2015年05月 - 豚か狼か

渡辺航・弱虫ペダル・第353話『希望の足音』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
05 /31 2015


 本当の私……ひと頃は『自分探し』というものがはやったような気がするけど、アレはなんだったのだろうか?


 親しい人といる時、職場・会社でいる時、一人でいる時……それぞれの側面があって、どれも本当だと思うのですが『かなりザックリな俺)。


 マンガというのも作者さんによってはたくさんのジャンルを描いてます。で、どれも本当だし、どの作品からも本人と感じるものがあるんじゃないかな……。



 20150196.jpg



 今週の『弱虫ペダル』はアツアツのレース展開をクールダウンさせるかの様なギャグ回でした。


 こうなってくると『弱虫ペダル』しか渡辺先生を知らない読者というのも多いと思うのですが、もともとおパンツギャグマンガを描いているコトがメインだったりする。ギャグは得意とするトコロで実はこれが『弱虫ペダル』を他のスポーツマンガと大きく開けた部分では無いかと思います。


 熱い作品もゲラゲラの作品も、どちらも同じ渡辺先生なんですよね。


 そして、そういう『おパンツギャグマンガ』でも、やっぱり『弱虫ペダル』に通ずる部分があったりします。自分はマンガというのは描いている方の人柄が出る……と思ってますし。


 しかし、まあ、今回のツボはベストボーイだよなあ……。これって、今の『弱虫ペダル』の勢いからしたらグッズ化しても不思議じゃないあたりがジワジワきて笑える。


 そして、


 すーげ記憶力の山岳とビックリですが、よくよく考えるとコイツは昔から物事に集中しないで相手を軽視して不覚をとったりするけど、なかなか治らないような気もする。





スポンサーサイト

お兄ちゃん頑張る!!    福地カミオ『私のお兄ちゃんはサイボーグです。』

週刊少年チャンピオン
05 /31 2015



 20150200.jpg


 今週の『わたサイ』ですが、妹・和がさらわれる……というものでしたが、全くもって平和な世界なので、いつもどうりにニンマリでした。


 いつも書いているコトですが、それにしても東谷博士はいちいちカワイイ。カワイイという言葉を連呼するとアタマが弱いみたいだが、本当にカワイイ。今回のオチのカワイサも絶品だ。


 なんたって、オムライスである。いい歳こいた……しかも世界トップクラスの頭脳を持った科学者のくせにこの人のオチャメさはいちいちカワイイから仕方ない。


 それにしても、悪の三人はすっかりとヤラレ役が板に付いてきて作品もどんどん面白くなってきたのに、来週最終回とは残念だな~。セカンドシーズン入れて単行本一冊とかにはならないでしょうか?


 あと、クオリティが安定しているのは描き溜めがあったのだろうか?でなければ、福地先生のマネジメント能力の高さも見逃せないなあ……。


作戦        鈍速毎日『マジカロマジカル』

鈍速毎日『マジカロマジカル』他作品
05 /31 2015


 よくブログで『ワイルド7』をオススメしてますが、もちろん理由はある。


 『なれない。だけど、男としてせめて共感したい』という憧憬と感じられる少年マンガらしさは普遍不滅のものだ。


 が、一方で『ギミック』というのがこれまた少年マンガとして秀逸だ。主人公・飛葉大陸は生身一つでピンチを切り抜けるために『アッと驚くような機転で勝利する』というのが痛快だ。まあ、『ワイルド7』はやたらに長いので60ページぐらいで収まっている章『死神を処刑』がオススメ。このシーンでのクライマックスは敵を撃退したいが大砲の弾があっても、大砲そのものが無い。そこで飛葉はバイクを使って……というものだが、実にマンガとして快感に仕上がっている。


