何かに進んでいる時       佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』 - 豚か狼か

何かに進んでいる時       佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
08 /30 2015

 何かを成した人というのは『結果が保証されているから頑張れた』という訳では無いのは確かだ。


 行動には目的地を設定する重要性はあるものの、その目的地に向かっているのか遠ざかっているのか分からない時の不安さといったら無いだろう。


 それが正解では無いとしても『見てくれている人がいる』というのは大きな支えだ。



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 この巨桜丸編は『どっちの教育方針が正しいか?』でまあ、やっぱり『鮫島のスタイル寄り』にアンサーを持っていくと思っていた。だからこそ、寒河江部屋の教育方針があまりにも良すぎるので疑問は大きくなってきたのですが、今回の話はそもそもそういうコトじゃない…というコトなんですよね。どちらも間違っていて、どちらも正しいんです。


 以前、記事にもしましたが大事なのは指導者が『お前は大丈夫だ』と言ってあげるコトなんですよね。あなたのやっているコトは見てますよ、といってあげる人はとても大事なんです。


 世の中は結果重点主義ですが、やっぱり違うんじゃないかな~と思うのです。いや、その結果重点主義の否定じゃない。結果を出すのに過程は絶対切っても切れないもので、過程を横着しないで見てやるのが大事なんだと。


 まあ、展開としては鮫島が間違いなく勝つ訳ですが、これだけは分かる。寒河江部屋の親方は巨桜丸をこれからも『きみは大丈夫だ』と勇気づけてくれるコトだけは確かなのだ。

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宇都宮 勇

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