2017年10月 - 豚か狼か
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チャンピオン48号の感想

今週のチャンピオン
10 /31 2017

 最近のチャンピオンは誌面改革がスゲーことになってますが、


 読者ページの充実


 もよろしく!!(定期的に書いているけど)課題としては『新規投稿者』の増大なんだけど、ここら辺はチャンピオン誌が熱入れて実現して欲しいです。印象に残っているのが『ジャンプ放送局』と『ゲーメスト』なんですが、これは今のオタク産業に大きく貢献しているというのがあるんですよね。有名な方の投稿時代…ってスゲェ!!



『魔法少女サイト』~俺が20代前半ぐらいだったら『スゴイマンガが始まった!!これは必見だ!!』って興奮気味に書いていたと思うんですが、『確かに要領の良い作品だけど、幼稚さを感じる。底が浅いな』と思ってしまっているんですよね。それが俺の勘違いであるかもしれませんが、今の俺はやっぱりこういうマンガは好きになれません。

 ただ、チャンピオン誌がこれからの躍進を考えると『心強い作品』であるとは思います。



『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『刃牙道』~別記事にしました。


『GREAT OLD』~別記事にしました。


『六道の悪女たち』~これは最終的なアンサーじゃないというのを考えると、今回のシリーズはちょっと冗長だったように感じます。三ヶ月ぐらいでまとめられなかったかな…。


『浦安』~チェンソー買った、ってコメントがもう…!!


『鮫島、最後の十五日』~鮫島と百雲の『決定的な違い』というのを描くのが今回の狙いなんかな?


『ヒマワリ』~別記事にしました。


『フシケン』~別記事にしました。


『ビースターズ』~別記事にしました。


『囚人リク』~別記事にしました。


『魔入りました!入間くん』~別記事にしました。


『Gメン』~別記事にしました。


『MASTER&D』~別記事にしました。


『JINBA』~別記事にしました。


『木曜日のフルット』~別記事にしました。



 若い読者の方は知らないかもですが、昔のチャンピオン誌は当時大人気キャラだった、でじ子が読者ページを担当してた時があったのだ!!


 …ハッ!?


 だとしたら角川とトラブルになった『けものフレンズ』をチャンピオンに電撃移籍させれば……!!チャンピオン誌はいつでも待っているぞ!!(勝手に決める俺であつた)





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灰色              板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
10 /31 2017



 天使の衣の如く真っ白なヤツはまず居ない


 だけど、悪魔のケープのように真っ黒なヤツもまず居ない



 …と思う。マンガというのは『分かりやすさ』があるんで、イイ奴・悪いヤツがクッキリ明確になるんですが、読んでいる人は『そこらのマンガ好き』な訳で、灰色な要素がキャラの魅力を引き立てていると感じます。




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 板垣巴留先生の『ビースターズ』はここら辺がよく描けている。だから楽しい。


 このマンガに出てくるヤツって『灰色』なんですよ。さらに突っ込めば『黒寄り』『白寄り』ってなるように。で、今回は『黒寄り』の方の『灰色』なんですが、やっぱさあ…そんなもんなんですよね。


 その動機が『なんとなく自分の罪悪感に触れる』からというものであっても俺は『暖かい』って思うんです。『したい』って気持ちも大事で、世間は『そういう気持ちを評価』する流れはあるけど、心の弱さからくる『したくない』って気持ちも『優しさ』に含まれないかな?


 誰もがね、『自分は正しい場所に居たい』って思っていて、それはなかなか難しいし、本気で『正しい場所に常に居る』なんて思っているヤツは単なる教養不足だと思います。その不安さがあるから、『まんざらでも無いよね』って俺は思うんですよ。



 シロとクロじゃないから世の中回っていて、それに支えられているんですよ。



なぜ…そんな…馬鹿な?        瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』『ボスレノマ』
10 /30 2017


 よく書いてますが自分は『憧れは大事!!』と思っているし『憧れがあるから後追いできる!!』と思ってます。



 パチンコ等のギャンブルはやらないコトにしている。 『コンコルド効果』を研究尽くしているようなものですから。最近だとスマホゲームのガチャなんかがそうですね。俺はそんなに自制心がある方じゃないし。



 で、その『憧れ』が実はメッチャやばいというのに、コンコルド効果が強くて逃れられない。或いは最初から意識の外に飛ばしてしまっている…というのもあるだろう。恐ろしいコトだ。




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 最初からヤバかった上に、引くに引けない……!!


