱い自分と向き合いながら戦っていた。『これを嬉しいと思える俺が嬉しい』と。


 この『バチバチバースト』がスタートした時の巻頭カラーで鯉太郎と王虎がすれ違いざまに何か会話していたけど、どういう結末が待っているのか?楽しみです。


アヤヤのポテンシャル…静かに       原悠衣『きんいろモザイク』

原悠衣『きんいろモザイク』とかイロイロ
05 /28 2014


 きらら系……この雑誌の作品群は基本的に『キャラクターの魅力』で『即興』に読者を楽しませる傾向になると思います。


 ストーリーマンガなんかだと結末まではある程度考えてやってますからね。きらら系出身の岬下部せすな先生だとストーリーマンガがエラくスゴい!!今やってる『カリュクス』もぜってースゲエ作品になるに違いない。


 お気に入りの作品は雑誌連載をリアルタイムに楽しむのが最高……という考えなんですが、きらら系は親しい友人に会うような感覚があったり。


 で、たまに『あっ、そういう側面あったんだ…』とか他のキャラとの交わりからアチョーな変化をしたりするギャップが楽しい。


 『きんいろモザイク』という作品も積極的にアチョー指数を高めて人気作品になった訳ですが(異論は認めない)、キャラのあらゆる設定が加算されて楽しくなったのがカレンだと思います。彼女が一番それが濃いし、それを可能にする足し算バッチコイなキャラです。超!優秀キャラです。


 そして連載によってギャップの面白さが大きくなったのは……自分は綾だと思います。このコ、実はきらら系の中でも屈指の変キャラですよね(誉めてます)。

 
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原 悠衣

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 今回の『きんいろモザイク』は学校祭の後編デス!!


 そして、メインは意外(?)にも綾となってます。そう、綾です。アヤヤ。連載開始当初、彼女は割とクールな役回りでちょっとツッケンドンでした。が、連載が進むにつれて静かに変化していったような……。おそらく『バッチコイなカレン』の加入があったせいか、本当に静かに……深化していきました。ボケを忍がやる……と思っていたら、いつの間にか綾が上回るアチョーになってしまいました。いつの間にかべジータを抜いてしまったカカロットのようです。越えられない壁です。


 キッカケは学校祭に向けての演技指導が誉められたコトなんですが、この得意になっている綾の表情がとても良い!!『あっ、このコはこういう部分もあるんだ』というギャップですよね。やっぱり作品は雑誌連載で見るのが楽しい部分って、こういうトコロにあると思います。そして、スイッチが入ってアチョーな演技してますが、これも新たな側面です。綾というキャラのスペックそのもの自体は高く無いと思います。多分、すべてにおいて並ぐらいなんじゃないでしょうか?あるいはやや下で。が、しかし生真面目なんで勉強なんかは出来るのでしょう。綾は、土壇場になるとパニクるけど、そこを越えると粘り強さを発揮するタイプですよ。


 そして、加算されたと言えばカレンの早着替えでいよいよ、くノ一に変化とか『超・俺・得』だったり。その昔、『マーシャルチャンピオン』というゲームにレイチェルというヒロインがいましたね……。ところで昨年はサムライであり、今年はニンジャ……来年は何になるのだろう?


 さて、個別に


トビラ絵~アニメ第二期の〆はこれになるのかしらん?


一本目~ハッピ姿なのは昨年着られなかったからなのか?そして、烏丸先生はいつの間にか食いしん坊キャラになっていました。確かにふくよかなんですが、ダイエットを意識するなんてとんでも!!しっかし、スッゴイ笑顔ですね。


五本目~四巻12ページ目参照で……。これはfigmaになったらダンボールヘッドパーツは付属が約束されたような……。


七本目~さっき、粘り強い……と書いたけど改めて見るとやっぱりたいそう危険だ。


十本目~『ゲームセンターあらし』のインベーダーキャップみたいなものでしょうか?


十一本目~久々にトーテムポール出たなあ……。そして、久世橋先生って今回はこの1コマだけなんですが、あの表情からするに気絶したかもしんない。


十二本目~忍×アリス 綾×陽子 ……というカップリングからするとこの一コマ目は カレン×穂乃花 というのが明確になったように感じます。以前書きましたが本当に二代目できそうだな……。


十三本目~この、花柄サークルに囲まれての『ありがとう……』って、このシーンはアニメになったらどう再現するんだ?


