お金は道具       佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』 - 豚か狼か

お金は道具       佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』

週刊少年チャンピオン
12 /06 2015

 『劇場版ガールズ&パンツァー』は期待以上の面白さでした。戦車同士のドンパチの映画であるので、ぜひとも映画館で観るのをお勧めです。


 『ガールズ&パンツァー』に於いての戦車はクルーにとっては道具でありますが、それ以上に相棒という感じがあっていいですね。戦車にも個性があって、貧弱な火力や装甲でヘッポコだったりしますが、ガルパンワールドの面々は不平不満などなく、全力で自分の戦車に愛着持っているのがいいです。


 道具に対して愛着持つ日本人気質はいいな~と思います。



 が、自分にとっては『もっと冷徹に道具と割り切らなきゃいけない』と思っている道具がある。



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 それはお金だ。


 これを書いて明記したいのだけど、別に『お金が全てでは無い』とかはたまた『拝金主義』とかでは無い。むしろお金は思想を介入させずに『道具』と割り切らないとダメだと考えてます。それが自分にとっての『戒め』でもあり『恐れ』でもあります。


 そういう訳でお金があっても『自分の人間としての能力が上がった訳では無い』というのは常に知っておかねばならない。偉くなったわけでも、何かを成し遂げたわけでも無い。勘違いをしてはならない……と思う。お金は『道具』であって、それ以上でも以下でも無い。そして、道具の使い方はその人の人間としての力そのものである。


 近代でいうなら『ネット』が発明品であるが、その使い方は品格が必要である。道具の使い方がなってないヤツは、人間そのものを安く見積もられても当然なのだと考えてます。


 さて、今回の『鮫島』のお題としては『お金』である。このマンガは度々『お金』の話が出るが、むしろ今までの日本人の流れとしては『お金を語るのは下品』と『拝金主義』という極端な議論のぶつかり合いに感じる。なので今回のアンサーはなかなか興味深い。


 蒼希狼の使い方……自分はとても品格があったと思う。ただ、大山道の言うように『焦りすぎた』というのが正解ではなかろうか?


 コトがコトだけに蒼希狼はスマートに物事を進める必要があったのですが、ここら辺は経験値不足に感じる。行動のそのものは否定されるものでは無い。


 道具を使い方はその人の品格を問われる。素晴らしい道具をもっているからと言ってその人の能力が肯定されるものではない…という当たり前を忘れないようにしないと。



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宇都宮 勇

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