ベタに対しての疑問      角光『ニコべん!』 - 豚か狼か

ベタに対しての疑問      角光『ニコべん!』

角光『パンダのこ』『ニコべん!』
08 /23 2015
 『コロンブスの卵』というは言われて初めて気付くというコトで、これを突くのは発見ですよね。


 マンガというのはベタで成り立っているところもありまして。料理マンガというのは割と最近までは『包丁人味平』のフォーマットな倣ったものが多かった。名作の『美味しんぼ』も最初はウンチク指数高めでしたが、途中から料理バトルをかなり交えるようになりましたしね。このベタを突き抜けさせたのが『鉄鍋のジャン』だったような気も。


 が、ここ最近は食い物マンガの在り方も変わってきた。大きいのは『孤独のグルメ』だと思うのですがいかがかな?手に届くチープの食材と生活感ある食い物マンガが流行っている(そして、そういうのは好きだ)。ここ最近だと湖西晶先生の『ごほうびごはん』とか、こもとも子先生の『ごほうびごはん』とかいい味出しているし、『だがしかし』なども話題になっている。


 食い物マンガというのはフォーマットの活用が他のマンガより高い気がする。…と言っても『だがしかし』で駄菓子屋ゴムヒコーキを飛ばしていただけの展開にはビビッたものだが。



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 今週の『ニコべん!』はセンターカラーで、実際に弁当作ったりしているのが1ページながらも充実しているのが面白かった。こういうマンガ誌的な企画は大好きなんですけど。今度は『ボクが考えたニコべんコンテスト』とかやってくんないかな?そしたら俺、ダイナマイト弁当とか考えるよ…。


 さて、ここ最近の『ニコべん!』は『腕はあるけど、その地味さっぷりから流行らない店を主人公が再生する』という定番ネタで進んで読者もそのようになるだろう……と思ったところでまさかの急展開です。


 俺がノリくんだったら『そんな調子で保守的だから売れないんだよ……』とアタマを抱えるなあと思ったり。が、しばらくして考えるのが『これが真っ当であって、今までの料理マンガのが異常だった』とも思うのです。もちろんマンガなので理解がある展開のがストレス無いのですが、これって今までのマンガが見落としていた部分なんですよね。


 あと、このオヤジの気持ちも分からないでもないです。


 一応は『週刊少年チャンピオンのブログ』というコトですが、自分としてはできるだけ多くの方がチャンピオンに馴染んでいただければ……という想いはあります。が、こんな感じのブログなのでこの体たらくなんですが。そこに『なんかチャラいヤツがあれこれとブログ方針に意見して、これは譲れないというポイントも変更しろ』なんて言ったらやるわけねぇだろ、アホウがッ!!となる訳です。


 また『弁当が売れないだけ』であって『コロッケの評価そのものは高い』というのもポイントです。なんつーか、さらなる高みを目指すというのはこれまでのコロッケのファンをないがしろにするコトにもなるんですよね。スピードが出た車は小回り効かないみたいな。これを『向上心が無い』と斬って捨てるような考え方を俺は好まないしなあ。


 そうなると『落としドコロ』なんですけど、こらまた作品のハードルが上がってしまって読者としては楽しみなんですが、角光先生はどういうアンサー出すか大変ですね。


 それにしても多部さんがあまりにも良い子ずきるのがまぶしいです。そういう明るい良い子なせいかノリくんとのラブが展開しそうな予感も……。梅宮さんが全然ヒロインっぽくないからなあ(そこがいいんだけど)。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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