2014年09月 - 豚か狼か

マンガ雑誌で読む快感    瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
09 /29 2014


 毎回このマンガ雑誌を購読している……というコト。実はコレはかなりスゴイ。


 やっぱり好きなマンガ家さんが居て、単行本も出たら買うという方の雑誌を買うとなったら別だ。じゃないとマンガ雑誌だらけになって追いきれなくなる。マンガ雑誌は買っている方だと思いますが、それでも制限が出るのは仕方ない。


 そして、マンガ雑誌を購読する喜びというのはリアルタイムで読んでいるという快感だ。単行本もいいが、やはりマンガは雑誌で読むのが醍醐味だ。来週のワクワクに繋がる。そういう豊かさはいい。



 
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瀬口 忍

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 つーコトでやっぱりバレました。


 いや、ヤッパリというのはマンガとしての面白味から『やっぱり』です。田中の考えた通りに進むなら、ドラマ性が薄味になってしまう。ここからがマンガとしての勝負です。読者をいかにハラハラさせて、気持ちよくなってもらうかに作品がかかってます。


 ここでピンチになるのはおそらくほぼ全ての読者が予想するに難く無かったであろう。問題はその後の『どうやってピンチを切り抜けるか?』というクエスチョンに対するアンサーだ。


 リクたちの繋がりを描いたドラマ?アッと驚くようなアイディアでピンチを脱出?いやいや、ここは欲張りに全部乗せだろう。


 もちろんこの作品は『囚人リク』なので、『覚醒』とかの都合の良い方向は無い。それが分かっているからイロイロに期待できる。


 これが単行本だと、スピーディに読める分、次週までのヤキモキ感が無いんですよね……。


 しかし、良い脱獄のアイディアが全く浮かばないなあ……。これは来週以降のアンサーが楽しみです。

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チャンピオン43号の感想

今週のチャンピオン
09 /28 2014

 ここ最近のチャンピオンの新人比率が高いのは嬉しいのですが、どうも戦略性みたいのを感じないなあ……。悪く言えば『とりあえず載せておけ』という印象に。実際、あまりにも新人さんが多くて、誌面がかなり変わってしまった。新陳代謝というのはじっくり時間をかけて行った方がいいと思いますが。


『浦安』~なんだかんだ、バキのパロディはやはり浦安が抜きん出ていると思います。


 ウナギは大好きなんですが、やはり絶滅危惧種ときいてためらったり高価になったりで、ここ三年ぐらい食べてないなあ……。食べたい。



『弱虫ペダル』~別記事にしました。



『ハリガネサービス』~とりあえずのライバルキャラのトリッキーな動きも、それは下平のエサにされるかと思うといささか不憫に……。審判のシーンは面白いのですが、やはりフレッシュさや思い切りのあるシーンが欠けてるなあ……。


 もっとハジけた展開になるぐらいで丁度良い。絵とか伸びしろありそうだけにもったいない。



『囚人リク』~別記事にします。



『実は私は』~別記事にしました。



『イカ娘』~最近はヒロインにオタク設定付くの多いような(テコ入れ的にも)。


 やっぱ、元祖はセーラーマーズだと思います(あんまり知られてないけど隠れオタ)。ツンデレ!!巫女さん!!というだけのキャラじゃないンだぜ~。好き~。(語ると長い)



『チカカラチカ』~今のトコロ、都合よく『地下人間の設定』を持ち出すのがイマイチかな……。『食費を入れる』という概念はあるのに?ここら辺の差異は疑問です。

 
 ただ、積極的にギャグ絵を入れる点は頑張っているな~と感じます。



『黒虎』~別記事にしました。ワキ。



『クローバー』~別記事にしました。



『ブリーチ野球軍』~ムラがあるけど、ギャグマンガ的な部分は面白いですよね~。ここら辺、もっと割り切って良い部分で勝負するマンガでもいいのかも。



『ウチコミ!!』~別記事にしました。



『ネイジィ・レター』~う~ん。それなりにマンガを読まれる方は『ジョジョっぺえ』とマイナスの意味での感想を出すんじゃないかな?例えば、虫を潰す描写とかクモを口に入れるといった『仕草』まで思い出させるのはちょっとマズイですね~。『うん…好きなんだココナッツ』って。


 アイディアは盛り込むような努力は感じられます。おそらく見識を広げると開花するタイプなんじゃないでしょうか?



