2016年10月 - 豚か狼か

チャンピオン48号の感想

今週のチャンピオン
10 /31 2016


 バトルマンガが読みたい。


 やはり『黒虎』と『スメラギドレッサーズ』はもったいなかったと言わざる得ない。ただ、これって『一部』という側面もあるんですよね。どんなに好きな読者100人よりも、そこそこ好きでいてくれる1000人を雑誌は選んでしかるべきです。


 だけど、多数決で勝ったから負けた側の支持は全く要らない…という訳でも無いです。そういう考え方を認めたくなくてマンガブログやってる側面もあんのよ。



『囚人リク』~別記事にしました。


『あつまれ!ふしぎ研究部』~別記事にしました。


『刃牙道』~別記事にしました。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『浦安』~こういうのって子供はマジでトラウマになるんだよなあ。


『鮫島』~今回は割と短期決戦でしたね。


『猫神じゃらし!』~田舎とはいえ2016年にブルマーがある!!それでいい!!


『吸血鬼すぐ死ぬ』~今回、作画カロリーがやたら高そうだな。


『六道の悪女たち』~別記事にしました。


『ビースターズ』~別記事にしました。


『Gメン』~別記事にしました。


『少年ラケット』~別記事にしました。


『マル勇 九ノ島さん』~こういうスーツ姿って『翼をどう表現するか?』というのは悩みドコロだな。昔のエロゲーでスリットが空いているというのがあったし、エターナルセーラームーンは腰についているためにすこぶる格好悪(ダサ)かった。いや、エターナルセーラームーンはどうやっても格好悪(ダサ)いか。


『放課後ウィザード倶楽部』~ニトリくんが怖い!!つーか、三人が三人とも殺伐としてきたなあ。これがゲーム脳なんや!!


『AIの遺電子』~そういうのに『生まれた不幸』というのは確かに存在していて、そういうのを『世界は拒絶する』んですよね。誰が悪いって訳じゃないけど、脅威は排除されるんですよね。



『木曜日のフルット』~別記事にしました。



 来週は かわのゆうき先生の『あ~そぼっ!』が再登場か!!割と好きな作品だけに楽しみです。


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お前は俺か?          掛丸翔『少年ラケット』

週刊少年チャンピオン
10 /31 2016
 なんつーか、俺は『我が強い』ので困る。いやこれは本気で言っているのだが、できれば『普通』に生まれたかった。人間というのは『影響受ける』というのがあって『群集心理』に忠実に動くようなメンタリティにしたかったのだ。


 むしろ対人トラブルというのは面倒くさくて大嫌いなのですが、この『我の強さ』がいつも阻む。この『我の強さ』をイコール『個性』に置き換えるのであれば、個性など邪魔なだけだ。だから『個性を尊重する!!素晴らしい!!』とか言っているヤツはとてもうまらやしい。


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 先週はこんな記事書きましたが、佐々木よ



 お前は俺か?



 俺が卓球の資質があって必死こいて練習してたらこんな人生になったかもしんない。そして、佐々木よ『お前も俺と同じような失敗して、そうなったんだろ?』とか聞きたくなる。だからそうなって、それを必死に信じてるんだよな……って。


 それが佐々木の『我の強さ』であり『個性』なんだよね。築きあけだものでさ。


 それをね、それを監督や周囲なんかは『あんまり好意的見てない』ってのも十分理解してるだろう?してるから余計にムキになって悪循環になるんだよな?その築き上げたものを『試合に関してクール過ぎる』なんて悔しいもんな。



 流れからにすると佐々木は悪役だし、この試合を通じて『変わる』のが少年マンガだけど、それまでの自分を否定しちゃダメだぜ!!お前みたいなヤツは嫌われるだろうけど、俺は気に入っているぜ!!


家族(ファミリー)     瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
10 /30 2016


 組織の原動力として一番大事なものは何だろう?


 やっぱり『希望』だと思うんですよね。もちろん、それが幻想にすぎないという悪い組織もままありますが。今回書くのはそれを抜きにしての『正しい意味での希望』というコト。



 例えば、クルマのレースするにあたって『スピードは出るけどそれだけ』なんてクルマに乗りたいなんて思いますか?やっぱり『足回りがキチンとして、ブレーキなどの安全性能が充実して、とにかく全力を尽くしてくれ』と送り出すのが希望なんです。そんなウンコ同然のクルマで、さらにはブッ壊したら弁償しろ……なんてのなら『じゃあ、テキトーに走って完走すりゃ十分だろ』になるんです。


 今、ブラック企業とか希望の無い会社事情が取り沙汰されてますが、そりゃ希望が無いなら完走狙いになるよ。アナタがその立場ならそうするよね?



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 今週の『囚人リク』もまた希望のお話です。希望によって、納得して受け入れるお話です。


 彼等は今までどれだけ長い間の絶望で生きてきたのか?それほど長い間に絶望を味わっていても、最後に希望を感じられて死ぬならばそれは充実だ。事実、レノマと会ってからは時間にして30分に満たないであろうに。


 それでも、人は希望で満ち足りることができるんですよね。


 そして、同時に力を持つ者は『与える義務がある』と自分は考えてます。レノマはそれができたのだ。


 
 


 

そのポジション        中村勇志『六道の悪女たち』

週刊少年チャンピオン
10 /30 2016



 その昔、友達(オタクではない)が梅沢春人先生の『BOY』について『だいたい岡本がリンチされて、ハレルヤと一条が仕返しに行くんだよな』と語っていた。まあ、『変わり映えしない』ってコトなんだけど、同時に彼からは『だけどそれがいいね』という意志も感じられて、『なるほどな』って思いました。



 マンガというのはキャラへの感情移入は大事


 …とよく言われますが、役割もあるなあと。



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 『六道の悪女たち』という作品において、共感の重要性を最も抱えているのはおそらく飯沼であろう。なんつーか、『頼りになる友達』という位置付けで。『BOY』においては主人公・ハレルヤは超人的である。このマンガに於いては乱奈が近いだろう。で『BOY』という作品の成功には一条の存在は大きい。一条は『頼りになる友達』みたいな位置付けで、確かにマンガチックなスペックではあったが、そこまで飛躍してなくて現実に居てくれたらいいな…ぐらいになっていた。


 飯沼もまた、そういうのを今後読者から求められると思います。


 そんな折、今回の『エビテール』なんですけど、こういう残念要素がまた共感を強くしてくれますね。



 まあ、そんなクソ格好悪(ダサ)いバイクなど絶対乗りたくないけどね。





忘れていた原点           中川ホメオパシー『バトル少年カズヤ』

中川ホメオパシー『抱かれたい道場』
10 /30 2016


 ガキの頃の児童書には『ホバークラフトで透明パイプを移動するクルマ』とか『海底都市』とか未来に対してワクワクするようなものが載っていた。まあ、俺が小1の頃には提案されていたリニアモーターカーはいまだに実現しないけど。


 それでも文明の進歩というのはすさまじいものがあって、ファミコン時代の自分が今ほどコンピューター隆盛するとは思わなかった。『ドラえもん』で十徳ナイフ的にあらゆる機能のついた腕時計なんてあったけど、今のスマホはそれをラクラク凌駕している。



 そんな子供時代からするとマンガもすさまじくなっている。マンガというのは今ほどなかなか読めなかった。だからマンガを多く持っている友達の家とか、床屋のマンガとかそういうのが貴重だった。『今の子供もそうだと嬉しいな』と付け加えて、当時の子供はノートやチラシの裏面に自作マンガを描いて見せっこなどをした。その内容は間違いなくすさまじく酷いもので


 内輪ウケのクソマンガ

 構成もヘッタくれも無い稚拙なクソマンガ

 人気作を丸パクリしただけの薄っぺらなクソマンガ


 …等々、本当にどうしようもない。だけどマンガに対して本気で憧れていたのは断言できる。原点だな~。




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 さて、今回は 中川ホメオパシー先生の『バトル少年カズヤ』です。


 単行本が出るにあたって日本の検閲って案外ガバガバなんだなと思ったものですが、こうして単行本にしてみると、救いようが無い酷さであった。


 このマンガの感想としては『酷い』とか『狂っている』とか『濃い』とかある。これらはもっともな話で本当にアレとしか言いようが無い。マンガブログ的にはどんなにボロクソに書いてもクレームがこないというのはとても都合がいい。


 ただ、読んでいくうちに感じるのが『あれ?こんなに個性の強い作品なのに、俺はどこかで知っている!?』というのがって、その正体が最近まで分からなかった。



 『コイツはガキの頃にガキ共がこぞって描いた自称オリジナルのクソマンガだ』



 …と自分の中で感じてしまった。もちろん、商業作品であるからにあらゆるステータスは高いのですが、根っこは『ガキの描くクソマンガ』だな~と。


 世の中で最も多い作品ジャンルは『ガキの描くクソマンガ』であろう、だけど最も少ないマンガでもある。マンボウの卵のように産み落とされるも、ちゃんとしたカタチになっている稀有な例ではなかろうか?


