ぺカー         福地カミオ『こむぎけーしょん』 - 豚か狼か

ぺカー         福地カミオ『こむぎけーしょん』

週刊少年チャンピオン
09 /28 2015



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 心がけというか、目的意識というか、描きたいというか


 『定まっている』というマンガ家さんは強い。自分が福地カミオ先生の抱いている印象はコレだ。


 福地カミオ先生の作品には『ぺカー』という笑顔が必ず登場するのだが、これって『定まっている』と感じるんですよね。作品を読んでもらって読んだ方が元気になるような作品を描きたい…というような。欲張らずに謙虚に『ちょっぴりの願望』という感じで。



 最新作の『こむぎけーしょん』が載って、ストーリーとしては至極単純だった。こむぎが落し物を渡すというそれだけの話だ。しかし、僅か6ページの中でいつもの福地先生らしさは存分に発揮されていたと感じます。ただ、ストーリーとして面白いのは冒頭でこむぎがハンカチを落として拾ってもらったという部分だ。これがあるので作品に膨らみを感じる。なんつーか、今度は女子高生のお姉さんが他人の落し物を拾ってあげるんじゃないかと。


 福地先生の作品というのは『ちょっと嬉しいコトの連鎖反応』というのはデビュー作から変わってないなあ。ホント、こういうマンガ家は強いです。



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 また、テクニックも地道&地味に向上している部分も見逃せない。


 上記のコマなどは視線誘導と感情の肥大をうまくやっているなあ……と。


 そういえば絵がなんかエロくなったような気がする。

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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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