大人……とは?         瀬口忍『囚人リク』 - 豚か狼か

大人……とは?         瀬口忍『囚人リク』

瀬口忍『囚人リク』
12 /15 2015


 他のシリーズに対してあんまり評価されてないような気がするが『ウルトラマンタロウ』の最終回は自分にとってかけがえの無いエピソードだ。


 『大人とは何だ?』と聞かれたら『ウルトラマンタロウの最終回での東光太郎のとった行動』というのが一番に思いつく。『僕も一人の人間として生きてみせる。ウルトラバッヂにはもう頼ったりしない』と立てた誓い。あれはまぶしいぐらいに大人であった。


 自分にとっての大人とは年齢でも社会的な成功でも無い。意志そのものだ。


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 今週の『囚人リク』は大人が描かれていた。


 子供に対してのカッコイイ大人だ。なんつーか、理屈じゃなくて『俺も大きくなったらこんな大人になりたいな』と思わせる大人だ。この大人の描き方というのはフィクションは誤ってはならないと思うんですよね。


 だから同時に『こうなりたくないな』というダメな大人も描かなきゃならない。


 それを『余計なお世話』とか『子供がそんな風に悪くなったらどうするの』という考え方はクソ以下でしか無い。正しい間違っているなんて議論は誰にも分からないのだから。ただ、注目しなきゃならないのは『子供の未来を見据えてくれたか?』という部分であって、意志そのものを見て欲しい。『ウルトラマンタロウ』の最終回でタロウは人類の守護者と考えるならばあってはならないコトなのかもしれない。が、自分はその中に『大人」を感じた。


 そして、今も『囚人リク』の中で大人は描かれている。


 彼の示した行動はどうなのだろう?だけど、そこらの大人よりも『その子供のコトを考えてくれた』というのは優しくて嬉しいコトだと思います。そういう意志って、その後も受け継がれて未来に続くんじゃないかな?


 そういう『大人』って大事にしたいですよね。

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宇都宮 勇

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