 マンガに憧れたバカガキがイロイロと勉強し、洗練されそれが商業誌として皆を喜ばせる…それが真っ当だ。だけど、『バトル少年カズヤ』という作品は俺たちが『忘れていた原点』と言えるような作品に感じます。いいよな、マンガって。




渡辺航・弱虫ペダル・第421話『光を見た者たち』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
10 /29 2016


 『人気というのは狙えない』というのは確かにあると思うんですよね。


 『新世紀エヴァンゲリオン』とか『セーラームーン』とか『ガールズ&パンツァー』とかって、むしろ期待されてなかったように思うし、少なくとも今の結果までは予想外だったろう。



 だからこぞ自分は創作の世界って面白いなと思ってます。『誰も分からない』から。



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 チャンピオン誌でいうならば『弱虫ペダル』だろう。


 もう長期連載なので当時を知らない読者も多い作品だと思うけど、開始当初はあんまり待遇が良くなかったのよ。連載陣が五本あっての二番目であり、一番期待されるのは当然トップバッターであり、誌面としてもそちらを推していた(まあ、マンガ戦略ですんで正否の話じゃない)。単行本一巻が出るもやたら少なかった(帯はジャパンカップ二連覇の別府選手だったのよ)。さらには重版もなかなかされないという政治的な何かがあったのだろう。当時の俺は『CMR』(チャンピオン・ミステリー・レポート)を組織し隊員たちとさぐりを入れて核心に近づいたところで隊員がクルマに轢き逃げされて手を引かざる得なかったのだ(一部誇張アリ)。



 このマンガはよく人気投票するんですが、この結果に関してはいつも懐疑的である。いや、手嶋ってマジで人気あんの?なんだかんだ言って巻島&東堂であり、荒北なんかが続いているんじゃないかな?そこら辺、外伝の『スペアバイク』に反映されていると思うんですよね。ねぇ、だって、いきなり田所迅外伝から始まってないし。



 ただ、この巻島&東堂もまた、『偶発的』という感じがしないでも無い。少なくとも少年マンガのキャラクターとして魅力的に…という感じで描かれたと思うんですよね。結果、人気(特にオネーチャン方)になったし。



 逆にこのマンガで『狙った』という感じがするのは明らかに真波山岳だと思います。いや、このコも人気ではあるが、やはり巻島&東堂に較べるとイマイチ届かない気もする。



 まあ、好きなキャラは人それぞれで各々感情移入するのが良いかと。以前も書きましたが、『弱虫ペダル』のキャラで好きなチームを作れるならば『主将・古賀 副将・石垣 荒北 鳴子 銅橋』というオーダーにしたいです。ちなみに『艦これ』の駆逐艦隊は『旗艦・巻雲 雪風 ヴェールヌイ 時雨 初霜 秋雲』のオーダーとなっております(かなりどうでもいい)。




変なマンガ       ホリ『つき☆はぎ ナイトメア』    

まんがぱれっと系
10 /29 2016


 フルコンタクト実戦マンガ記事!!


 『空手バカ一代』に悪影響されて俺が掲げる主義!!合言葉は『そのあらすじ紹介みたいなの、ひょっとしてそれマンガ記事?』であり、一撃のもとにアチョーと粉砕するのだ!!


 いや、自分のブログの特徴なんかもなんですが、マンガ記事書くにあたって『あらすじ紹介』というのは極力避けたいんですよ。まがりなりにも記事にする以上は『読んでもらいたい』ので、その作品の『魅力を伝える』なんですが、あらすじ紹介にすると『かったるくてつまらない』に陥りやすいので(自分にはコレで面白くする自信が無いという意味でも)。




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 さて、今回は一巻が発売されたばかり ホリ先生の『つき☆はぎ ナイトメア』です。連載開始当初にも記事にしましたが、この作品はノーガードツッコミ待ちのユーモアという独特のスタイルが熱い!!


