2016年02月 - 豚か狼か
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最終回         安部真弘『侵略!イカ娘』

週刊少年チャンピオン
02 /25 2016
 去っていくウルトラマンに向かって次郎少年は叫ぶ!!

 ウルトラ五つの誓い!!

 一つ、腹ペコのまま学校に行かないこと

 一つ、天気の良い日には布団を干すこと

 一つ、道を歩く時には車に気をつけること

 一つ、他人の力を頼りにしないこと

 一つ、土の上を裸足で走り回って遊ぶこと

 
 聞こえるか~い!!郷さぁーーーん!!

 
 ……とまあ、なんへんも書いてます『帰ってきたウルトラマン』のラストシーンですが。俺は突発的にコレを叫びたくなるのだ(マジで)。


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 ……そんな暑苦しさは一切無く『イカ娘』終了!!


 ずいぶん前に連載終了のアナウンスをしておきながら、この消化不良感バリバリのラストは『らしいな』と思ったのは俺だけでは無いはずだ。人によっては何週間後のチャンピオン読んで『あれ?イカ娘が載ってないのに今気付いた!!』と言われそうな終わり方。逆に来週シレッと載っていても何事も無かったかのように受け入れられるという気も。


 このマンガのそういう変な立ち位置はなかなか面白かったし、こういう最終回がやっぱり相応しいのかもしれませんね。ただ、最後に一つツッコミ入れたいんですが


 千円は無ぇよな。





ネームのキレ具合         松本豊『スメラギドレッサーズ』

松本豊『スメラギドレッサーズ』       
02 /24 2016


 今のアニメ作品はずいぶんと良くなったな……と感じるのが作画の安定である。


 古いアニメはなかなかに酷いが、『セーラームーン』の作画の不安定っぷりはすさまじいものがあった。そもそもにこの作品はスタート時はあまり期待されてなかったというのもあって、色数も少なかった。また、スタッフの仕事にムラがあったのか、毎回キャラが別人レベルで違っていた。


 が、作画の良い回はメチャクチャ良かった!!当時はまだセル画塗りのアニメであったが、スゴイ回はある意味現在レベルのアニメより作画がキレイであった。個人的には伊藤郁子さんと長谷川眞也さんの作画回が好き。


 やっぱり絵というのは重用なファクターだ。

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 フルコンタクト系実戦マンガ記事を提唱している当ブログなんで書きますが


 今回の『スメラギドレッサーズ』のネームはあんまりよろしくない


 ……と感じます。


 このマンガ、作画とかネームとかの安定感がイマイチ落ち着かないところがあって、良い回は良いのですが、今回はちょっといただけない。マンガ家マンガで主人公が持ち込みした時に編集部員が読むわけですが、『最初はザッザッと読む』というのがあって、むしろジックリと読んでしまう意味が分からない。


 このマンガに関しても一回目は『ザッザッ』と読む。


 それで感じたコトなんだけど『まるで時間が停止した世界のようだ』というコトでスピード感覚が狂わされる。過去に似たような体験があった。あれだ。『ジョジョ・第三部』のディオとの最終決戦の時のようだ。


 イロイロな要素が絡んでこうなったと思うのだけど、一番はネームだろう。特にスメラギアは仮面を被っているから表情が全く分からない(からこそ面白いキャラ)のだけど、これがやたらと単調な印象がある。


 また、今回は一瞬の心理戦をクライマックスに持ってきたのも大きいだろう。なので、前半パートはもっとスピードを感じさせるネーム切りにした方がいいのではなかろうか?


 ……とまあ、こんなコトを偉そうに書きましたが、コレって松本先生自身も解っているような気もする。なんか、そうならざるえない理由があったとしか。そして、そうならざるえない理由ったら一つしかないしなあ……。
 

 ただ、今回は厳しく書いてますが、相変わらずアツアツに楽しんでます(ここは誤解無いように)。特にエメラルドクィーンのドレススキル発動は熱い!!どうにも体当たり系みたいなんで、俺ウレションものです!!


 残りのドレスは三着ですが、今のトコロは槍系が無いので登場しないかな~。あと、エレナを追っているハンナですが、そういえばスナック菓子を食っていたなんかムカつくデブはどうなったのだろう?(前回いなかったし)


 単行本も三巻が予定に入ったし、このままイイ感じに続いてくれたらなあ。


いくぜ、百本組手!!⑦        星野茂樹・石井さだよし『解体屋ゲン』

週刊漫画TIMES
02 /23 2016
 先日、ちばてつや先生の『紫電改のタカ』を思い出しましたが、その当時の戦争モノというのはバトルを魅せるような作品でした。主人公が歴戦のパイロットから紫電改を譲り受けるとかそれっぽいし。で、終盤になってあるコトをキッカケに主人公は戦争が空しくなってしまい、『じゃあ、これからは俺は何を目標に生きよう』となります。そして『そうだ、俺は先生になろう…』と目標を見つけ希望に燃えるのですが……。ここからのラストは個人的に『忘れちゃいけない』と思ってます。『忘れられない』じゃなくて、『忘れちゃいけない』というコト。

 このラストに描かれたコトは『当時の日本では当たり前にあった出来事』なんですよね。


 マンガというのは戦後以降に急速に発展していきましたが、そろそろ『その当時の資料』として考慮する要素も出てきた。例えば昔の子供番組とか平気で喫煙シーンがあったんですが、『それが普通』というコトなんです。今じゃ考えられない。だけど、これから先の時代は歩きスマホが今の歩きタバコぐらいに軽蔑される時代だって来るかもしれない。


 今読んでいる『解体屋ゲン』も長期連載だけに『予見』しているコトもあれば『当時はこんなだった』という面白さが溢れている。教養というのは『その対象に対して多面的に深く物事を捉える力』と考えてますが、そういうのを養うのって、古典とか長寿作品ってスゴイ魅力的なんですよね。







第70話・聖者の行進~ジャズバンドを組んでいる井口はここ最近は情熱に欠けていた。そんな井口が血相を変えてゲンのトコロを訪ねる。『子供の頃に隠した不発弾を秘密裏に処理してくれ!!』と。


『所感』~ …と前置きに書きましたが、ここら辺は戦争を体験してない世代はピンと来ないし、正直ピンとしたくないというのがあります。ただ、これもまた『忘れちゃいけない』というコトに感じるんですよね。ひとりひとり身近な現実になってしまう……それが戦争であると感じてます。



第71話・住民参加(前編)~農家の青年・沖田は役所に食って掛かっていた。『道を整備してくれなきゃ、こちらはオマンマの食い上げだ!!』と。しかし、文字通りのお役所仕事でムゲにされる…。幼馴染の麻里はゲンの噂を知り、訪ねるが『こっちはボランティアでやっているんじゃねぇ』とやはり一蹴されてしまう。


『所感』~福本伸行先生の『無頼伝 涯』で冴えない刑事が涯を説得して、まわりがチヤホヤするんですが『ンなもん仕事だから仕方なくやってんだよ』みたいな温度差が当時は分からなかったが、今になってようやくその感覚の入り口あたりに立った気がする。麻里はゲンを『弱者の味方』と言っていたが、これは誤解というか浅はかである。しかし、それは恥じるコトでは無い。麻里は『いろんな立場の意見を知ろうと行動した』のであり、それが結果に結びついたのだから。恥じ入るのは意見を聞こうともしない・無理という固定観念で思考停止している役人たちなのだ。



第72話・住民参加(後編)~ゲンにはアイディアがあった。高齢で年金暮らしをしている老人たちにボランティア活動的に工事をしてもらおうと。その目論見はうまくいき、用水路には自然が戻ってきた。