『喧嘩村』~別記事にしました。



『思春鬼のふたり』~やはりこのマンガの治安の悪さは『北斗の拳』以上だぜ~。


 辻くんのお父さんも災難だな……。



『木曜日のフルット』~クロというと残像攻撃してたけど、あれはなんだったのだろう……?デン一派は何気にイイ奴だと思いますがいかがでしょう?


 来週のチャンピオンは『モンハン4G』のプレゼント企画か……。ダメもとで応募してみようかな(忘れるパターン)。


 
 

健康的お色気     鈴木快『黒虎』

週刊少年チャンピオン
09 /28 2014

 マンガヒロインとか好みがあると思いますが、自分は『おとなしい』とか『黒髪』とかが元々の好みなんですが、年齢と共に好みの幅が広くなったような気がする。


 もう古典作品だと思うのですが『サクラ大戦』だとカンナが結構好きだったりする。逆にさくらとアイリスは嫌い。某マンガ家さん(女性)が『さくらが嫌い』と言っている方が居てシンパシーを感じた。4までやって、ラストバトルはチーム編成できますが、エリカ・ロベリア・織姫・すみれ・カンナという『問題児+1』という俺チーム名でやってました。


 さらに時間が経つと、元気なヒロインというのが好きになった。最近だと『ガールズ&パンツァー』でのアンツィオ高校のぺパロニです。『しゃらくせぇッ!!』とか今世紀に入って初めて聞いたんじゃなかろうか?


 ただ、共通しているのは、強い我をどこか持っているキャラが好きみたいです。


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 さて、今回の『黒虎』はヒロイン登場です!!このマンガも基本的に少年バトルですから無闇にヒロインは投入できない。ハーレムマンガじゃないからね。名は猪頭祈(いのがしらいのり)と苗字と名前の部分で『いの』の韻を二回踏んでいるのが面白いセンスです。そしてなによりエロボディ!!中学生の俺だったらドキドキするレベルでカワイイです。そう、カワイイです。現行チャンピオンヒロインの中でいきなり上位に来ました!!ええっと、コレ、女の子ウリにしているマンガよりカワイイんスけど。


 先に『エロボディ』と書きましたが、カラッとした健康的なお色気なのが良い。男には健康的なお色気は存在しなくて、だからこそ憧れで、なんつーか劣情とは無縁のお色気です。


 そして、桁外れの怪力という設定ですが、これに対するアンサーはあるのだろうか?単純に力が強いとかでなく、使える条件とか弱点とかあると良いのですが。



 
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鈴木快

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 もうすぐ一巻も発売!!
  

ラスボス   滝口翔太『喧嘩村』

週刊少年チャンピオン
09 /28 2014

 ラスボス!!

 バトルものの作品では常に期待が付きまといます。『ウルトラシリーズ』なんかだと、シリーズから、ゼットン・改造パンドン・バット星人&ゼットン・ジャンボキング・バルキー星人・ブラックエンド……等々ストーリーと合致したデザインがなされてい。例えばゼットンは今までと違った雰囲気でいささか虫っぺえ。例えば改造パンドンは前回セブンに重症を負わされたのでパワーアップしてラストバトルに臨んでいるとか。例えば、バッド星人&ゼットンは初代を破ったゼットンをさらに二対一で戦う帰ってきたウルトラマンの不利さ等々。


 ラスボスは強くて当然!!さらにさらに求める!!



