さすが!!俺たちのクローバーワールド!!       平川哲弘『クローバー』 - 豚か狼か

さすが!!俺たちのクローバーワールド!!       平川哲弘『クローバー』

週刊少年チャンピオン
10 /15 2015

 『帰ってきたウルトラマン』(またかよ)の『残酷!光怪獣プリズ魔』の回はイカす。


 イチかバチかの攻撃でプリズ魔をやっつけるんですが、主人公が疲れきってバッタリ倒れたトコロで終わってしまう……というプッツリ感がすさまじい。で、次週は何事もなかったように話が展開していく訳ですが。



 20150475.jpg


 さて、俺もそれなりのチャンピオン歴に突入しておりますが本誌に於いて最もキチガイとも言えた『クローバー』の最終回です!!


 最初に書いておくとこれで『クローバー』は裏歴史的名作として完成した!!という喜びで今満たされている。この『裏名作』というのは終了してしばらくしてからカルトな味わいを見出されてしまうマンガを指す。『聖マッスル』とか『コスモスストライカー』とか。もちろん『孤独のグルメ』とか『逆境ナイン』みたいなケースもある。それが『裏名作』だ!!


 さあ、最終回というコトでDQN濃度最大放出を期待していたのだが、これが『赤井の結婚式』という訳の分からないプッツリエンドというのが時間をおいてジワジワくるから不思議だ。ラストカットも誰が予想できた?レベルです。先週のラストシーンのがよっぽど『らしい』のですが、そもそも赤井って序盤以降は出番がほとんど無かったし。


 俺としては『結婚式の最中に通り魔DQNが乱入してきてケンカがおっぱじまる』というのを最後まで期待していた。


 見開きでハヤトが『うおおおッ!!!』とクローバーパンチしている


 のがクローバーのエンドではなかったか?そもそもハヤトとユイがくっつかなかった時点でホツレは発生していたようにも思う。何しろこの40巻以上続けて狙ったとしか思えない消化不良感はサワヤカですらある(マジで誉めてます)。このヘナチョコ感こそが『俺たちのクローバー』である。


 『クローバー』は『赦し』を育む作品である。最後の最後で僕らに挑戦してきた……あなたはこれを赦せただろうか?だとしたらアナタは立派なラブクローバーなのだ。社会的に問題視されオタDQNという新勢力のラブライバーの撲滅につとめましょう。


 俺はイヤですが。



 とりあえず、八年もの長い間奇跡としか思えない作品をお疲れ様でした。次回作もアタマの悪いケンカマンガを楽しみにしてます。

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コメント

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お疲れ様でした

チャンピオン本誌で、あまり頭を使わない気楽さと読みやすさから読み始めて、
宇都宮さんの書かれる感想を見つけて、こういう風に楽しむのか、と面白く読んでました。
それなりに長く楽しく読んでたはずですが、
最終回に出るほど重要な人物の、桐生が誰なのか思い出せませんでした。
『クローバー』ワールドは奥が深い。
次は、イージス竹下さんが出てくる釣りケンカマンガが読みたいです。
お疲れ様でした。

娯楽マンガでしたね~


 こんにちは。


 マンガ記事を書く時は『気負い』みたいのもあって、それも嫌では無いのですが『クローバー』に関しては気兼ねなくドイヒーな記事が書けました。楽しかったです。


 また、ご指摘のように出てるキャラが全員掛け算九九言え無さそうと言われた『マッドマックス』に匹敵するアタマの悪さが最高でした(誉めてます)。


 ちなみに桐生くんは割かし早い段階で出ていて『ヤンチャしていた赤井くんを立ち直らせた人』だったりします。そんな彼がクローバーワールド名物の『人間不信』になったりでしたが、なんだかんだクローバーパンチで一件落着、今日もお江戸は日本晴れでした。


 次はネオニート・ハヤト、浪人生・ゲンゲン、大学生・真木の『新クローバー』が始まると思います。その中のアメリカ格闘編でイージスさんが出るんじゃないでしょうか?餞別の帽子をかぶって。



いつも楽しみに宇都宮さんのクローバーの感想を読んでおりました。それも終わりだと思うと少し寂しいです。
最終回は良い意味でクローバーらしいサッパリとした終わり方で最後のページをめくった時は「なるほど…」グッとくるものがありました。不良漫画の型にはまらないクローバーというジャンル、まさにクローバーワールドでした。
ありがとう俺たちのクローバー!!
そして宇都宮さんクローバーの考察や感想読むのとても楽しかったです!
ありがとうございました。

コメントありがとうございます。



 こんにちは。


 来週から『クローバー』の感想書けないのが寂しいです。私事ではありますが、マンガブログをやっているとついつい真面目方向な記事が増えてしまいますが、『クローバー』は本当にリミッター無しでトンチキ方向で書けたのが楽しかったですね~。何書いても文句こないし。『じゃ、文句が来ないなら何書いてもてもいいのか?』みたいな嚙みつくのが目的のコメントも入らないし。本当、好きにかけました。


 自分の書いたものに対する評価は人が決める……と思ってますが、『クローバー』はこういうベクトルで書いてもおおむね楽しんでいただけたようでホッとしました。本当はもっとトンチキ記事を書きたいんですよ……。


> そして宇都宮さんクローバーの考察や感想読むのとても楽しかったです!


 ただ、『考察』なんて体操なもの自分のブログではやってないので誤解無いよう……。楽しんでもらえば幸いです。


宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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