『所感』~自分も用水路で魚やザリガニをとって大きくなったのでなんとも懐かしい。よくよく考えると人ん家の田んぼとかに入っていたけど、怒られたコトは無かったなあ。当時は『そういうもんだ』という感覚だったのだろう。


 さて、すでに高齢社会とも言える日本において、おおよそ十年前に提案されている今回のエピソードはどうだろう?なかなかに魅力的だと思いませんか?…というか、これから先はこういう考え方で行動しなくちゃいけない時期になっていると感じます。『ギャアギャア騒いでないで、とにかくできるコト見つけて行動しようぜ』という時代になっているのだ。 



第73話・パソコンなんて怖くない?~ゲンたちの新たな取り組みに『パソコン知識を習得する』ということができた。その中で、妙にロクさんは張り切っている。聞けば、スクールの先生は妙に色っぽくて…ひょっとしてロクさん浮気ですか?


『所感』~『スクールウォーズ』の『下町のヒーロー』の回を思い出してしまった俺はダメオタクとしか言いようがない。その流れだとロクさん、ヤクザの三下に刺されて死ぬんですが。

 この回で重要なのは『『なんでもかんでもあるけえ。これからは年に関係なく勉強する時代だろうが!?』とさも当然のように言うロクさんの姿勢だろう。豊かさというのは『やってくる』なんてことは絶対に無い。『自分から行動する』というコト以外にありえないのだから。あと、こういう姿勢を持っているというのは『老人ではない』というコト。老人というのは『考えや行動をやめた者』を指すのだ。


 ところで当時のパソコンって30万円もしたんですよね……(汗)。この頃のネットは電話回線でしょ!?ピープー…デンデンデンデン…とかいって繋がってたの。オフラインにマメに切り替えて。



第74話・欠陥マンション(前編)~以前、撮影した『江戸レンジャー』で盛り上がるゲンたち。一方、マンションの雨漏りが気になる中井は管理会社に『欠陥だ!!』と訴えるもたらい回しにされる。中井の奥さんは旧知の慶子を頼ろうと考える。


『所感』~この『江戸レンジャー』って、予告の最後に『今日もお江戸は日本晴れでい!!』と叫ぶと思いますがどうでしょう?そんなどうでもいいコトを考えてしまう俺はダメオタクであつた……。


 とまあ、欠陥マンションなんですけど『この手の話題は定期的に聞く』というのがあって、これも建設業界の悪習のひとつなんでしょう。


第75話・欠陥マンション(後編)~慶子は中井の相談に乗るが、その過程で『このままでは泣き寝入りすることになる』と気付く。ゲンは一か八かの賭けに出てみるが…?


『所感』~ここで『光の営業』のエピソードで出た監督さんの出番ですが、ここで面白いのは『企業の善意なんて信じられない』と言ったゲンが頼りにしたのは『個人としての善意』で賭けに出たコト。まあ、俺も『組織』というのは昔っから信じてなくて、『個人』に興味があるんですが。

 それにしても『江戸レンジャー』であるけど、そういう子供の憧れがこういうコトをょしてしまうネタというのはどうして俺は好きなのか?ガキの頃に読んだ『仮面ライダー』のコミカライズ(明らかに石森先生でなくて、すがやみつる先生が有力か?)で、『ニセ仮面ライダーが銀行強盗して、バイクで逃走!!制止しようとした人を笑いながら轢き殺して眼球がスッ飛ぶは札はヒラヒラするわの地獄絵図』というトラウマがあって、同時にメチャクチャ笑えるんですが。


 ラストの少年が将来、俺みたいなダメオタクになると嬉しいなと思います(酷でぇ)。


第76話・最強のパネリスト~大手建設業界主催の市民フォーラム・環境共生万博のパネリストに以前の仕事を評価されたゲンが招待された。ガチのホンネを言ってしまい周囲は凍りつく。


『所感』~フルコンタクト系実戦マンガ記事を提唱する自分としては『空手バカ一代』の『正義無き力は無能なり!!力なき正義も無能なり!!』という言葉に感化されてしまい(アタマ悪りぃ)、それを目指したいトコロですが。このエピソードはそれを体現したかのような一本とも言えるでしょう。

 自分は『何を言ったか?』でなくて『誰が言ったか?』を重視するところがあります。



第77話・ヒデの探偵稼業~光が妙な視線を感じ、ゲンに相談したトコロ『じゃあ、ヒデしばらく見てやれ』というコトになりました。探偵に憧れるヒデは張り切りますが……?


