面白いってなんだ?          松本豊『スメラギドレッサーズ』 - 豚か狼か

面白いってなんだ?          松本豊『スメラギドレッサーズ』

松本豊『スメラギドレッサーズ』       
11 /02 2015


 さて、連載開始当初はあんまり評判が良くない感じの『スメラギドレッサーズ』なんですが、ここにきてやたらと検索が増えてきたような……。あと、拍手もけっこういただけているので『熱心な読者が増えてきた』のだろうか?だとしたら嬉しいです。そして、単行本がもうすぐ発売なので、一巻を買った方は検索でココを読んでいるかもですが、とりあえず自分の記事のデキは別として『一巻からさらに加速するから期待していいぞ!!』と書いておく。『僕のヒーローアカデミア』がアニメ化になって嬉しいのですが、これはジャンプならではの作品です。そして、チャンピオンには『スメラギドレッサーズ』がある!!これはチャンピオンでしかありえない作品なのだ!!


 で、イロイロと感想を見てみると『初期が不快だった』というのがあるんですが、それに関しては自分も分かる。だけど、『意味のあるコト』として『スメラギドレッサーズ』を構成する上で重要なパーツなんです。これは自分の信じているコトなんですが『人間の本質は悪であって、歯止めが効かなくなればどこまでも悪くなれる』というのがあるんです。例えば『コイツを殺さなければお前を殺す』という状況になれば葛藤の末に殺すと思うのですが、慣れてくれば殺すのが快感になってくると思ってます。『だから人間は理性のタガを外したらいけない』というコト。なんだかんだ人類がここまでこれたのは『それがあった』からで『そもそも滅びてないのが異常』と考えてます。『スメラギドレッサーズ』に出てくる不愉快な人々は『どこか現実と思って無い』トコロがあって、それは後々に描かれそうな気もします。ここに出てくる不愉快な方々は自分もアナタも無関係じゃないんです。それとも『作品はフィクションであって、現実の出来事とは関係ない』かな?俺は現実に対して警鐘を鳴らせるのがフィクションの役割の一つとも考えてます。


 この作品は軽視して読めない。最大限に集中してたい作品だ。


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 なんて、書いてますが今週もオモシレーよ!!


 わざわざネットの大海からココに辿り着いた方は『スメラギドレッサーズ』が面白いと思っている方が多いと思うのですが、改めて『マンガの面白い』ってなんだろう?


 『その作品のコトばかり考えて、イロイロと語りたくなる』


 ……コレが面白さの最高峰なんじゃないでしょうか?俺、『スメラギドレッサーズ』に関しては書きたいコトがいっぱいでいっぱいで過去最大級の作品になっているんですよね。溢れてくる、って。もちろん文章は長けりゃいいってもんでも無いし、ココを読まれる方が疲労したら本末転倒ですが。私を嫌いになっても『スメラギドレッサーズ』を嫌いにならないでくださいの心境です。


 しかし、今週の熱さは素晴らしかった!!『こんな駄文読んでないで本編読めよ』と言いたくなるしなあ……。この作品に関して『ちょっと勘弁してくれよ』と言いたいのって、かなでのチチが育ちすぎなんでもうちょっとダイレクトではなく哲学的にオッパイを描いて欲しいってぐらいだし。ほら『若者の巨乳離れ』とか言われてるし。このままでは『彼女はデリケート!』みたいな異次元にまで行ってしまう!!絵の成長の早さがこんなところに影響を……(汗)。


 そう、絵である!!


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 キャラの内部に線を描いてスピード感を出す……という技法そのものはあらゆるマンガでやられているコトですが、これを意識して先鋭化させてきたのが『いよいよスメラギらしさ』という感じの演出になってきた。これ、とてもカッコイイ!!


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 が、逆に気になる点として『口の表現バリエーションが少ない』というのも感じる。割と『イーと歯を食いしばっている絵』が多いんですよね。最近気が付いたんですが、『口って、表情作るのにかなりイロイロとコントロールできる』というのがあって、ちょっと勿体無いと感じます。


 まあ、何にしても『スメラギドレッサーズ』が本当に面白くて面白くて……マンガが好きなんでこれが最高に満たされるんだわ。


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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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