2017年09月 - 豚か狼か
FC2ブログ

10週間勝負!!         吉野宗助『MASTER&D』

週刊少年チャンピオン
09 /30 2017

 マンガの在り方って時代と戸もに変化しますが、今もイロイロと形態が変わってきていると思います。


 そもそもに大昔のマンガは『子供が読むもの』という感じだったので、巻数はそんなに多くない。20巻いけば『メチャ長い』となる。俺が小学生の頃の『こち亀』は30巻でその時点でジャンプ歴代の中でもトップの長期連載であった。


 そして、今のマンガは『長い』のだ。送り出す側は『そんなコト無い』と言わざる得ないが、人気が軌道に乗ったマンガはやはり露骨に引き延ばしがある。


 しかし、ネットの普及やスマホによって、『長いマンガをマジマジ読む』というのが難しくなりつつあるようにも感じる。サクッとお手軽に…という感じで。マンガ本来の『面白い』を濃縮させる。単行本一冊程度のボリュームで勝負するのも大いに歓迎だ。



 そして、チャンピオン誌に於いて、それをとても期待しているのが



 20171005.jpg



 吉野宗助先生ですね。


 前回の四コマを複合させたリズムのマンガより、コッチのリズムの方が吉野先生の面白さが出ているように感じます。とにかく矢継ぎ早にガンガンとギャグ&ユーモアをブッ放して笑いをとっていくスタンスは好き。



 今回は10週間の勝負ですが、できれば単行本にして欲しいし、それが難しかったら電子書籍販売にして欲しいです。これも時代の変化から生まれた要素なのだから。


 
スポンサーサイト



復讐してやる…!          西修『魔入りました!入間くん』

週刊少年チャンピオン
09 /30 2017

 初代ウルトラマンの『故郷は地球』というエピソードでは加熱する米露の宇宙開発という社会情勢を背景に描かれたものだ。


 宇宙飛行士ジャミラは怪物となって地球になって帰ってきた。彼は事故により『無かったもの』として処理されていたのだが、水の無い星に漂着し、復讐だけを心の支えに命からがら帰ってきたのだ。


 彼が最初に襲ったのは……何の罪も無い人々が暮らす山奥の農村であった。



 …無差別殺人は『悪い』これは譲れない。が『なぜ?』と考えるとこのエピソードは非常に興味深い。『そういう現実があることも知らずに楽しく生きている人々が憎い』という心理があるのではないか?逆恨みは百も承知でのやり場の無い怒り……だ。


 低いレベルで見れば、否モテがモテモテイケメンを激しく嫌悪し、機会があれば責め立てますよね。不幸でいる人間は幸せであるだけで人が憎くくなるのです。おそらくそれは俺もそうだ。俺が激しく不幸を自覚したならば、隣りの幸せをメチャクチャにしたくなる。



 20171006.jpg



 実はキリヲ先輩の行動が『やたら腑に落ちるなあ』というのがある。


 彼は『特定の誰か』を攻撃する気はさらさら無いようだ。『幸せそうなもの全てが憎い』と映っているように感じる。今回の件であれば、彼に危害を加えて無い者まで大量に巻き込むことになる。それに対して『本当に復讐すべき相手にすればいい』なんて俺は思えない。彼は『その無自覚な世界全てが憎い』のだろうから。


 そして、そういう人の心を救うとしたら『社会』というのはあまりにも役に立たない。入間くんという『個人』こそが彼を救うことができるんじゃないかな……。


 

うわぁ……             平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
09 /30 2017

 黒歴史…なんて言いますが、そんなに毛嫌いするもんでもないでしょ。


 自分も振り返るとイロイロと消したい未熟もありますが、そう思えるならばしめたもの。そして、黒歴史の時の自分というのは『充実していた』というのは間違いないコトでもあるんです。



 20171001.jpg



 でも、さすがにコレは酷すぎだっぺよ


 なんつーか、育ちが悪いね、君と笑顔で諭されても仕方ないレベルです。なんつーか、ガタイは十代後半なんですが、中身は幼いとかそういう次元の話でなくて、動物園かよという巧みな描写である。