 というのが、今回の『囚人リク』なんですが、鬼道院に憧れる彼の目は『とてもきれい』だな…とウッカリ感じてしまった。また、悪党というのは『そういうヤツを見抜く』のが巧くて利用するのも長けている。


 多分、これは俺の能力であり、行使しない理由はどこにあるのか?


 …と考えちゃっているんですよね。なんつーか『分かり合えない人間』というのもリアル世界では存外に多い。いちいち気にしてたらやってらんない。


 事件は起こってみたら『なぜ…そんな…馬鹿な?』ってなるけど、やっぱりプロセスってのは在るんだわ。そういうプロセスを書くのもフィクションの役割だと感じます。




 

画力               伊科田海『GREATOLD』

週刊少年チャンピオン
10 /30 2017


 マンガの絵というのは面白いものであって、『画力と人気が比例する訳では無い』というのがある。


 これを読まれている方も心当たりは多いと思うが『そこらの中学生のがよっぽどマシなマンガ絵描けんじゃね?』というマンガ家さんが大ヒットを飛ばしていたりする。だから、極論すれば『必ずしも画力は必要では無い』という考え方に辿り着く方もいると思いますが、自分はちょっと違う。



 『ファミコンでテトリスは作れるけど、モンスターハンターは無理。だからハード性能が高いに越したコトは無い』



 …という言葉を聞いて、『それはマンガにも当てはまるな』と感じた。画力が低いというコトは「表現できる幅が狭い」という意味でもある。「狭いが故に惑わないで済む」というメリットもあります。が、表現したいものが『高い画力を必要』とされるなら叶わないんです。マンガ家さんもファミコン程度の表現力で十分という方もいらっしゃいますが、己の求めるものがそうでなかったら、やっぱり画力は必要なんですよね。必ず要ると書いて必要です。



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 『フォールアウト』『サイコロード』を経由しての『グレートオールド』ですが、この間に伊科田先生の画力はめまぐるしくアップしている。マンパワーが足りないところはアシスタントを雇っているだろう。


 それはもちろん『グレートオールド』の世界を成立させるためには『なんとしても画力が必要』としたから。必ず要るから。


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 今回の記事を書くにあたって、過去作『フォールアウト』を再確認したけど、この画力であったのならば『残念ながら…』となる。マンガのそういう部分はいつもシビアに冷酷だ。特にプロのマンガ家さんはそういう冷酷さと向き合わざるえない仕事なのだから。


 とかくマンガというのは『習得するコトが多い』のだ。いや、多いだけならまだいい。感覚的には登っているのにどんどん増えていく階段なのだ。画力が低いとされるマンガ家さんが生き延びているならば、それは別なスキルを伸ばして対応してるんです。マンガはメチャ困難だよ。



 ところで



 『神智学に不可能はない』



 …というセリフをいつか日常で使ってみたいっスな。


渡辺航・弱虫ペダル・第469話『先頭の二人』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
10 /29 2017



 ひねくれてんな…


 と言われそうなんだけど、自分は『努力できるのも才能』というここ最近台頭してきた考え方が馴染まない。なんつーか『別物』だと思っているし、それすらも『才能』として片付けられたくない…と思っているんですよね。


 あと、努力の有無って『他人が評価するもの』って思っていて、やっている本人は『自覚無い』と思っているのに『才能だ~』なんて言われたらムカつかないか?まあ、社会とか会社勤めとかだと『自分は努力してます!!』とポーズするコトを強要されるんですが。だからこそ、好きなコトに対しては『努力している!!』というのを言っちゃいけない。格好悪(ダサ)いと思っちゃっているんです。



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 今週の『弱虫ペダル』は違和感がかなり強い(ここ最近ネガティブなコトばかりで申し訳ないんだけど)。


 前にも書いたけど、そもそも手嶋って『才能無い』けど『努力も放棄したので空白期間がある』という実は身近なキャラだったんですよね。好きで始めたけど、なんか思うようにいかなくて投げ出したけど、やっぱり続けたい…という経験って多くの方がぶつかるんです。で、そんな時に『新たな付き合い方を見つける』とか『別の役割に頑張る』とかあって、そういう意味では面白いキャラなんです。