 ここ最近のマンガではそういうのが見られなくなって寂しいのですが、『アタマを使って勝利する』というのはどんどん盛り込んで欲しいなあ……。



 20150199.jpg



 今週の『マジカロマジカル』は先週で作戦をほのめかしていたので、そういうマンガ的に面白さを期待していたのだけど、ちょっと物足りないのが正直なトコロだ。まあ、リアルっちゃリアルなんですが。


 こういう時こそキャラのココの能力を活かすと作品に深みが出るので惜しいなあ……。このマンガは本当に『惜しい』が多い。例えば、朝がオトリになるにしても『なんとか頑張れ』でなくて、『あそこまで引き寄せて油断したトコロにキックして、転げ落とせ!!これでかなり時間が稼げる』みたいな要素を盛り込んでもいいんじゃないかな?さらにそこにもう一歩踏み込めば『読者がアッとなる』の領域だし。


 ただ、作品そのものは結構がんばっていて少しずつ盛り返しているようにも感じます。絵のクオリティは戻ってきたし。やっぱりまだ踏ん張りどころは継続中なんですが、この作品には期待している自分がいるんですよね。



優……お前ッ!!         櫻井あつひと『辻浦さんとチュパカブラ』

櫻井あつひと 『辻浦さんとチュパカブラ』
05 /30 2015


 そー言えば最近エロゲー・ギャルゲーの類をやってないっスなあ……。


 20150201.jpg


 今週の『辻浦さん』は優のゲーム事情が描かれてましたが……


 ギャルゲーマーだったんかい!!


 いや、前に出た情報だと時間のかかるRPGとかシュミレーション系だと思ってましたが。優チャンと勇チャンで繋がっていたと思ったが、まさかの。


 そもそも、モテモテなのにギャルゲーとか何が不満なんだ?言ってみろ!!なんなら橘さんに迫ってみろ
すぐにヤラせてくれるぜっ!!(最低発言)


 それにしても俺も付いてきた特典にエロい抱き枕カバーあるけど、さすがにどないすべぇ……。枕自体はニトリあたりで安く手に入りそうだけど、まあやっぱり、使う気は起きないっスわ。ここで俺がデスノートかなにかで心不全で死んだら『ああ、コイツは死んでいいようなゴミオタク』という部屋だしなあ……。


 部屋の整理整頓・証拠隠滅はやっていこうと思いました。

男気        石黒正数『木曜日のフルット』  

週刊少年チャンピオン
05 /30 2015


 まあ、萌えマンガは大好物ですが、萌えマンガばかり読んでいると偏るなあ……というのがあって、ゴツイ男マンガもやはり好きだ。甘いものを食べたらショッパイものも食べたくなるだろうに。



 20150202.jpg



 『木曜日のフルット』でいい存在感を放っているのがデン一派だったりして、こいつ等は基本的に乱暴者なんですけど、たまにカッコイイ場面があって侮れない。そう、自分が子供の頃の不良というのは『ちょっぴりのカッコ良さ』も無いと名乗れない時代でした。もちろん、関わりたくないけどな。


 また、デン一派単独のエピソードだとちょっとイイ話も交えていたりする。あれ?これって、少女マンガにある『雨にぬれた捨て犬に優しくしているのを目撃してしまい、キュンとなるヒロイン』ではなかろうか?


 が、今回のようにフルットが頭脳プレイで『してやったり』するシーンも多く、『彼らの男気はどこへ?』という狙ったぶち壊しがこの作品に深みを与えている。ちょっと、昔話というか教訓めいたものを感じさせていいですよね。教訓話って、おそらく『○○するのが正しいからそうしろ』というものでなく『読者に考えるキッカケ』になるものだと思います。



スパイシー         安部真弘『侵略!イカ娘』

週刊少年チャンピオン
05 /29 2015


 20150194.jpg



 まったりの味わい…と思われているイカ娘ですが、よくよく見ると結構スパイシーな気がせんでも。


 この味わいバランスはチャンピオンの中では唯一無二という気も。『木曜日のフルット』とはやっぱり違うなあ……。フルットは案外社会風刺が多いしね。


 って、コトで元ヤン・留華の話ですが、この『ぽぽぽぽーん』の画風が変わってない……。ハンコ絵とは揶揄される言葉ですが、マジでハンコを使っているのが疑われるレベル……。


 イカ娘にヤンキーの舎弟がつきましたが、一向に進まないどころか後退しているなあ……。


 ガキンチョの頃に観た『ロボコン』だって最終回には500点とったのに!!