〆~そして、何も引かない、何も足さないという抜群の安定感がある陽子であつた……。



 それにしても、通常マンガスタイルの『きんいろモザイク』もまた読みたいですね~。あのクドいコマ割(妙に味わい深い)は四コマではできないし!! 

値踏み       河本ほむら・尚村透『賭ケグルイ』

ガンガンJOKER
05 /27 2014


 人は皆平等……?ハッ!くだらない!


 そんなコト言うまでもないぐらいに誰も信じて無い。これは青臭い言葉の部類で陳腐ですらある。本気で信じるヤツなら関わりたくない。脳に何か損傷でもあるんじゃなかろうか?(酷い)それでも本気で信じているヤツは……面白い。


 『人間不平等』という現実。それは決してネガティブなコトじゃない。例えば『頑張っている者』と『怠けている者』がいたらどっちの味方になりたいかなんて決まっているだろう。


 ただ、自分は『皆平等』に与えられた権利が一つだけあると思います。何か?


 『人は人を自由に値踏みして良い』という権利だ。


 
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 そもそも、マンガブログなどというものが『値踏み』というコトなんですよね……。自分としてはブログを通じてマンガの素晴らしさを伝えたい!!などという考え方は持ち合わせて無いです。単純にゲスいです。だから、自分の書いたコトは『つまんねー』とか『ムカつく』等々のネガティブな値踏みはアリです。しかし、俺もかなりの面倒くさがりなんで『面白い』とか『興味惹かれる』という値踏みをしてたり。


 そして、その『値踏み』は絶対なんてことは無い。いや、間違っているだろうし、間違ってていい。



 …さて、前回書いたばかりだというのに『賭ケグルイ』です。


 今回でまだ3話目というのにワクワクかつスピーディな展開が続いている。とりあえず、第1話は試し読みできるので読まれるのがオススメだったり。



 この第3話の締めの部分が面白い。夢子は対戦相手……を『最低の部類の人間』と値踏みする。この言葉の真意はまだ分かりませんが、ここで夢子という主人公を値踏みするならば信用できる人間と感じる。直感的に。


 おそらく夢子は『あなたが裏切りや卑しいまねをしない限り、彼女もまたあなたに対して裏切りも卑しいまねもしない』という稀有な人間ですね。そして、それこそが『平等』というものじゃないでしょうか?


 夢子の『値踏み』は『社会的地位』『能力』『富』が目安では無いし意味を成さない。『人としてナンボ?』だ。まあ、そういう人は本当に稀だ。稀だから最も警戒しなきゃならないタイプだ。


 ギャンブル……というのは全くやらないが、例えばコイントスとかシャッフルしたトランプの大小勝負は『平等』であり、そこには普段人々が持っているステイタスは役に立たない。今回は夢子の深遠を少しだけ覗いたような気がする。



 『値踏み』はするが、人間としての力を『平等』に勝負したがる蛇喰夢子の活躍はまだ始まったばかり。今、とても注目したい作品だ。






選べないのが性分     瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
05 /26 2014
 オタクな方と会話すると、兄弟もオタクだったりする場合が多い。これは環境でそうなったのか?


 が、『こいつはくせーゲロ以下のオタク臭がプンプンするぜー!!』というのが俺のような気がする。実際、親も姉もオタク要素が全く無い。親戚筋も全く無い。そもそもに俺の人生初ワードが『ゴレンジャー』だったそうだから、これはもう呪いレベルなんじゃないかと思います。



 人の持って生まれた資質って、環境で変化するにしても『変えられない』と思ってます。年齢による変化というのは『本質が開花しているだけ』と思います。変えようも無い性分……コイツを強く持って生まれしまった人は大変だ。



 
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瀬口 忍

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 まず、沢田の話なんだけど、前にも書いたようにコイツは不幸にも強烈な殺人鬼としての性分を持って生まれてきてしまったように感じる。もし、壁の向こう側に生まれたとしてもやはり殺人鬼になっていたような気がするのです。沢田ってかなり好きなキャラなんですが、その性分を何かのせいにしないで、自分の為に生きているという部分だ。彼は生まれや世界に嘆いたりはしない。そういう部分は魅力的だ。



 で、ココ最近は周龍なんだけど、今週のを読んで直感的に感じる部分がある。



 彼は暴力とか支配とか嫌いなんじゃなかろうか?



 ……というコト。なんつーか、マイペースに仕事してメシ食って好きなコトやっているのが幸せで、多くや過剰を望まない性分なんじゃないでしょうか?


 実際、隕石の落ちる前の彼はボンボンだったので、場合によってはそのような人生も可能だったかもしんない。しかし、隕石が落ちて父がギャングになってしまったが為に、コッチの方向を歩まざる得なくなった……そんな気がするなあ。


 
 多くの方が金持ちで裕福で不自由ない家庭に生まれたいと思うのだろうけど、やっぱりそれは幸せが内定しているのとは違うと想います。生まれは性分も含めて変えられない。仕方なく従って貫くしか無いのだろう。



チャンピオン25号の感想

今週のチャンピオン
05 /25 2014
 なんだかんだ毎週のチャンピオンが楽しみなんですよね……。文句もタラフク出ますが、やっぱり俺は楽しんでいるんですよ……。ここ最近は全体的に作品クオリティは上がっているような気がするので、このペースと柱が二本ぐらい追加されれば雑誌としてのバランスが良くなるんじゃないでしょうか?

 あとは雑誌特有の悪ノリが無くなればなあ……。あと、グラビアいんない。グラビアって雑誌の売り上げに影響するのか?個人的には貴重なカラーページに割いて欲しいんですよね。マンガ誌読みたいので。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『イカ娘』~悪びれない三バカが良い。


『刃牙道』~そろそろ本気出しますか?とトビラだけの出番といういつものバキが果てしなく空しい……。これは『俺はまだ本気を出してないだけ』というのと同義のような気がする……。


 ただ、サインをせがまれた……の件は『やっぱり非凡なるセンス』と感じます。昔のバキはこの密度がエラく濃かった。ここが昔っからの読者が不満になっている部分なんでしょう。本当に本気出して……と心のどこかに期待があるんですよね。


『実は私は』~別記事にしました。


『浦安』~なんだかんだ勇と涙ってラブラブだよね。


『囚人リク』~別記事にします。


『クローバー』~先週死亡したと思っていたゲンゲンですが、大方の読者の予想通りに割と元気なのがこの作品だよな~。来栖の途中参加が確定したと考えて良いし、なかなかメリハリを入れてくる。分かっていても楽しいマンガというのは貴重だ。



『思春鬼のふたり』~別記事にしました。


『エンボイ』~別記事にしました。


『ブリーチ野球軍』~桃チャン、このままいくと期待に応えてくれそうです。


『バババ』~デブは遅い……という認識はあると思いますが、相撲中継見ると瞬発力がハンパ無いんですよね。そういう相反するようなスピード感描いているマンガって珍しいと感じます。


『森鬼狼』~なんか懐かしいスタイルのいかにもマンガが良い。ただ、ページ数も多いし、あと二つぐらいの仕掛け(意外性)があっても良かったかも。


『ウチコミ!!』~別記事にしました。


『ひよこ式ケンテイ』~別記事にしました。


『真・餓狼伝』~来週で最終回か……。奥義出すあたりまではスピード感があったのですが、ここらからメッサリとテンポ悪くなったなあ……。剣術家とのバトルはとにかく冗長だったし。『銀二』なみのテンポなら面白かったんだけどなあ……。



『青果人』~こりゃ、マジで酷いラストだな(誉めてます)。面白かったのですが『単行本になったら買うか?』となると『う~ん』となってしまうようなのが惜しい。もうちょっと何かが足らない。ただ、短期連載としてはかなりの健闘ぶりでした。


『フルット』~鯨井さんは怠け者……という認識は読者にあると思いますが、今回のエピソードの時は『常識人としても違和感無い』という立ち位置になるんですよね。石黒先生のマンガの巧さはスゴイ!!