 で、手嶋というキャラのアンサーは『頭脳で勝つ』『コンビを組んで補い合う』というものだったんだけど…(汗)。



 やっぱり『インターハイ二回目』というのを打ち出したときに『手嶋は努力キャラ』という方向転換がうまくいってなかったなあ…と。このまま『頭脳戦キャラ』で展開してた方が良かったなあ。まして今週は『ヘロヘロだったけど、ヒーリングしてます』という謎補給してるし。


 実力の差は歴然で、葦木場に見るも無残に置いてかれる。しかし、手嶋は『すでに策を仕掛けていて二年トリオに託す』という展開のが彼らしかったんじゃないかな~。



 そうするコトによって『才能』や『努力』の他にも『いろんな選択肢がある!!』ってアッピールできると思うんですよね。

主人公②         西修『魔入りました!入間くん』

週刊少年チャンピオン
10 /29 2017


 マンガはその時代を反映させているものはある。


 例えば、60年代では輝かしい未来を期待を寄せる科学のマンガが多かったが、70年代あたりになると『それはどうなのだろう?』みたいな作品が出てきて、2000年代初頭ぐらいから、科学を超える超能力…みたいになっている。


 それにしても最近は『電脳世界』とか『デスゲーム系』みたいのが増えたり、刺激的な題材をかき集めて説得力あるアンサーは放り投げみたいなマンガも増えた気がする(そして、そういうのが当たる)。


 あくまでこれは『俺のワガママなお願いにすぎない』というのがありますが


 主人公に憧れるようなマンガがやはり良い!!というコト。だ~れが、数年放置して熟成されたウンチを三日三晩煮しめたようなウンチ主人公などに共感してやるもんか!!最近は否定すると『好みは人それぞれ』とか『売れているんだからそれだけ求められている』とかウンチな意見もあるけど、共感してやるもんか…ってぐらいの気持ちがあってもいいと思うンすよ。


 そして、気に入った主人公はメッチャ誉める!!『それはいくらなんでも誉めすぎ。他にも良い主人公は居る』みたいなウンチな意見は心のバキュームカーにでも吸引させてしまえ!!


 
 
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 うん。とても良い主人公だ!!



 この作品、始まった当初は『入間くんがなんだかテキトーにやっていたら運が味方してあれよあれよと成り上がる』というのも予感していたし、事実、初期はそんな感じであった(面白かったけど)。が、ドッヂボールのあたりからキャラが意欲的に困難に飛び込むようになってきて、今回のコレである。


 絶望に屈しない。


 …マンガというのは『絶望(ピンチ)にどう対処する?』というクエスチョンに対して『納得のアンサー』が求められます。ここ最近の傾向としては『超能力』とか『放り投げ』みたいな納得にはほど遠い作品も目に付くようになった気がする(たまたま?)。



 マンガで『なぜ絶望に対してのアンサーが必要なのか?』と考えると、リアルに生きている限り『大なり小なり必ず絶望はやってくるから』と感じる。万人が納得する答えも、絶対的な正解も残念ながら存在しませんが、それでも…それだからこそ主人公は『絶望に屈しない姿』を描いて、読者にちょっぴりの勇気を分けてくれるのがマンガだと思います。


 そういう意味で自分は『マンガは低俗な大衆娯楽』と思ってますが、それって最高だと思わないか?『日本が世界に誇る文化!!』なんてそれに較べたらあまりにもミミッチイウンチな意見だと思うンすよ。






女性キャラ         吉野宗助『MASTER&D』

週刊少年チャンピオン
10 /29 2017


 マンガ家さんには得手不得手があって、得手を伸ばすのが得策だな~と思うのですが



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 今回の『MASTER&D』を読んで強く感じた。


 このシリーズで初めて女性キャラが前面になっている回ですが、とても良い!!吉野先生の描く女性キャラって個人的にカワイイと思うし、似たタッチの方がちょっと思いつかない。これは有効な武器ではなかろうか?


 また、


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 コミカルにも


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 かなり柔軟性をもっているし


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 描き込まれたギャップから発生する振れ幅もかなり大きい。


 しかし、今回の話の壊れっぷりが何気に過去最高を記録したような気も……。『あわてんぼうのサンタクロース』という童謡があるけど、これほど酷くなかったぞ!!