 これは皮肉でなくて、マジで平川哲弘先生ははスゴイと思います。真骨頂です。そう『こんなヤツいねーよ』と思った二秒後ぐらいのタイムラグ置いて『……いや、居るかも』というDQN描写はマジで右に出る人はいないと思います。もし、手塚治虫先生がいまだに生きていてチャンピオン誌で描いていたら、『僕にだって、このぐらいのDQN描写でき……ない』と敗北宣言していたかもしれません。そう、平川哲弘先生は神をも超えたのだ!!(DQN描写が)



 そして『自分はもうアイドルなんだ』と輝かしい未来にワクワクしている蓮が見ているコッチが恥ずかしいぐらいに痛々しい。


 
 だけど



 だけど、そういう『能天気に輝かしい未来を確信できる若さ』って、自分には永遠に失われたものです。以前は確実にあったし、これを読まれている方もおそらく在っただろう。そういう意味でもまた平川哲弘先生の描写は素晴らしい。これは間違いなく現代の少年マンガだと感じます。


モテる道具の使い方        小沢としお『Gメン』

週刊少年チャンピオン
09 /29 2017


 バイクに乗っているとモテる……というのを信じてしまった同世代の方は多いと思いますが、勇チャンは四半世紀乗り続けてモテた試しなど無く今に至る。


 では、クルマはどうか?


 同世代の人ならご存知だと思うが『トヨタ・ソアラに乗っていればモテる』というのはあっただろう。だが、勇チャンの初めてのクルマはお金が著しく無かったのとどうやら否モテ車種だったらしいシティターボⅡを乗り出し30万であつた。ソアラにゼロ一個足らない度ころの話では無い。




20171010.jpg



 そうか!!こういう風にアッピールすればいいのか!! 


 これや!!これや!!これがモテるクルマアッピールなんや!!ここでポイントなのは『世間では高級車みたいになってるけど、そこらのクルマと対して変わらない。デザインが気に入っているだけっすわ』みたいな大人の余裕を出すりのが大事か!!



 な・ん・て・ツマンネー男なんだよッ!!


 まずデザインが気に入らないクルマに乗る訳ねーだろ。何当たり前のコト得意気に言っててるんだ?つーか、ホントにコイツはクルマ好きなんかよ?俺、今はフィアット500に乗っているけど、ぜってーこんなコト言わない。


 キュートなデザイン!!

 バイクみてーなブルルン感あふるる二気筒エンジン!!

 丁度良いパワーとサイズ!!

 実はお財布に優しい大衆車!!(そこら走っている国産車のがはるかに高級)


 そして、ポジションランプが無いとか、カンケツワイパーじゃないとか、ポジションランプが無いとか場合によっては商用車以下の内容も『まあ、いいか』で済ませてしまうアバウトイタリアンイズム!!これぐらいアッピールしなくてどうする!!



 俺がモテないのはクルマの趣味が徹底的にモテ基準からズレているのだろう。




イキがっている!!イキがっているぞぉ!!           板垣恵介『刃牙道』

週刊少年チャンピオン
09 /29 2017


 これはコントロールが難しいコトなんですが、人間って『自身を過剰評価する生き物』なんです。もちろん常に自身を卑下しているような方もいますが、心の奥底では例外なく過剰評価していると感じてます。


 それはもう、腹が減ったら食べる、眠たくなったら寝るみたいに『どうしようもないコト』だと感じてます。


 自身に対する過剰評価は誰も在る。それをコントロールできるのが大人なのかもしれません。なので、これみよがしに『威嚇』『誇示』『押し付け』をするのは幼いと感じます。それをおくびも出さない人は大人かと。



 2017999.jpg



 このバキのイキがりようはウレションものですわ。ハアハアァ…。


 おいおい、この前『範馬刃牙にハッタリはないよ』と言ったのはなんなのだろう?いや、その言葉自体は信用度ゼロビームでしたが。いや、このイキがっているハッタリこそがバキなのだ。


 しかし、だ。


 しかし、イキがりをコントロールできるというのは確かに魅力的ではあるが、自分みたいに『ぜってーみんな過剰評価』と思っている人には『面白味ないヤツ』という気がする。マンガのキャラはちょっとイキがっているぐらいで丁度いいのだ。まあ、バキは年がら過ぎて今更なんですが。