 一時期、ガンダム名言みたいの流行ってた気がするんですけど、アムロが『おやじにもぶたれたことないのに!!』というのは有名なんですけど、その時のブライトさんが『殴ってなぜ悪い!?』と言った時のポーズがすこぶる狂っていて大好きなんですけど、そんな感じのユーモアに溢れた変なマンガです。



 さて、このマンガに出てくるキャラは



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 ヴィクター・フランコリン~人造人間!!なぜだかエロポーズを無意識にやる。角砂糖のごほうびを三つ欲しがるようなイヤシンボ。



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 海馬マサル~このマンガで唯一と言っていい常識人!!ゲーム好きだが家事全般をこなす。


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 海馬クロエ(左)・メイコ(右)~マサルに兄弟。クロエは海馬家の収入を支えているが同時にとても残念な人!!メイコはオタクであり同人作家で、そのスジでは相応の地位を確立している模様。


 …とまあ、キャラ設定を書くと割とスタンダードになる。が、このマンガは読んでみるとタイトルを裏切らないやんわり狂っている感がある。高密度に。『そんな俺ってオカシイと思うけど、自分をオカシイと思っているヤツは狂ってないもんな~』を体現したかのような変なマンガだ。



 また、このマンガの狂気と温かみを両立させているのはホリ先生の絵柄の存在は大きい。どうにもホリ先生は絵に対するコダワリが強い方みたいで、一巻の間にも絵柄がかなり変化している。



 


 …と言っても ホリ先生は一方でこういうクソマンガ描いたりするのも得意だったりする(念のため誉めてます)。これからもどんなビックリを届けてくれるか楽しみなマンガ家さんだ。



ケツ拭く役にも    小沢としお『Gメン』

週刊少年チャンピオン
10 /29 2016



 名作『北斗の拳』の開始早々のセリフである。



 束札を叩きつけた暴漢が『バカヤロー!!こんなものはケツ拭く役にも立ちゃしねぇんだよ~!!』というのがあって、マンガの名セリフ中の名セリフだろう。この一言で『世界観を浮き彫りにした』のだから。



 マンガの名セリフというのは時折ピックアップされるけど、こういうテクニカルなのもどんどん評価してほしいよね~。



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 今週の『Gメン』の勝太のこのセリフが素晴らしい!!


 あ~そういうのあるなぁとヒザを打つような納得!!あれだ、ツイッターなんかでクソリプとか呼ばれちゃうヤツね。


 今回のエピソードはおそらく次回でラストなんだろうけど、前回の幽霊騒ぎ編といい、今回といい『このぐらいで短くまとめる』という構成もいいですね。最近の少年マンガってそういうのあんまり無くて。


精神的な優劣           板垣恵介『本部道』

週刊少年チャンピオン
10 /28 2016



 バトルマンガは立ち合いのもと『どちらが強いか?』の優劣なんだけど、その優劣は単に戦闘力だけが見どころでは無い。



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 これで終わったらガッカリ展開でしかないな~。俺は『見せろ本部!』で久々にバキシリーズでテンション上がったんだけど、このまま終わったらガッカリ展開でしかない。



 ぶっちゃけ、本部が勝つというコトに関してはさすがにそこまで期待してはいなかった。いくらパワーアップしてもクリリンがフリーザを倒してしまったら根幹からゆらぐ。が、本部の対決が実現するまで二年ぐらいかけているのだから、『見たいな』と思えるものも明確にあった。



 それは『精神的には負けてない』という描写だ。


 戦闘力では至らないにしても、精神的な部分で武蔵をヒヤリとさせるような…そういうシーンはあっても良かったなあ。読者としてはそういう優劣も見たいと思うんじゃないでしょうか?

ここ最近の         石黒正数『木曜日のフルット』

週刊少年チャンピオン
10 /28 2016


 長期連載…というのは悪く言えば『いつも通りが求められる』側面もある。『水戸黄門』で黄門様は新たな殺人技とか習得しても困るだけだし。だけど、キチっと攻めているところは攻めているんですよね。



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 ここ最近の『木曜日のフルット』はイロイロと球種を投げ込んできて面白い。今週などはてっきりいなくなったと思っていたデクノボーの再登場です。コイツはいったい何者なんだろう…?


 デクノボーが出てくると間違いなく酷いオチになるなあ…。