コミカライズ②         河南あすか『サノバウィッチPure』  - 豚か狼か

コミカライズ②         河南あすか『サノバウィッチPure』 

マンガレビュー
10 /21 2015

 ……というコトで、間髪を入れずに、またしてもコミカライズ版『サノバウッチ』です。


 コッチは 河南あすか先生の『サノバウィッチPure』という方で。こちらはコミック・アーススターでネット配信されている方です。


 ただ、疑問なのがコッチもゲーム原作に忠実というコトなんです。そう、季月えりか先生のとストーリーそのものは変わらないという。前述した『コミカライズは作家性が出づらい』というのはそういうコトなんです。


 が、考え方を変えると『同じストーリーでどう違うのか?』というのがあって、こういう機会はなかなか無いのでマンガ家志望の方は良い教材にもなると思います。『どっちも同じでしょ?』と思ったのならば『違う』と感じるまで読みましょう。


 先に書いておくと『自分はマンガに対してあんまり優劣を考えてない』というのがある。そもそも、プロとして発表でききる段階でスゴイとか思っちゃっているし。良い部分を楽しむ……マンガってそういうものです。個々違うから楽しい。


 で、先の季月えりか先生の場合ですと絵がオリジナルの印象に近く、キャラのアングルや表情に良いものがあると感じます。対して河南あすか先生の方はネームの流れがスムーズで過去にぱれっとで連載していたりとマンガタイプに資質が寄っているのかもしんない。あと、ここは個人的な印象が大きいと思いますが、ゲームのイメージに近いのはコチラですね(重ねて念の為、優劣でなく)。特に主人公・保科くんの初期の生気の無い表情はなかなか面白い。ストーリーの流れで変化してくると思われる。


 読んでて感じるのが、河南先生の方は『ひょっとして、因幡めぐるが好き?』という印象が(やっぱり勘なんだけど)。


 このめぐるというキャラはマンガ的にはかなり使い勝手の良さげなキャラでして、寧々・紬ママ・戸隠パイセンの3人が穏やかオットリなんで、めぐるがかなり牽引しています(オカルト研究部の面子そのものがバランスが良い)。


 なので、河南先生の方の連載はまだ続いているので『めぐるオリジナル』が一話入ったりすると嬉しかったり。


 そもそもこの『オカルト研究部』の設定そのものがオイシイ存在です。俺のようなオッサンだと『学園情報部HIP(ヒップ)』であり、最近の方だと『スケットダンス』であったりと、学生のお悩み・問題解決します……という題材はマンガ栄えもするし、共感を得やすいんですよね。自分はまだまだ『サノバウィッチのオカルト研究部』を楽しみたいんです。やはりマンガというのは自分ひとりの為に存在している訳では無いから、これは個人的なワガママでしか無いのですが。


 四人のヒロインの掘り下げも読みたいし、作品ではそのダメっぷりからサブヒロインを降格させられた(?)久島先生の問題解決とか、オカルト研究部なんだから『アイツを呪い殺してくれ』とか無理難題ふっかけられる話とか読みたいのです。そして、それは季月えりか先生はもちろん河南あすか先生にもやってもらいたい。やっぱり自分はマンガ大好き人間なんでマンガでも楽しみたいんですよね。


 ゆずソフトの次回作はどうなるか分かりませんが、個人的には河南あすか先生にも起用いただけると嬉しいです。




スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp