ユーモア          ホリ『つぎ☆はぎナイトメア』 - 豚か狼か

ユーモア          ホリ『つぎ☆はぎナイトメア』

まんがぱれっと系
09 /09 2015
 そういう意味でないエロスも良いもんだと。なんつーか、ついついニヤけてしまうようなヤツ。


 居酒屋の水着のオネーチャンポスターとか、はたまたリオのカーニバルとか。見えないから良いというヤツ。ユーモアだ。このユーモアというのは言葉で伝えるのが難しい……というか語るのは野暮だ。感覚的にいいなと思えるもの。ネットが発達してなんでも理論的に統合性を付けたがる方がいますが『勝手にやってくれ』という感じ。それよりもユーモアを楽しむ方が自分にとっての『豊かさ』なのだ。



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 まんがパレット誌にて ホリ先生の『つぎ☆はぎナイトメア』が連載開始になった。ホリ先生のオリジナル連載というのは初めてですね~。ホリ先生のマンガというのもその魅力を言語化するのもなかなかに難しい。独特の味わいがある。


 そして最新作『つき☆はぎナイトメア』はマンガ文法に沿った面白さはもちろんで読みやすく楽しいのですが、そこにホリ先生の独自の作風とユーモアが盛り込まれている。


 開始一回目は『海馬マサルの家に謎だらけのヴィクターがやってくる』というもので、展開自体は至ってシンプルですが、ユーモアに対する密度はハンパない。


 タイトルに『つぎ☆はぎ』とあるようにヴィクターの体には無数のつぎはぎがあるのはもちろん、『髪の艶』にまでつぎはぎされているし、擬音も丁寧につぎはぎが入っている。ここら辺を普通に描くのもアリなのですが、やはりマンガというのはこういう遊び心のユーモアがあると読んでいる側としては楽しい。


 あと……


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 無駄にエロい描写があるのがバカバカしくて良い。これ以上のコトを語るのは野暮です。これはユーモアであるのだから。


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 ……と思ったりするとヴィクターは小動物のようなカワイイを見せるコトもある。このギャップの心地良さが本作を盛り上げている。マンガ入門書みたいのには『表情』というのを書かれてますが、基本的にヴィクターは無表情なんですよね。それを感じる……そういうユーモアをヒシヒシ感じる作品です。


 そもそもユーモアというのは『ゲラゲラ笑えるジョーク』という感じでなくて、自分にとっては『愛想』というニュアンスです。なんつーか、マンガの面白さを言語化・数式化しようとするのは無理なんですよね。そこに『愛想』がない作品は愛されないのではないかな~と思うのです。


 そして、ここからはオマケ







 ホリ先生の作品を読まれた事が無い方はこちらの汚い4コマ | ホリ [pixiv] http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=25506632『汚い4コマ』シリーズを読まれてみてください。ええ、これかなり酷いです。

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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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