『所感』~ 絶好のタイミングで入るギャグ回で結構好き。


 俺がガキの頃は児童書に『キミも探偵になれる!!』というような企画が大抵載っていた(同様にスパイになにれる!忍者になれる!!GIジョーに入れる!!!等)。あと探偵グッズとかあったけど、今はスマホ一つで全てそれ以上というのが切ない。


 そして、それに憧れ、鵜呑みにしてしまうようなヤツは『周囲から軽視される』というコトで最後まで囮扱いだったコトに気付かないヒデもまた切ない。


第78話・談合の行く末(前編)~三友建設は爆破工事に失敗する。そこで、かつての部下だった慶子が現在働いている五友爆破に仕事を振るが、『談合している会社とは仕事しない』と突っぱねる。直後、三友建設の内部告発があり、談合が発覚して大騒ぎになる。



『所感』~  どうしてそんな悪いコトしたの?…というコトを毎日のように聞かされたバカガキだったのですが(不良でなくてバカガキ)。『そりゃ、やる理由があるんだよ!!』という言葉をいつも飲み込んでいた。そこら辺の過程が今のマンガブログに繋がっているような気もする。『動機』というのを探るのがとても好きなのだ。


 『談合』に関して『悪いと知っててやったんですか?』という言葉を発する人は悪いけど信用できない。そんなの『リスクを引き換えにしても旨みがあるから』に決まっているし、『今までうまくいってたからしくじるとは思わなかった』以外の何者でも無い。そしてその『悪いと知っててやったんですか?』という言葉はそもそも何の解決にも結びつかないのだから。


第79話・談合の行く末(後編)~泣きつかれてゲンの取り掛かるコトになった橋桁の爆破は『三友建設の崩落のイメージ』としてマスコミたちは報道しようとしていた。対して、ゲンの行った爆破は?


『所感』~ガルパン映画でメチャ厄介な敵戦車がいたんですが、『こんな時、ゲンさんがいれば橋ごと爆破して倒したのに…!!』とアタマが弱いとしか思えないコトを考えたものですが。やはり『ガールズ&パンツァー』と『解体屋ゲン』のコラボは実現しなくてはならない。すでにボクはゲンたちの乗る戦車まで理解している!!ベルゲタイガーしかありえない。やったね!!戦車のキングオブキングスであるタイガーⅠ型の系譜だ。タイガーⅠ型はおそらく20台以上所有する俺もさすがにこのキットは買う気になれなかったけど。


 上に立つ者は下の者を見てやれなければ資格が無いんですよ、という話は当たり前なんですが、その当たり前のどうりが分かってない……というヤキモキも盛り込まれているのが面白い。ラストのオチはいいですね~。


第80話・労働協議~麻里(71・72話)の方から連絡があった。今度は用水路を滑り落ちる子供が出て、親御さんから文句出るのでなんとかしてほしいと。ゲンは伐採されて放置された材木を手すりにするアイディアがあったが、それよりも『休みをよこせ!!』と訴えるヒデと光をどうにかする方がアタマが痛かった。



『所感』~自分だとゲンの側であり、『用水路に落ちた!!』→『ついでだから泳ぐべ』とか農薬垂れ流しの用水路を泳いでいたものですが。それが自分らの『そういうもんだ』なんですが、これからの『そういうもんだ』というのに合わせざる得ないコトもある。だけど、お金もキチンと用意してね…。


 しかし、働いて得る幸せなんてもんは『案外根っこなんてこんな程度でいい』のかもしれませんね。『解体屋ゲン』という作品は『豊かさって何だ?』というのを常に描いていて、ここら辺が今も愛される作品になるのでしょう。


 長く続く作品というのはキチンと理由があるんです。






 今回はここまで!!

ミクロイドS(ブレンドS的な意味合いで)          ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
02 /23 2016

 夏はメチャ好きなんですが、虫が出るのだけはちょっといただけない。


 特に蚊である。そもそもになかなか寝付けないトコロにやたらと耳に反応しやがる飛翔音がイラつかせる。夜中の三時ぐらいになっても寝付けない。ああ、明日の仕事に差し支える……意を決して明かりをつけてヤツを探す。壁ドンを何度もやってやうやく仕留める。壁は血がベットリ……。このわびしさよ。



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 今回の『ふたりでひとりぐらし、』のお題は蚊です。トビラ絵もみなもが頑張って擬人化してますが、『ミクロイドS』を今風にしたらこんな感じか?ただ、蚊は無ぇよな。


 おそらく自分だけだと思うのですが、上記の画像のみなも……なんかヤベェ表情している。なんかジワジワくる表情なんですよね。


一本目~アジりの開きとか干物を作っているところはたまに見たコトありますが、網戸で簡単に作れるのか~。知らんかったよ。


二本目~みなもは刺されにくいらしい。


三本目~スグミは刺されやすいらしい。ちなみに俺は刺されやすいのよよよよ…。集団でいても俺だけ狙われたように刺されるんだわ!!そう言えば自分は『刺される』だけど、『くわれる』という言い方もしますね。地方によって違うのか?ちなみにクルマなんかに乗る時に『ウラ乗って』というのが栃木な言い方だと大きくなってから知りました。


五本目~『ぱんっ』の擬音がかなり多いのが『凝っている』なと。確かリボルバーでもエアガンはかなり発射できたと記憶する(ガン知識は曖昧なんだけど)。そう言えば初代ガンダムの『再会、母と』の回でアムロがジオン兵に発砲して弾切れしても引き金カチカチやってんだけど、あのシーンってキッカリ実弾は8発だか撃ってたのに感心した。弾数キチンとカウントしての描写だったなあ。


六本目~お色気シーン(?)その①!!脱ぎ方がなんかスーパーリアル麻雀っぺえとか思ってしまう俺はオッサーンであつた。


七本目~そらチャンはかわいい。


 あと、前々から思っていたけど、今回確信した!!自覚無いけどみなもはドSや!!


十一本目~お色気シーン(?)その②!!こういう定食屋が近所にできないものだろうか?


十二本目~アジ開きのサンド?そんなドラマがあったの?元ネタが分からないなあ……。


十三本目~マンガブログを続けて感じたのが『ひっそりとした良い部分に気付くのが大事』というのがあって、それは日常生活にも言えるなあ…と。『忘れてください』と言ったみなもの表情がやたらと良い。


〆~お色気シーン(?)その③!!これって何気に大きな進展になっている!?あのハルくんが鼻血を!!(虫も殺せなかったアムロが…!!みたいな衝撃で)


 単行本のアナウンスはそろそろかな?

 

人間として死のう        瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』『ボスレノマ』
02 /22 2016


 いきなり『確実な死』が目の前に来たら俺はどう振舞うのだろうか?


 かなりみっともないという希もする。なので、せめて『その時』に備えられることは『それまでを納得いくように過ごす』しか無い。人間は死ぬ。確実に死ぬ。それを逃れた人間は今まで存在しない。


 できれば人間として死のう



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 今週の『囚人リク』は名も無きキャラが逃亡しようとして銃殺されるシーンがなかなかエグいんですが、これはこれで良かったんじゃないか~という気もする。不思議と。


 目の前にやってきた恐怖に対してというのは様々だと思うのですが、大抵の人間は『この選択肢を選ばない』ようにできている。それは作中でも描かれている。おそらく冒頭に出てきた『新人イビリ』がこういう恐怖への逃げ道ではなかろうか?


