九話目にて発覚          ざら『ふたりでひとりぐらし、』 - 豚か狼か

九話目にて発覚          ざら『ふたりでひとりぐらし、』

ざら『しかくいシカク』『ふたりでひとりぐらし、』
11 /17 2015

 きらら系を購読続けて長くなったなあ…なんて思いますが、買い始めの頃はイロイロと試行錯誤であったりする。四コママンガ雑誌もイロイロありますが、購読したての誌面は四コマ氏の中でもジャンボとかの感覚に近かった部分もあった。それで進化を続けて今に至りますが。


 翻って『四コママンガ雑誌』の長所として『いきなり読んでも楽しめる』というのは相変わらずであろう。初見のハードルが低いのが四コマの魅力だ。が、そこもまた短所だったりする。加速に振ったギアが最高速がすぐに頭打ちになるように。きらら系4コマもセオリーが出来上がってきた分、次の新しい作品もポツポツ出てきている。


 自分の中で特に今気になっているきらら系は『まちカドまぞく』だ。このマンガは特化している。いきなり読んでも把握できない部分が大きいという構造上の不利はあるものの、これは今までのきららには無いタイプです。この作品は二年以内にアニメになると思う。


 そして、今月驚いたのが、自分がきらら系を購読し始めた頃から連載を始めた ざら先生の作品だ。



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 今月の『ふたりでひとりぐらし、』はちょっとビックリした。みなもというキャラに対する疑問が一気に氷解するのが『快感』であった。彼女は『こういうコが同人のアレコレを知っているのか?』とか『あの時見せた涙はそういう意味だったりのか』というのが分かった。それをこの『第九話でやる』というのにビックリ!!もちろん第九話と言っても週刊と月刊では体感する時間が違う。当ブログが推している『スメラギドレッサーズ』はわざとストレス溜まるような展開にして二ヶ月目にカタルシスに結び付けてスタートダッシュした。こちらは3/4年という時間で『だいぶ作品に馴染んだ。そろそろ単行本かな?』というタイミングで発覚させるのが面白い。


 大学生活…というお題を掲げた作品ですが、今回からは『マンガ家マンガ』という側面も強くなったのが面白い。


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 そして、今回は『発覚』の回であるので、こまめにみなもの情報が如実になってきます。…絵が上手いとか(スグミも実は上手い)。


 しかし、自分が深く染み入ってしまったのはドラマの部分です。『マンガブログ』という側面からすると自分の立ち位置はスグミに近い。そして、こうして今もマンガについて書いているんだけど、たまに疑問も弱気も湧いてくるんですよね。『こんなコトして何になるんだ?』という部分に。やっぱり目に見えるカタチで実感できればいいのですが、これはたまに感じてしまうことだ。ただ、今回のみなもを見て『ひょっとしたら、自分も役立っているのかもしれない…』という勇気を感じさせるドラマでもありました。自分がマンガブログをやっている上での目標というかそうありたいと感じているのが『ドラえもん』の『宇宙ターザン』の時ののび太なんです。


 マンガと読者は見えない関係ですが、素敵な関係でもあると思います。しがらみ無しに『お互い尊敬を持ちつつ対等』なんですよね。実は世の中、そういう関係はあんまり無い。だって、どっちも必要な存在なんだから(まあ、金払っているんだから俺のがエライなんて読者は論外だが)。


 やっぱりマンガはいいな、夢があるな、と感じさせてくれるエピソードでした。


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 ところで今回のSD絵が楽しすぎる。

 
 
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宇都宮 勇

魔中年の書く、かなり結構ダメダメなブログです。週刊少年チャンピオンの感想記事をメインにやってます。

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