2018年06月 - 豚か狼か
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その先へ                   佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
06 /30 2018

 最近ハマっているのが 平松伸二先生の『そしてボクは外道マンになる』でして、いわゆる『マンガ家マンガ』だ。この作品は自伝的な内容で週刊少年ジャンプが部数を爆発的に伸ばし続けていた頃に活躍した平松先生の体験が綴られている。



 で、作品の中では『どんなに結果出しても誉められない』という感じで、それどころかヤツは怒りで描くタイプだからガンガン追い詰めろという感じで『今だったらありえん…』というヤバさが作品から充満してて面白い。



 でもハタと考えてみる。



 じゃあ『今の誉めて伸ばすやり方なら成功したのか?』というコト。それだったら、少なくとも『殺していいクソ野郎を描かせたら平松先生の右に出るマンガ家はいない』という俺の最もお気に入りの資質は開花しなかったと思うし、それどころかジャンプがここまで発展したとも思えない。



 ああ、時代によって『伸ばし方は変わってくるんだな」というコト。今の時代は『誉めて伸ばす』なんだけど、これが30年後にはどうなっているか誰にも分からない。『誉めて伸ばす』『楽しんで伸ばす』という方針が老害認定される時代になっているかもしれない。



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 さて、今週の『鮫島』は興味深い。



 鯉太郎の強さは『相撲を愛し楽しんでいる』から…というコトで描かれてまして、これは現代に沿っている考え方だ。これまで『強くなるにはキツくて当然』というのが旧来の価値観であり、それはネクスト勢が駆逐しようとしている。



 で、さらにネクストの『足がかり』という気もする。



 と同時にこれは『領域』だ。高いレベルに入った者が許される『領域』なのだろう。楽しんでやる…というのは有効であるし、自分も大いに賛成ですが、いずれ頭打ちがくる。その時のネクストに感じる。




 そのネクストの正解は誰にも分かりませんが、過去のやり方を頭ごなしに否定するのも了見が狭いな…とも思います。




 
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勉強をしたい          西修『魔入りました!入間くん』

週刊少年チャンピオン
06 /30 2018


 今世紀に入ってネットが急速に普及して、そして『それが最初から当然にある環境』の方々もそろそろ社会人として入ってくる訳です。前々から疑問だったのですが『なのになんで旧態依然とした点取り勝負してるんだろ?』と。宇都宮は地方都市ですが、少子化に反比例するように明らかに塾が増えていて、そういう『勉強』って役に立つのだろうか?


 よく『社会に出ても学校で習ったコトは役に立たない』と得意気に話す方(もちろん成績が悪かった人)も居ますが、そういう意味でなくとっくに『ではどう勉強するか?』を考える時代になっていると思うんですよね。



 その中で認知度が高まっているのが




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 楽しくやろう



 …ですね。俺の世代だと『楽しくやって成績上がるか!!』(これに関しては鮫島の記事で言及します)なんで、そういう空気は僻み妬みの対象になってたりしますが、もうそういうのやめよう。そして認めよう。楽しいのにはかなわない。




 今回の入間くんはバラム先生の絵本を皮切りに『良い流れ』ができてますが、そろそろ勉強というのは『こういう柔軟性』で対処していく方がいいし、得意なヤツは得意なコトを讃えられていった方がいい。



 ただ、この勉強方なんですけど『多分、俺はダメ』ってのもあります。ちょこちょこ書いてますが、俺は『学校の授業が全く理解できない』という類のバカでして、教えられて理解するタイプじゃないんですよ(つまりそのぐらいアタマが悪い)。独学で地味にやって、分からないトコロは調べて理解…というのの繰り返しが合っている。で、それが『楽しい』と思えるタイプなんです。



 勉強というのは『同調圧力との相性』でもあります。これを読まれている方で勉強が楽しくない方は合った方法を探してみると良いんじゃないでしょうか?今週の『入間くん』で描かれていたように『できるようになる』がつまらない人間はいないんです。




さらに成長                 安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』

週刊少年チャンピオン
06 /29 2018


 自分は『ドカドカキャラクターを増やす作品には否定的』というのがあります。


 ただ『ガールズ&パンツァー』みたいなのは違う。むしろ早い段階で『キャラクターの重要度』を明確にしているのはさすがだ。重要度の低いキャラは『そういう位置』に収まっているのでキャラクターが多いにも関わらず理解しやすい。



 自分がイヤなのは『マンガの魅力を放棄している』というコト。まだまだ開発の余地があるキャラクターを粗末にするのがアタマにくるんです。もっともっと掘り起こさないとダメでしょ。




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 鈴、さらに成長する。



 もともと彼女は『オカルト好き』というキャラクターで始まってますが、ここから『なので心霊写真を撮りたくてカメラを常に持ち歩いている』→『電子機器の扱いに長けている』というステップアップをはたして、今回のオチに繋げてます。



 スタート時には分かりませんでしたが、キャラクターとして最も『伸びしろ』を含ませていたのは意外にも鈴のように感じます。ここら辺、ひょっとすると安部先生自身も意外に感じていたかもです。マンガはそういう魅力がある。だから、そういうのは放棄したり粗末にするのが許せないんです。



秀でてる           寺谷彩『彼女のためなら死ねる』

週刊少年チャンピオン
06 /28 2018



 マンガを読むのは読者



 …とまあ、それが『当たり前』なんですが、これがなかなか難しい。自分もブログ記事を書いて結構経つのに『我が走る』のでそういう難しさを痛感する。やっぱり『俺が俺が』って気持ちがあるから、発表するコトができる訳で、そのコト自体は悪いんじゃなくてむしろ必要なコトだと思います。



 なんつーか、アクセルとブレーキの使い分けみたいな。




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 今回の新人大賞受賞の寺谷彩先生の作品は『ストーリーが魅力的』とか『絵がうまい』という作品では無い。おおよそのマンガスキルとしては『可もなく不可もなく』というものであろう。



 じゃあ、新人賞に相応しくないか?



 …と聞かれたら『ノー』である。むしろ『新人賞という我の出やすいものだから秀でたように感じる』と感じる。




 読みやすい




 …マンガを読むのは読者という当たり前を鑑みた時、これがここまでシックリくる信心さんはそうそういないだろう。作者メッセージでも『文字を読むのが苦手で絵ばかり見てました』みたいなコト描かれてましたが、だからこその作風という気もします。


 しかし、何ですね。ネームそのものはむしろ『読みづらい』というのもあるし『もっと整理できる』って気もするんですけど、なぜか不思議とスルスル読めるんですよね…。妙な引力がある。




寄せの名手          松本豊『姫君の滅亡譚』&『スメラギドレッサーズ』

松本豊『スメラギドレッサーズ』       
06 /28 2018

 欽ちゃんの自伝に書かれていたコトなんですが、なにぶん25年以上前の新聞連載なんでうろ覚えでごめんなさい。


 
 空前の人気があったコント55号もそのコントに制約があった。テレビで固定画面だから激しく動かないように…と。で、それまでそれに従ってコントしてたけど、イマイチ受けが悪い。ならば、とその会場のお客さんだけでも満足してもらうように持ち味であるドタバタをやったらこれが大変ウケてその後の勢いに繋がったそうな。




 マンガにも『その作者ならではの持ち味』がある。





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 さて



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 これらの



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 ドアップで本来的には把握しづらい画像ですが



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 これを読まれている『スメラギドレッサーズ』ファンの方は簡単に『あのシーンだ!!』と割り出せるだろう。



 自分が思うに松本豊先生の最大の武器は『寄せ』だと思ってます。まあ『寄せ』って勝手に読んでますけどね。これってマンガテクニックの最高峰だと思ってます。




 それを得る為に努力を積み重ねてきたのか?


 はたまた異常嗅覚の勝負勘なのか?




 それは分からないのですが、この『寄せ』こそが『スメラギドレッサーズ』の最大の魅力です。


 このシーンがなぜ『読者に焼きついているか?』ということ。ここから『一気にカタルシスに向かう開放の瞬間』だからであり、これがとてつもない中毒性を持っている。マンガドラッグである。



 ただ、この最大の武器は『発動条件がある』のだ。これのタメに何話も前から準備しないといけない…というコト。宇宙戦艦ヤマトの波動砲みたいに『一発で全てを吹き飛ばすが、撃つまでに時間がかかる』という特性があるんです。これ、雑誌でやられた読者はダメージすげーぞ!!やっぱりマンガは雑誌だね!!