 この『檻の外に出る』というのは『こうなるのが分かっていた』前提の行動だ。


 どうなのだろう?


 でも、自分もこういう環境ならばこういう死に方選んじゃうような勇気と人間性が残っていれば……とは思うんですよね。


チャンピオン12号の感想

今週のチャンピオン
02 /21 2016


 やはり、チャンピオンの新連載ラッシュはあるみたいで。『スメラギドレッサーズ』は何とか生き延びて欲しい。



『鮫島、最後の十五日』~別記事にしました。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『ハリガネサービス』~このマンガはネタ展開で引っ張っていくのかな~?面白いっちゃそうだけど、王道展開よりでもいいかも。


『イカ娘』~別記事にしました。


『ヴィジランテ』~別記事にしました。


『バイオハザード』~今のトミナガだとそのまま助けに入っても十分な戦力だと思います。目覚め始めで動きがニブい、というのはちょっと斬新な描写だ。


『囚人リク』~別記事にしました。


『浦安』~このマンガってリアルタイムの季節に合わせているのに、冒頭からしばらくは夏にしか見えない!!すげー!!


『少年ラケット』~これからが今回のエピソードの本筋なんですよね。対戦相手もむしろ好感持てそうなヤツだし。


『吸血鬼すぐ死ぬ』~最近、女性キャラに色気が出てきたように思います(エロいって意味でなく)。


『Gメン』~別記事にしました。


『ニコべん!』~別記事にしました。


『BADBROS』~別記事にしました。


『AIの遺電子』~設定を活かした見事なエピソードですね。面白いです。


『スメラギドレッサーズ』~別記事にします。


『木曜日のフルット』~バキワールドの否定だーーーッ!!


 なんかよく分からないけと、『ニコべん!』以降コラボ企画を連発しとる!!『スメラギドレッサーズ対悪徒』とかやってくれよ!!陽虎のドレスチェンジとか見たいし(男はできないけど)、かなでのジップアップとか見たいぜ!!

どうなるどうするどうしよう          角光『ニコべん!』

角光『パンダのこ』『ニコべん!』
02 /21 2016


 前々から疑問があった。


 『マンガのキャラってなんであんなにテストの点がいいんだ?』と。70点とかでも平均点扱いジャン?あれが『普通』なのか?


 今週の『ニコべん!』で各キャラの学力が判明しましたが、ノリくんを見て安心した。俺と同レベルのマンガキャラはなかなか見ない。まあ、俺の場合数学は1ケタがディフォだったのだけど。


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 今週の『ニコべん!』は『夏合宿をしよう!!』という流れなんですが、多部さんのパイスラッシュが素晴らしい……!!そんなお色気アッピールしているというのにノリくんは寝やがりました!!貴様~ッ!!不能か!?俺だったらここでガンガンポイント稼ぐね!!必死だね!!『ここでデンプシーロールを叩き込まないとボクが負ける!!』ぐらいの勢いで攻めるね!!


 他の読者は分からないのですが、字部んとしては梅宮さんより多部さんの方に感情移入しまくりなのでここ最近の『ニコべん!』はヤキモキしやがります。いや~、やっぱりラブコメはこういう状態になると最高に楽しいですね。


 で、ここで注目したいのは『確実に梅宮さんの気持ちがノリくんに近づいている』というのも事実なんです。ただ、現段階では『友達として』というコトなんですが。そもそもに今の段階だと『乙女な梅宮さん』というのが全く想像つかないんだよなあ……。


 あと、『髪は自分は切ってみました』という伊調さんなんですが『ひょっとして、刃物恐怖症克服の為に?』とか想像の幅が膨らんで面白い。このマン化って、こういう情報の小出しも巧いし、想像を刺激されるのも面白い。説明過多な作品が多い昨今、こういうバランスのマンガっていいですね。

そういう顔している!!いるね!!        小沢としお『Gメン』

週刊少年チャンピオン
02 /21 2016

 少年マンガの醍醐味と言えば『かつての敵が仲間になる』という展開であるが、得にヤンキーマンガでは避けようも無い鉄板である!!


