2018年09月 - 豚か狼か
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渡辺航・弱虫ペダル・第512話『高まる期待!!』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
09 /30 2018



 あ、そう言えば栃木県大会だった!!




 …いや、確かに発表された時は期待が高まったよ!!ゴールは『いろは坂の明智平かな?いや、ジャパンカップ開催されているから古賀志林道かな?』等々ワクワクしてたし、始まった時も知っている道がかなり出て楽しかった。




 でもこれ群馬大会じゃね?



 栃木・群馬・茨城は魅力度ランキングでケツ争いをしている底辺オブ底辺なんで、これはマズイ……。栃木大会の意味ねーじゃん。やはりスタートは渡良瀬遊水地(実際、自転車イベントが多々行われる)で、ゴールは明智平か古賀志林道にすべきだったんや!!『弱虫ペダル』は宇都宮ブリッツェンの公式スポンサーなのに!!




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 しかし、このシーンはいいな!!去年との対比として面白い!!




 やはりダレダレにダレきっている『弱虫ペダル』なんですが、こういう絵をブッ込んでくるセンスは凡百のマンガには無い楽しさがある。今のインターハイは『去年と変わり映えしない』という不満をよく耳にするし、その不満はもっともだと思うのですが、こういう見せ方で去年をなぞるならば読者も楽しんでくれると思うんですよね…。



 また、久々に古賀&杉元コンビが登場しましたが、この二人は好きですね。もう古賀を留年させて来年度はこの二人のコンビに任せようぜ!!


 あるいは『勝った方がインターハイ出場だ!!』って杉元がチーム立ち上げて、寄せ集めで坂道たち倒しちゃうという名門第三野球部方式で走るってのはどうかな?俺、読みたいよ。




 …とここまで書いて思うんですが、やっぱり『弱虫ペダル』という作品のキャラクターの魅力は素晴らしいものがある。読者は『こんなの読みたい』てイロイロ溢れていると思うんですよね。でも、それをやらずに去年と似た展開になっているのは『期待しているが故の不満』なんだろうな…。





 
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やりたかったこと          平川哲弘『ヒマワリ』

平川哲弘『ヒマワリ』
09 /30 2018



 ここ最近は『マンガは才能では無い』とよく書いてますが今週の『ヒマワリ』を読んで書きたくなった。




 やりたかったことの前には才能は意味を成さないから




 …と考えている。それをやることが許される機会が与えられたら『やる』というコト。『やりたいこと』というのはそういうものだと思っている。才能があろうとなかろうと『やる』んです。もちろんそのカテゴリによって接し方は変わる。例えばF1レーサーになりたかったら多額のお金や周囲の理解が必要になる。すぐに達成できるものであれば、そこまで構える必要も無い。



 でも『ずっと付き合う必要がある』と思っている。マンガとはそういうものだ。




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 今回の『ヒマワリ』はなかなかに根が深い。



 拓郎は親からの反発で『頼らなくてもやれる!!』という動機からアイドルを目指していたが、本当の根っこの部分は『作る側に回りたかった』というコト。作中でも描かれているが拓郎はアイドルとしての『素養を持ち合わせている』というコト。



 これは悩ましい…。俺もマンガに関しては『こうして記事書いている方がいいんじゃね?』とか思っているしなあ…。




 そして、龍生の方は後回しにされちゃったけどどうなるんだろ?話の構成からして、この二人が離脱する可能性もかなりあるんですよね……。ドリフターズだって、荒井注が抜けて志村けんが加入してるとか芸能界には珍しく無いコトだし。



 
 

言い方                石黒正数『木曜日のフルット』   

週刊少年チャンピオン
09 /30 2018



 本当のコトを言って何が悪いんですか?