認めてくれた                石坂リューダイ『羽恋らいおん』

週刊少年チャンピオン
05 /29 2015


 『平岡はどうしたら良くなるんでしょう?』


 『認めてもらうことが大事なんじゃないでしょうか?』


 ちょっと前に放映してました『shirobako』ですが(再放送してくんないかな)、スタッフ間でこういう語らいがあったそうな。


 『shirobako』はアニメ製作現場のアニメですが、この平岡という男は夢を持ってその世界に入ったのに、ドンドン腐ってスタジオを転々としながら未練タラタラで仕事してるんですよね。


 認めてもらえる……というのは大事なコトですが、これは運の要素が大きい。『実力があれば必ず認めてもらえる』と考える方もいるかもですが、自分は懐疑的です。そしてマンガブログなどやっているとその疑問がより強くなりました。


 20150195.jpg



 今回の『羽恋らいおん』はレオ反撃までの心理変化なんですが、グゥです!グゥ!



 作品の根底になる(そう感じる)部分が今回描かれた訳で、連載開始以来の最大の勝負所なんだと思いますが、このアンサーはとても共感できますね~。


 思うにレオは『認めてもらう』というのに無縁だったんじゃないでしょうか?特に悪意がある訳じゃないけど、利用されまくりで要らなくなったらポイ捨て……。


 『ただ、自分というのを認めて欲しかった』


 この『認める』というのはチヤホヤするとかラブとかで無くて『ずっと見てくれて』くれるコトだと思うんですよ。


 『デートしてください』


 …なんて言っちゃいましたが、レオとしても上手く言えなかったんでしょう。『見てくれて、信じてくれて、ありがとう』という気持ちなんじゃないでしょうか?


 ありがとうは有り難いだ。あんまりにも無いから有り難い。ようやくレオは『ありがとう』を見つけられたのでしょう。



イージスさん、ありがとう        平川哲弘『クローバー』

週刊少年チャンピオン
05 /28 2015

 割とリアルタッチ寄りとか劇画寄りのマンガというのは『マジ』要素が強い分、振れ幅は大きい。


 例えば『きらら系』とされるものはクスッぐらいの振れ幅で。もちろんマンガは様々ですからそこに優劣は無いのですが。


 ただ、爆笑というのは連発できず、クスッというのは頻繁にやっていいのかも。リアルタッチ寄り・劇画ギャグはシューティングゲームのボンバーみたいなもんかも。


  
クローバー(40): 少年チャンピオン・コミックスクローバー(40): 少年チャンピオン・コミックス
(2015/05/08)
平川哲弘

商品詳細を見る







 効果的にボンバー落としてきやがった!!



 いや~。今週のクローバーは反則と誉めたくなるよな爆笑回!!イージス竹下は『そこに居るだけで笑える』というキャラだからな~。


 しかし、旅立ち…というコトでは『絶妙なフェードアウト』と言えましょう。乱発するとありがたみが無くなるので。



 でも、『クローバー』が完結したあと、真木がイージス竹下を追って、ハヤトが付いてって、ゲンゲンが運良く旅行が当たるという『アメリカ格闘編』があってもいいよ…。今度はメリケン相手にクローバーパンチや!!


 真田一平命がけかよ!!