 来週は荒達哉先生の『ハリガネレシーブ』というコトで読み切り時のバレーマンガも面白かったので期待してます(切り抜き保存してある)。ただ『黒子のバスケ』の二番煎じにならないか心配と言えば心配だ……。『黒子のバスケ』はあらすじを聞きかじりした程度でマトモに読んでないのですが、それでもなんかそういう『不安』を感じる。間違いだといいのだけど。






順調?不調?ヤバい?     増田英二『実は私は』

増田英二『実は私は』 『さくらDISCORD』
05 /25 2014
 マンガというのは読者を楽しませるもの……という考え方なんですが。

 一応はマンガブログやらせてもらっているのですが、やればやるほど分からなくなるというのがある。この展開はヤバいだろ……と思ったら、大いに受け入れられるコトもある。逆に、コイツはスゴイ!!と思っても大して反響がなかったりする。俺の意見など、大河の中の一滴でしかない。


 そういう意味で判断がとても難しいのが『実は私は』だったり。


実は私は 6 (少年チャンピオン・コミックス)実は私は 6 (少年チャンピオン・コミックス)
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 最近、紅本先生を酷使しすぎてませんか?


 ……と思っていたトコロに、いよいよ摩耗してきたようなというのが今週の感想だ。いや、今週も新たなキャラの魅力を開拓したのは感じるのですが、それに伴い紅本先生がいよいよになってしまったような……気がする。以前、メインヒロインである白神さんが『単なるアホの子』になってしまった経緯と同じ道を辿って、紅本先生のキャラがヤバくなったような……。とりあえず連投が続いて肩を壊したような気がするので、そろそろマウンドから降ろして治療した方が良いような気がするんだけどなあ……。


 先にも書いたように、これって自分だけの感触なら特に問題無いのですが。


 ただ、増田先生の作品は一方向に突っ走る傾向はあると思います。そこに不安が……。


 それでも、今回は朝陽フレンズの新たな側面が描かれていたりして楽しかったんですよね。特に岡くんに至っては朝陽より主人公向きじゃね?というポテンシャルを感じました。あと、みかんちゃんね。この飽食の時代に鶏肉のすき焼きとかお前は昭和中期の子供か!!ああ……、みかんちゃんはバイト代をキチンと家庭に入れている良い子だったのね。あんまりにも良い子なんで、良い子と言われたくなくてあんな屈折の仕方をしてしまったのか……。


 やっぱり、この作品はみかんちゃんにかかっているなあ……。みかんちゃんヒイキな俺の意見こそが大河の中の一滴なのかもしれませんが。





笑顔のマンガ家        福地カミオ『ひよこ式ケンテイ』

週刊少年チャンピオン
05 /25 2014

 ジョジョの第六部でプッチ神父とディオの会話……


 『最弱のスタンドって何?』『スタンドに強いも弱いも無い。王には王の、市井の人々にはそれぞれの人生があるようにそういうのは無い』『あっ、質問の仕方が悪かった、最強の格闘家は誰?みたいなノリで』


 …という流れから『最弱のスタンド』が敵として主人公たちに立ちふさがりますが、そんなノリで。


 きらら系の作品を取り上げるコトも多い当ブログですが、『きらら系で最も好きな作品はきんいろモザイク』というのが自分のアンサーです。この作品の魅力は尽きないのですが、特に惹かれるのが『笑顔』だ。原悠衣先生の描かれる笑顔が自分はとても好きなんです。



 さて、読み切りの続く福地カミオ先生なんですが、今のトコロは『やっぱり新人相応』という感じなのが正直な感想です。いや、バカにしている訳でなく、むしろ『あれ?ひっとしたら……』というワクワクを感じさせてくれるマンガ家さんですが。なんつーか、マンガというのはとても難しいものなので、そんな簡単に会得できるものじゃない。


 今回の『ひよこ式ケンテイ』ですが、本当に普通……いや、むしろ無味無臭な作品として感じる方も多いでしょう。が、今回の作品で感じた!!強く感じたのが



 これはいずれ『良い笑顔』を描くマンガ家さんになる!!


 ……という確信だ。


 マンガにおける『笑顔』というのは『ドラゴンボール』のスカウターのように数値化できるものでは無い。この『笑顔』に今後も期待してます!!


 前回からの変わった部分としては『絵の幅を広げようとして苦心している』というのが感じられた。おそらくヒロイン・萩原はバカだけどナイスバディというのを狙ったのだけど、まだちょっと発展途上か……。惜しい。方向性は正しいと思います。


 それにしても九九が八十七って、お前は男塾の田沢か!!(田沢は八十八)


 まあ、俺もバカという点では負けない。いい歳こいて萩原(はぎわら)と荻原(おぎわら)の読み方が分からないし。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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