動きません。会話だけです。       石黒正数『木曜日のフルット』 - 豚か狼か
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動きません。会話だけです。       石黒正数『木曜日のフルット』

週刊少年チャンピオン
06 /16 2012
 シンプルで情報量の少ない作品…というのが好きだったりする。



 最近のアニメなんかは情報量が多いのですが、作画枚数・経費・スタッフ等々から『ここまで出来る』を逆算して『ここから一番有効に見せるには?』という作業なんだと思う。マンガなんかも。



 例えばウルトラマンの活動時間が3分なのは『ずっとウルトラマンを出していると予算がたちまち破綻するから』というのがあったから。もし、ウルトラマンが無制限の条件のもとに製作されていたら今に語り継がれる作品になっただろうか?



 そん中で発生する地味なドラマ…アニメだったら枚数の少ない会話シーンみたいのはまさに作り手の腕の見せ所!!



 
木曜日のフルット 2 (少年チャンピオン・コミックス)木曜日のフルット 2 (少年チャンピオン・コミックス)
(2012/04/06)
石黒 正数

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 この『木曜日のフルット』ですが、2ページが故に面白い。2ページだからこそ集中して読める…等々、制約を逆手に取った石黒先生の巧さが光る作品だ。もし、今回のフルットが8ページに増量されたのであれば、会話を読むのがシンドイ。2ページだからこそ面白いのだろう。



 そして白川先生が電話しているシーンがあるのですが、このアパートって今時公衆電話(ピンク?)なんですよね。そして白川先生のシャツが『PINCH』と描かれているところに抜群の遊び心を感じます。



 毎回タイトルロゴも凝っているし、石黒先生は本当にマンガが好きな人なんだな…と強く感じます。

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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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