 20140186.jpg


 さてさて、滝口翔太先生の『喧嘩村』のラスボスは道化師であった。


 これはなかなかインパクトある。しかし、見た目のインパクトだけでなくパントマイムから観客をサービスしている……周りの心理すらコントロールするほどに強いという着眼点は、マンガ的な面白さアイディアとしてなかなか良いです。


 あと一つ、面白い仕掛けがあれば良かったかな……と思ったりもしますが。ガキの頃は妙にマクドナルドのドナルドが怖かったのですが、そういう理解不能の怖さを滲み出すとか。


 また、ストーリーも最初からある程度決まっていたようなので、全体的な俯瞰図があれば良かったかな?例えば来週でラストだと思うのですが、冒頭に『なぜ全てケンカで決めるか?』等を挿入すると雰囲気出ると思うし。


 あと、形式ばって若干読みづらい部分もあるので、視点誘導がスムーズになるといいのかな?ここら辺、ネームをガスガス切ると上手くなりそうな滝口先生なんですが。


 それでも、やっぱりこの作品には毎回記事書きたくなるようなパワーがあるんですよね。今回の増長天のパントマイムなんて、かなりセンス良くてマンガ的な面白さにあふれてます。



 次回、力也がどういう反撃で勝利するかの『クエスチョンに対するアンサー』の出し方で決まるなあ……。



気持ち良いラスト      さと『フラグタイム』

さと『りびんぐでっど!』『フラグタイム』
09 /27 2014

 野球マンガで宿命の相手との最後の勝負は直球がいい!!


 ハロルド作石先生の『ストッパー毒島』の最後の勝負は気持ちよかったな~。これが頭脳戦による三振だと、ここまで余韻は無かったんじゃないでしょうか?


 最終回はズバンと来るが良い!!


 
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 先日、チャンピオンタップ連載の さと先生の『フラグタイム』が終了しましたが、これが本当に気持ち良いラストです!!やっぱりこういうキレイに終わる作品はいいな~。


 で、ここで注目なのがやたらと風呂敷広げた訳でもなく、変な要素で読者の関心を煽り立てた訳でもなく、ひたすらに直球な展開が続いて、ラスト前で『まだ、速いの来た!?』と思わせて最後にスゲー速いの来た!!というビックリ感!!いや、気持ち良い空振り感を味わえました。


 前作の『りびんぐでっど!』はギャグで、ショットガン的な攻撃をしてきましたが、こちらの『フラグタイム』はストレートですね。さと先生の作品は他にも『いわせてみてえもんだ』と『美大道』を読みましたが、そのどれもが違った味わいがあるのも興味深い。


 マンガ家さんの作品……ことに代表作なんてできるとイメージが定着するのもありますが、幅広い作風というのもスキルのひとつだ。チャンピオンで言うならば、渡辺航先生の作風は広いし、昔なら横山光輝先生はとても広い。


 そして、この作品は二巻で完結する(発売予定になってます)。この長さは丁度良い。長編マンガもいいが、短編・中篇(個人的には5~10巻ぐらい)のマンガも出版社さんはもうちょっと注目してほしいと思ったり。


 『フラグタイム』はWeb連載でしたが、作品のバランスが個人的に丁度良く、気持ち良く終わったのでとても好きな作品です。単行本が出たら最後にもう一回書くと思います。

道具と人   村岡ユウ『ウチコミ!!』

週刊少年チャンピオン
09 /27 2014

 そこまで詳しく無いのですが、お気に入りのカメラは リコーGRⅣです。


 
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 一応はペンタックスのK30も持っているのですが、持ち歩きとか手軽さがあって好き。その後、後継機のGRが出て、たまたま友達が持っていたので触ったりもしたのですが『素人でもいいカメラと分かるし、イロイロとパワーアップしているけど、なんだがⅣのがいいや』という感じで。


 マンガで道具が出る場合は『場を盛り上げる小道具』という場合がある。萌えキャラの服装がダサかったら台無しのように、そういう効果は大事。しかし、さらに踏み込んで融合している『良さ』がある。バイクマンガとマンガの中のバイクの役割は全然違う。マンガの中のバイクは大抵シックリこない。



 
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 『ウチコミ!!』は柔道マンガではありますが、シーンの中でカメラ・スマートフォン等、いわゆるガジェット系(俺も良く分かってない)というものの扱いがこのマンガはすごくシックリしているんですよね。それが機能した回と言えましょう。


 戦車模型が大好きなのは度々書いてますが、『なぜ?』と『魅力は?』と聞かれれば一番に上がるのは『機械と人間がうまく絡んでいてドラマ性がある』というコトになります。どっちかあれば良いというものでなく、どっちもあって初めて魅力的になるトコロですね。バイクマンガというのもそう。キャラとバイクの両方が活きて初めて『バイクマンガ』と呼べます。


 こうしてみると、村岡先生にはカメラマンガのセンスがかなりあるんじゃないかな?とか考えてしまう。そういうのも是非とも読みたいですね。あと、平川哲弘先生の釣りマンガ!!