 …と言っているヤツは間違いなく『悪い印象』になる。付け加えて『アタマも悪いな…』とも思う。『言葉は弾丸』というのを理解できてない。発しない限り問題にはならないが、発射したら開戦だ。それを避けるのが人間の智だ。



 だから『言い方』がある。言い方によって回避し、しかし伝える…という手段を人間は持っている。





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 今週の『フルット』はここら辺を鋭く突いている。そう、世の中には本当のコトを言って何が悪いんですか?と真顔で言ってくるバカは一定数存在するのだ(本当に不思議だ)。



 あと、マンガのスピンオフなんですが最近はかなり好きですね。



 …というのも『艦これ』をやるようになったのは『獣の槍事件でモンハン挫折』というのがありましたが、ネットで散見されるイロイロな方のマンガを楽しめるようになりたかったので…。



 で、分かったんですがやっぱ、アニメの艦これはメチャつまらんし、映画はここ数年でブッちぎりのクソ作品だというコトを!!本当のコトを言って何が悪いんですか?


大きな力              灰谷音屋『ジュニオール』

週刊少年チャンピオン
09 /29 2018


 今さら語る必要も無い話ですが『ドラえもん』のコトである。



 その『ドラえもん』のフォーマットは①『のび太がドラえもんに頼み込んで未来の道具を手にする』→②『最初は予定通りに使う』→③『が、のび太はだんだん調子に乗って最後は手痛いしっぺ返しをくらう』というもので、『ドラえもん』が歴史的名作なのは③を戒めとして描いているから…と感じる。



 さて、今世紀になってからはインターネットというものは日常になっている。俺個人はこれを『ドラえもんの道具に匹敵する』と感じている。そして、その道具を使ってろくでもないコトしてたり、しっぺ返しをくらっていたりするのも日常となった。そう、『ドラえもん』で描かれていたコトは現実なんです。いくら素晴らしい道具を与え日常にしても、それを使う人間の品格が問われるんですよね。



 これは『お金』なんかも一緒だ。ついウッカリ『大金があれば…』と考えるかもしれませんが、何かの間違いでそれを手にしたトコロで『本人の性能が上がるとか偉くなるなんてコトは無い』んです。



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 大きな力は手に入れた!!さて?
 


 そう、このマンガは『さて?』なんです、先週は杉浦というフィジカルモンスターを手に入れたものの、サッカーそのものはシロウトである…に続いて五十嵐の自由な性格が『扱いづらい』というコトになっている。



 ここら辺は実にリアルな展開であり、これだからリアルは困難だ。



 人というのは『良い人材』=『自分にとっての都合の良いヤツ』と考えてしまうし、今の時代に居座っている経営者なんかはそんな怠慢を恥知らずに過ごしてきた。



 このマンガは『これからの俺たちのマンガ』でもある。それはサッカーマンガという括りだけじゃない。このマンガのそういうトコロに注目したいです。



ベタ          いづみかつき『鬼のようなラブコメ』

週刊少年チャンピオン
09 /29 2018


 ちょっと前、イベント言った時に変な格好したヒッチハイカーに絡まれたコトあったんですが。まあ『何コイツ?うぜぇ』ぐらいに思ってたんですけどね。で、その時一緒にいた友達から『コレ、アイツじゃね?』ってメールがありました。その時のイベント関連を調べたらたまたま検索に引っかかったそうな。



 あんまりにも『第一印象から導き出した予想の違わない行動原理』にむしろ気の毒になってきた。彼自身が己を粗末にしていたと感じる。



 彼は普通コンプレックスであった。なので変な格好をして、奇抜なコトして、手軽に達成感を得てしまったのは不幸に感じる。マンガブログを始めてつくづく感じたコトなんですが『良い部分を見る』というコト。それは己自身にも言えるんです。


 そして、手軽な経験で己というのは手に入らないよ。だったら……例えば、一つの楽器を何年も練習しているとかのが己自身に成り得るよ。己というのは長い年月をかけて死ぬまで作っていくものだから。手軽さを続けているとそういうのになるんです。





 奇抜なコトして得た達成感はやがて牙を剥くんだ。特別な人になりたいなんて幼稚になるだけだよ。





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 ベタである。



 確かにこの『鬼コメ』は俺好みのマンガであるが、もちろんコレを感じている。ちょっと昔のベタな展開である…と。が、これが全力に振り切れているから良い。



 だって、マンガって読者が読むものじゃん?



