コミティア      吉沢雅『影月がアタイになびかないのはどう考えても都会の女が悪い』(仮) - 豚か狼か

コミティア      吉沢雅『影月がアタイになびかないのはどう考えても都会の女が悪い』(仮)

同人誌
11 /17 2015

 さて、この前の日曜日にコミティア114に行ってきましたが。


 この同人誌というのは2000年を境ぐらいにオタク層にかなり浸透したような気もする。マンガ・アニメとかでも取り上げられる機会が増えた。増えたのだけど、その同人誌の話ってたいていがコミケというコトになったり。いや、コミケに行かない自分(20年ぐらい前に一回行ったきり)の自分としては『コミティアはいいっスね…』とこれから書いちゃう訳ですが。



 20150579.jpg


 …というコトで今回の作品は 吉沢雅先生の『影月がアタイになびかないのはどう考えても都会の女が悪い』(仮)です。いや、読んでて気付いたんですが『あれ?タイトルが無いぞ?』とか。さて、吉沢雅先生と言えば過去に『うしろの悪魔子さん』の記事を書きましたが、コミティア出展をよくされてます。コッチの『アタなび』(略称)の方はシンプルな読み切りラブコメに仕上がってます。全部で16ページなんでちょっとした読み切り感覚です。


 20150580.jpg


 ちなみにデッチ上げたタイトルはここからですが、ストーリーとしては『影月(月影ではない)の恋焦がれる千夜子は里を離れた彼の帰りを待っていた。今度こそアタックするぞ…と意気込んで。しかし、帰ってきた影月は美人さんを連れてました!?』というもので、ストレスフリーかつシンプルな読み切りになっている。


 さて、これはれこれは『コミティアっぺえマンガだな』と感じたり。


 ますせ、コミティアと言えば第一前提かつ世間一般のコミケ印象と大きく違うのが『オリジナルである』というコト。ただ、最近は来客数もアップしてたり『漫画専門学校生の青春』でも取り上げられたりと少しずつ認知が拡がっていると思う(思いたい)。


 どっちが優れているというつもりも無いし、自分はコミケに関してはあまり知らないのですが、こういうものが主流になれるコミティアはマンガの祭典感があっていい(もちろんマンガだけでは無い)。


 また、この作品の面白いトコロは『ふくらみを持たせている』というコト。例えばモテモテの影月ですがねその『なぜモテる?』という明確なものが提示されて無い。描かれているのは二人のヒロインの『気持ちの強さ』がメインになっている。やはり商業誌などは懇切丁寧なマンガになりますが、『想像力を刺激されるマンガ』というのはやはりコミティアならではだろう。


 そして


 コミティアは作者さんに直接会えるチャンスです。読んだ感想はガンガン伝えて良いんです。『絵がカワイイ』とか『このキャラが好き』でもいいし、吉沢雅先生だと『何気にネームが読みやすい』とかなんでもいいんです。もちろん『長々話さない』とか『周囲のお客様の迷惑にならない』等々のマナーもありますが、どんどん言えるのがコミティアです。


 マンガというのは描き手も読み手も好関係にあって成立すると思うんですよね。それを実感させてくれるのがコミティアだったりします。


 『同人誌イベント?ちょっと気後れしちゃうなあ…』という方もいるかも知れませんが、もっとイージーに考えてぜひともコミティアに足を運んでいただけたら嬉しいです。しつこいようだけど常識的なマナーは持ち合わせて……悪意の無い失敗ならば場数で直していけばいいし。


 しかし、どっちのヒロインも魅力的ではあるんですよね……。続きが見たかったり。



スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

メールはコチラまで
BQE01233(あっとまーく)nifty.ne.jp