2020年04月 - 豚か狼か
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チャンピオン21+22合併号の感想

今週のチャンピオン
04 /30 2020


 『吸血鬼すぐ死ぬ』の重大発表ってアニメ化なんかな…?



 最近のチャンピオンはメディア化に積極的ですよね~。これ良いです。さすがに今のご時勢で『面白ければ売れる。黙っていても売れる』なんて認識は無いはずなんですが、武川編集長体制になってここが大きく変わった。チャンピオンは頑張っている。実に頼もしい。




『ビースターズ』~別記事にしました。


『弱虫ペダル』~別記事にしました。


『さちおくん』~そのウンコはなぜそこまで駆り立てる?このマンガのプッツリ終わるところ好き。


『SHY』~別記事にしました。


『入間くん』~別記事にしました。


『浦安』~別記事にしました。


『なずなさん』~別記事にしました。


『吸血鬼すぐ死ぬ』~鳥山川ってのが全て持っていた感あるな。


『逃亡者エリオ』~別記事にしました。


『フシケン』~指を怪我した主人公に対してヒロインがおしゃぶりするのはさすがに古典的……と思ったらこうヒネリが入ってきたか!!


『バクくん』~別記事にしました。


『メイカさん』~このマンガ、薄い本で読みたい気もする。


『仁義理の海太郎』~別記事にしました。


『ロロッロ!』~いよいよ次回は最終回か~。


『もういっぽん!』~チーム戦であっても展開が早いマンガだな~。チャンピオン誌ってここら辺がネックなんで、このマンガぐらいのスピードにして欲しいです。


『バキ道』~別記事にしました。


『フルット』~今回からデジタル仕上げってコトですが、言われてみれば確かにデジタルっぺえ。タイトルロゴでテストショットしてるのか?



 ちょくちょく書いてますが、自分はアニメ化最有力作品は『SHY}』だと思ってます。現在のアニメ事情からすると全12話なんでかなり詰め込まないとダメなんかな~。で、その先って訳でも無いのですが、『SHY』の献血コラボは絶対やってほしい!!レディブラックのグッズ欲しいから俺はやるぜ!!


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叶わない人              板垣巴留『ビースターズ』

週刊少年チャンピオン
04 /29 2020



 昔のチャンピオン作品『満天の星』という作品のライバルはそりゃもう名門一家であった。しかし、そのライバルはボクシングなぞにうつつを抜かしている。それを責め立てた親兄弟に言う『父さんや兄さんはいいよな。お金やら地位があれば満たされるんだから』と。



 これはすごく分かる。



 所持金に比例して幸せが増す…って信じられる人はいるし、俺もできればそう信じられる人生のが良かった。物語ってのは『人並みの幸せをつかめない人』というのを描く必要があると思っているんです。




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 さて、最終決戦スタートです。作者のコメントを読む限りでは『ビースターズ』もいよいよ最後の展開になるみたいで、全20巻というキリの良い物語になるのかな?



 オチとしてはレゴシとルイのビースターズが理想の世界への足かがりを踏み出したあたりで終わるのか?



 で、ホント申し訳ないのですが、俺としてはメロンは『その理想の世界に受け入れられない』っていうキャラになって欲しいって思っているんですよね。コイツはどんなに求めても幸せになってほしくないって。別にメロンは嫌いじゃないし、むしろ作中では最も好きなキャラなんです。その世界に受け入れられず世界の全てを憎んでいるトコロにたまらなく魅力を感じる。



 だって、そういうヤツは世の中に常に一定数いるから。



 どんな世界になっても、それは残念ながら無くならない。減らせるとは思うけど無くならないんです。何をしても満たされなくて、その何かを満たそうと足掻くところが『希望』なんじゃないかな~ってどこか漠然と感じているのもあります。



 

くだらない            実樹ぶきみ『SHY(シャイ)』

実樹ぶきみ『SHY(シャイ)』
04 /29 2020

 最近はすっかり廃れたオタクワードに『中二病』ってのがありますが、あの感性ってスゲー大事なのよ。実際。



 斜に構えるって行動そのものが大事だ。



 年頃になって『世の中全てがくだらない』なんて言い出したら俺は『見込みアリ』って思いますね。




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 さて、新キャラのウツロはそんなヤツですが、俺は嫌いじゃなかったりする。だってコイツはガチなタイプだから。



 20代後半ぐらいになってこんなんだったらバカタレだし、若くてもカマッテチャンだったらやっぱりバカだ。コイツは厭世的なトコロをガチで抱えている。コレが良い。



 『SHY(シャイ)』っていうのは『答えを求め考え続けている作品』だと思いますが、こういう『世の中全てがくだらない』みたいな状態から考え続けることによって見えてくるものがあるんです。思考は諦めず止まらず求め続けないと自分のものにならない。



 年頃のコが『世の中全てくだらない』って思ったのならば見込みはある。安易なトコロで妥協させちゃいけない。とことん考え抜く必要がある。


結果、良いコトをしてしまった!!            縁山『家庭教師 なずなさん』  

週刊少年チャンピオン
04 /28 2020


 人間の面白い習性だと思うのですが『正しくありたいと願っている』ってコト。世の中、あきれるぐらいに自分勝手な人が居ますがそういう人はムチャクチャな『自分の正当性』を叫びますよね。ムシがいい。だけど、正しくありたいって思っているんですよ。



 しかし、同時に『これが正義だ!!』って押し付けも嫌いなんです。



 全くどっちなんだよ……って気もしますが、その『どっちもを両立させるのがマンガ』って気がしますね。




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 結果、良いコトをしてしまった!!



 今週の『なずなさん』は作品の方向性を示す重要な回ではなかったか?『あくのていおう育成コメディ』というのがこの作品ですが、たいていの人間はマジモンの悪なんかイヤであるからにして……だけど説教臭く正義を振りかざすのも見たくない。



 それ考えるとマンガにおいて『結果、良いコトをしてしまった!!』というのが好まれるのがよく分かるし、また『なずなさん』もそういう作品になるのだろう。



 それにしても今回のなずなさんのハグに照れているのいいな。


作品の相性             川端浩典『仁義理の海太郎』

川端浩典『仁義理の海太郎』
04 /27 2020

 『ガイキングLOD』!!



 コイツは最高に相性の良い作品であった。その前に『まあ、話題作だったし観るのも勉強だ』ってコトで『ガンダムSEED』と『ディスティニー』全話観たんですが、コイツがもう大っ嫌いで大っ嫌いで仕方ない。特にラクスとカガリってキャラが嫌いでイライラさせられっぱなし!!


 『観もしないのにツマラナイって言うな!!』


 『ああ、観たさ!!全部観たさ!!良い作品だと思うが、俺は大っ嫌いだ!!』


 『嫌なら観るな』



 …とまあ、この理屈はなんなのだろう?しかし、この作品に一つ感謝があるとすれば『その後見たガイキングLODがたまらなく面白くなった』ということだろう。なんかイジイジしている連中よりも、ヒャッハーなノリのアウトロー集団の物語のが俺は好きなんだよ。それが分かった。



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 相性良いんだよな。この作者のマンガは。



 『仁義理の海太郎』って作品は面白いって読んでいるのはもちろんです。ですが作品って言うのは『良い作品に感じる』『多くの人に好まれそう』というのと『俺が好き』ってのは全くの別問題だと思うんですよね。



 この作品で描かれているドラマが俺は好きなんです。なんつーか『正しさ』を感じるから。



 なんだろうな~。ちょっと気が早いのですが、川端先生の作品には佐藤タカヒロ先生に通ずる『匂い』を感じる。いずれ、その役割を担ってくれそうな予感がする。チャンピオン誌はその資質を大事に育てて欲しいなと感じます。




 

渡辺航・弱虫ペダル・第588話『コースステップキッス!!』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
04 /26 2020


 世の中にはたくさんのスポーツ競技があり、その専門店はいくらでもある。そして、その専門店の共通認識が



 参加人口を増やしたい!!



 …ってコト。だから競技イベントを設けるわけです。参加者により楽しくなってもらう為のサービスとして。そして、当然『イベント?敷居高そうでヤダな』っていうビギナーこそ大事にしたいので、ビギナーイベントを設けるのです。





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 こういうヤツが台無しにする。マジで迷惑でしかない。




 …とまあ『そりゃ、マンガの演出というのは分かっているし、文句を言うのはズレてる』ってのもあるんですが、ここら辺、リアル体験の相まってちょっと気が滅入る(ちなみに壱藤くんというキャラそのものは好き)。



 リアル体験というとラジコンなんですがアレはもう手の付けられない地獄って感じです。やってるヤツがオッサンしか居ないって時点でもうね…。たまに若いのは入っても、そのビギナーに対する様々な条件の悪さが排他的なんですよ。俺としては『たかがラジコン』って気持ちが常にあるんです。だって『速くて誉められるなんてないし、誉められるなんて思ったら客観視できてない』って考えてますから。



 しかし、ヒートアップしてマニアってのは『力こそ正義!!俺は優れた人間で威張ってもいい!!』ってアレな思考してるんですよね(マジであれは理解できない)。




 実質的に上級者とロード日本一を二連覇している人が参加しているレース



 …これはもう、他の参加者にとっては地獄でしかない。思いっきりシラける。初心者ってのは『乗れるようになりました』とか『動かせるようになった』とか『ルールをだいたい覚えた』ってレベルなんですよ。ラジコンなんて他店でそれなりにできるヤツがビギナーレースに参加してるからな~。



 ああいうのとても格好悪(ダサ)いって思っちゃうんですね。ちょっと今回のペダルは自身の気持ちの問題も相まって楽しめなかったなあ。






多大な影響を受けた人            浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』

週刊少年チャンピオン
04 /26 2020


 今年の頭に上原正三氏が亡くなった。



 …上原正三?誰?



 ってのが大抵の反応だと思いますが、おそらく自身が最も影響されたクリエイターだと思います。『帰ってきたウルトラマン』のメインライターですね。自分の世代であると氏の描いた作品に触れなかった人はいないと思います。そのぐらい多くの子供番組のシナリオを描いた。スゴい方だ。



 が、亡くなったことに関しては『感謝』の気持ちが大きい。これまでありがとうございました…って感じで。過去に池田駿介氏と望月三起也先生は記事にしましたが、やっぱり『感謝』なんです。俺が屈折しているせいかもしれませんが、クリエイターに対して『ご冥福をお祈り申し上げます』って言葉が嫌いなんですよ。多大な影響とはそういうものなのかな~と。




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 『浦安』もまた亡くなると間髪入れずに作品にしますね。



 人によっては不謹慎って気持ちになるかもですが、自分はこのスタンスを支持したい。やっぱりね『感謝』だと思いますよ。今までありがとう。これからもよろしくお願いします、ってね。


良い悪いでなく            西修『魔入りました!入間くん』

週刊少年チャンピオン
04 /25 2020


 こうやってエラソーにマンガブログなどしてますが、これは『考え方の整理』って自身の為って意味も大きい。



 俺は正しいから正しい俺を認めろ…って感じじゃないんですよ。自分の納得いく答えが欲しいって感じ。そっちのが大事なんです。だから大好きなマンガから刺激を受けてます。




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 欲望を否定しない。




 …というのが『入間くん』であり、これは日本人の美徳と大きく違うのが面白い。



 子供に言い聞かせること…特に物語では『欲張りが失敗する』とか『欲で迷惑をかける』とネガティブに描かれていてガキの頃から疑問視してました。で、『入間くん』には『この作品なら俺の疑問を払拭してくれるかもしれない』って期待してたんですよね。



 欲は良い悪いの話ではない。カッコいいかダサいかだ。




 …ということ。他の方は響かないかもですが、自分は今回のこれには大変に感銘を受けた。そうだ。俺は自ら善悪の枠にはめて縛っていたのだ。欲望は人を惹きつけるかどうか?カッコ良い欲望はどこまでも自由で良い。




 学びの機会ってのは常に転がっているものなんですね。



人の中で生きる           細川雅巳『逃亡者エリオ』

週刊少年チャンピオン
04 /25 2020



 全ての人が幸せでありますように




 …という願いは美しいなとは思うけど、それは無理ってもんです。人の中で生きるというのは絶対的にそれが叶わないことなんですよね。そうならない方が真っ当なんですよね。それを実現しようとするのはイビツだ。




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 俺の願いの実現が誰かの願いを断つとしても



 理想を掲げて戦をするエンリケたちですが、その行動そのものが矛盾しているってのは感じているんだろうな……。俺、ガキの頃は『戦争は愚かなことだ!!』って思っていたのですが、さりとて斜に構えて戦争肯定みたいに捉えるのも嫌だった。今、漠然と感じているのは『人として生きる呪い』みたいに思っているんですよね。なんつーか、人と人の争いは無くならないって。できることは可能な限り遠ざかることだって。



 もし、殺すか殺されるかの戦いになったら、これだけは守りたいなってのがあって『どういう結果になっても恨みっこなし』というのがある。今週の『逃亡者エリオ』を読んで納得した。




信用と信頼            田中優史『バクくん』

週刊少年チャンピオン
04 /24 2020


 
 『エリア88』の終盤、隊長のサキは夢からのお告げが気になり、エリア88めナンバーワンパイロット・ミッキーに聞く。



 『お前の信頼している仲間は誰になる?いや信用じゃない。信頼だ』『実力からいって、まずグレッグだな(中略)実力はおぼつかないがキムもそうだ。アイツはここ一番逃げるヤツじゃない』と。



 …このシーンは『面白いな』と感じた。信頼というのは能力も必要だけど、それだけじゃ成立しないってコト。特に大事な時であればちょっとばかりの不足はまかなえるというコト。結果が悪くとも『コイツに頼りたい』という納得があること。



 ここら辺は人間の不合理ではあるけど、同時に素敵なところだと思ってます。




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 お前なら納得できる。



 やはり、このマンガにおける『りんたろー』は面白い役割を与えられている。彼は特殊な強さを求められては居ない。読者に近しい位置で『弱っちいから意味がある』という唯一無二の存在なんですよね。



 ただ強いだけじゃ読者からの信用は得られるかも知んない。これだけ強いなら負けたら嘘だろ…みたいな。が、同時に信頼を得られない。例え結果がどうなろうとも『コイツに任せたい』って思えるキャラクターがマンガには必要なんですよね。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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