 それにしても、武蔵が試合を考えたのに対し、バキが殺し合いと考えが逆転したか……。




脱ぐとすごいんです        安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』

週刊少年チャンピオン
09 /29 2017



 20171004.jpg



 高浜さん、パイオツケーデー


 なんというコトだ!?こんなトコロからことね部長を凌駕するかもしんないオパーイが出てしまった!!しかも、メガネ風紀でムッツリーニとか『要素が数え役満』しとるがな。



 でも、やっぱり『いい人』で終わってしまうのも高浜さん。会話の中で『悪いヤツじゃなんだけど』というのはイコール『悪いヤツだと思います』であって、その中に在って高浜さんは『本当の意味での悪いヤツじゃない』なんだけど、『関わりたくないなあ』というのがありますよね。



 いつも書いているけど、高浜さんって相手に依存するタイプで特にダメ男にハマりそうな危なさがありますよね。なんつーか『Gメン』とかに出てくるダメ男(クロバーでなくて)。



 そのダメ男の為に風俗に落とされそうな未来がそのナイスバディから想像してしまった、感受性豊かに失礼なコトをイメージする俺であつた。


どうすればいいのだ?          石黒正数『木曜日のフルット』

週刊少年チャンピオン
09 /28 2017


 人から指摘されて気付いたのだが、俺は『食べるのが早い』というコト。コレ、本当に指摘されるまで分からなかった。本人にしたら『こんなもんだろ』みたいにフツーに思っていた。


 で、なるべくユックリ食べようとはしているのだけど、やっぱ早いらしい。むしろなぜ、周りはそんなに遅いのか?と思えるぐらいに。なんつーか、歩く速度と一緒でひとそれぞれなんじゃなかろうか?


 20171012.jpg



 なんで、食べる早さについての話題はちょっと神経質だ。珍しく『気に強いる要素』だったりする。上記が画像は『日常のなんでもない会話』なんだけど、俺は『この話題は人に対して無理』というのがある。


 だけど、これは『普通の会話』であるんです。


 このシーンに対して『世の中には食べるのが早くて気に敷いてる人だっているんです!!なので、不愉快なので謝ってください!!』とか行っているヤツはバカス(バカ+カス)なんじゃないかと思います。自分が他の人と違うことに対して『理解してもらおう」とか『謝罪してもらおう』とかいうのは人間としてのリテラシーが欠落しているとしか思えない。



 最近の『拡声器持って、傷つけられたアッピール』ってホント貧しいな…と感じます。

青春モノ             安達哲『ホワイトアルバム』

サクっと読めるマンガ…サクマン
09 /27 2017


 これを読まれている方もやっぱり若い方はいらっしゃると思いますが、そこまで若くない、社会人としてやってます…という感じの方。年齢が25~30ぐらいの方にとっては『バブル経済』という単語は知識としての範囲であろう。


 ちなみに俺の年齢であると『恩恵にあずかれない、ずっと貧乏くじ』な世代であったりする。何もかも政治が悪い、国が悪い、社会が悪いと叫ぶ世代なのである。



 さて、そのバブル期ですが、これは当然マンガにも繁栄されている。さすがマンガは僕らの『低俗な大衆娯楽』だ。この独特のファッションセンスがたまらん……。




 2017998.jpg


 …というコトで、今回のサクマンは 安達哲先生の『ホワイトアルバム』です。全二巻でジャンルとしては青春モノに分類されると思いますが、あんまりレベルの高くない高校に入学した五人がメインとなって描かれる群像劇です。


 まあ、当時のバブリーな雰囲気が出まくりだ。今は奨学金制度の返済が云々……と社会問題になってますが、この頃の大学生はおおいにゴージャスであった。時代は浮かれていた。


 でも、今の高校生の青春って実際こんなもんだろ…というを感じる。マンガというのは残念ながら『読み捨ての消耗品』という側面があり、特に時代性のある作品は価値観が切り替わる。だけど、やっぱり『読み返しによる発見』というのはある。『昔は良かった』というスタンはス老化なんで好みませんが、温故知新として古いマンガもオススメしたいな~。



 ちなみ作者の安達哲先生は、この後『お天気お姉さん』などのヒット作を飛ばし、『バカ姉弟』ではカワイイ感がでまくり作品を描いてますが、やはり根っこは『ドロドロした汚泥』という気がします(誉めてます)。こういうのをハタチそこそこでかける感受性はすげーな!!倉庫のどこかにしまって行方不明なんですが、『さくらの唄』全三巻も強烈にオススメしたい!!



