2017年03月 - 豚か狼か

願望と課題                山田胡瓜『AIの遺電子』

週刊少年チャンピオン
03 /24 2017


 いやね、マンガブログしているからには


 2017193.jpg



 こういう文章掛けるようになりたいんですが



 2017194.jpg



 …同時に課題も考えないとダメだね。



 熱いというのは良いけれど、それを踏まえた上で『冷静』になれというコト。最初からの『冷静』というのでは意味が違うものです。今回のエピソードは自分にとって襟を正すような内容でした。


スポンサーサイト

直さない           佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
03 /24 2017


 モノとか道具というのは『悪いトコロはすぐに直す』というのは正しい判断だろう。じゃないと、時として危険になるからね。


 だけど、最近考えるのは『人間にそれを当てはめちゃいけない』というコトで、悪い部分を無理矢理直すと高確率で長所も削がれるというのがあって、最悪、『かたっぽしかない靴で歩く』ようなチグハグ感が出てしまう。



 2017188.jpg



 毘沙門はまさにそんなタイプだな~。



 そういう短所を無理矢理削ぐと、それ以上に長所が損失するようなタイプだ。だからこそ、周囲は持て余してたような気もする。



 これって、マンガもそうなんじゃないかな~って感じるトコロがあって『作品の悪いトコロ探す』なんてミミッチイことしてないで、良い部分を見つけなきゃな~とか。まあ、自分はそんなに上等ではありませんが、そういう謙虚さは身につけたいですね。


あるに決まってんだろ          盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』

週刊少年チャンピオン
03 /23 2017


 マンガの規制云々の問題が浮上すると、必ず擁護派から出るのが『マンガ・アニメが犯罪に結びつくとかの影響は無い!!』と力説する方が居るが、それに関しては俺は否定的だ。


 あるに決まってんだろ


 ……と。例えば『エロが充実している日本では他国に較べて性犯罪が少ないデータが出ている』等の意見もある。そして、それは正しいとも思う。が、不特定多数の中でも『間違った影響受ける人も確実に居る』というコト。絶対にゼロにできないというコト。それを踏まえた上でゼロに近づける為の現在進行形であるというコトなんです。


 ポジもネガも抱えなきゃダメだろ。規制推進派は『絶対にゼロにできる案』を提示しないで(まあ、存在しないけど)『なくせ』というのは人間としての理性があんまりにも無さ過ぎる。人間はそんなに上出来じゃないし、同時にそこまで不出来でも無い。



2017186.jpg



 サテツ、ヤンキーマンガに憧れてヤンキーしてました発覚。


 が、生来の生真面目さと人の良さが阻んでいたのは読者の感じるトコロです。俺も様々なマンガに感化されるタイプだからよく分かるよ。いい歳したオッサンだけど、海岸に立つとウルトラ五つの誓いを叫びながら突っ走りたくなるしねぇ。


 そして、それ以上に気になるのが、その中二病くさい腕だけど、やっぱり『真サムライスピリッツ』のナインハルト・ズィーガーに憧れたのだろうか。サテツみたいなタイプはエロゲーやっちゃマズイな。性犯罪は絶対的にしないだろうけど、悪い影響は間違いなく受ける。まあ、それを良い影響にするのは本人次第なんですがね。影響というのはどうやったって逃れられないものなんだから。



 
 

クローン               板垣恵介『武蔵道』

週刊少年チャンピオン
03 /23 2017


 このブログによく挙がる作品として『アストロ球団』があるけど、読まないで死んだら人生を無駄にしたとしか思えない。なんつーか、狂気が日常の作品でその領域を体感するというのはマンガ好きとしてはやっておいた方がいいのではなかろうか?


 で、今回は『アストロシフト』という必殺技であったが、漫☆画太郎先生のマンガを通過してきた世代としては腹筋崩壊するかと思ったよ!!正気…だったら描けない領域ってあるなあ。



 2017185.jpg



 やっぱり、正論で人を納得させるのって無理があるなあ



 …というのが今回の『武蔵道』であつた。



 この場合はやはり『アストロシフト』から説かねばならなかったのだろう。他の人はどうだか知らんけど、双子とかのケースは日常であるけど、コピー人間というのは『何か怖い』というのはあるんじゃないかな?ドッペルゲンガーって、そういう恐怖感が生み出したネタだと思うし。



 しかし、強い個人と戦いたいとしていた武蔵が、『単体で国家転覆』という路線になるとは……。本部も起き上がれないだろうし、どういうオチつけるんだろ?