 その要素において一番重要なのは……顔だ!!顔である!!『コイツはぜってー仲間にしたくない顔』というのが存在するように『コイツは仲間になるな』という顔がある。


 ブサメンは世の中に必要とされていない。



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 『Gメン』にて新キャラの大吾ですが、そういうレールがキッチリと用意されてます。この後の展開も丸分かりなぐらいに明け透けです。顔からして『仲間になる顔』です。


 ここら辺は過去の小沢先生の作品でいくどとなく描かれたものですが、今度はどういう要素を入れてくるか楽しみですね~。あと、一時期『あれ?終了?』みたいな空気が在りましたが、この要素が入ったというコトはしばらくは続きそうなのも嬉しい。


 

忌むべく力        村岡ユウ『ヴィジランテ』

週刊少年チャンピオン
02 /20 2016


 遡ると『鉄人28号』あたりか?リモコンを悪い意志を持ったものにまかせると人類の脅威になる…という展開。素晴らしい力には相応の意志が必要というコト。まあ、だからってリメイク版『太陽の使者・鉄人28号』の二話目のサブタイトルが『ぬすまれた鉄人』というのも大概なんだけど。


 人というのは、力・権力・お金を欲しがるのだけど『それに相応する意志』というのは結構無視されますよね。


 逆に言えば、それが備わっていれば忌むべく力も、対抗する力になる。それを描いたのが『仮面ライダー』だったし、最近では『スメラギドレッサーズ』ですね。



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 村岡ユウ先生の新作は予告詐欺でした。


 …って、予告カットからしたら『柔道でリベンジか!!』と思うよ!!してやられたよ!!全く!!


 いやいや、この場合はもちろん誉め言葉なんですが、今度は異能バトルです。そして、開始早々『忌むべき力を人間の意志で対抗する力にする』と明確にしているのが面白い。やっぱ、ダークサイドの力を意志の力で対抗させる……というのは熱いねぇ。


 それにしても村岡ユウ先生の画力は相変わらず高い!!アクションシーンもそうとうの迫力だ。


 あと、ヒロインと思わしきキャラよりも地味っ子のがカワイイような気がするんですが……。これも村岡先生らしいです。


アナタが戻ってきた         佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
02 /20 2016


 人生に勝ち負けは無いと思うのですが、『貫く』というのは大事だと思う。それに生れ落ちて、それを貫く……という感じに。リアルに居たら大問題であるが、そういう意味では『寄生獣』の殺人鬼・浦上は好きだし『なあ、俺こそが人間だろ?』という最後の問いも惹かれるものがある。


 なぜなら『貫く』というのは難しく、大抵は横道にそれてしまう力が働くから。


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 今回の『鮫島』ですが、大山道の涙が象徴的だ。


 だだたた心配だった……これだけなんですよね。これだけの為にここまで頑張っちゃったんですよ。そこに不純物は無く。大山道は蒼希狼に戻ってきてもらいたかっただけなんですよね。



 先の『寄生獣』ですが、一番好きなシーンでいうと主人公がパートナーであるミギーを失って、しばらく一人暮らしの老婆の世話になっていたんだけど、意を決して戦いに出向くときに『生きておくれ。人間はね、一度関わった人はほっとけないもんなんだよ』というんですが、本当のコトだと思うんですよね。少なくとも俺はその言葉の前に『正義』も『使命』も意味を感じ無いし。



 大山道は蒼希狼に戻ってきて欲しかった。本当にこれだけ。それ以上でも以下でも無い。イロイロと意味を考えてしまいがちだけど、人間の幸せの根っこなんてそういうもんだと思います。それでいい。

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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