チャンピオン43号の感想

週刊少年チャンピオン
09 /27 2017


 チャンピオンはだいたい『いつものコンビニ』で買ってますが、ココはいっつもギリギリの冊数でだいたいラスイチなんですよね。で、他の書店なんか行くと週末でも山積みだったり。


 分配は適正なのだろうか……?


 と考えてしまったり。



『GREAT OLD』~別記事にしました。


『浦安』~やっぱカープ優勝ネタきたか!!だけど、日本一にならないと勇チャンはジャイアンツファンにさせられるんだっけ?


『刃牙道』~別記事にしました。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。コメントの『栃木市から足尾』ってあそこかな…?だとしたら、ずいぶんとヤバい道走っていたコトに。


『ヒマワリ』~別記事にしました。


『六道の悪女たち』~  いつしか俺は女の格好に


 …って、女装男装している『理由』ってコレなの?いやいやオカシイよそれ!!デビュー作の時から違和感ありましたが、中村先生ってこういう部分を力押しクリアするような傾向ありますね…。ただ付け加えると『大抵の読者はそれを気にしない』というのがあって、ここら辺はむしろ自分のダメなトコロだとは感じてますが。



『ビースターズ』~別記事にしました。


『鮫島』~別記事にしました。


『フシケン』~別記事にしました。


『囚人リク』~別記事にしました。


『魔入りました!入間くん』~別記事にしました。


『吸血鬼すぐ死ぬ』~本宮ひろ志先生っぺえキックが載っている!?


『Gメン』~別記事にしました。


『JINBA』~別記事にしました。


『猫神じゃらし!』~別記事にしました。


『木曜日のフルット』~勇チャンは『艦これ』のヒロイン6人とケッコンしたよ!!オトナだねっ!!




 『弱虫ペダル』のインターハイって、去年の11月頃は『一年後にはさすがに決着ついているだろう』と思っていたけど、さすがに雲行きが怪しくなってきた……。このペースだとアニメの第四期で決着つかない予感もバリバリしてきた(汗)。少なくとも放映前に決着は無理っぺえな……。あと12回じゃ。





 

食文化             板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
09 /26 2017

 ところで、だ。そこにいるイモムシ食べてみろ。旨いからと言われて食べるヤツはいないだろう。そりゃそうだ。気持ち悪い。


 が、海外では本当にごちそうだったりする。もちろん旨い旨いと食べてたりする。日本でもスズメバチの幼虫食べる地域があるらしく、メッチャ旨いと言っていたが、『ゴメン。でも無理っス』となるだろう。


 だけど、フツーの日本人が『旨い旨いと食べるごちそう』が海外では『やめてくれ!!気持ち悪い』になるコトもある。例えばウニなどは食べないところは食べないのでゴロゴロいたりする地域もある。また、タマゴかけゴハンなどの生卵もそういう部類に入るそうだ。


 食文化というのはもちょっと変わるだけで『吐き気をもよおすモノ』になるのだ。



2017997.jpg



 エグい…。


 そりゃ、マンガはそれなりに読んでいてそれなりにエグいシーンも読んでますが、普段なら『わぁ!!うまそうだな!!』なんて言っちゃうビーフステーキに嫌悪感が出るとは思わなかったよ。これって『人肉ステーキ食うわないと殺す!!』みたいなもんじゃん。そりゃ、嫌悪感出るわッ!!

 
 だけど、同時にシシ組の食文化でもあるんです。俺たちがタマゴかけゴハンをモグモグ食べているのを気持ち悪がられるようなもんで、食というのは本能に根深いなあ……。ここに来て『あらゆる動物が共存していて肉食はタブー』という設定の重さを感じる。知らなかった。食う…というのはちょっとの価値観の違いでこんなにも恐ろしいコトなんだ、と。



 あとルイ先輩が銃口をアゴに押し付けるシーンがありましたが、回想シーンのあのシーンと似たような構図になっているのが心憎いなあ……。面白すぎるぞ『ビースターズ』!!



宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp