これ、搾取じゃん……    藤井良樹・佐藤周一郎『BADBROS』 - 豚か狼か

これ、搾取じゃん……    藤井良樹・佐藤周一郎『BADBROS』

週刊少年チャンピオン
12 /27 2015

 ギャンブルというのはやらないコトにしている。有り体に言えば『全く向いてない』し『大事なお金をそのように溶かしたくない』し『絶対負ける』と思っているから。ただ、競馬はやってみたいかな。その時は数千円をお楽しみ代として払う程度に考えますが。


 で、そのギャンブルの中でも最も悪質なのが『宝くじ』だと思ってます。


 『宝くじがギャンブルなんてお前はアタマがおかしいのではないか?』と言いたくなる方も居るだろう。それはその方の判断目安で。俺の判断目安では『最も悪質なギャンブル』だ。宝くじはまず一般的に『ギャンブルというイメージが無い』という定着ぶりそのものが悪質なのだ。あと、システムをちょっと突っ込んで考えてみるとイロイロと疑問の部分が大きい。競馬・競輪に関して言えば『選択肢に必ず当たりはある』のに対して、宝くじは違うし、還元率もかなり悪いしなあ……。だけど『夢を買う』という都合の良い妄言が刷り込まれているあたりの操作は見事しかいいようがない(これはマジで誉めている)。その疑問符を感じさせずに搾取するイメージ作りは本当に悪質だよ。俺もそういう発明をして、システムを構築して利権を独占したいもんだ。


 
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 僕っコ・醍醐が面白おかしい『BADBROS』でありますが、今週は究極三角(アルティメットサンカク)のルール及びベットの解説に柄割られている。


 ヒドイ搾取システムだな……。


 …と野人たちがマジで気の毒になってきた。これは胴元が絶対的にボロ儲けなんですよね~。で、拒否したら『死ぬしかない』ぐらいのどっちも選びたくない選択肢というヤツで。昔のガキ向けアニメでよくあったシチュエーション……主人公が山道歩いていたら山賊に囲まれて『そのまま立ち向かって戦う』と『思い切って滝つぼダイブ』という選択肢に似てる。そりゃ『滝つぼダイブ』しか無いわな。この搾取システムは『試合をやるしかない』と強制されるコトなんです。


 搾取システムというのは『騙してやらせる』と『選択肢を与えない』の二つは鉄板だよな。


 さらに主人公が勝つにしても『一点差なら5000万赤字』『二点差でイーブン』『最大勝利の四点差でも一億円』であり、それを分配するとなると……野人は60回ぐらい勝利しないと開放されない計算になるぞ……。さらにはそこに『不当な利子』とかあって、実質的に永遠の飼い殺しだし、途中で使えなくなっても支配する側に損は無い。


 ありゃ、これは社会そのものの縮図ではないか!?


 …そうなると、作品の方向性として『持たざる者が立ち向かうには?』というものを描く訳で、これは熱いものを期待せざるを得ない。叛逆だ。やはり『叛逆』という単語はアドレナリンがピューピューでやがる。さあ、その『叛逆』をぜひとも見せてほしい!!


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宇都宮 勇

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