いつの間にやら      平川哲弘『クローバー』

週刊少年チャンピオン
09 /27 2014

 いつの間にやらランキングがズルズルと後退していて………しかし、普通レベルで言えば『かなり強い』という位置付けのキャラはいつの間にやらそういうトコロに追いやられている。


 その筆頭としてあげられるのが、やはり『ドラゴンボール』のヤムチャであろう。実はこのヤムチャ、登場当時は『悟空とほぼ互角』の強さをもっていたにも関わらず、負け続けの日々になってしまった。むしろ『イマイチなんじゃないか?』と思われたクリリンは独特の地位を得た。


 また、『ダイの大冒険』では最初悪役だったクロコダインが正義の心の目覚めてからが面白い。毎回毎回カラダをはってやられ役に回っていて……いや、これも魅力的でした。


 この『やられ要員』というのは最初からでなく、その後のイロイロで決定されていくのが面白い。マンガというのは偶発性が作品を決める時があるのですが、やられ役は偶発性で、そして……



 
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 はい、今週の『クローバー』は俺たちの真田の出番です!!


 このマンガを読まれている方はご存知だと思いますが、真田のやられ役ったらハンパ無い。いや、それなりに活躍するのですが、イマイチ感が常に付きまとっている。同期の菊池は『けっこうやる』というイメージなのに。なぜこうなった?


 最初はハヤト&ケンジに絡んだ、真田&菊池なんですが、初手でつまづいたんじゃないでしょうか?あの時、真田がケンジとでなく、ハヤトとタイマンしてたら違う未来になっただろう。その後、真田は集団リンチにあって守谷にヤキ入れられたのが、決定付けてしまった……。『あっ、コイツはやられ要員』という具合に。


 そして、連載が進むにつれ、ゲンゲンと真木という作者にヒイキされているとしか思えないキャラが出たためにますますジリ貧に。


 まあ、タチの悪いコトにそんな真田がみんな好きなんだけど。


 今回もバトルに暗雲が立ち込めてます……。やられ役というのは偶発的に決まる。そして、そういうキャラはいい仕事するんだよね。

渡辺航・弱虫ペダル・第321話『メッセージ』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
09 /26 2014

 一番好きなアニメは『無敵超人ザンボット3』です。第二期希望!!


 …などと。オタクでなくマニアな人気が高いザンボットですが、さすがに続編は無いだろう。いや、あっても観ないだろうけど。俺の中であのラストシーンは全てであったから。


 今のアニメって二期三期みたいなのがすっかり定着したなあ……。



 
弱虫ペダル 36 (少年チャンピオン・コミックス)弱虫ペダル 36 (少年チャンピオン・コミックス)
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 というコトで、第二期があってパワーアップする坂道くん!!あ~分かるなそれ。俺もクルマ運転しながらジャンボーグナインのテーマ口ずさみながら、『しっかりしろナオキ!!どうせ捨てた命じゃないか!!怯むな戦え!!クロスショット!!』とかやってるもんな(日本全国お前だけだよ……)。


そもそもに最近の『弱虫ペダル』人気からすると、あのキャラやこのキャラをイメージしながら走っている人も多いはず。ビアンキ乗って箱学ジャージあるんで荒北ゴッコして走るんだぜぇ!!フクチァァァァァャン!!


 とまあ、最近は自転車ブームですが、ストイックにやるだけでなく楽しいを置いてやるのもグゥな弱虫ペダルでした。


 しかし、手嶋の頑張りに刺激されてブーストかかる展開は前にもあったなあ……(汗)。このままでは手嶋がチラ見しながら他力本願という悪癖がつかないか心配だわ!!


