2015年07月 - 豚か狼か

追い詰められた女        小沢としお『Gメン』

週刊少年チャンピオン
07 /31 2015

 まず『男が女に暴力ふるっちゃなんねぇ』というのは賛成する。理由としては『単純な攻撃力は圧倒的に男のが強いから』という理由から。明らかに勝てるのを攻撃対象にするのは卑しいと感じるから。安全圏からの攻撃は格好悪(ダサ)い。そういう意味では『パワハラ』とか『多数でのイジメ』に似たように感じている。なので、マンガに出てくるバトルヒロインみたいのだったら『遠慮せずにいけ』とか思うわけです。


 が、攻撃力は弱くとも、危機に対しての女のメンタルは素晴らしいものがある。これは『尊敬』するものだと思うので、それを持ち合わせている女性は攻撃してはならないような気がする。


 ガキの頃の小学校というのはユルい時代でして、野良の犬猫が普通に潜入していた。で、犬が子猫をまくし立てていたところに母親ネコ(確認した訳では無いが直感的に間違いないと感じた)がスッ飛んでやってきて『メンチ切り勝負』していたのを覚えている。おそらく一分程度の時間であったが、それの何倍も長く感じた。最後、明らかに体格差のある母ネコが勝利した。


 動物であったが、異性というのはスゴいな……と初めて思った。



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 先週『ダメ女』と書いて、それは女のリアルさであると感じましたが、今週は『追い詰められた女』であり、こらまたリアルに感じる。こういう時って男はブルっちまって、女のが強いと思ってます。マンガだとひたすらおとなしくなるようなシチュエーションですが、こういう描写は逆に新鮮だな~。


 だけど『怖い』というのは同じが体格差のある男以上なんですよね。


 そんな弱い女が頑張っているとなればそれはもう『尊敬』です。だから『暴力はふるっちゃなんねぇ』とは思うなあ。


 なので、『雨宮瞳という名前って、AV女優みたいっスね』とかセクハラ文章を書いてしまった自分に反省するのであつた。

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友情の距離感      平川哲弘『クローバー』

週刊少年チャンピオン
07 /31 2015

 外国人の考え方では是非とも見習いたいコトもある。


 が、注意したいのは盲目的に全てを肯定しないコト。古来からある日本の持つ人情は見直してもいいんじゃないか?


 
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 そんなコトを『クローバー』から感じるようになるとは……!!



 いや、だって連載開始当初(まあ、もう八年ぐらい前)はDQNマンガだけに支離滅裂な内容だったぜ……。とにかく『道歩いただけで通り魔』というマンガだったので。最近の読者は信じられないかもしれないがマジだ。


 今回はハンバーガー食いに足を伸ばしたついでにハンマーヘッドにご挨拶するつもりが……という感じだけど、この距離感はスマートだ。以前のハヤトはかなりウザかったのだが、成長を感じさせる。


 で、そのハンマーヘッドが危機というコトでハヤトが立ち上がるという話のスジだけど、こらまた面白い距離感だ。


 『クローバー』というマンガは初期は『何よりも大事なのは友情!!』というキャッチフレーズがありましたが(信じられないコトにこれもマジだ)。何か不自然さはあった。


 今になって作品が熟成してきたな~と感じます。やっぱり成長速度は人それぞれだな。マンガってF1じゃなくて競馬みたいなのかもしんない。スタート直後に先頭に立ったのを『速い』と判断しちゃいけないな。


処理して前向け      こもとも子『ごほうびごはん』

週刊漫画TIMES
07 /29 2015


 まず俺が思っているコトとして『人間は弱い生き物』というのがある。そして『それをイロイロな方法で解決に導く強さもある』という考え方だ。『人間は強い』とプロセス無視で考える方とは平行線……というコト。