 そして…読み切りでは『使えない』のである。



 確かに『姫君の滅亡譚』は面白かったし、松本先生の確実な進化を感じさせるものであった。何より二年というブランクがあったのに再びチャンピオン誌に載ってくれたことは嬉しくてならない。



 が、やはり松本先生の『持ち味』を活かすならば連載であってほしいと思う。マンガ家さんによってそれは各々異なるのですが、やはり連載であろう。もちろん作家性を制限するつもりも無いのですが、自分は『寄せの快感』を松本先生の作品から期待している。



 チャンピオン誌にはぜひとも連載枠をお願いしたい。







俺たちの小石川 尾々根正『マエストロの暇つぶし』  

週刊漫画TIMES
06 /27 2018


 競馬ゲームが好きなんです。育成してレース出して、のんべんだらり…とやるのが良い。ゲーセンのメダルゲームの『スターホース』シリーズはいいですね~。プレステ4は実質ウイニングポストなんだけど、毎年データちょっいといじる程度の変更でさすがにどうかと。『スターホース』シリーズをプレステ4で出したら絶対買う。そして、おそらく引きこもりになる自信がある。



 さておいて。



 この競馬ゲームというは『配合による名馬誕生』というのがどの作品も共通している面白さだろう。たまに偶発的にとんでも無い馬が誕生する。だいたいこの手のゲームはバカスカ馬を作るので次第に名前ストックか尽きてくる。いよいよになった俺は有名犯罪者シリーズを展開し、こともあろうにツ〇ムミヤ〇キという馬が異常なモンスター馬として爆誕してしまった。出るレースのほぼ全てを優勝してしまうという……なんというコトだ!!そして、この『偶発性』というのはクセになる。



 マンガも時として『偶発的』にとんでも無いキャラクター(モンスター寄りに)が誕生するような気がする。




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 それが小石川出人!!



 さて、今回は当ブログでちょこちょこ書いてました 尾々根正先生の『マエストロの暇つぶし』の完結の二巻です。この巻は何と言っても小石川に尽きます。ええ『このマンガで好きなキャラは?』と聞かれたら『ブッちぎりで小石川』と答えるでしょう。



 その小石川氏なんですが




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 主人公・甲本に気のある同僚の姫先生はお見合いをキッカケに小石川氏から積極的アプローチをうけ…



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 気持ちが小石川氏にグラついてきます。


 甲本の方は『お見合いした』と伝えても素っ気無いし、この小石川氏はイケメン&大きな会社の社長&お金持ちで性格も良い……ときてます。これでは実はかなりミーハーな姫先生は陥落寸前でした。



 でしたが



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 重度のシスコンが発覚し



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 姫先生、ドン引き……。



 しかも、大好きなお姉ちゃんはすでに亡くなっていることもあって、シスコンはかなりめんどくさいコトになってます。




 このキャラクターは『すごい面白い』と感じた。彼は本当に完璧で良い人物なのだろう。シスコンを除いては。ただ、このシスコンがあまりに強烈で……凡人のトータルポイントが100ぐらいなのが、小石川氏は1000ぐらいあるんだけど、シスコンでマイナス2000ぐらいの数値を出しちゃってます。


 でも、そのシスコンが彼を彼として成り立たせているし、これが普通の恋愛観の持ち主だったら『立派な人』として周囲から慕われていたはずなんですよね。その『救われなさ』が妙に惹かれるんです。これはすごいキャラクターだ。







 …が、実はこの小石川氏には後日談がありまして、なんつーか本領発揮しております。このシーンで彼は主人公・甲本を責めたてるのですが『なんだか彼を描いていたら甲本の方が悪いような気がしてきた』と尾々根先生がツイッターで言及してたりします。そう、彼の強烈なキャラクターは創造主であり神である作者すらおびやかしてしまったのだ!!



 このキャラクターは今後の尾々根先生の作品で間違いなくリボーンするだろう。そんな確信がある。マンガのキャラクターというのはそういう偶発的にモンスターができちゃう場合もある。『マエストロの暇つぶし』の単行本はその巻でストーリーに絡むキャラが表紙に出るのですが、小石川氏はいない。多分、彼は規格外として出させてもらえないのだろう。例外でなくて。



読み切る           松本豊『姫君の滅亡譚』

松本豊『スメラギドレッサーズ』       
06 /27 2018


 まず



 何はともあれ松本豊先生の新作が読めて嬉しい!!



 …この記事を読まれている方(わざわざ検索して辿り着いたであろう方)も共通していると思います。というのも『スメラギドレッサーズ』のインパクトがあんまりにも強すぎた!!マンガ熱というのは『持続性』というのがありますが、これが異常に強い!!好きな方はずっと好きな作品!!それが『スメラギドレッサーズ』!!