主人公①           浦田カズヒロ『JINBA』

週刊少年チャンピオン
10 /28 2017


 たまに書いてますが自分は『正義』という言葉の存在を全く信じていません。でも『正しさ』というものに対しての憧れがある。他の方はどうかは知りませんが『正しさをそこに感じて、自分もそっちに居たいなあ』という感じの憧れです。同じと捉えられるかもしれませんが自分の中では『正義』と『正しさ』はクッキリと違うものです。



 そしてマンガの主人公は『正しさ』を放っていて欲しいという願いはあります。


 『ワイルド7』の『バイク騎士事件』編で主人公・飛葉は警視正(超えらい)の階級章を投げ捨てて言う『ヘボを助けるのは友情だ!!その友情が犯罪になるのなら…俺は喜んで犯罪者になる!!』というセリフに正しさを感じた。そもそも飛葉は元・重罪人で悪いヤツ使って悪いヤツ始末しよう…というのがワイルド7なのだ。重ねて、自分はそこに正しさを感じた。

 『ジョジョ第三部』で花京院の攻撃を受けた主人公・承太郎は『俺は不良のレッテルを貼られている。今までさんざん悪いコトをしてきた。そんな俺でも吐き気のする悪は分かる…。そして、それを倒せるのは俺の能力だから花京院は俺が裁く』と言った。


 自身が悪かろうがなんだろうがが関係では無い。自分が嫌だと感じたコト、許せないコトに対してアクションを起こせるというのが時部んにとっての『主人公の期待する正しさ』なんです。



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 今回の『JINBA』は主人公が描けたな~って感じますね。


 競馬というものの厳しさをクルル編で描きましたが、やはり自分は主人公に期待するものはこれです。



 そして、今回の話で欠かせないのが『白石の再生』なんですが、こういう展開だからこぞ自分は納得できるんですよね。言葉には重みが必要なんです。


 

バイバイ           小沢としお『Gメン』

週刊少年チャンピオン
10 /28 2017

 卒業式…というのはマンガでよく描かれる題材であるけど、印象深かったのは安達哲先生の『キラキラ!』ですね~。


 まあ、イロイロあって高校生活は翻弄され続けた主人公で、卒業式というイベント自体には『特に感慨も無い』みたいな感じだったんですよね。親しいヤツとは変わらずあっているだろうし…みたいな体(てい)で。で、一緒していた松木というヤツが『でも、ここに居るコイツ等とはおそらく今後一生会わないんだぜ…』というセリフがやたら記憶に残っている。


 そう、会わないんだわ。


 近所なのにやっぱ会わないもんです。そういうもんてあって、そういう現実だ。



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 なんか、今後は会うことは無いんかな~と。


 これは勝太はもちろんなんですが、読者の側からとしても。人は人との出会いって案外粗末にしちゃうと思うんです。別れも同様に。だけど、全力でそれやってたら無理です。常に全力疾走できないように。



 『座右の銘は一期一会です!!』


 とか言っているヤツってよくいるじゃん?アレって前から『うわっ!!嘘くせ~』とか感じていたんですが、なんつーか『それは無理』って今回の『Gメン』読んで気付いてしまったような。『キラキラ!』の松木の言葉を30年近く経って理解したような気がします。




ドラマティック           平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
10 /27 2017



 テレビとかで『サクセスまでのドキュメント』というのがよく放映されていて、まあ悪く言えば『見世物』なんでキャッチーなドラマ要素とか入ってますよね。



 しかし、何かを成すのって『そんなにドラマがあるか….?』と問われたら『ううん…?』となったり。その目標を目指して、困難に負けず辿り着くというのは尊いけど『なんか成り行きで』というケースのが多いと思うんですよね。



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 まず、若さと無知からくる万能感というのがこのマンガのスタートでして、ここから『いや、俺は浅はかであつた…』と悟るところまでやってまのしたが、今回で『迷い』が出てしまうという流れ。


 ここまで、主人公らしい自主性とか考え方は一切ナシ。


 やはり『クローバー』のイメージが強かったところもありますが、今作は『真っ当に地味な青春モノ』という方向になりそうな予感がしてきた。そして、それも新たな平川哲弘先生の起点となるのではなかろうか?


 事実、この作品もまた面白いと自分は感じている。


 キャッチーな要素よりも『この年頃の少年』が真っ当な経験を積んで一人前に成長する物語を目指すものになりそうな予感だ。


 

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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