野球という奇跡           安部真弘『侵略!イカ娘』 - 豚か狼か

野球という奇跡           安部真弘『侵略!イカ娘』

週刊少年チャンピオン
10 /01 2015

 『マンガは日本が世界に誇る文化!!』


 ……という言葉が徹底的に淘汰したくなるぐらいに嫌いなンすけど。そもそも文化とは何か?俺はバカなのでそこら辺が理解(理性で解する)できないんだよな……。理解できないコトは排除したくなるのは当然の心理だ。


 そう、理解だ。いまから断言するが理解されるかが心配のコトだ。



 『最もマンガと相性の良いスポーツは野球以外ありえない。おそらくこれからも』


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 そう、イロイロ考えたけど、野球を超えるスポーツが存在しないのだ。メジャーどころのスポーツで野球は割と特殊だ。そのどれもがマンガに向いている。例えばサッカーマンガで三点差ついている中で、これが最後のシュートならば絶対に負けるのですが、野球は一気に四点取るコトができる。その場合は派手でマンガ映えする。そして、ハッキリと点数というのも曖昧さがなくて良い。


 まあ、とにかくマンガを知れば知るほど野球は向いていて、これはもう結論づけても良いのではないかと思う。


 が、なにがスゴイって『野球は日本人の常識』というのがもう奇跡レベルだ。ご存知のように野球というスポーツは世界的にみると特殊なのだ。とにかくルール・システムが他のスポーツに較べて難解なのだ。世界的に見るとほとんどの人が理解に至ってない(というか存在の認知そのものも怪しい)。


 今週の『イカ娘』はいきなり野球始まっていて、まあギャグマンガだとしたら『よくあるスタート』なんですが、これってそういう視点でみたら奇跡そのもの。おそらくヨーロッパの人が読んだら意味不明のマンガになっている(念の為、それは安部先生のマンガの云々ではない)。


 まあ、野球というのは『かなり特殊な部類』だと思いますが、そういう常識の差というのはまだまだ埋まっているトコロに人類はおっついてない。それを埋めるためのマンガという意味での世界にアッピールするのは大賛成なんだけど、『マンガは日本が世界に誇る文化!!』というのは、あまりにも自分本位の視点ではないかと思います。


 今回は『イカ娘』本編の記事ではないけど、今週も面白かったっすよ。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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