 …奇抜なコトをやりたがる人って『そういうコトをやっている自分が好き』っていう幼稚性がありありと透けて見えるんです。そのヒッチハイカーのブログ記事はたいそう醜い顔だった。人に読んでもらう…じゃない。俺ってスゲーだろ、って。おそらく誰が見てもイラッ…とする顔に違いない。



 マンガは読者が読むもの



 …それを自覚しているが故のベタであり、だからいづみ先生のマンガは面白いんですよね。個性ってのは無理して出すもんじゃない。滲み出るものなんだから。


できるまでやるンだよぉッ!!     水森崇史『マウンドの太陽』

週刊少年チャンピオン
09 /28 2018



 何かの技能を取得するにあたって



 できるからやる


 できないからやらない



 …という考え方はイマイチ馴染めん。最近は指導する側も『できれば楽しくやろう!!』とか『殴って仕込むのは反対』みたいなのも最もだな~とは思いますが、全面的に同意という訳でもないんです。自分にとっての技能取得は



 できるまでやるンだよぉッ!!



 …である。それができないのは『大して好きなコトじゃないな』とスパッと見切りつけて、本当に好きなコトに対してはコレだ。そしてコレは『自分の中の問題』なので他人にはオススメしてない。でも『スクライド』の『できねぇじゃねえッ!!やるんだ君島ァ!!』はすげー分かります。




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 今週の『マウンドの太陽』はこれまで目立ったシーンの無かった小堀にスポットがあたってます。



 この人、スジが悪いな~というのが読んだ時の印象なんですけど、その小堀にとってのそれは『できるからやる。できないからやらない』じゃないんですよね。



  できるまでやるンだよぉッ!!     



 …というのが彼の本当の強みに思える。三塁手というのは要求される技能が高いのですが、こういうキャラをここに据えたのはこの作品らしいトコロでもあります。


         

声が小さい人             安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』 

週刊少年チャンピオン
09 /27 2018



 声がデカい人(物理的でなくて)はやっぱり注目を集めちゃうんですよね。



 で、その声がデカい人に任せたりすると大抵ロクなコトにならない。それは気のせいか?俺の中では『悪目立ちをするヤツはアテにしない』というのがあるんですけど。最近だといわゆる『炎上芸』ってヤツかな?




 逆に『声が小さい人』というのに期待してみたいところはあります。




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 今週の『フシケン』はそんな声の小さい鈴が期待をかけられる…というお話でした。



 この作品を読み続けている方はご存知だと思いますが、鈴というコは『他人に期待してない』というトコロがあって、それはドライって訳でもなくて実は人情味の深い子でもあります。『他人に期待してない』=『他人が自分に期待するコトも無い』という図式が『声が小さい』という気もするのです。



 が、そういう人に『任せる』というのは期待以上の働きをしてくれるかもしれない。



 人情味あるから頑張っちゃうんですよね。人って、声の大きい人についつい託しちゃったりします。悪く言えば『見る目が無い』ってコトで、人を見る目を持つってなかなか難しいですね。


追悼号                 佐藤タカヒロ『バチバチ』『バチバチBURST』『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
09 /26 2018


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 こんなにも……か。



 今週のチャンピオン誌は 佐藤タカヒロ先生追悼号ということで話題になりましたが、自分は『こんなにも充実して内容にしたのか!!』という驚きがあった。連載中に作者が亡くなるコトはマンガ界においてしばしばあるのですが、ここまで徹底したのは初めて読んだ。


 亡くなってから二ヶ月…という時間が『必要』だったというのを理解した。



 やはり、佐藤タカヒロ先生は自身のひいきしているマンガ家さんであるため、この渾身の追悼号は保存しておこうと思います。チャンピオン誌を読むようになって20年ぐらい経つ。さすがに全部とっておく訳にもいかないので一定数たまると処分してますが、その年月の中で捨てられないのが三冊ある。これで四冊目になりました。




 これを書くのはいかがなものかな…と思ったのですが、自身のブログでは大事なコトなので記します。



 『バチバチシリーズ』の初期は世界を知らない鯉太郎が生意気なクチを聞いてましたが、少しずつ成長して人格者になる……というストーリーです。自分もブログ始めた頃は本当にどうしようも無いヤツでした。今もあんまり変わらねーだろと突っ込まれたら『すいません』としか言いようがないんですが。ただ『これがあったから今の自分がある』というのも事実であり、なので過去記事は消さずに残してます。いや、見直したら普通に殺意わきますけど。



 さておいて。



 そんな日々の中、ちょっとしたコトが起こる。佐藤タカヒロ先生が自身のブログを見ていた…というコト。というのもこのFC2ブログは足跡機能が付いていて佐藤先生のが残っていたので。そう、ほとんど機能してないで消滅してしまったんですが、佐藤先生もブログをやっていたんです。


 で、チョーシに乗った俺はFC2ブログの機能であるメッセージを初めて使い臆さず図々しくもメールした。返信には『バチバチの事はドンドン自由に書いてください!そのほうが私も嬉しいです!』と書かれていました。



 たまに『人間は見ている人が必要。どんな人間もそれが無いとダメになる』と書いてますが、これはその時の実体験を痛感しているから。その時の俺は結構な頻度でクレームもらってました。が、このような言葉を頂いた時に『俺はこのままじゃダメだ』という自覚が初めて芽生えたな…と思います。今もブログが続いている要素の一つに『この言葉があったから』というのがありますね。




 これからも感謝です。



チャンピオン43号の感想

今週のチャンピオン
09 /25 2018


 なんと言っても今週は 佐藤タカヒロ先生の追悼号 に尽きます!!



 『あの出版社・クソ編集には酷い目にあった!!』という話題が尽きないマンガ界ですが、チャンピオン誌のこういう仕事は評価されて良かった!!結構ズサンな仕事イメージのあった秋田書店なんだけど、最近はやたら評判良いのばかり聞くなあ(たまたま?)




『バチバチ特集』~別記事にします。


『フシケン』~別記事にしました。


『ビースターズ』~別記事にしました。


『吸血鬼すぐ死ぬ』~もう三年もやってたのかよ!!


『週刊少年ハチ』~別記事にしました。


『浦安』~今回は生理的にきつかった…。でも、やってほしいですよね、ギャグマンガなんだから!!


『ボスレノマ』~別記事にしました。


『入間くん』~別記事にしました。


『ヒマワリ』~別記事にしました。


『鬼コメ』~別記事にしました。


『アカトラ』~え…?また欠損ヒロイン!?


 編集部がメインヒロインの顔の傷を描くな…って言った理由が分かった!!ほっておくとガンガンやっちまうんだ!!



『ジュニオール』~別記事にしました。



『マウンドの太陽』~別記事にしました。



『木曜日のフルット』~もうフルットへの気持ちを隠す気が全く無いのな…。




 来週は いなずまたかし先生の読み切りなんですね…。この方、なんか『何かのスイッチが入れば大当たり』って予感がある方なんですよね…。それが何かと聞かれたら『…何だろう?』になっちゃうんですが。









ちなみに今週のチャンピオンはこんな仕掛けもあるのよ(多くの方が言及されてましたが)。





 

ぎこちない…でも家族               板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
09 /25 2018


 家族って何だ?



 …まあ、これは創作物の永遠のテーマとも言える。が、ドライかつ現実的な答えとしては『血の繋がりが正式にある』ってコトだ。そりゃ定義ってコトなんで、創作物は『擬似家族でそれは可能か?』というのに挑みたくなるのもうなずける。



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 そう言えば『ビースターズ』は家族をよく題材にする。



 おそらく表に出てないキャラ設定の中にも家族のデータはあるだろう(コイツは兄弟がどうなっているとか)。その中でレゴシとルイは幼少の頃より擬似家族的なのが興味深い。



 さて、今回はルイの方にスポットが浴びてますが、このオグマという父はスゴ味がある。この『ビースターズ』の世界の中でパワーバランスの頂点ではなかろうか?(次点はゴウヒン)



 ルイにとっての目標であり憧れであるのはうなずける。ルイ自身は天才肌じゃないからね。



 なので、冒頭から他人行儀かつ業務連絡で進行してますが、一瞬だけ『家族っぽい』描写が入るのが心憎い。ごめんなさい…って言い直すのがグッとくる。



 確かにオグマは作中での頂点かもしれませんが、この人もやっぱり天才肌じゃなく、どこか人間味を感じるものがありますね…。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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