2017年02月 - 豚か狼か

チャンピオン13号の感想

今週のチャンピオン
02 /28 2017

 松本豊先生の新作はまだか…。ただ、自分の本音としては『スメラギドレッサーズ』の完全版が読みたいので、他誌でそれが始まったら『スメラギドレッサーズ』の為だけにその雑誌買ってもいいです。毎回記事にします。ええ、そのぐらいに思い入れタップリな作品です。そして、松本先生自身も『スメラギドレッサーズ』には思い入れが深いような気がする。


 同様に

『王様のオーパーツ』

『黒虎』

『白銀ヴァンガード』


なんかも続きが読みたいマンガなんですよね。 



『虚ろう君と』~別記事にしました。


『武蔵道』~別記事にしました。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『六道の悪女たち』~これって、雷乃が女で、風乃が男というオチなのか…?


『フシケン』~別記事にしました。


『英雄!シーザーさん』~ブルータスお前もか!で作品成立させている!!スゲー!!


『浦安』~オチがキン肉マン対バッファローマンっぺえ。


『鮫島、最後の十五日』~別記事にしました。


『囚人リク』~別記事にしました。


『猫神じゃらし!』~おっ、今回はイイ話に落としたな!!そんなゆきちがカワイイ。確かにカワイイ。


『ビースターズ』~別記事にしました。


『Gメン』~別記事にしました。


『JINBA』~別記事にしました。


『吸血鬼すぐ死ぬ』~この新キャラの再登場は無いんかな?必殺技が気になる…。


『AIの遺電子』~別記事にしました。


『少年ラケット』~別記事にしました。


『木曜日のフルット』~公共の場で『キーーーーッ!!』とか動物のような超音波発生させるチルドレンはこのようなプロセスを経て誕生するんかな?



 あと、根建飛鳥先生の『グーフィーその後』も読みたいっス。四話付け足して一巻完結みたいなので販売してくんないかな。電子書籍でもいいんで。



スポンサーサイト

第一話          古川一・白土悠介『虚ろう君と』

週刊少年チャンピオン
02 /28 2017

 マンガは第一話が最も大事だと思ってますが、これから先はそのウェイトが大きくなるだろうと考えてます。出版社はネット配信に力を入れて久しいですが、配信から収益配分の大きい単行本に繋げようとしてます。だけど、全話公開すると意味が無いので、1~3話までと最新話という形式がスタンダードになってますね。


 第一話の段階であると、手探りだからなかなか難しいんですが(例えば、ドラゴンボールなんか別のマンガになっているし)、見切り発車的な作品の成功は難しくなりそうです。


 チャンピオン誌だと『スメラギドレッサーズ』の第一話が24ページぐらいだったけど、これが倍のボリュームあったら、かなり違うコトできたかな~なんて『もし』を考えちゃいますね。まあ、でも『うしおととら』の第一話もそのぐらいのページ数だったし、やっぱりマンガは大変だ。



 2017121.jpg



 今週から始まった『虚ろう君と』が面白い。今までのチャンピオンに無い、どちらかと言えば他誌寄りな作品ですね。まあ、どうしたってチャンピオンカラーになるのがチャンピオン誌なんですけど。


 原作者は久々に登場した古川一先生で、以前新人マンガ賞で『死神憑き』という作品を描いてました。作画の白土悠介先生はどうにも『フェアリーテール』のスピンオフを描いてた模様。確かに絵柄に真島ヒロ先生の雰囲気ありますよね。まあ、どうしたってチャンピオンカラーになるのがチャンピオン誌なんですけど。



 第一話を読んで感じたのが『読みやすくてよく分かる内容!!入れるべく要素もキチンと入っている!!』というコトでした。


 例えば

・主人公は浮いている

・なぜ浮いているか

・そんな日常にネガティブになっている

・だけど、やっぱり主人公としての意志と機転が効く強さがある

・頼りになる友人と気になるヒロインで話が動く

・そこに事件が発生する


 ……とテンポ良く展開している。とても楽しく読み応えのある作品と感じ、次回が楽しみになったのが自分としての感想だ。これがスタンダードなトコロもあるけど、第一話として巧いな~というのがある。


 マンガは第一話が大事…というのは『読んでもらえないとダメ』であるから。保守的に考えると、ベタでもなんでもいいから『読んでもらうコトが大事』で、『作者の信念』や『作品からのヒューマニズム』や『モラルなどの人間的美徳』はそれ以下なんです。マンガは本当に厳しい。だけど、同時に現代に残された数少ない魅力的な分野だとも思ってます。


 とにかく第一話を成功させるコト。


 描きたいコトはいずれの後回しでいい。『明日やろうはバカヤロウ』なんて言うけど、俺は『慌てる乞食はもらいが少ない』を信じてます。なかなかにして完成度の高い第一話でしょう。



 ちなみに俺がチャンピオン誌で最も印象に残った第一話は『悪徒』です。全方位見渡しても完璧で贅肉要素が全く感じられません。


ウレション             瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
02 /27 2017

 お願い!おトイレに行かせてッ!



 …ダチとバイクツーリングに出かけた時は確実に三回は使うワードだな。俺は小2病なので『うんこ・ちんこ・まんこ』でゲラゲラ笑えるような低能だったりする。いまだそれをマンガにしている浜岡賢次先生は偉大だぜッ!!


 ションベンギャグ…


 これに強いコダワリを持って描いていたのは 楳図かずお先生だったような気がする。『漂流教室』『洗礼』などの歴史的名作はもちろん、ギャグである『まことちゃん』はションベン描写がすごかった。成人女性がオマタ拡げて野ションベンしている描写とかあって、今じゃ作家生命がダイるコトやってた時代だしなあ…。



 2017126.jpg


 宇都宮看守、滝のようなウレション!!


 …先週は『ウレション漏れそう』とか書いたけど、見事なリンクとしか言いようが無いなあ。『ディオはボクを陥れようとしている!!なぜ!?』と叫ぶジョナサンの気分だわ……。


 さて、このションベンですが以前は天野もやってたタイプでして、まあ現実的にありえない。こんなの出た日には10秒ぐらいでミイラになってしまう。ただ、ギャグというか異様な空気を出すのには天才的表現とも言えるヤツで、楳図先生発案でしたね~(多分)。


 以前、瀬口先生は何かのコメントで『まことちゃんが好き』みたいなコトおっしゃってましたが、このジョンベンには深いリスペクトを感じます。



 しかし、宇都宮看守の扱いがあまりにも酷いので、ポックンはおまるにまたがりながら『汚されちゃったよ…』とむせび泣くおトイレヒロインのような心境です。


 やっぱ、宇都宮看守はあんまりにもクソだから、機転を利かせた周龍が宇都宮をハメて、注意がそれている間に全員脱出という展開にしてほしいです。


私の成功体験         掛丸翔『少年ラケット』

週刊少年チャンピオン
02 /27 2017


 本屋に行くとたくさんのサクセス本がある。ある、というコトはそれだけの需要があるというコトになるんだけど、アレはどういう層が買っているのだろうか?分からない。


 別にそれを読むのは自由なんだけど、疑問として『それを実行したら確実に成功が約束されると思っているの?』というコト。この言い方だとキツいんで、『その中の100ある方法を実行して1でも成功に繋がるならめっけもんだけど、自分はほぼ0だと思っている』というコトなんてすよね。


 度々書いていますが、それより俺はガッツ星人から学んだ!!と言いたい(マジで)。おそらくは今まで築き上げてきた方法でウルトラセブンを倒したと思うんですよね。何しろ『我々はいかなる戦いにも負けたことの無い無敵のガッツ星人だ!!』というセリフがあるぐらいだし(これにはシビれた)。が、その成功に油断してしまい、パニックになっている間にセブンに円盤ごと爆破されたというモロさは本当に勉強になる。



 成功体験も疑え……と俺はガッツ星人から学んだ!!



 2017131.jpg



 『少年ラケット』はたまに少年スポーツマンガとは思えないオッソロシイコト描きますよね……。


 成功体験は縛る…というコト。


 そして、これは今の時代に当てはまるんですが、そのスピードが早すぎて昔のやり方は通用しなくなっているというコト。昭和の時代というのは『そういうのが通用したスピード』でもあった。今は違う。ありとあらゆるものが、だ。マンガにしたってそうだ。本当、ブログ書いてて感じるけど、5年前より遥かにめまぐるしい。



 だから、自分も今までのやり方に固着しちゃいけないと思います。それをガッツ星人から学んだ!!


渡辺航・弱虫ペダル・第436話『共に進む力』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
02 /26 2017


 その昔のチャンピオン誌に 能田達規先生の『GETフジ丸』というマンガがあって、主人公チームの監督がこともあろうにライバルチームに引き抜かれるというウルトラ展開がありました。で、もちろんその監督は有能なんで選手層が厚かったライバルチームで埋没していたコンビを発掘したんですよね。『個々の能力はボチボチだけど、そのコンビになると途端に強さを発揮する』という選手を。


 『劣っている者ではなく、真価を発揮させてないだけ』


 …というコト。少年マンガでコレは熱いな~。



2017123.jpg



 手嶋!!お前……ッ!!


 なんか、最近手嶋に関してこのセリフを何べん書いたのだろう…?だが自分のチームのジャージを忘れるぐらいにテンパってどないする!!ここはクールに『青八木、ティータイムか?』とか言わないと!!俺たちは『日東のティーパックが合うよな!!』とか(俺は好きだぜ)。


 が、やっぱり分かっちゃいるけど今週の展開はアツいな~。


 特に冒頭3ページが『その感覚、すげー解る!!』というのがあって、つかみはバッチリです。ここから久々に手嶋&青八木コンビの復活だしね~。


 個々にパワーアップした手嶋&青八木より、やっぱりコッチのが馴染みますもん!!やっぱり二人で一人が彼等らしいですね。


コントロール         山田胡瓜『AIの遺伝子』

週刊少年チャンピオン
02 /26 2017


 『わたしのこときらい?』


 …酔っ払った部長先輩が主人公・大仏くんに絡むシーンだ。



 ひらふみ先生の『でり研』で俺は『……そうか!!』とキた!!なんつーか、合体ロボのシーンみたいにガチッとパーツがはまったような感覚で(何言ってんだ俺)。


 これが『嫌い?』だと印象が全然違うんですよね。漢字とか無闇に使えばいいってもんじゃないってコトに気付かせてくれたシーンです。マンガ、というものを理解するのに大きな出来事でした。


2017130.jpg


 今週の『AIの遺電子』の上記のシーンもまたそうだ。


 『私のどこが好きなの?』に置き換えると印象がかなりカチッとしたものになる。『私のどこがすきなの?』にしたからボンヤリとして、あのオチが活きてくるんじゃないでしょうか?


 これは山田先生が狙ってやったのか、はたまた編集さんが手を加えたのか分からないんですが、結果としてグゥだったと思います。マンガのテクニックってこういう部分のウェイトも大きいんですよね。


 
 

尊敬されたい!!           佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
02 /25 2017


 『尊敬されたい!!』


 …という欲望を必要か醜いものかの議論はさておいて、まあ『尊敬されたい』という気持ちは仕方ないものだと思います。誰にでもあるでしょう。さて、それをどうするか…が問題だ。間違ってもイビツにこじらせてはいけない。あっ、この場合の尊敬は『リアル』という意味で。自分はF1ドライバーのフィジケラを大尊敬してますが、もちろんあったコトも無いし、自分を知らない彼から尊敬されるなんてコトも無い。そういう意味では『偉人伝』なんかの憧憬に近いです。


 で、これは個人的な考えなんですけど『尊敬して無いヤツから尊敬される訳ねーじゃん』というのがあって、全人類から尊敬されるなんてのも現実的じゃない。だけど、どういう訳だか『尊敬を強要する人』というのは後を絶たない。…バカなのか?(問題発言)



 2017125.jpg



 今週の『鮫島』は毘沙門のそういうトコロが描かれている。読者には『なんとなく分かるな~』となってますが、明確なアンサーは出てないし、それまで自分なりに考えてみる面白さがある。


 で、自分なりのアンサーがこれですね。毘沙門には『そもそも尊敬が無い』というコト。もちろん人当たりとか性格からは好かれる部分はあるけど『深く付き合えない』というのはここら辺がネックになっていると思います。経験ある方も多いと思いますが『最初は印象良かったけど、なんとなく関わりたくなくなってきた』というのはこういう人な気がします。これも仕方ないかな~とも思うんですけど。