 昔の事件で学校の不祥事でイロイロと話題になっていた頃、校長先生が『ストリップを観に行っていた』という事件があって、それを『けしからん』とする流れになったのだが、俺としてはそれをどうしても非難する気にはなれない。まあ、SNSにでも(当時は無かったが)『ストリップなう』とか書いてたらアレですが、これはお忍びの行動であり、これを暴露した人間のが『けしからん』と思うのです。悪いけど何かの事件があるたびに『校長先生が槍玉』に挙げられるのは不憫でしかない。ああいうのって『とりあえずこいつに責任押し付けとけ』という便利なポジションであり、そんな角から角まで知っている方がオカシイだろって。まあ、だから、それでも『責任』というのはあって、それをこなすのにはとても気持ちが滅入ることなんで切り替えるキッカケに『ストリップ観に行った』というコトです。責任に立ち向かうために。俺はそう考える。『責任』を誤魔化す方のが問題なんです。


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 こもとも子先生の『ごほうびごはん』が面白い。


 食い物マンガというのは時代と共に変遷している。『料理バトル』→『本物志向』→『食べる幸せ』という感じに。そりゃ、食欲・性欲・睡眠欲は三大欲求だからね~。まあ、睡眠に関してはマンガ化が難しいけど(さるまんの中でしか見たことが無いし)、食欲・性欲は今後も時代に合わせてスタイルを変えていくだろう。


 で、この『ごほうびごはん』という作品はとても今の時代を反映しているな~なんて感じます。そして、真似したくなる読者も多いコトでしょう。そりゃ、『生きるというのは誰もがツライ』から上手く処理しないといけないんですよね。それが例え誤魔化しであっても、元気がないとやってらんない。とにかく食って元気出せ…というのは正しい処理の在り方だ。



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 先にも書いたように自分は『人間は誰しも弱い』と思っているんです。その方が俺としても安心するかな。少なくとも強いヤツより弱いと自認するヤツからの方から『処理』の仕方を教えてもらった方が助かる。


 それに困難というのは理不尽にやってきて、これがどういう訳か『潰す気できた!!』みたいになだれ込んでくるんですよね。そういう時は普段何でも無いようなコトすら心を弱らせる。


 このマンガはそういう意味で『俺たちのごほうびごはん』という気がする。なんつーか、俺たちの側でいてくれる感がハンパ無い。そして、とにかく処理してしまえば前を向くアイディアだって出るんです。それが弱い人間の持つ強さでしょう。


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 そんなコトを思わせる、そんな何気ない『3巻につづく』のカットでした。




 

空我      井上敏樹・横島一『仮面ライダークウガ』

新着マンガ
07 /29 2015
 意外かもしなんいけど、『仮面ライダー』シリーズで一番アツくなったのは『仮面ライダークウガ』で、これに熱量はかなり高い。で、『アギト』も続けて観てたのですが『どうもピンとこない』という感じで、『龍騎』以降は数える程度しか観てない。


 当時『クウガ』は子供にみせたくないという親が多かったように記憶している。エグいシーンが多いし、怪人への犠牲者がハンパない。また、人間サイドのドラマも闇があって、『人を殺したいと思ったコトある?』と役者志望の女性が怒りをあらわにするシーンとかある。


 ただ、最近思うのですよ『アラクニド』で『真の充足も、癒しも、安らぎも挑みの中にこそ存在する』というのがあって、これは金言だなと思うのですが、困難に相対するからこそ、正しさに説得力があるんじゃないかな、って。ハードなストーリーな『クウガ』でしたが、だからこそ好きな作品なんです。


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 十年以上の時を経てマンガで復活!!


 原作には井上敏樹氏です!!スタッフです!!作画は『悪徒』『ガンロック』の横島一先生!!ワォ!!(ギャラクシーエンジェルのOP風に)


 が、ここはクウガが大好きな俺のワガママだ。実際、人気作品のメディアミックスのマンガというのはあんまり読まない方だったりする。『ああ、あれは原典とは関係ないから……』というワガママぶりを発揮する!!が、この『クウガ』の記事を書いているのは『つまりはそういうコト』なんです。


 これは俺の大好きな『クウガ』だって嬉しくなってます!!また『クウガ』を楽しめる日が来るとは思わなかった!!


