隔たり 佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』 - 豚か狼か

隔たり 佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
11 /27 2015


 個性というのをやたらに持ち上げる人はちょっと信じられないなあ……。


 そもそも『人間社会』という枠組みの中で最も排除せねばならない要素こそが個性でしょう。そして、個性というのは『アナタとは違う』という差別の上に成り立っていると考えてます。個性は孤立させる要素でもあんのよ。それ、分かってて言っているのかな……?



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 今週の『鮫島』は仲間をはじめとした蒼希狼の『地位を得たコトによる隔たり』の発生だ。才能を活かした結果がコレとうのは何ともやるせないが、突出した個性というのは『そうなりやすい』というのもある。


 『個性的』とか『才能』とか『成功』とか魅惑のワードは数々ありますが、『幸せが約束されている訳ではない』というコト。つーか、『約束された幸せ』というのはこの世に存在しないからいい加減に気づけよ……というのを『バチバチ』シリーズを通して語られているような気がしますがどうでしょう?


 が、忘れちゃいけないのが『今回の対戦相手は大山道』というコト。彼は蒼希狼の味方だ。その彼が蒼希狼に何をしてやれるのか?そのアンサーが楽しみです。


 『個性的なのは素晴らしいコト』と甘言を弄する者より、自分としては大山道みたいな人を信じたい。そして、そういう人は世の中に確実に居るけど、だいたい目立たなくて周囲からの評価も低いんですよね。


 
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宇都宮 勇

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