 なんだかんだ人だからね、だけど尊敬というのは『自然と湧いてくる感情』という気もするので、毘沙門みたいな人はこれから苦労するんじやないかな~。これがこじれると『北斗の拳』のジャギみたいになっちゃうのかもしんない。『俺の名を言ってみろ!!』ってね。


 だけど、それは誰にでもありえるコトでもあるんです。


 

受け入れ拒否!!           板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
02 /25 2017


 『これを嬉しいと思える俺が嬉しい』


 『修羅の門』でかつて主人公・九十九に敗れ、逃げ出した毅波という男が再び対峙した時の気持ちである。ハッキリいってしまえば、こんなくだらないコトに『嬉しい』なんて思っちゃいけない。だけど『嬉しいと思える俺が嬉しい』であって、このセリフはとても印象に残っている。


 本当は割り切れる人のがいいんですよ。それは分かっている…分かっているけど、イヤなんだよという感情に従う。



 2017127.jpg



 大人になるって、そういうことなのかよ……ッ!!


 このセリフはいいね~。『それでもイヤなんだよ』という意思表示で。


 よくDQN中学生なんかが『俺は汚い大人なんかにならない』なんて言ってますが、ああいう人種は適応性があるんで、いずれそういうものに適合しちゃうんですよ。これは大真面目に書きますが『生き物としてそっちのが優れている』というコト。


 そのコトに関しては作中でビルが体現している。そして、そんなコトにこだわっていると己自身のメンタルが崩壊するんですよね。



 でも、それに関しては受け入れ拒否だ…という姿勢。それがたとえ自己満足だとしても 『これを嬉しいと思える俺が嬉しい』と思っていいんじゃないでしょうか?


 そして、ビルではなくレゴシの方に共感してしまう自分もまた 『これを嬉しいと思える俺が嬉しい』なんですよね。




丁寧さとアホさと         浦田カズヒロ『JINBA』

週刊少年チャンピオン
02 /25 2017


 『アストロ球団』!!


 それは野球マンガのクセにメンバーが九人いないで試合しちゃうマンガ!!(本当)


 ビクトリー球団と戦う為に、球一は魔球開発するンすけど、それが『ドリルを鷲づかみにする!!』というものでして、当然重症おうんですけどね。ただ『魔球の為にボールを傷つけるのはダメだが、手に傷をいれちゃいけないなんて無い!!』というロジックを成立させているんです『まあ、酷すぎるけど)。


 マンガは『何でもアリの荒唐無稽』とマンガ入門書に書いているけど、『納得』があってからこそ成立するものです。



 2017129.jpg



 やったぜ!!必殺技!!


 このマンガの世界には『必殺技アリです』が提示されました!!やりました!!

 
 …が、このマンガもまた『説得力』に関してはかなり丁寧であり、リアルもキチンと踏襲してますよね。ここら辺のバランス感覚は絶妙だ。


 マンガ読んでいると『なぜ?』という疑問って湧きますよね。『ドラゴンボール』もビーム撃ちまくりの世界ですが、あれも最初に『かめはめ波』の説明からキチンとあったし。ここから発展(そしてインフレ)させてきたんです。最初からビーム出まくりだと『おかしい』になっちゃうんですよね。


 ただ、この『ビーム』が常識になった今は他作品でも説明無く撃ちまくりですが、ここら辺はマンガは共有財産とするところでしょう。


 結局、マンガは読者に読んでもらう、というハードルがあるんで『荒唐無稽』をそんなに過信しちゃいかんな~と。



 

このノリで           安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』

週刊少年チャンピオン
02 /24 2017



 一話完結方式のマンガは『キャラ』とか『方向性』が整うのがなかなか大変な気がする。


 軌道に乗る、という意味で。



 2017124.jpg



 最近は『載っているのがいつものチャンピオン』という感じの『フシケン』ですが、初期の頃のぎこちなさはやわらいだ気がする。最初は『ことね先輩の催眠術がメイン』という『ロストブレイン』してましたが、だんだん話の幅が広がってきた。


 また、ことね先輩のエロ描写のサジ加減もまた、だいぶやわらいだ気がする。代わりにエロがマニアックになったとも言えるのですが。


 今回は〆を鈴が持っていく、というなかなか珍しいパターンかも。鈴は好きなんで、もっと掘り下げてほしいですね~。