暗殺宇宙人ナックル         掛丸翔『少年ラケット』 - 豚か狼か

暗殺宇宙人ナックル         掛丸翔『少年ラケット』

週刊少年チャンピオン
12 /28 2015


 『勝利をつかむにはどうしたらいいか?』というコト。


 書店に行けば、ビジネス本コーナーに山ほど売っている。が、俺からすれば、そんな本はくだらない。実にくだらない。『北斗の拳』のザコモヒカンは束札を叩き付けて言いました。『バカヤロー!!こんなものはケツ拭く役にも立ちゃしねぇんだよ!!』と。ボクにとってのそういう本はそういう存在でしかないのです。


 大事なコトは『帰ってきたウルトラマン』に全て入っている(結局それかよ)。そして、もちろん『勝利をつかむにはどうしたらいいか?』というコトも描かれている。ナックル星人だ。


 ナックル星人は最初、ウルトラマンの戦闘力を念入りに分析していて、それに対応した用心棒怪獣・ブラックキングを用意していた。が、彼は勝利をさらに確定させる為(重要)に主人公の兄貴分と恋人をクルマを使ってひき殺しました(マジでえぐいんだよ)。動揺したウルトラマンはブラックキングで劣勢だったところに、ナックル星人が現れて、フルボッコ逆さはりつけにされてしまうのでした。コレを観たガキは確実にトラウマになる……が同時に『勝利を得る為にはこのぐらい念入りにやれ』というのは本当のコトだと思う。ありがとう、ナックル星人!!


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 今回の『少年ラケット』を読んで考えるコトは『勝利をつかむにはどうしたらいいか?』だ。


 ハリー少年はあらゆるコトを念入りにやっている。対して、轟木はパワーに自信があったせいか、サーブに対する認識の甘さがあったようだ。もちろん、轟木のそれは『油断』とか『慢心』というほどではないが、経験値の差とも言える。


 轟木自身はそれまでボクシングに打ち込んでからの卓球への転向というのもあった。


 人は自分の成功を元に『戦略』を立てる。確かにそれが轟木の強さに繋がっていたのだけど、コト卓球に関してはボクシングの経験からそれなりにうまくいってたせいもあるだろう。だから気づかなかった。


 が、人は経験値をもとにその人になっていく。


 今回がボクシング経験からの失敗だとすれば、次回はボクシングの経験からの勝利を紡ぎだす話になる。『勝利』というのは総動員して得るもの。ボクシング経験は決して無駄にはならない。




 
  
 
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宇都宮 勇

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