マニアック方面なんですが        菟川涙香『無愛想な天子様』 - 豚か狼か

マニアック方面なんですが        菟川涙香『無愛想な天子様』

週刊少年チャンピオン
10 /24 2015


 マンガブログというのは『好き勝手に値踏みする』というコトなんですが、どういう風に判断するか……というのは重要だ。


 世の中にはイロイロな人がいてイロイロな役割がある。『売れたマンガのみが存在意義がある』とするならば『世の中は王様意外は存在する意味がない』と同義だと思うのですがどうでしょう?もちろん商業な訳ですから、全く売れないマンガも問題ではあるのですが『売れなかったのは作者が全て悪い』という考え方をするのもいかがなものかと思う。


 適材適所……こんな当たり前を忘れないようにしたいです。



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 さて、今週は『噂の噂倶楽部』を描いた菟川涙香先生の久々の登場です。『噂の噂倶楽部』ったら、『チャージマン研!』のジュラル星人並にまわりくどいイヤガラセをするマンガで、実は結構好きだった。つーか、記憶に残っている。みっちり。切り抜き保存もしてあったり。


 で、今回の『無愛想な天使』も34ページと一緒なんですが……。


 あれ?20ページもあれば十分な内容じゃね?


 …という感じで。そもそも前作の『噂倶楽部』は絵の描き込みがすさまじいものがあったのに、今回は大ゴマが連続していて、冗長であるのは明らかだろう。このページ数ならば……例えば『ゾンビくんが最初は集団に馴染めなくって困っていたところに、仲間に入れるようなエピソード』を入れて『なら俺も彼女の為にしてやらなきゃ』という心理変化のドラマの一つもいれられただろうに。


 ただ、製作期間とかイロイロな絡みも感じられるんですよね。


 それでも菟川先生の作品は自分にとっては気になる存在でありまして、特に『絵』が引っかかる。『天子様』だと作画の魅力が薄れているのですが、これは本来の菟川船いであるとは思えない。繊細なタッチが魅力である。


 ストーリー的には『天子様』みたいな『いい話』とマッチしているように感じる。まあ、割とマニアックなんじゃないでしょうか?おそらく派手にバカ売れするタイプのマンガではないと思います。


 ……なんて入っても、他ならぬ俺のブログも派手に閲覧者が来るとか、影響力がある訳でもなく……まあ、それだから俺らしいんだけどね。俺自身が今に満足はしてないけど納得はしているんです。


 菟川先生の作風をこのまま伸ばすことによって根強い熱心な読者を獲得するというのもアリな気がしてきた。まだこれからの方だと思います。秋田の手綱さばき次第の方ですね。



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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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