 当たり前だけど、ただ原典をなぞっている訳では無い。ところどころ新しい『要素』『解釈』を注入して、俺みたいなワガママも新規の方も『クウガ』という作品をたのしめるようになってます。



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 こういうセリフが似合うのですから、こりゃもう『クウガ』です。


 


 このシーンがマンガではどう描かれるか今は楽しみだな~。




 

不二見みなも      ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
07 /27 2015
 ついぞ縁が無かったなあ……というのがサークル活動というヤツでした。以前書いた大学進学した友達はフォークギターなどをやっていて楽しそうだった(その頃には俺は仕事してた)。


 話を聞いていて『あ、サークル活動をキッカケに大学生活を楽しくするんだな……』と思った。実際、その友達は彼女なども作っていたしなあ(太陽のようなまぶしさです)。


 結論づけると『サークル活動楽しみたくて大学行ってる』というのはあって、それはアリなんじゃないかな~と思うんですよね。人生でそういうコトできる時なんてそうそう無いのだから。


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 今回の『ふたりでひとりぐらし、』のお題は『サークル活動』ですが、トビラ絵が凝ってます。何気に写植が全く入ってないぞ……。


 みなもとスグミは大学サークル勧誘をアチコチ受けて、てんてこ舞い(死語)!!テニスサークルを装ったペニスサークルなどを見極め(七割ウソ)たりしてました。そんな中、みなもは何かをたくらんでいる模様……。



 …というあらすじですが、最近みなもがかなり気になるキャラになってます。ざら先生の作品に通して言えるのですがなんかメガネキャラに迫力あるよなというヤツで。しかも『使い分けしている』というのがイカス。前作『しかくいシカク』のモモ先輩はオタク臭を漂わせながらも人当たりの良い感じに描かれていた。一方の円先生はキリッとしていて肝が据わっている感じですが、割と残念だったりするという(でも、株価は下がらない不思議)。


 正直だけどずる賢い

 おっとりだけどアクティブ

 シッカリ者だけどかなり常識知らず


 ……等々が内包されている。文章で書けば『矛盾している』『キャラぶれてる』になるんですが、そういう感じが一切しない。そもそも人間誰しもそういう二面性はあるのよね。そういうのをキャラとして立ててくるのは面白い試みです。で、このメガネなんですが二代目魔太郎 を名乗れるぐらいにコロコロ変化する。優しそうなときもあれば、悪ガキがイタズラ思いついたような顔をしている時もある。もちろん、うらみ手帳を記入していても似合いそうだ(と思うのは俺だけか?)。このコが今度は何をやってしまうのか楽しみになっているんですよね……。



 やってしまいましたが。


 そう、見かけによらずアクティブな彼女は『家事サークル』(?)を立ち上げてしまいました。このアオリ文が『お前……正気か?』という感じで作品によっては無理あっぺよになるんだけど、不思議と『みなもならば仕方ないか……』という心地良いヤレヤレ感があるんですよね……。


 マンガブログというのは『その作品の良さを書く』というので解体作業的なトコロはあるんですが、この不二見みなもというキャラはどうにもブラックボックスが大きい。そして、自分は『まあ、そのままでいいんじゃね?』なんて思い始めているんですよね。それだからこのキャラ好きになってきたんだろうって。この『ふたりでひとりぐらし、』という作品はこれまでのざら先生の作品よりも『人情ドラマ』が濃いように感じる。『気になるからついつい余計なおせっかいしてしまう』っていう感じで。俺、こういう作品好きなんス。日本人だし。



 それにしてもせっかくカワイイの制服以外の私服無しはもったいないなあ~。今回のエロゲ制服も似合っていたし(テレが無い為だろう)、あらゆるコスチュームにチョレンジ(挑戦+チャレンジを合体させたものであり、より強い意味)してほしいです。



 

健全        神馬耶樹『マトイ・ナデシコ』

神馬耶樹『マトイ・ナデシコ』
07 /26 2015


 マンガのキャラクターで好まれる要素で絶対的に外せないのは『真面目さ』だと思ってます。


 極論しちゃうと、すげー極悪なキャラであっても『真面目さ』があるとグッと魅力が上がる。良い例としては『寄生獣』の浦上なんか自分は好き(もちろん現実に居たら嫌だが)。俺は感情の赴くままに殺し、下品な言動が目立つものでしたが『自分は何者なのだろう?』という疑問に対してだけは真面目であった。最終回で『答えてくれよ?俺こそがまともな人間なんだってな!!』という問いは妙に惹かれる。これが『フィクションの健全さ』だと感じてます。これで『俺は何者でもいい…』みたいないい加減な不真面目キャラだったらガッカリするものではある。


 品行方正=健全


 ……じゃないよな。つーか、フィクションの世界においてその図式を当てはめるならば『気持ち悪りぃ』という気がする。俺たちはロボットじゃない。清濁あわせてもちあわせているから健全なんじゃないかと。




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 で、これはひょっとすると自分とは平行線になると思うのですが、最近は


 品行方正=健全


 …と思っている方が多いのではなかろうか?特に拡声器使っちゃうような人には。



 さて、『マトイ・ナデシコ』も第九話目に差し掛かりましたがが、画楽の杜でぜひともどうぞ。今回は過去に苦手意識を作ったチカ姉さんが弓道部顧問としてやってきて……というものです。


 今回は例によって纏が悶々としたり、それに合わせてポジティブな志摩子も悶々としたり、カエ先輩は怒ってみたり、部長は淡々と状況分析したり、当事者のチカ姉さんは無自覚だったりしてます。


 あ~健全な内容だな。


 なんて思っちゃう俺ってそんなに変なんて思って無い。むしろ、纏が『謝ってください』と詰め寄ってチカ姉さんが『ハイ。モウシワケアリマセン』なんてなったら、そっちのが不健全なんですよね。だって『過程』が無いから。


 自分のマンガに関するあれこれというのはネットの無い時代に培われたものです。そういうものが無かったので、ひたすら足で探っていました。まだ、ブックオフみたいなのも無い時代だったので個人経営の古本屋をあちこち行ってました。そういう『過程』があります。今はネットがあるから『過程』がスッ飛ばせるのですが、じゃあ『今の自分になるのにネットがあれば短い時間でできたか?』というと『それは絶対に無いな』と感じます。一見、無駄に回り道しているようでいて、その『過程』はキッチリと今に繋がっているんですよね。


 で、『マトイ・ナデシコ』という作品は基本的に登場人物全員が弓道好きだと思うのですが、好きなコトって『ああ楽しかった』じゃ括れないんですよね。好きなコトしているのになぜだか面倒やら困難が必ずあるんです。それを描かないマンガ作品とかって不健全だと思うのです。『好きなコトであっても必ず嫌なコトはある』というのは絶対的なんですよね。


 そして、それらの諸問題はみんなで考えて少しずつ解決していく…というのが健全です。間違ってもいいです。その『過程』こそが最終的に『道』になるんで。『過程』というのは『無駄』じゃなくて『道』なのだと思います。そういう意味ではやっぱり『マトイ・ナデシコ』は『弓道』マンガなんですよね。


 ……とまあ、真面目ぶったコト書いてますが、こうして記事に書き続けたせいか最近は全てのキャラがかわいくて仕方ないという状態に。どのコも『え……?』というヌケサク要素があるんですが(部長もおそらくあるだろう)、これがいい。妙に人間臭さがある。『ゆうゆのクイズでGO!GO!』などで会話成立しているなんて残念にも程がある。付き合いが長くなれば長くなるほど愛着増すキャラクターというのはいいですね~。ただ、同時にこのマンガのキャラは『真面目』です。だから好きです。



王道ラブコメ……夜露死苦!!    由伊大輔『マジカル☆ヤンキー マーヤちゃん』

週刊少年チャンピオン
07 /26 2015

 ああ……それにしてもオナゴが欲しい………


 という願望は底なしであり、俺が何かの間違いで富と名声を得たとしてもオナゴは無理の予感がバリバリする。結果、そのまま老け込んで福本伸行先生のジイチャンキャラみたいになってしまうのではなかろうか?


 が、万が一にも『寄ってくるオナゴが難アリ』だったらどないしよう?滅茶苦茶イイ子なんだけど、情が深すぎてストーカー気質とかもアタマ抱える。


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 そんな彼女はヤンキーでした!!!!


 
 10月にもアニメ放映される『温泉幼精ハコネちゃん』の由伊大輔先生がまさかのチャンピオンに登場です(別冊チャンピオン8月号ね)。そう、これまでは角川系列で描かれていたので。なんつーか、小沢先生の『Gメン』の瀬名みたいなチェンジっぷりです。


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 こちらが主人公・美柄摩耶ですが、すでに目つきが戦士(フェダーイン)のそれです。そうです、硬派系でして、シンナーはおろかタバコもやらない不良です。悪いヤツは片っ端から制裁を加える正義の味方!!悪く言えばバーサーカー!!時代劇マニアなので新撰組ハッピ(?)も着て、今日も今日とて『悪・即・斬』を実行です!!成敗!!


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 そんな彼女が好きなコは幼馴染の鞘原公太くんです。


 この優しそうな外見に違わぬ中身の持ち主です。唯一、色眼鏡で見ない公太くんを守るコトが彼女の愛情表現なのですが……まあ、なんというかショタオーラがパないです。俺自身、そういうの無いのですが、このコには『服をビリビリに引き裂いて、いやーとか叫ばして、着替えにヒラヒラのドレスとか渡して女装させたくなる』というそんな何かがありますね。由伊先生、早くもチャンピオンを『分かっている』なあとか。


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 そんな摩耶が一念発起して、ラブレターなどをしたためますが『果し状形式』になっております。というか、本文は鉛筆書きかよっ!?というツッコミどころが満載です。


 …とまあ、ここから話はマジカル方面になっていくのですが、俺がこの世界の住人ならば敵の魔女にはいいように利用されそうな予感がバリバリ。『モテない男子に夢を与えてあげて何が悪いのかしら?』とか言っているしなあ……。げっぽん。


 このマンガは表紙詐欺ですが(誉めてます)、実に王道展開のマンガです。そして、秋田風味というコトで『温泉幼精ハコネちゃん』と読み比べてみると面白いと思います。





 

チャンピオン34号の感想

今週のチャンピオン
07 /25 2015


 大真面目に『スメラギドレッサーズ』が面白いのですよ……!!



『刃牙道』~別記事にしました。


『吸血鬼すぐ死ぬ』~このマンガはクソガキが本当にクソガキしていていいな。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『バイオハザード』~別記事にしました。


『浦安』~ラスト、小さいコマにしてトラックネタを刺してくるあたりは妙な味があっていいな~。


『鮫島』~別記事にしました。


『少年ラケット』~別記事にしました。


『囚人リク』~別記事にしました。


『スメラギドレッサーズ』~別記事にしました。


『Gメン』~別記事にしました。


『ニコべん!』~別記事にしました。


『イカ娘』~今回で面白い部分は『いきなり死ぬ』となったイカ娘が一番最初に訪ねた人が清美というコトなんですよね。なんだかんだ栄子・千鶴だと思っていたからこれは意外でした。


『クローバー』~別記事にしました。


『羽恋らいおん』~やっぱ、下着姿なのにブラまでとらんでも……とは突っ込みたいところだけど、そういう空気じゃないよな。


『マジカロマジカル』~別記事にしました。


『木曜日のフルット』~別記事にしました。


 来週は『ドカベン』が巻頭カラーなんだけど、久々に気がするな……。今の『ドカベン』はイマイチ相性悪いけど、カラーの塗りき本当にキレイなんですよね(アシスタントさんかな?)。



過去への         瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
07 /25 2015


 昔のドラマ『スクールウォーズ』でのワンシーンをとても良く覚えている。


 主人公は優秀であり、野球の試合での味方のエラーをなじって、それを監督にたしなめられるシーンがある。『いいか、三振しようとしてバッターボックスに入るバッターはおらん。エラーをしようとしてエラーするヤツはおらん。みんな一生懸命なんや!!なぜ、お前はそのことが分からない?いいか、人を信じ、待ち、許す……これが愛や!!』


 ……この言葉は折に触れ『よく考える』。どういう意味なんだろう、って。



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 今週から来週にかけての『囚人リク』の繋ぎはシュウロンが担いました。


 単行本派の方もご存知のように『彼はやらかしている』のでまわりはおろか、読者の視線からも厳しい状況なんですよね。



 『あ~。こういうドラマは少年マンガに絶対必要だな~』なんて思うんですがどうでしょう?精神的に苦しい四面楚歌な状況で踏ん張るのって大事だと思うんですよね。あと、間違いの無い人間など存在しねぇという考えがあるんで、そこからの挽回を描くのは大事でしょう?


 シュウロンの『裏切り』という行為は決して許されないものかもしれませんが、脱獄の時に『思わずリクをかばって撃たれた』のもシュウロンなんですよね。読者の俺としてはどうしても『かばって撃たれたシュウロン』を信じたいんですよね。そして、それを試される時は今だと。


 シュウロンが生きて帰ってきたのならば、おそらく面々は水に流して許しちゃうと思うのです。そうなったら読者もシュウロンを許してやってくんないかな……とは思います。許すというのは相手が決めるコトなのだから。



ニブい……じゃない。感じてない!!      松本豊『スメラギドレッサーズ』

松本豊『スメラギドレッサーズ』       
07 /25 2015


 無自覚……というのはヤバいのだ!!本当にヤバい!!

 
 よく殺人事件などで『自分を攻撃したヤツでなく、自分より弱いヤツを攻撃して殺す』というのがあって、もちろんこれは許されない卑劣なコトであるが、その心理は誰の中にでも在るというコト。


 これに対しての『無自覚』こそが恐ろしいコトだ。いじめは『残念ながら無くならない』というコト。その事実に対しての『無自覚』こそがヤバいんです。まして、『みんながやっているから自分もしていい』というという状態はまさに最低なのですがその心理は誰の中にでもあるんだよね。



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 マンガブログやっててとても避けたいことがある。


 『分かる人には分かる』という結論付けだ。マンガは大衆娯楽だと思っているから、そういう書き方をしたくない。が、この『スメラギドレッサーズ』に関してはどうしてもお願いしたい。



 『アナタとは無関係の世界だとは思わないでください』



 ……というコト。作品に出てくるゲスい人々はあなたとは無関係ではない。というコト。



 例えば、スゴイムカつく敵が主人公と戦うけど、動機を掘り下げるコトによって『敵にも理由がある』という感情移入させる……


物語の技法ではこれが王道ではある。しかし、弱点はある。『自分とは関係ない世界だ』と思ってしまうコト。


 が、不愉快を前面に出して『ひっとしたら自分にもこういうトコロがあるんじゃないか?』という技法もある。『スメラギドレッサーズ』はコチラのやり方だ。これはデメリットだらけで大変危険な技法である。なぜならば読者の『イメージ力』やら『人間性』に賭けるやり方であるから。


 マンガでは前者のアプローチのが圧倒的に多いんですよ。だけど、俺はそれだけが良いとは思わない。フィクションは現実との地続きだと思っているから。



 なので、もし『スメラギドレッサーズ』に興味を持ち始めていたのならば『自分とは無関係の世界とは思わない』を留めて読んでいただけたらマンガブログとしては嬉しいです。