 それにしてもケンカ無しで終わったの初めてじゃないか?ウルトラマンの出ないウルトラマンみてえ……。


苦しい決断       瀬口忍『囚人リク』 

瀬口忍『囚人リク』
05 /26 2015


 『機動戦士ガンダム』で最も印象に残っているセリフは


 『うぬぼれるなアムロくん、たった一機のガンダムでどうにかなるほど戦争は甘いものじゃないんだ』



 …という考え方だ。これって、とても重要だ。例えば『こんな時に何も出来ない自分が悔しい』的な考え方も素晴らしいとは思うのですが、同時にそれは『うぬぼれ』でしか無いのです。人間はとっても無力です。



 20150188.jpg



 今回の『囚人リク』は見捨てる……という厳しい選択をしなくてはならない。本来的にはここに放り込まれた彼らはよほどの重罪人なんだけど、今回に限っては善良っぽく描かれているからツライぜ……。



 が、この選択に関しては『仕方ない』と俺は諦める。リアルでもそうします。そういう考え方が非難になるのも分かってます。が、俺は『そこまで自分に対してうぬぼれてはいない』ので。だから、レノマを咎める気には全くならないし、むしろよく堪えたな……と感じます。



 生き延びる…という目的はもちろんですが、鬼道院の悪事を暴いて破滅させるという目的もある。そして、それが出来るのはリク達以外に存在しないのだから。


 キレイごとをする為に汚れなきゃならないコトもあります。そういう厳しい現実を今回の『囚人リク』で垣間見えた。こういうのって、むしろ少年マンガでガンガン見せた方がいいです。考えるキッカケ……フィクションにはこれが出来る。



チャンピオン25号の感想

今週のチャンピオン
05 /26 2015


 新連載陣が発表されましたが、全員新人とか思い切った采配ですね……。個人的には角光先生の帰還が嬉しい。これはグルメマンガなんだけど『OH!MYコンブ』みたいな味覚障害マンガはさすがに無いよなあ……。松本浴衣改め松本豊先生は前作が期待させるものがあったので楽しみ。主人公は左利きなんかな?サウスポー主人公好き。『少年ラケット』はちょっとまだ分からない。ただ、バドミントンと卓球となんとなくイメージが被るんだけど……。『吸血鬼すぐ死ぬ』はこれで三回のリメイクっスよ!!



『ハリガネサービス』~最近のチャンピオンはスポーツマンガ率増えたけど、サッカーはエンボイ以降出ないし、バスケも無いですね。個人的にラジコンはスポーツなんで取り上げてくんないですかね?


 下平が良い意味で優等生すぎるなあ……。ヒロインウットリです。




『イカ娘』~別記事にしました。



『弱虫ペダル』~別記事にしました。



『刃牙道』~昔、ストⅡが流行った頃にケンちゃんをピヨらせたので『投げてやるぜ~』と近寄った瞬間に死んだふり昇竜拳がクリーンヒットして逆に気絶から瞬く間に殺されたのを思い出しました。



『囚人リク』~別記事にします。



『浦安』~なんだかんだ夫婦仲が良いよね。



『鮫島』~別記事にしました。



『クローバー』~別記事にしました。



『羽恋らいおん』~前作の『ばどばどミント!』でも最終的に使わなかった主人公は左利きという仕掛けがそろそろ爆発するか?『マトイ・ナデシコ』みたいなの期待してます。



『マジカロマジカル』~別記事にしました。



『私のお兄ちゃんはサイボーグです。』~別記事にしました。



『Gメン』~これでリサがブチ壊しにするという流れの気もするけど、そういう部分もふくめて『こういうのも悪く無いな』と思います。



『青春リトルポンコッツ』~別記事にしました。



『蠢くニャグラソデプ』~回想で絵柄変えてくるのは良いですね~。



『フルット』~このマンガでたまに出てくる偏屈だけど熱心なオヤジを見ると安心する何かがある。ネコをコーナーに追い詰めるとはスゴイです……。



 ところでチャンピオンは、きらら系から引っ張ってくるとかしないのか?過去に双見酔先生の前例はあったのだけど……。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp