渡辺航・弱虫ペダル・第364話『進めぬ二人』 - 豚か狼か

渡辺航・弱虫ペダル・第364話『進めぬ二人』

渡辺航『弱虫ペダル』&『弱虫ペダル SPARE BIKE』
08 /22 2015

 『弱虫ペダル』という作品は『分かりやすさ』に特化した作品なのが良いと思う。


 どちらの正否でなくて、ポピュラーな面白さのマンガもあればマニアックな面白さもあったりするというコト。そういう意味ではバキ以来の大砲とも言えるのが『弱虫ペダル』だったりする。



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 しかし、ここ最近の『弱虫ペダル』はいささか調子を落としているように思う。いや、こういうのを言うのは『面倒くさい読者』であって、多分この作品の大部分は『楽しい!』だと思うのですが。


 そして、今週は特にイロイロとおかしい。青八木&鏑木が集団に合流する……という件。例えば自分が『コミックマスターJ並のスーパースペックを持ったマンガ家』だとしてもコレは描けない。『合流するに足る説得力が欲しい!!』とブレーキがかかっちゃうから。渡辺先生は描けるから強いんですよ。これは皮肉でもなんでもなく素直にそう思います。つまりは『マンガだから』で大部分の読者は通過できるんですよね。それが大ヒットにつながっているし。


 
 が、京都伏見をチェックした鏑木を『さすが鏑木だ こいつ敵をかぎ分ける能力だけは一流だ!!』と青八木が感心するのは『?』となってしまう。これは『マンガだから』ではすまされない。そもそも、鏑木は『最初は別のコトやってた』というのもあるんで。


 昨年のインターハイを読み返してみると『やっぱり親切設計』な内容なんですが、今年のインターハイになってからは『さらに解説か懇切丁寧になっている』というのがあります。選手がスピード出すとギャラリーが『速い!!』とかが多いんですよ。もちろんマンガのハードルを下げるからこその『弱虫ペダル』なんですが、今回は『ツケがきたかな』と感じました。


 ただ、ここ最近のマンガは全体的に親切になっているトコロはあるんですよね。セリフとか状況説明で理解させるのでなくて、マンガはやっぱりネームでスルリと入れてくれるのが個人的には嬉しいんですけどねえ……。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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