 『僕たちがどんなに頑張っても結局怪獣を倒すのはウルトラマンだ。僕たちはいらないんじゃないかな?』『何をしている……?早く着てくれウルトラマーン!!』           『 ウルトラマン・小さな英雄』のイデ隊員の言葉。



何だったのか……?   増田英二『実は私は』

増田英二『実は私は』 『さくらDISCORD』
09 /25 2014


 
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 先週のシメから朝陽が追いかけるシーンとかも期待はしていたのですが、結局はかき乱してそのまま別エピソードで継続というなんともしまらない展開になってしまったなあ……。


 一応は継続性はありますが、まさか放り投げたままにするとは……(汗)。


 やっぱり、熱い展開を見たかったな……。こういうトコロはギャグとかで濁さず、先延ばしせず、直球で魅せて欲しかったのです。

イケナイコト   こるり『桃色トランス』

マンガレビュー
09 /24 2014

 それが息を吸うような『当たり前』であるならば、ゾクゾクと興奮しない。


 背徳感は最高のエロス!!不倫・浮気・変わった性癖等々がこの世から消滅しないのは、『どういう訳だか背徳感に快感を感じる』という人間の本能がある。これはもうぜってーある。あるんや!!むしろ人間はその感覚に特化しているからこそ今日の繁栄を築いたような気すらする。


 『ああ、ボクはイケナイコトをしてしまった……』という後悔と快感。あれはクセになる。


 基本、マンガしか読まないのですが、三島由紀夫の『仮面の告白』を仕方なく読んだのでアタマに入らなくて理解できぬのです。が、一カ所だけ好きなトコロありました。『初セルフバーニング』のシーン!!(最悪だ)このシーンの『イケナイコトしている』感が最高なのだよ。エロスは背徳感バリバリが良い!!押忍!!走れエロス!!

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 ※左から、あおい・花・かなで・南

 今回は こるり先生の『桃色トランス』です。以前、『魔法少女Lv.0』を取り上げてましたが、今度は『百合姫』にて連載開始です。普段、間違いなく買わないであろう雑誌ですが、やはり紙媒体で載る こるり先生だけに買ってしまった……。自分はこれを待っていた。ああ、ボクはイケナイコになってしまったんDA☆


 ええっと、生徒会四人組が百合展開するマンガです。


 …とまあ、第一話のストーリー展開からするとこんな感じなんじゃないかな?いや、百合というのが感覚的に分からないので……。が、ここはフルコンタクト実戦マンガ記事!!(読めばめきめきアタマが悪くなる)分かって無い側の意見も重要DA☆(開き直りです)


 そう、ここはさすがのこるり先生であつた!!


 生徒会長・あおいがぽっちゃりぶーたんであつた……。いや~目眩するわぁ~。かけ算九九やる前に面積問題に挑むやうなハードルの高さだぜ……。しかし、これが自分にとってはツボであつた。何かが目覚めた(荒木飛呂彦先生の作品的何か)。


 そう、ぽっちゃりが受けに回るコトにより途方もない背・徳・感・!!


 ダイエット店…という名目であんなこと☆こんなことしてます。かなでが『やってしまった…』と言ってましたが、この背徳感が妙にクセになる作品になってます。


 そして。


 『魔法少女LV.0』から一年半……。その後のこるり先生は『艦これ』の方でブレイクを果たしましたが、やはりこうして雑誌掲載されたマンガは嬉しい。『魔法少女LV.0』を初めて読んだ時に予感めいたものがありましたが、短期間で絵がさらに洗練されてます。マンガの絵の洗練というのは諸刃であったりします。昔のが個性強かった…とか、妙な魅力があった等々で。が、こるり先生の場合は、いい感じに個性的な絵を魅力的なベクトルに持っていっていると感じます。そして、相変わらずイロイロと丁寧なマンガで、やっぱり地道に向上心を絶やさない方のマンガは違いますね……。


 こるり先生のマンガとして、もう一本!!無料配信の『ぽにまが』で『IDO!』の連載も始まっております(こちらは あこ先生原作で作画担当)。こるり先生の描かれる世界は妙で独特で味がある。そして背徳感。是非とも読まれていただけると嬉しいです。

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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