 
 なぜこの作品を打ち切ったのかマジ理解できない……。『脱落しない固定ファン』を着々と増やしていけば問題無かったと思うんですが……。



 そして終了から二年以上経過しているにも関わらず待望しているファンが確実にいるというコト。消費の早いマンガ業界に於いてこれはスゴイことなんです。




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 夢じゃないよな?



 いや、マジ、ホント!!俺、チャンピオンの発売日まで『自身の脳が生み出した都合の良い幻覚』とかチョッピリ思っていたし!!




 さて予告からするに『復讐』というのは感じられたが、まさかのギャグマンガというのに驚く。そして納得する。20ページであり、新規読者も考慮せねばならないのに『スメラギドレッサーズ』のような作品は無理なのだ。



 ストーリーも至ってシンプル。千年前に殺された父親への復讐を誓った娘が準備期間を設け、千年後に復讐に向かうも思わぬ妨害が入ってしまう…というもの。読み切りの鉄則に則り、キャラも姫・クズ男・シスターウェンディと絞られてます。シーンは西部劇の決闘っぺえジャンケン勝負に集中していてとても分かりやすいものに仕上がってます。



 これに関しては松本先生としても悩ましいトコロかもですが、今回の条件と照らし合わせるとこれで良かったと思います。



 そして、二年間という月日を感じさせるのがところどころありましたが、やはり『擬音』が大きかったと思います。独特のデザインをしていた擬音ですが、今回は割とポピュラーなカタチになっております。ここら辺は好みもあると思うのですが、自分は『こっちのが良い』と感じてます。



 あと、今回は貧乳キャラ(梨谷さんぐらい?)なんですけど、なんというか松本先生のフェチは健在だなぁと思います。



 もう新作が読めるというだけで嬉しいのですが、読み切りとして十分以上に楽しかったです。まあ『1000年前にサンタの概念あったのか?』というのだけ引っかかりましたが(汗)。





 …とそれらを踏まえた上で明日に続きます。



 

業が見たい              ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
06 /26 2018


 ここ最近、平松伸二先生の『そしてボクは外道マンになる』をよく読んでいる。いわゆる『マンガ家マンガ』というヤツで好物なんですが、このマンガは自伝的な内容で、有名な編集者も出てきたりする。その中に『マシリト氏』が居る。今もファンを増やし続ける鳥山明先生『ドラゴンボール』の担当なんですが、同時に社会現象にまでなったもう一つの作品『Drスランプアラレちゃん』で悪の科学者役として準レギュラーで出ていた。



 で、このマシリト氏はメチャ有能な方でしで、いずれこのブログでも書きたいところですが、特に印象に残ったセリフがある。『確かにアンケートは良かったかもしれないが、怒りを描くことがキミの業だよ』みたいな(端折ったんでこんなニュアンス)。



 ああ、そうか…と思った。確かに自分は『マンガ家マンガ』が好きで主人公の『マンガがいかに好きか?』を読むのが楽しかったと思っていたが、これはチョット違っていた。自分は『キャラクターのマンガに対する業』を読みたかったのだ。なんつーか、マンガ家になるようなヤツは『ちやほやされたい』『お金持ちになりたい』というファッション感覚じゃないんですよ。最初はそうだったかもしんないけどここら辺の感覚が常人とは逸脱しているんですよね。


 例えば、ゆでたまご先生だって『それが目的なら、どう考えてもマンガを描く理由が無い』ってコトになる。おそらく60近い年齢だし。もうね、描き続けるのが業になっちゃっているんですよ。こういう人たちって。で、自分はそういう業を見たいんですよね。自身もマンガに魂喰われているような気がするし。





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 さて、ラスト前の『ふたりでひとりぐらし、』です。



 このマンガは『大学生の親元離れての生活』という作品ではありますが、同時に『マンガ家マンガ』という側面もかなりある。…と言ってもそこは ざら先生の作品らしく『あくまでマンガ家さんが居ます』程度で、信念じみた発言は無い。そういう作品だ。




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 みなもの作品より兄の二次創作のが面白い…と言われ



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 『マンガ家としての業が一瞬顔を覗かせる』というのが面白い。この、みなもというキャラを今まで見てきましたが、いつも穏やかににこやかで感情の上下幅の少ないコでした。



 でも、やっぱりマンガバカの業を背負ってました



 …という。これちょっと『発見』でしたね。『マンガ家マンガ』の核になる部分って『マンガに対する業』なんです。それを意図的に排除してヒットした作品もありましたが、自分との相性の悪さはまさにココであった気がする。




 さて、次回で最終回か~。好きな作品が終わるのは何回経験しても慣れませんね。



チャンピオン30号の感想

今週のチャンピオン
06 /26 2018


 来週で『ドカベン』が最終回です。『ドリームトーナメント編』の最終回というよりは『ドカベンの歴史そのものに幕』というコトで大きな出来事だ。


 で、自分と言えば本来は『ドカベン世代』であるはずなのだが(小さい頃にアニメ放映してたし)、あんまり思い入れが無い。いやいやオカシイ。なんでだろう…と考えたら『トラウマがあって観るのが怖くなった』というのを思い出した。



 たまたま点けたテレビで『ドカベン』やってて、ホームを守る山田と相手チームのクロスプレイがあった。相手のスライディングが山田の腹を裂きピンク色の臓物をチラ見せして倒れるという展開にビビッて以降『怖くて観れない』になっていたのだ。思い出した!!



 ……しかし、どうなっているのだろう?『ドカベン』にそんな要素などあるはずも無い。『アストロ球団』なら通常運転なんだけと、アレは一体何だったのだろう?ただ、その件があって『ドカベン』は観るコトなく、チャンピオンを愛読するようになってもイマイチ入りこめなかったのだろう。




『吸血鬼すぐ死ぬ』~ゼットンにジャミラか…。しっかり初代ウルトラマンで統一されとる。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『フシケン』~別記事にしました。


『入間くん』~別記事にしました。


『ビースターズ』~別記事にしました。


『浦安』~最近マジで雨多いな…。


『マウンドの太陽』~別記事にしました。


『ヒマワリ』~別記事にしました。


『鮫島、最後の十五日』~別記事にしました。


『ジュニオール』~(笑)


 …さすがに多すぎない?それを作者自身が『個性』『売り』として捉えているなら別にいいけど。


『チョウソカベ』~もうすぐ終了なんかな?何気にもうすぐ一年なんですね。


『姫君の滅亡譚』~別記事にします。


『木曜日のフルット』~目を開けたメイクして居眠りしている感が…。




 そろそろ新連載陣がはじまりそうですね。掛丸翔先生とかの新作もそろそろ読みたいなあ。あと、コブシが足らない。もっとバイオレンス読みたいなあ。自分、大真面目に『マンガはセックス&バイオレンス』と思っているトコロがあります。



恐れ、立ち向かい            板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
06 /25 2018

 キャラクターを描くうえで惹きつける要素と言えば『意外性』なんですが、当然『このキャラクターはこんなコトしねぇよ』というのは意外性にはならない。『え…?でもこういうコトするよね』というのが意外性だ。



 『ドラえもん』における、のび太は未来の道具を得たコトによって調子に乗ってしっぺ返しをくらうのがフォーマットです。でも、その中にあっても『のび太は人を破滅するような不幸にまではしない』というのがある。これでのび太が『社会的に相手は抹殺されるようなダメージを負う使い方』であったのならば『嘘だ』というコトになる。マンガは約束でてきているんです。




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 今回の『ビースターズ』はピナのエピソードとなっております。



 彼の登場時は『いけ好かない後輩』として描かれましたが、リズの一件以来『え?コイツってイイ奴なの?』みたいに振れ幅を魅せました。もちろんそこに『嘘だ』という感触も無く『そんなコトしそうだよね』という感じで。



 で、今回は『リズに対しての恐怖心』を読者に露呈するコトになる。なんだかんだ言っても『怖いんだな』という描写に『本当』を感じただろう。恐れる…というのは本当の感情なのだ。



 そして、そのプロセスを経たうえで



 『立ち向かう』を読者に叩きつける快感!!これはスゴイ!!これを読まれたアナタはここに『嘘だ』を感じただろうか?いや『本当』を感じたに違いない。



 この心理描写をスピーディに『今週でまとめた』というのがキモです。これは来週にまたがっちゃいけない。来週になったら『嘘だ』と思われてしまうだろう。自分が『マンガはスピードが大事』というのは『ダラダラやると嘘くさくなる』という危機感があるのです。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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