そっちじゃねー!!           ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
03 /22 2017


 一時期テレビでは『ドケチ自慢』とか『節約術』とかやったら放映してたような気がするが、最近はあんまりやんなくなったのかな?テレビはあんまり観てないから分からんのだけど。


 ただ、このテのヤツは『???』となるものが多い。


 ガソリン高騰時に一円でも安いスタンドを探して彷徨っているの放映してたのはさすがにバカなんじゃないだろうか?と思ったものです。あんまり人に対してバカというのはどうかと思うのですが、それを踏まえた上で。が、節約に捉われて本末転倒というのはよく聞きますよね……。


 結論からすると『節約はほどほど程度で』ぐらいが一番効率良いような気がするんですがどうでしょう?



 2017183.jpg


 今回の『ふたりでひとりぐらし、』はみなもの電気代節約大作戦……というノリでしたが、まあ結果はおして知るべしと言ったトコロでしょう。


 ただ、今回のエピソードは『古典のニオイ』がそこはかとなく漂う。自分の世代で言うと『6時50分からの藤子不二雄アニメ』みたいな。昔の『ドラえもん』は月~金の10分放映していたのよ。今のニチアサが30分の再放送枠でした。


 まあ、何かしようと発奮するも不発……というのをコメディ色強めに描く感じで。が、ここはさすがにざら先生で、やはり一筋縄でいかない工夫がこらされてます。


 そもそもに、みなもというキャラは『親しい人にはおせっかいになってしまう』というフシがある。純粋に良い人なんですよね。だから過剰とも言える今回でも微笑ましい。そして、ハルくんは『一見ぶっきらぼうで他人に対して無関心』という感じですが、実はかなり親切な人でもあるんです。それは『関わった人』に対して静かに発揮される。みなもとハルは対照的のようでいてどこか似ている。そんなキャラの深みを感じるエピソードでした。



 2017184.jpg


 やっぱり、今回印象深いカットはこれなんですが、テクニック的にも興味深い。


 小さなフキダシ+手書き文字という組み合わせだ。これは、きらら系では『ありそうであんまり無い表現』であり、うろたえるコトとは無縁なみなもが見せた珍しいシーンですね。


チャンピオン16号の感想

今週のチャンピオン
03 /22 2017


 浦田カズヒロ先生の『JINBA』が面白いのでまだ続いて欲しいっス。




『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『浦安』~毎年この時期にスギ花粉ネタは入れてくるな~。自分の場合だと、なんか年々治ってきた(謎)。


『吸血鬼すぐ死ぬ』~別記事にしました。


『武蔵道』~別記事にしました。


『六道の悪女たち』~針蔵高校の面々が登場からして雑魚(ザコ)いんだよな~。案の定、ボコボコであったか。


『フシケン』~別記事にしました。


『囚人リク』~別記事にしました。


『SIX』~別記事にしました。


『鮫島、最後の十五日』~別記事にしました。


『虚ろう君と』~別記事にしました。


『ビースターズ』~別記事にしました。


『猫神じゃらし!』~入れ替わったら、そこはかとなくこまりに邪悪さが描かれているなあ。巧いです。


『AIの遺電子』~いびきって自覚無いからタチ悪いよね。迷惑かけるかけられる分かってないもん。


『JINBA』~別記事にしました。


『Gメン』~別記事にしました。


『ファインプレー!』~キャッチボールで話を作ってくるか~。いつは変化球だぜッ!!


『少年ラケット』~別記事にしました。


『木曜日のフルット』~何気にケイトシリーズが続きそうである(俺、ウレション)。



 今週のチャンピオンはセックス×2でビックリです。さすがチャンピオン!!他誌がビビッてできないコトを平然とやってのける!!そこにシビレル!憧れるゥ!!



 

正反対だけど            瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
03 /22 2017


 『マンガキャラでカッコイイ死に方ランキング』を自分の中で作るとしたら、『ワイルド7』のオヤブンは外せないだろう。


 最終章『魔像の十字路』編のラスト近辺でのコトであった。敵の追っ手から逃れる為にエレベーターに乗るのであるが、遊園地用というのもあって、操縦席からしか操作ができない。オヤブンは『さっきの戦闘でケガをした。俺は長くない。お前たちが行け』とその場に残る。が、それはオヤブンの芝居であった。主人公・飛葉はそれを芝居と知りつつもオヤブンに託した。


 自分はそこに『正しさ』を感じた。



 2017174.jpg


 さて、今週の『囚人リク』はその正反対とも言える展開になっている。


 ひょっとしたら、瀬口先生も『ワイルド7』のそのシーンを知って意識して描いたのかもしんない。さらには『そのシーンは自分ならこうする!!』といういわばアンチテーゼを込めての描写かもしれない。



 で、自分としての感じたコトですが『どっちも正しさを感じるなあ』というもので、人によっては煮え切らないと感じるだろう。が、自分にとっての『正しさ』というのは『定義』では無いのです。なんつーか『意志が乗っかっているか?』というのがあって、それに対しての『リスク』や『恐怖』や『負い目』などを跳ね返す気持ちが入っているか否かなんですよね。



 ちなみに『囚人リク』も『ワイルド7』も犯罪者であろうと仲間は必ず助けるぜ!!という意思が最重要の価値観であるのは疑いも無いだろう。俺はそこに『正しさ』を感じるのです。



 やっぱ、少年マンガは熱くねぇとダメだぜッ!!


渡辺航・弱虫ペダル・第440話『デスゲーム!!』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
03 /21 2017


 土曜日はクリテリウム観てきました。


 女子の部ではチーム弱虫ペダルが優勝してたよ(チャリはフェルトなんですね)。




2017170.jpg



 浦久保、そして手嶋!!お前等!! 



 やっちまったな……というのが今週の『弱虫ペダル』の感想です。いや、もちろんマンガとして大いに楽しんでますが(重要)。



 浦久保の方はテンション上がって、変なコトおっぱじめたトコロはあるなあ……。そんなコトしてないで、とりあえず京都伏見に追いつき追い越せだし。


 手嶋の方はさらに深刻で、すでに目がヤバい。そう、冷静な判断が全くできなくなっている!!そりゃ広島を攻略しなきゃならないけど、その時点で『失格レベルの不始末』をしているし、そもそも『計測チップ』は手嶋が握っているのだから、乗っかる理由はどこにも無い。が、どうも手嶋は雰囲気に飲まれやすい傾向があるのかな……。


 相棒の青八木はマトモな思考をしていたのに、手嶋はまるで聞いてないし、こら困ったな!!


 とりあえず、来年は主将になるであろう東村君は『こういうの見習わなくていいからね』と言いたくなる。熊本台の伊勢みたいにならないように。



 

ヤッてます         板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
03 /20 2017


 渡瀬希美(のぞみ、というひらがな表記の時もあります)先生の『オルゴールエイジ』という作品の中で簡単にヤらせてくれる女というのが出てきて(直接的な描写は無い)、まあ『ヤらせてもらったら惚れちゃった少年』というのが出てきました。


 彼女自身はエンコーとかお金取るとかそういうんでなく、『んー。そういう悩み持った男の子が私とセックスして気が晴れるなら別にいいかな~』というノリでした。口で慰めるんじゃなくて下の口で慰めるタイプな女の子でした(問題発言)。


 で、本気に惚れちゃった少年が告白したコトによって彼女は『今までしてきたコトに初めて後悔する』んですが、ここら辺は女性作家ならではの見事さでしたね~。



 2017179.jpg



 今週のチャンピオン、二つもセックスあっておったまげる。



 『Gメン』はギャグとかの方向になってますが、『ビースターズ』はドロドロ感があって良い。さすが、『逆けものフレンズ』である。『すごーい!キミはセックスフレンズなんだね!!』という感じで(問題発言)。



 で、そのプロセスなんですが『なんとなくそうなるのが分かる』と自分は感じたんですが、他の読者的にはどうだったのだろう?よりドラマが深まったと感じるんですけどね~。やっぱりキャラクターは『弱さ』を描かないと面白くなんない。まして、普段は常にトップであり気高さを絶やさないルイ先輩だからこそ惹かれるんですよね。


女性キャラ主役           浦田カズヒロ『JINBA』

週刊少年チャンピオン
03 /20 2017


 競技・趣味人口の男女比率というのがある。


 自分の趣味で言うと自転車はボチボチであるけど、ラジコンなどに至っては女性ドライバーというのはまず見ない。現実としては40代後半のオッサンばかりである。


 そういう現実があって、マンガだと女性主人公だったりするコトが多くなってる場合がある。オタクに好き勝手やらせるとそうなるものなのだろう。『ばくおん!!』はこれまで男主人公バイクマンガに対して『女子高生』を入れるコトによって『ゆるい』を描き、バイクの敷居を下げる狙いが感じられるのはいいし、これまでのバイクマンガで描かれなかったコトもアプローチしている。傑作だ。


 が、なんとなくウケるからという感じの女性主人公のマンガは少なくない。『女性にした意味は?』というのも盛り込んでこその作品だろう。『弱虫ペダル』は初期段階だと女性主人公という案もあったみたいだけど、編集部の方で男の子という要請があったんだよね…。その判断があったからこその作品成功だと思います。



 これは自分も『なんとなく受け入れてきた』というトコロもあって、反省したいトコロなんですがね…。




2017180.jpg




 そういう意味では『JINBA』という作品は『なぜ女性騎手か?』という部分が実に作品に活きている。


 今回はそれが見事にドラマと融合している。『女性騎手として客寄せパンダ的に見られるコトへの反発』から『ジンバへの理解』というドラマの流れが実にスムーズだ。



 まあ、マンガは娯楽ですから『そういうのでいい』とは思うし、女の子でない『艦これ』などやりたくないしなあ。だけど、『なぜ女性主人公か?』という疑問符は作品に盛り込んだほうがいいのは確かだ。作品に深みを与える為に。